「Free!FS」舞台挨拶レポート!島﨑信長さん「芸歴のほとんどを遙と一緒に過ごして、一緒に成長」
Monday 16:08
TVアニメ「Free!」シリーズの新作劇場アニメ「劇場版 Free!-the Final Stroke-」前編が2021年9月17日(金)に公開されました。
公開2日目となる9月18日(土)に実施された、島﨑信長さん、宮野真守さん、内山昂輝さん、そしてマスコットキャラクターのイワトビちゃん、サメヅカちゃんが登壇した舞台挨拶のレポートが到着しましたのでご紹介します。
Point
- 公開2日目に舞台挨拶を実施
メインキャスト3人が登壇
9年間の思いを語る
「劇場版Free!-theFinalStroke-」舞台挨拶
本作の公開記念舞台挨拶には、七瀬遙役の島﨑信長さん、松岡凛役の宮野真守さん、桐嶋郁弥役の内山昂輝さんに加え、シリーズに登場するマスコットキャラクターのイワトビちゃんとサメヅカちゃんが登壇しました。
公開を迎えた気持ち
島﨑信長さん
僕は幸い、皆さんより先に劇場の環境で作品を観ることができました。観ていたときに思ったのが「ずっと観ていたいな」って思っちゃったんですよね。
1カット1カット本当にすごく愛が込もっているなって思って、すごく幸せな気持ちになりました。
公開ってワクワクもあるんですけど、ドキドキだったり皆さんにどう受け止めてもらえるかなってあったりもするんですけど、試写で僕が愛と熱意をいっぱい感じたので、ひたすら皆さんに早く観て欲しい、どんなふうに楽しんでもらえるかなって。
ラストがラストなので皆さん心がぐちゃぐちゃになってるかもしれないんですが、僕はそこすら含めて、悲しいシーン・すれ違いすら含めて幸せな気持ちになってました。
今日はとても嬉しくて、皆さんと感想を共有したい気持ちでいっぱいです。
宮野真守さん
8年間(後編が公開する)来年を含めると9年間ずっと応援していただけたっていうのがすごいことだなと感じるんですよね。
8年前に始まったときは彼らはまだ高校生だったわけで、そこで本来終わるかもしれない作品だったのが、皆さんの応援があったからこそ8年間も続けることができたっていうのは僕らとして感謝しかないです。
ここまで年齢を追って成長して行く物語を演じられるってなかなか稀有なことだと思うんです。
皆さんのおかげで僕らもずっと彼らの成長を見守ることができて、その時々でつぶさにそれを感じることができて本当に幸せだなって思いながら携わっております。
遙が第1期から言っておりました“十で神童、十五で天才、二十歳過ぎればただの人”という印象的なセリフなんですけど、その二十歳に差し掛かるまで演じられるってすごいことだなって思うんですよね。
まさかのこんなに大きな伏線になるとは。大人になる手前で、繊細な気持ちが揺れ動くところを今まさに演じられるっていうのはすごく感慨深いものがあるし、嬉しいし、大事に、これから後編に向けて演じて行きたいなと思います。
内山昂輝さん
作品をやっと皆さんにお届けできるという、本当にお待たせしましたという気持ちがまず一つあるのと、僕は家で完成した作品を見たのですが、劇場ほど良い視聴環境ではなく画質も荒かったので、多分皆さんのほうが良い鑑賞体験になったんではないかなと。
ぜひぜひその気持ちを友達とかに「よかったよ」と伝えていただきたいと思います。
本作の感想
島﨑信長さん
ずっと成長を描いていただいたっていうのは本当にありがたい作品だなと思いますし、全部が繋がっているなって思ったんですよね。
今までの思い出だったり、過去のシーンだったり、一番最初のTVシリーズの予告の映像が出てきたり、あの時からずっと繋がってるんだなと、本当に感無量でした。
宮野真守さん
今回面白かったのがアフレコが始まる前に監督とお話ししたときに、今回遙が苦悩する話で、凛は逆に大人への一歩ステップを登る話だよって聞いていて、実際に台本を読んで「ああ、なるほどな」って。
凛はちゃんと自分の人生というものを考え始めたんだな、そこは大人の決断に差し掛かっているんだなと思って。
今までのシリーズは十代の青春だったっていうのを感じていて、今回のFSは人生を描いているんだなって思いました。
どう生きていくかを描いていく作品なんだなって。だから“二十歳になったらただの人”っていうワードが突き刺さるのだと思いました」と大人へ成長していく物語であったと振り返り。
内山昂輝さん
今回は世界大会に出ても厳しい流れが続いたり、見ていて悲しくなったり、緊迫感があった場面もありつつ、序盤は文化祭があって、和やかなホッとするみんなの日常生活が垣間見れるようなシーンがあったり、そういう部分が面白かったですね。
大会以外の部分、水泳以外の部分が魅力的に描かれていて印象的でした。
最後のコメント
島﨑信長さん
本当に先が楽しみだなって、皆さんの愛と応援のおかげでこんなに長く関わらせていただくことができて、そしてずっと最高の景色を見せることができているんじゃないかと今回改めて思っております。
芸歴のほとんどを遙と一緒に過ごして、一緒に成長してきた感があります。気がついたらFree!のTV放送が始まった頃の宮野さんの歳を越えているんです。
あのとき皆さんがやられているものを、僕はその歳越えちゃっているんだなって思っちゃったり。そんなことも思いつつ、ずっと過ごしてきてとても僕にとって大好きで幸せな作品なんです。
主人公として関わらせていただいている人間が、こんなにこの作品を好きで、今回の作品も幸せだなって思えたっていう事が、ひとつの答えというか。
スタッフの皆さんも、ものすごい愛と情熱を込めて作ってくださっているのを出来上がりを見て感じましたし、作品自体が面白いのはもちろんですけど、そこに込もった想いというものが伝わり続けて今があるんじゃないかなって思ってました。
改めてずっとFree!を愛していただきまして、愛していただいた分だけ、今までもお返してきたと思うんですけど、後編でも絶対に皆さまの愛と期待と応援におこたえするものを届けますので。
ひたすら思いっきり楽しみに前向きな気持ちで、絶対に幸せな景色を皆さんに見ていただけると僕も確信しておりますので、どうか楽しみにしていただければ、これからもFree!シリーズを愛していただければ幸いです。
宮野真守さん
僕らの思いを込めて作った映画をこうして皆さんに見ていただけることが本当に嬉しいです。
前編が衝撃的な終わりを見せたので、後編がどうなるかとドキドキしているところじゃないかと思うんですけど、僕らもそれは一緒で。僕らもまだ内容を知らないのでドキドキワクワクしながら待っています。
この先どうなっていくのかというのを僕も期待しつつ、それを全力で演じて行きたいと思います。
今までは彼の青春を見守っていただきましたが、これからは彼の人生を見ていただくことになりますので、彼らの生き様をぜひ今後とも応援していただけたらいいなと思います。
内山昂輝さん
あっという間に終わりの時間になってしまいました。本当にお待たせしたなかで作品を届けることができた上で、また早く次を観たいということになっているんじゃないかなと推察しますが、またみんなで面白いエキサイティングな作品がお届けできるように、頑張ってアフレコをしていきたいと思います。
「劇場版 Free!-the Final Stroke-」とは
「劇場版 Free!-the Final Stroke-」とは、2013年に第一期が放送された、京都アニメーション制作のTVアニメ「Free!」シリーズの最終章となる新作劇場アニメ。
前編が2021年9月17日(金)より公開されており、後編は2022年4月22日(金)に公開予定です。
開催概要
「劇場版 Free!-the Final Stroke-」舞台挨拶
【日時】
9月18日(土)10:45〜11:15
【会場】
新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15-15)
【出演】
マスコットキャラクター:イワトビちゃん、サメヅカちゃん
※敬称略
作品概要
「劇場版 Free!-the Final Stroke-」
【公開時期】
前編:2021年9月17日(金)
後編:2022年4月22日(金)
【スタッフ】
原案:「ハイ☆スピード!」おおじこうじ(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:河浪栄作
構成・脚本:河浪栄作
脚本協力:横谷昌宏
キャラクターデザイン:西屋太志
キャラクター設定:岡村公平
総作画監督:岡村公平/門脇未来
美術監督:笠井信吾
3D美術:鵜ノ口穣二
色彩設計:米田侑加
小物設定:唐田 洋
撮影監督:髙尾一也
3D監督:柴田裕司
音響監督:鶴岡陽太
音楽:加藤達也
アニメーション制作:京都アニメーション
配給:松竹
主題歌:OLDCODEX「Heading to Over – Version:Free -」
製作:岩鳶町後援会2021
【キャスト】
七瀬遙:島﨑信長
橘真琴:鈴木達央
松岡凛:宮野真守
桐嶋郁弥:内山昂輝
山崎宗介:細谷佳正
椎名 旭:豊永利行
遠野日和:木村良平
葉月渚:代永翼
竜ヶ崎怜:平川大輔
似鳥愛一郎:宮田幸季
御子柴百太郎:鈴村健一
桐嶋夏也:野島健児
芹沢尚:日野聡
鴫野貴澄:鈴木千尋
金城楓:小野大輔
東龍司:草尾毅
ミハイル:木内秀信
アルベルト・ヴォーランデル:JEFF MANNING
※敬称略
©おおじこうじ・京都アニメーション/岩鳶町後援会2021