「リーミュ」第5弾・初日公演のオフィシャルレポートが到着！観客の選択で物語が展開

浪川大輔さんが館長を務める新感覚朗読劇プロジェクト「READING MUSEUM（リーミュ）」の第5弾となる「デッドロックド・デリヴァリーズ～百万探偵都市の殺人宅配（マーダー・オーダー）～」の初日公演が開催されました。

 

浪川大輔さん・関智一さん・白井悠介さん・中島ヨシキさんの4名が熱演した2022年1月30日(日)昼の部公演のオフィシャルレポートが到着しましたのでご紹介します！

 

「リーミュ」第5弾オフィシャルレポートが到着

1月30日開催された「デッドロックド・ディティクティヴズ～百万探偵都市の史上最悪密室～」は、昨年5月に上演され新感覚朗読劇として話題を呼んだREADING MUSEU 第3弾「デッドロックド・ディティクティヴズ～百万探偵都市の史上最悪密室～」の続編。

 

今回も新キャストとして浪川大輔さん、関智一さん、白井悠介さん、中島ヨシキさんら豪華声優陣が集結しました。

 

本作の魅力は何といっても、公演中に「投票アンケート」が実施され、最も票を得たルートで展開されるという仕掛け。

 

住人の全員が“探偵”であり“悪党”である異端の街、“探偵特区“に住む4人の探偵がある部屋に閉じ込められたところから、今回もまた物語は幕を開けました。

 

重厚感のある鉄骨で囲まれた四角形の空間と、細長いスクリーンで構成されたステージセット、心地良いBGMと共にキャストが入場し、観客はデッドロックドの世界に浸り始めます。

 

 

登場したのは、マンションへピザを配達にやってきた浪川さん演じるちゃらんぽらんな若き底辺探偵・シゲムラ。

 

同じくデリバリーの宅配で訪れた白井さん演じる若き底辺探偵・ノロ、関さん演じる高名なベテラン悪徳探偵・サッサ、中島さん演じる貴公子然の話し方をする中堅探偵・クロス、偶然居合わせた4人は死体のある部屋へ閉じ込められてしまう。

 

 

 

中島さんから順に探偵としての力をアピールする中、特にハイテンションだったのが白井演じるノロ。

 

どこか狂気じみた白井さんの演技にベテラン声優の浪川さんは思わずたじろぎ、戸惑ってしまいます。

 

その様子を横目にドンと構える存在感抜群の関さんという構図に、観客から拍手が沸き起こっていました。

 

閉じ込められた4人は死体の謎を解き、この部屋と思しき場所から脱出するため、部屋の中で捜査を始めることに。

 

力を合わせてスムーズに解決できると思いきや、観客の投票結果によってノロが死亡してしまうという誰も予想できない展開になります。

 

「陰キャをキレさしたら怖いんだぞォオ！」と雄叫びをあげながらフェードアウトした白井さんの迫力ある演技に目が離せなかった。

 

言動が丁寧でも心の脆さと不安定さを醸し出していた中島さん、強キャラ感を漂わせながらも際どい発言を真顔で連発する関さん、唯一、前作から引き続いて登場したシゲムラのキャラクターを踏襲しながらも、新しい一面を、引き出していた浪川さん。

 

 

物語は新たな展開に！

そして、物語は白井さんのナレーションによって新たな展開を見せます。

 

照明によって雰囲気がガラリと変わり、物語はノロが生きていた世界線へ。

 

 

そこで、浪川が観客によって決められたドシモネタ対抗で男子高校生のようなノリでシモネタを披露したり、それに対抗してテンポが良くシモネタを挟む関さんのやり取りにクスリとする場面も。

 

どこか楽しそうにシモネタを言い合う2人を冷静な目で見つめていた中島さんと、その勢いに思わず口元が緩んでしまった白井さんの姿がさらに舞台を盛り立てます。

 

思うように謎が解けない状況に苛立ちを覚える4人は、それぞれの探偵スキルを疑い始めてしまいます。

 

様子を窺いながら出方を見極める浪川さん、白井さん、関さん、中島さんの演技に息を呑んで見守る観客。

 

 

 

死んでも生き残る探偵スキルを持っているシゲムラ、密室から抜け出せる探偵スキルがあるノロ、探偵力を飛躍的に増幅する代わりに発言が下劣になるサッサ。

 

一体誰が何のために4人を閉じ込めたのか、果たして4人は無事に謎を解き、部屋から抜け出すことはできるのか……その行方は観客の選択に委ねられることになりました。

 

結末後、本編のエピローグとしてお届けされたクロスとシゲムラの一幕も見どころの1つ。

 

ここで、明かされたクロスの過去が、物語にさらなる深みを与えました。

 

 

本編終了後、アフタートーク！

本編終了後、4人が再びステージに登場しアフタートークが行われました。

 

観客によってルートが変わる仕掛けを初めて経験した関さん、白井さん、中島さんは何が来るかわからないルートにドキドキしたとのこと。

 

ノロを演じた白井さんは「感情の起伏が激しい役を演じるのは楽しい。思いきり演じることができた」と楽しんだ様子。

 

強キャラのサッサを演じた関さんは「いつも通りに演じた。（台本は）あて書きかと思った」と笑いを起こしていました。

 

他キャストから気持ち悪い役だったと言われたクロス役の中島さんは、「虫使いなのに、自分は虫が嫌いだったから大変だった」とコメント。

 

「これを機に好きになったんじゃない？」と言う白井さんに対し「ならない」と即答していました。

 

そんな虫トークで盛り上がる中、観客が選択したルートのパーセンテージが明らかに。

 

観客の多くがシモネタが大好きだとわかるパーセンテージだったそうで、浪川さん以外の3人は驚きを隠せない様子。

 

最後の挨拶で浪川さんは「このご時世の中、朗読劇をやらせていただくことは本当にありがたいことです。」と感謝の気持ちを述べました。

 

 

Blu-ray＆DVD発売決定！

さらに浪川さんから、本作、「デッドロックド・デリヴァリーズ～百万探偵都市の殺人宅配(マーダー・オーダー)～」が2022年5月13日(金)に発売することが発表。

 

アニメイトにて予約すると、今回出演したメンバーと2022年2月6日(日)公演に出演予定のメンバーの限定トークを収録したDVDが特典となる旨が解禁され、観客から喜びの拍手が湧き起こる中、本公演は閉幕しました。

 

なお、本公演はアフタートーク含め、今からでも視聴可能。

 

さらに来週2022年2月6日(日)の公演では、本日とは配役変え、江口拓也さん（シゲムラ役）、岡本信彦さん（ノロ役）、高木渉さん（サッサ役）、石川界人さん（クロス役）を迎え、本日の公演とはまた違った「デッドロックド・デリヴァリーズ～百万探偵都市の殺人宅配(マーダー・オーダー)～」の物語を楽しめます。

 

詳細は本公演公式サイトよりご覧いただけますので、配信でも本作の世界観をお楽しみください。