『NANA』キャラクター一覧・アニメ声優まとめ 大崎ナナ&小松奈々からブラスト・トラネスまで
Saturday 21:00
『NANA』は、矢沢あい先生が2000年から集英社『Cookie』で連載している少女漫画です。2006年にはテレビアニメが放送され、実写映画も大ヒットを記録した、世代を超えて愛される人気作。
同じ名前を持つ二人の「ナナ」を軸に、恋愛・音楽・友情が交差する物語が、多くの読者を沼へと引きずり込んできました。
この記事では、BLACK STONES(ブラスト)とTRAPNEST(トラネス)のバンドメンバーから、二人のナナを取り巻く恋人・家族・仲間たちまで、『NANA』の登場人物を声優やプロフィール情報とあわせてまとめました。
『NANA』とは
『NANA』は、同じ「ナナ」という名前を持つ二人の女性を主人公にした物語です。
東京へ向かう新幹線で偶然となり合わせた、大崎ナナと小松奈々(ハチ)。ひょんなことから同居を始めた二人を軸に、ナナが所属するバンド BLACK STONES(ブラスト)と、恋人・本城蓮が所属する TRAPNEST(トラネス)のメンバーたちを巻き込みながら、恋愛・音楽・友情が濃密に絡み合っていきます。
夢と恋のはざまで揺れる登場人物たちの生き様が、多くの読者の胸を打ってきました。
『NANA』原作漫画
矢沢あい先生が手がける少女漫画で、2000年に集英社『Cookie』で連載がスタート。2002年に第48回小学館漫画賞を受賞し、累計発行部数は5000万部を突破。実写映画やアニメ、ゲームなど数多くの関連作品を生み出しました。
作者の療養にともない2009年8月号から長期休載が続いていますが、連載開始から20年以上を経ても色あせない不朽の名作です。
作者:矢沢あいさん
連載誌:『Cookie』(集英社)
連載開始:2000年7月号
既刊:21巻(2009年3月時点)
連載状況:休載中(未完)
『NANA』アニメ・実写映画

引用:「NANA公式サイト(日本テレビ)」公式サイト
2006年から2007年にかけて、日本テレビ系列で放送されたテレビアニメ。制作は数々の名作を世に送り出してきたマッドハウスが担当しました。
原作の世界観をていねいに映像化し、二人のナナの物語を全47話でたっぷりと描いています。
TVアニメ
放送期間:2006年4月5日〜2007年3月28日(全47話)
制作:マッドハウス
監督:浅香守生さん
シリーズ構成:金春智子さん
キャラクターデザイン:濱田邦彦さん
実写映画『NANA』
テレビアニメに先立ち、『NANA』は実写映画化もされました。中島美嘉さん・宮崎あおいさんが二人のナナを演じ、大きな話題を呼びました。
『NANA』:2005年9月3日公開(監督:大谷健太郎さん/主演:中島美嘉さん・宮崎あおいさん)
『NANA2』:2006年12月9日公開
BLACK STONES(ブラスト)のメンバー&声優
まずは主人公・大崎ナナがボーカルを務めるバンド、BLACK STONES(通称・ブラスト)のメンバーから。個性豊かな4人が織りなすインディーズバンドです。
大崎 ナナ(おおさき なな):声優・朴璐美さん

引用:『NANA』4巻より
担当:ボーカル / 誕生日:3月5日 / 身長:162cm / 体重:43kg / 星座:魚座 / 血液型:A型 / 出身:東京都目黒区
本作の主人公の一人で、バンド BLACK STONES(ブラスト)のメインボーカリストを務める大崎ナナ。愛称はそのまま「ナナ」、男勝りで言葉遣いが荒く、キレやすい一面も持っています。
母の蒸発や祖母の死を経て天涯孤独の身となり、20歳の誕生日に上京する新幹線の車内で小松奈々(ハチ)と偶然知り合いました。同じ「ナナ」という名前で結ばれた二人は、やがて東京でのルームメイトに。
ノブの紹介で本城蓮と出会い、恋人そして婚約者となります。強気なナナがヤスには依存的な顔をのぞかせる、そのギャップにも胸が締めつけられます。
レンのTRAPNEST(トラネス)加入や、その死を経て、数年後にはイギリスで歌う姿が目撃されています。二の腕に刻まれた蓮のタトゥーが、消えない絆を静かに物語ります。
高木 泰士(たかぎ やすし):声優・川原慶久さん

引用:『NANA』5巻より
担当:ドラム / 誕生日:4月 / 身長:185cm / 体重:72kg / 血液型:A型
ブラストのリーダーにしてドラムを担当する高木泰士。愛称は「ヤス」や「やっさん」、スキンヘッドにサングラスという凄みのある容貌とは裏腹に、懐が深く周囲からの信頼も厚い人物です。
交通事故で両親を亡くし児童養護施設で育った過去を持ち、レンとは兄弟のような間柄。国立大学法学部の在学中に司法試験へ合格した秀才で、メジャーデビューまでは弁護士事務所に勤めていました。
ナナにとっては保護者代わりの存在でもあり、強気な彼女をどっしりと受け止める大黒柱。頼れる兄貴分としての立ち回りに、思わずグッときます。
高校時代からレイラと交際していましたが、のちに破局を迎えています。バンドと仲間を支え続ける姿は、物語を通しての見どころのひとつ。
寺島 伸夫(てらしま のぶお):声優・関智一さん

引用:『NANA』7巻より
担当:ギター(作曲担当)/ 誕生日:1月23日 / 身長:167cm / 体重:52kg / 星座:水瓶座 / 血液型:A型
ブラストのギタリストで作曲も手がける寺島伸夫。旅館を営む裕福な家庭の一人息子で、愛称は「ノブ」、その育ちの良さから「おぼっちゃま」とも呼ばれています。
中学時代にレンの演奏へ感銘を受けて軽音部の門を叩き、高校ではナナと出会って彼女の生涯初の親友となりました。ナナとレンが出会うきっかけを作ったのも、実はこのノブです。
奈々(ハチ)と交際しますが、奈々の妊娠を知り、タクミとの二股を疑って別れることに。すれ違いから来る切なさに、読んでいて胸がしめつけられます。
メジャーデビュー後は香坂百合と付き合っており、恋にバンドにと揺れ動く姿も彼の魅力。バンドの音を根っこで支える作曲担当としての存在感も光ります。
岡崎 真一(おかざき しんいち):声優・石田彰さん

引用:『NANA』4巻より
担当:ベース / 誕生日:11月1日 / 身長:169cm / 体重:52kg / 星座:蠍座 / 血液型:AB型
ブラストの最年少ベーシスト、岡崎真一。愛称は「シン」、スウェーデン生まれで、母がシンの出生後まもなく自殺するなど、複雑な家庭に育ちました。
クールで大人びた雰囲気をまといつつ、子供っぽくて仲間思いな一面ものぞかせます。レンに憧れるあまり、ベースの弾き方がそっくりになっているのも微笑ましいところ。
家出をしたのち凌子に拾われ、女性へ体を売って生計を立てており、その延長でレイラと本気の恋に発展。年齢に不釣り合いな影を背負う姿に、胸が痛みます。
全国公演の初日に大麻所持で凌子とともに逮捕され、これが原因でブラストは活動休止へと追い込まれました。危うさと純粋さが同居する、目が離せない存在です。
TRAPNEST(トラネス)のメンバー&声優
続いては、本城蓮やレイラが所属する人気バンド TRAPNEST(通称・トラネス)のメンバー。ブラストとは対照的な、華やかなメジャーバンドです。
本城 蓮(ほんじょう れん):声優・木内秀信さん

引用:『NANA』5巻より
担当:トラネスのギター・作曲(元ブラストのベース) / 身長:182cm / 体重:64kg / 血液型:A型
元ブラストのベース担当で、現在はTRAPNEST(トラネス)のギターと作曲を手がける、ナナの恋人であり婚約者。愛称は「レン」で、穏やかで温厚な人柄です。
生後まもなく倉庫に遺棄されていたところを保護され、ヤスと同じ施設で育った天涯孤独の身。バンド「ブルート」を経て、ヤス・ノブ・ナナとともにBLACK STONES(ブラスト)を結成しました。
その後タクミに引き抜かれてトラネスへ加入。穏やかな表情の裏で、ナナへの複雑な愛情やコカイン依存に苦しみます。
レイラを連れ戻す道中で交通事故を起こし、20〜21巻で急逝。ナナとの関係を軸に物語を大きく動かす存在で、その最期には胸が締めつけられます。
一ノ瀬 巧(いちのせ たくみ):声優・森川智之さん

引用:『NANA』9巻より
担当:トラネスのベース・編曲(リーダー/プロデューサー) / 誕生日:12月12日 / 身長:183cm / 体重:67kg / 星座:射手座 / 血液型:O型
トラネスのリーダーであり、ベース・編曲を担当。楽曲や活動全体を取り仕切るプロデューサーでもある「タクミ」です。
黒い長髪がトレードマークで、レイラとは幼馴染。ヤスやナオキと同じ中学の出身です。
中学時代は番長として恐れられ素行も悪かった一方、勉強もそつなくこなす人物。大変な暴君と言われるワンマンな活動方針ゆえに、メンバーの脱退が多いバンドでもあります。
父がアルコール依存症で、温かい家庭に憧れる一面も。のちに奈々(ハチ)と結婚し、未来には皐・蓮という子がいます。強面のなかにのぞく家庭への思いにグッときます。
芹澤 レイラ(せりざわ れいら):声優・平野綾さん

引用:『NANA』6巻より
担当:トラネスのボーカル・作詞 / 誕生日:11月1日 / 身長:164cm / 体重:48kg / 星座:蠍座 / 血液型:AB型
トラネスのボーカリストで、作詞も手がける「レイラ」。日本女性離れした美貌と歌唱力を持ちながら、実際は子供っぽい天然キャラです。
日米にルーツを持ち、父と6歳で死別した後、母の故郷である日本へ移住。近所に住むタクミと幼馴染になりました。
タクミには幼少期から恋心を抱き、何度も告白しますが、妹のように扱われて躱され続けます。ヤスと交際するも破局し、のちにシンと関係を持つものの、バンド活動を優先してこちらも破綻。
切ない恋模様を歩むキャラクターで、その一途さに胸が熱くなります。なお、アニメの歌唱パートはOLIVIAが担当しています。
藤枝 直樹(ふじえだ なおき):声優・勝杏里さん

引用:『NANA』20巻より
担当:トラネスのドラム / 身長:178cm / 体重:65kg / 血液型:B型
トラネスのドラマーを務める「ナオキ」。明るく単純なムードメーカーで、グラムロック好きの派手好きです。
中学でタクミと知り合い、「地味な青春を抜け出したい」という理由でバンド活動をスタート。派手な見た目から「トラネスの金髪の人」と呼ばれています。
言い間違いが多く、少々おバカなところもある愛されキャラ。場を和ませる存在感がクセになります。
ヤスとも親しく、未来ではロンドンに住み、「桃ちゃん」と呼ばれる娘がいます。
小松奈々(ハチ)とその周辺の人物&声優
もう一人の主人公・小松奈々(ハチ)と、彼女を取り巻く友人や恋人を紹介します。
小松 奈々(こまつ なな):声優・KAORIさん

引用:『NANA』3巻より
誕生日:1980年11月30日 / 身長:158cm / 体重:46kg / 血液型:B型 / 星座:射手座
本作のもうひとりの主人公で、一般家庭の3人姉妹の次女。親しみやすく愛嬌のある女の子で、ナナから「世話がかかる犬みたい」と言われたことをきっかけに「ハチ」「ハチ子」と呼ばれるようになりました。
流されやすく一目惚れも多いタイプですが、料理上手という頼れる一面も持っています。TRAPNEST(トラネス)、なかでもタクミの大ファンで、その情熱がのちの運命を大きく動かしていきます。
専門学校で出会った章司を追って上京するものの、浮気が原因で破局。その後タクミと関係を持ち、ノブと交際するなかで妊娠が発覚します。
最終的にタクミを選び、2001年11月13日に入籍して一ノ瀬奈々となりました。恋にまっすぐで揺れ動く彼女の歩みは、『NANA』という物語のもう一本の軸。そのひたむきさと危うさに、胸をつかまれる読者も多いはずです。
早乙女 淳子(さおとめ じゅんこ):声優・本田貴子さん

引用:『NANA』6巻より
身長:168cm / 体重:53kg / 血液型:A型
高校時代からの奈々の親友で、油彩を専門とする美大生。「淳ちゃん」の愛称で親しまれています。
中学時代はヤンキーだったせいか誰にも物怖じしないしっかり者で、奈々にきつい助言もしますが、友人としてしっかり支える存在。大人びた雰囲気ゆえ、奈々からは「おばさん」呼ばわりされることもあります。
恋人の京助とは同棲中で、おまけページ「淳子の部屋」では主役も務めました。奈々を見守る頼れる姉貴分ぶりに、思わずグッときます。
高倉 京助(たかくら きょうすけ):声優・諏訪部順一さん

引用:『NANA』6巻より
身長:180cm / 体重:70kg / 血液型:O型
淳子の恋人で、同じ美大に通う油彩専攻。もともとは章司の高校の同級生です。
学生時代は「同時に何人もの女に手を出すろくでなし」だった過去も。現在は「女に優しく、男に厳しく」をモットーに掲げています。
上京してからは奈々の父親的な存在で、彼女にはかなり甘いところも。さりげなく面倒を見てくれる兄貴分ぶりに、安心感があります。
遠藤 章司(えんどう しょうじ):声優・高橋広樹さん

引用:『NANA』4巻より
身長:175cm / 体重:60kg / 血液型:A型
奈々の元彼で、淳子とは幼馴染。一年浪人したのち、同じ美大に通っています。
地元の専門学校で奈々と出会って恋人になりますが、奈々の上京後にバイト先で幸子と出会い、二股の末に幸子を選んで奈々に捨てられました。
まっすぐで嘘のつけない性格ながら、いわゆるヘタレで大胆さに欠けるタイプ。その不器用さが、物語の切なさをより深めています。
川村 幸子(かわむら さちこ):声優・小島めぐみさん

引用:『NANA』4巻より
誕生日:1982年5月5日 / 身長:146cm / 体重:35kg / 血液型:O型
章司のバイトの後輩で、美大の同級生でもある幸子。色白で小柄な可愛らしい女の子で、章司の好みにぴったりの女性です。
奈々と章司がすれ違い始めたころにバイト先の同僚となって急接近し、二股の末に奈々に成り代わる形で同棲を始めました。
終電を逃さないためにヒールでダッシュした際に靴が脱げ、章司に「走らないと終電逃すの分かっててなんでそーゆー靴履くかな」と言われ、「わざとだよ?」と返すあざとかわいいシーンは語り継がれています。
小松家の家族
ハチこと小松奈々の、にぎやかであたたかい家族です。
小松 五郎(こまつ ごろう):声優・石塚運昇さん 威厳がありそうで実は天然ボケ、思い込みの激しさは奈々(ハチ)ゆずりで、あのタクミが唯一恐れつつ、次女・奈美とはくだらない口喧嘩を繰り広げる父親。
小松 奈津子(こまつ なつこ):声優・平松晶子さん 奈々(ハチ)の母であり、あの大崎ナナが密かにファンだという意外な一面もある女性です。
小松 奈緒(こまつ なお):声優・岡村明美さん 妹2人とは対照的にぽっちゃり体型で、奈々(ハチ)いわく「菩薩のよう」と評されるほど優しく、会社勤めをするしっかり者の2歳上の姉。
小松 奈美(こまつ なみ):声優・ちかさん 奈々以上に明朗で騒がしいガングロギャルの短大生で、父・五郎ともくだらない口喧嘩を繰り広げます。
ブラスト・トラネスを取り巻く人物&声優
二人のナナやバンドメンバーと深く関わる、恋人やマネージャー、熱心なファンたちを紹介します。
篠田 美雨(しのだ みう):声優・千葉紗子さん

引用:『NANA』13巻より
所属:四海コーポレーション(女優)/ 誕生日:1973年9月12日 / 年齢:27歳(仕事上は22歳)/ 血液型:A型
四海コーポレーションに所属する、通称「ミュー」こと篠田美雨。芸名は「美雨」で、なかなか芽が出ない女優です。
人生経験は豊富ながら恋愛には晩熟で結婚願望はなく、ナナの婚約と前後してヤスと交際を始めます。麻雀の腕はシンをしのぐほどで、ナナと同じ過呼吸を抱え、腕にはリストカットの痕を残す神経質な一面も。
香坂 百合(こうさか ゆり):声優・すほうれいこさん
所属:四海コーポレーション(AV女優)/ 本名:松本朝海 / 年齢:22歳
四海コーポレーション所属で、本名は松本朝海(まつもとあさみ)。元清純派アイドルながら売れず、グラビアを経て売れっ子AV女優として活躍する演技派です。
ストーカー被害を避ける名目で四海の寮に住んだことをきっかけに、ノブと親密になり交際中。特技は色仕掛けで、少々勝気な現実派の女王様気質ですが、トラネスのメンバーではナオキが一番のお気に入りというギャップも。
諸星 銀平(もろぼし ぎんぺい):声優・立木文彦さん

引用:『NANA』14巻より
役職:BLACK STONES(ブラスト)チーフマネージャー / 年齢:登場時28歳
BLACK STONES(ブラスト)のチーフマネージャーを務める「銀ちゃん」こと諸星銀平。オネエ言葉を話し、痩身のキャラクターが多い本作では貴重な、がっちりと厳つい体格の持ち主です。
ヤスを一番に思うあまり、美雨とヤスの交際を苦々しく感じる一方で、シンには甘いところも。ブラストをだれより大切に思う、縁の下の力持ちです。厳つい見た目とのギャップに、つい応援したくなる存在。
都築 舞(つづき まい):声優・かないみかさん
所属:四海コーポレーション(社員)/ 身長:153cm / 体重:42kg / 血液型:A型
BLACK STONESの地元時代からの熱狂的なファンで、ナナ本人も知らない生い立ちにまで詳しい少女。ナナの祖父が遺した日記から大崎家の事情を知り、近づきたい一心でナナの妹「上原美里」の名を騙りました(この偽名はのちにヤスの尋問で明らかになります)。
高校を中退してブラストの事務所に就職し、ナナに高価な服などを貢ぐ入れ込みよう。なお、実在するナナの異父妹・上原美里とは別人です。
TRAPNEST(トラネス)を支えるスタッフ
トラネスの活動を裏で支える、所属事務所COOKIE MUSICのスタッフたちです。
成田 充(なりた みつる):声優・速水奨さん
元売れっ子アーティストで、トラネスの所属事務所COOKIE MUSICを率いる社長ながら、タクミやレイラには軽んじられ、レンに曲を書かせるためコカインを与えていた人物。
笠井 秀樹(かさい ひでき):声優・勝沼紀義さん
45歳、独身主義を貫くトラネスの担当ディレクターです。
竹田(たけだ):声優・高戸靖広さん
3人の子を持つ、通称「タケちゃん」ことトラネスのチーフマネージャーで、細やかな仕事ぶりに「タケちゃんだけは野垂れ死にはさせないからね」とあのタクミが絶大な信頼を寄せる存在。
木下(きのした):声優・三戸耕三さん
主にレン付きの運転手を務めるトラネスの付き人で、憧れの人だったレンに加え、今ではタクミのことも尊敬しています。
マリ(まり):声優・豊口めぐみさん
主にレイラ付きのマネージャーを担当するトラネスの付き人で、法学部卒、かけている眼鏡は伊達眼鏡というギャップの持ち主。
アツシ(あつし)
タクミやレイラと同じ高校の出身で、嫌味が多く、タクミとの衝突が原因で脱退する、回想シーンと番外編のみに登場するトラネス二代目ギタリストです。
四海コーポレーションの人々
美雨や百合が所属する芸能事務所・四海コーポレーションの面々です。
金本 豪(かねもと ごう):声優・若本規夫さん
舞(都築舞)を愛人にしている、51歳の四海コーポレーション社長。
杉村 清(すぎむら きよし)
5年前は「売り飛ばせば金になる」と拾った相手でしたが、本気で働く百合の姿に心を動かされ、今では43歳のマネージャーとして真剣に支えています。
山岸(やまぎし):声優・黒田崇矢さん
刑務所あがりの四海の寮の警備員で、昼間から酒を呑んで寝ていることが多く、一部の所属タレントを不快にさせたことも。
日高 修(ひだか おさむ)
22歳の、四海コーポレーションお抱えの運転手です。
瞬(しゅん)
18巻まで苗字が明かされない、美雨らを担当する四海の従業員兼マネジャーで、売れないタレントばかり受け持つため多忙なブラスト班の手伝いにも奔走します。
大崎ナナの出生をめぐる人物&声優
天涯孤独の身として描かれる大崎ナナ。その出生や家族にまつわる人物を紹介します。物語の核心にふれる部分もあるので、これから読む方はご注意くださいね。
上原 美鈴(うえはら みすず)
続柄:ナナの実母 / 誕生日:1960年9月17日(東京生まれ)/ 年齢:41歳(2002年時点)/ 旧姓:大崎
大崎ナナの実母で、旧姓は大崎。顔立ちも声もナナによく似た女性です。
18歳で上京してナナを出産し、女手ひとつで育てていましたが、子どもを嫌う男性と添い遂げたいという思いから、4歳のナナを実家に置き去りにして姿を消しました。現在は再婚し、お好み焼き屋を営む夫や子どもたちと大阪で暮らしています。
上原 美里(うえはら みさと)

引用:『NANA』14巻より
続柄:ナナの異父妹 / 学年:中学2年生
ナナの異父妹で、声も容姿もナナにそっくりな女の子。都築舞が名乗った偽名は彼女の名前から取られたものですが、両者は別人です。
かねてよりブラスト、とりわけナナのファンで、ファン謝恩会でメンバーと面識を持ち、事情を知らないメンバーからは「美里2号」と呼ばれています。週刊サーチの報道後は岡山の親戚のもとへ身を寄せ、のちに上京して母・美鈴と再会し、大阪の家へ戻りました。
大崎 美雪(おおさき みゆき)
続柄:ナナの祖母(育ての親)/ 養子縁組:1985年11月5日〜ナナを養子に(戸籍上)
ナナの祖母(母・美鈴の母)にあたり、実質的な育ての親。女手ひとつで小料理屋を営んでいました。
子どもには厳しい人で、娘の美鈴とはあまり折り合いがよくありませんでした。ナナが高校1年生のときに亡くなっています。
『NANA』その他の登場人物
ここまでで紹介しきれなかった、物語を彩る登場人物たちをまとめて紹介します。
週刊サーチ編集部
ナナやレンを追う、芸能週刊誌「週刊サーチ」の記者たちです。
工藤(くどう):声優・田中正彦さん
週刊サーチ芸能班のデスクを務め、なぜかナナに強く執着し、その過去を探るため美鈴らに接触していく人物。
倉田 稔(くらた みのる):声優・千葉進歩さん

引用:『NANA』16巻より
週刊サーチの契約カメラマンで、ナナとレンの熱愛現場を撮影したほか、一度見た顔は忘れず変装も見破る特技を持ち、事故死したレンを最初に発見しました。未来では海外でナナらしき女性を見つけながらも工藤には「見つからなかった」と偽り、隠し撮り写真や歌声のテープを匿名で奈々へ届ける人物。
三宅(みやけ):声優・四宮豪さん
執拗にナナを追い回してヤスに殴られたこともある週刊サーチの記者で、その高いリサーチ能力にはヤスも「感心した」とこぼし、菅原とともにレンの事故を目撃します。
新井 良行(あらい よしゆき)
工藤より年下でバツ2という、週刊サーチの編集長。
菅原 文江(すがわら ふみえ)
サーチ編集部でただ一人の女性である30歳で、三宅とともにレンの事故を目撃した人物。
ブラストを支えるスタッフ・ファン
ブラストのスタッフや、彼らを応援する個性的なファンたちを紹介します。
森尾 美加(もりお みか):声優・芝原チヤコさん
ブラストのヘアメイクを担当する37歳の人妻で、少しお喋りな彼女がシンに与えた小説『隣の奥さん』シリーズは、のちに香坂百合主演でR指定のVシネマ化もされました。
マサル(まさる)
ブラストのスタイリストを担当するスタッフ。
川野 高文(かわの たかふみ)
ブラストの才能を唯一買ってスカウトしたガイアレコードのプロデューサーで、陰では「タヌキ」と呼ばれ、若いころはパンクスだったものの、シンの事件をきっかけに異動させられます。
結城 詩音(ゆうき しおん)

引用:『NANA』14巻より
ブラストの私設ファンクラブ会長で、実はブルート時代からヤスを追いかける古参ファン、恋人にはあえてならず献身的に尽くし、ヤスとお揃いの指輪に右肩の「YASU」タトゥー、泣き黒子が印象的なセレブ風の美人です。
サキ(さき)
ブラストのインディーズ時代からのファンで、詩音といつも行動をともにする女性。
クララ(くらら)
「ブラストおっかけ連合」関西支部の隊長を務める高校3年生で、コテコテの関西人ながら身勝手なファンを一声で束ね、美里や千景の世話を焼き、時には美里のため無理を承知でヤスにサインを頼む優しさも見せます。
鞠花(まりか)

引用:『NANA』14巻より
ブラストのインディーズ時代からの追っかけで、ノブの熱烈なファンとして卒業時の第2ボタンを高額で競り落とし、ルイと行動しながら若手ファンの美里や千景に親切、詩音は嫌いつつもその統率力には一目置いています。
ルイ(るい)
鞠花と常に行動をともにするインディーズ時代からの追っかけで、細身にパンクスタイルがよく似合い、愛煙する煙草はヤスと同じ銘柄、美里や詩音のことは苦手にしています。
柏木 凌子(かしわぎ りょうこ)
シンの実家と同じ南青山のマンションに暮らすフライトアテンダントで、家出したシンを保護して生活習慣から女性への接し方まで教え込んだ美少年マニア、少年を売る売春サイトを管理し、大麻所持によってシンとともに逮捕されます。
藤本 千景(ふじもと ちかげ)
美里のクラスメイトで親友の追っかけ仲間、通称「藤本っちゃん」で、シンのファンとして待受も彼の写真、ウインクに鼻血を出して卒倒したこともあり、おさげに眼鏡の優等生風からブラスト謝恩会を機にツインテール+コンタクトへイメチェンしました。
佐藤 公一(さとう こういち):声優・藤井啓輔さん
奈々たち行きつけのバー「ジャクソンホール」のマスターで、看板のジャクソンバーガーは絶品、なぜかいつもフルネームで呼ばれる記憶力抜群の人物。
水越 誠一(みずこし せいいち):声優・浜田賢二さん
奈々が東京で最初に働いたバイト先「サブリナ」の29歳の店長で、雇って1か月ほどで店を畳んで故郷へ帰り、幼馴染の春江と結婚、淳子を「キューちゃん」と呼びます。
未来と番外編の人物
未来のシーンや番外編・回想に登場する人物たちです。
一ノ瀬 皐(いちのせ さつき):声優・加藤優子さん

引用:『NANA』19巻より
奈々とタクミの子と思われる、未来のシーンに登場する6歳の少女で、長男・蓮を「お兄ちゃん」と呼ぶ長女、名づけ親は本城蓮、眉毛はタクミ似ながらナナと似た箇所も見られます。
一ノ瀬 蓮(れん)

引用:『NANA』20巻より
タクミと奈々の長男で第一子と思われる少年、同じ「レン」でもTRAPNESTの本城蓮とは別人で、未来では奈々や皐と離れてタクミとロンドンに暮らし、奈々似の容姿とギタリストとしての姿は本城蓮に酷似し、レイラの歌に合わせてギターを奏でます。
アルト(あると)
ヤスとレンがブラストを結成する前に組んでいたバンド「ブルート」のボーカルで、あまりやる気がなく、回想や番外編のみに姿を見せます。
タイガ(たいが)
同じくブルートのベースを担当し、やる気のなさもそのまま、回想シーンや番外編にのみ登場する人物。
一ノ瀬 恵(いちのせ めぐみ)
タクミの3つ上の姉で、母の入院を機に進学より働く道を選んで家庭を支え、タクミを立派に高校まで卒業させる目標を実現した、現在は会社員と結婚してアルコール依存症の父の面倒も見るしっかり者。
上原 空広(うえはら たかひろ)
美里の異母兄で、父親の連れ子ゆえ美里とは半分しか血がつながらずナナとは血縁がなく、ヤスファンの加世子という恋人がおり、のちに婚約しました。
都築 源一郎(つづき げんいちろう)
美雪と恋仲だったと噂される都築物産の元社長で、通称「源さん」、舞の祖父にしてナナとも親しく、折り合いの悪かった美雪と美鈴の母娘の仲立ちを病で亡くなるまで手紙で果たした故人。
同じ名前を持つ二人のナナを中心に、たくさんの登場人物が交差しながら物語を紡ぐ『NANA』。
それぞれのキャラクターの背景を知ってから読み返すと、何気ないひとコマの重みが変わってきます。アニメや実写映画とあわせて、二人のナナの生き様をじっくり味わってみてくださいね。
©矢沢漫画制作所/集英社・VAP・マッドハウス・NTV




















