【X(Twitter)グッズ取引方法・マナーを紹介】ポスト(ツイート)作成〜DMの送り方まで【テンプレあり】
Friday 13:20
最終更新:2024年8月2日(金)
昨今のオタク界隈では、X(旧:Twitter)上のやりとりでグッズを交換・譲渡することがすっかり主流になりましたね。
実際にXで取引をしてみたいけれど、「一体何からやればいいのかいまいちわからない」「失礼がないようにしたいけど、どんなマナーがあるんだろう…」と、なんとなく不安で尻込みしてしまう方も多いのではないでしょうか?
本記事では、そんな初心者の方に向けて「Xでのグッズ取引方法とマナー」をご紹介します。
梱包・郵送方法についてはコチラ
1. X(旧:Twitter)でグッズ取引をする流れを確認しよう
Xでグッズを交換・譲渡する際には、基本的に以下の流れで取引が進んでいきます。
・交換or譲渡したいグッズをポスト(または検索)
・リプライで交換or譲渡希望の連絡をもらう(または連絡する)
・DMで郵送方法や送付先などの詳細をやりとり
・商品を梱包・郵送(または金額の振込)
・商品の到着(振込)が確認できたら取引終了!
以上の流れをふまえて、まずは早速ツイートを作成してみましょう。
2. X(旧:Twitter)で取引したいグッズのポスト(ツイート)を作成する
まずは自分が交換・譲渡したいグッズを明確に記載したポストを用意します。
よく「譲」や「求」などのワードをつけた交換・譲渡ポストを見かけるかもしれませんが、そう、あのポストのことです。
作品名やキャラクター名はもちろん、商品名やイベント名など、検索に引っかかりやすいワードをうまいこと140字以内に収めるのがポイント!
募集ポスト(ツイート)テンプレ
【交換】◯◯(作品名) ぱしゃこれ
譲:△△、✕✕(キャラ名)
求:□□(キャラ名)
・都内手渡しor郵送可
・△△優先
・ツイフィ必読
検索からお気軽にお声掛けください!
※自分の条件にあわせて変更してください。
①【交換】なのか【譲渡】なのかを明記
何かと交換したい場合は【交換】、グッズを譲るだけで定価や送料だけ支払ってほしい場合は【譲渡】を記載します(またはどちらも記載)。
②作品名
検索されやすいように&文字数を削減できるように、作品名は略称で記載するのがおすすめです。
③商品名・形式
・なんのグッズなのかがわかるように記載します。
・アクリルキーホルダーは「アクキー」、アクリルスタンドは「アクスタ」など略称で記載するのがおすすめです。
・イベント販売グッズなどはイベント名も入れると◎。
④譲るキャラ、求めるキャラの名前
ここが一番重要です。間違えないように記載しましょう。
頭に「譲」「求」をつけるとわかりやすいです。
譲るだけで定価や送料だけ支払ってほしい場合は、求める項目に「定価+送料」などを記載します。
⑤注意事項などがある場合は記載
・何か注意事項や優先順位、条件などがある場合は記載しましょう(郵送可能なのか、ツイフィールが必読なのかなど)。
・長文になりそうであれば、続きはツリーで記載したり、メモアプリなどに記載したものをスクショして貼り付けたりするといいかもしれません。
注意事項・条件の例
■優先順位がある場合
求めるグッズが複数あり、その中でも優先順位がある場合は、その旨を記載する方が多いようです。
■取引にあたり必読してほしいものがある場合
取引にあたり、Xのbioやツイフィール(Xアカウントでプロフィールを作成できるサービス)などをすべて読むことを条件にする方もいます。
すべて読んだ証として、リプライなどに記号や絵文字、単語の記載をお願いしている場合もあるので、声をかける側は最後まできちんと読むのがおすすめ。
■フォロワーを優先する場合
取引にフォロワーが優先される場合は、その旨記載されていることもあります。
■異種交換の場合
異種交換とは、同じ種類の商品ではなく、異なる種類の商品やキャラクターを交換に出すことです。
■抱き合わせの場合
抱き合わせ交換とは、何かを引き取る場合、あわせて別の商品も引き取ることです。
⑥譲渡するグッズの写真を添付
・商品は見やすいように撮影しましょう。商品の状態を気にする人もいるので、スリーブに入れたり、床ではなく机または布などの上に置いたりするのもおすすめ。
・この際、自身のX IDを添えた付箋や取引用IDカード(あれば)も一緒に写すと尚良いです。
・チケット等を交換or譲渡する場合は、個人情報や無断転載などに気をつけましょう。
取引用IDカードとは?
自分のTwitter IDを記載したカード。推しの写真などを使用して手軽に作ることができ、百均などに売っている硬質カードケースに入れてかわいらしくデコる方も多いようです。
取引用IDカードのイメージ:
▼硬質カードケースのデコり方はこちら!
本垢・取引垢は分けるべき?
普段使用しているXアカウント(本垢)と、取引専用のアカウト(取引垢)を分けなくてはいけないというルールはありません。
頻繁に取引を行う方は、交換・譲渡ツイートでフォロワーのTLが埋まってしまうことを配慮して、別途取引垢を作成していることも多いようです。
わらしべ交換はやってもいい?
グッズ取引で言うわらしべ交換とは、「自分の欲しいキャラではないけれど、高レートキャラだから交換しておく」ことで、その後切り札として再譲渡されることもあるようです。
編集部調べによるとあまりよく思われない交換方法のようですが、もしどうしてもやりたい場合は、トラブルを避けるためにも再譲渡が可能かどうかを相手に確認しておくといいかもしれません。
3. 取引希望のリプライを送る
相手の提示条件を満たしていることが確認できたら、取引希望のリプライを送りましょう。
相手の条件はしっかり確認すること
Xのbioやツイフィール(Xアカウントでプロフィールを作成できるサービス)など、すべて読むことを条件にする方もいます。
すべて読んだ証として、リプライなどに記号や絵文字、単語の記載をお願いしている場合もあるので、声をかける側は焦らず最後まできちんと読みましょう。
取引希望のリプライテンプレ
はじめまして、こんにちは。検索よりお声がけ失礼いたします。
当方◯◯を所持しているのですが、△△と郵送にて交換していただくことは可能でしょうか。
ご検討いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
※自分の条件にあわせて変更してください。
声をかけたけど返事が来ないので、別のツイートに声をかけてもいい?
「交換・譲渡を募集するツイートにリプライを送ったけれど返信がなかなか来ない」というのはよくあることですが、返信が来ないからといって別のツイートに声をかけるのは避ける方がベストです。
もし別のツイートの方で取引が決まった後、先の募集主から返信が来てしまい「別の人との取引が決まったのでやっぱりいいです」と言ってしまうのは、相手もいい気がしないでしょう。
もちろん、声をかけようと思っている商品が別のものであれば問題ありません。
4. 取引OKの返信を送り相互フォローする
取引希望のリプライをもらったら、取引OKの返信をしてあげましょう。その後DMでのやりとりがスタートします。
取引OKのリプライテンプレ
はじめまして、こんにちは。お声がけいただきありがとうございます。
ぜひ交換をお願いいたします。
お取引にあたり、お先にフォローさせていただきました。
相互フォロー後、DMにてご連絡させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
※自分の条件にあわせて変更してください。
相互フォローしよう
DMを送り合うには、相互フォローが必要な場合がほとんどです。
「フォローさせていただいてもよいでしょうか?」と聞いても、「お先にフォロー失礼します」と一声かけても、どちらでも問題ありません。やりとりの手間を最小限に抑えたい方は後者がおすすめ。
お互いフォローが確認できたらやりとりを開始しましょう!
募集側と声をかける側、どっちが先にDMするべき?
リプライで取引をすることが決定した場合、交換・譲渡を募集した側と声をかけた側、どちらかが先にDMを送らなければいけないというルールはありません。
編集部調べによると、「自分が先に声をかけたのでDMを送る」という方も多いようですが、「声をかけられたので、後でこちらからDMを送りますと返信する」という方もいました。
5. DMで詳細をやりとりする
DMでは住所等の個人情報を取り扱うため、信頼ある取引を行うためにも、丁寧かつ慎重に文章を作成しましょう。
長くなりすぎないように、次のポイントをおさえてわかりやすく送信すればバッチリです!
最初に送るDMテンプレ(募集主)
お世話になっております。
この度はグッズ交換のツイートにお声がけいただき、誠にありがとうございました。
交換していただけることを大変嬉しく思います。何卒よろしくお願い申し上げます。
お取引にあたり、下記3点をご確認いただきたくお願い致します。
①お品物について
交換するグッズについてお写真を添付しておりますので、内容にお間違いがないか、今一度ご確認いただけますと幸いです。→写真を添付
②梱包・発送方法について
プチプチ二重+雨濡れ防止の袋と封筒に入れて、定形外郵便で発送予定です。
梱包・発送方法にご希望がございましたら、お気軽にお申し付けください。
③発送日について
最短で3日以内に発送可能です。
同日発送をご希望でしたら、お気軽にお申し付けください。
上記内容に問題ございませんでしたら、発送先をご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
※自分の条件にあわせて変更してください。
①挨拶
まずは挨拶です。ここで交換してもらえることに対してのお礼も伝えておきましょう。
②交換するグッズの写真
交換するグッズに間違いがないように、改めてグッズの写真を添付しましょう。
③梱包・発送方法
トラブルを避けるためにも、梱包・発送方法を明記しましょう。
(例:プチプチ二重、定形外郵便発送など)
ここで相手に希望の梱包・発送方法を聞いておくとより丁寧です。
梱包内容を確認するため、梱包後の写真を希望する方もいます。
④発送日
最短で発送できる目安を記載しましょう。
同日発送を希望する人もいるため、ここで希望を聞いておくとより丁寧です。
⑤相手の発送先を聞く
「もし②〜④にすべて同意してもらえたら住所を聞く」という形にしておけばスムーズです。
返信1回目のテンプレ(交換相手)
お世話になっております。
DMをお送りいただき、誠にありがとうございました。
どうぞよろしくお願い致します。
①お品物について
添付いただいたお写真の内容で間違いございません。
当方からも交換するグッズについてお写真を添付しておりますので、今一度ご確認いただけますと幸いです。→写真を添付
②梱包・発送方法について
梱包・発送方法について確認致しました。
特にそのほか希望はございませんので、当方もご掲示いただいたものと同様の方法で梱包・発送させていただきます。
③発送日について
発送日につきましても確認致しました。
当方からは◯月◯日(◯)に発送させていただく予定です。
以下、当方の発送先を記載させていただきます。
◯◯様の発送先もご教示いただけますと幸いです。
〒000-0000
東京都△△区□□ ✕✕-✕-✕
◯◯ ◯◯(氏名)
引き続きよろしくお願い申し上げます。
※自分の条件にあわせて変更してください。
①挨拶
同じようにしっかり挨拶をしましょう。挨拶は大事!
②交換するグッズの写真
相手のグッズに間違いがないことを伝えた上で、こちらも交換するグッズの写真を添付しましょう。
③梱包・発送方法
相手の梱包・発送方法に問題がないことを確認した上で、こちらも梱包・発送方法を伝えましょう。
もし金銭のやりとりが発生する場合は、価格や支払い方法を確認することを忘れずに。
④発送日
相手の発送日を確認した上で、こちらも発送日の目安を伝えましょう。
⑤発送先住所&相手の発送先も聞く
自分の住所を伝えた後、相手の住所を聞きましょう。
もし金銭のやりとりが発生する場合は、口座情報などが必要になります。
返信2回目のテンプレ(募集主)
お世話になっております。
①お品物について
お写真を添付いただきありがとうございます。
当方もこちらのグッズで間違いございません。
②梱包・発送方法について
当方と同様の梱包・発送方法でご対応いただく旨、承知致しました。
③発送日について
◯月◯日(◯)にお送りいただく旨、承知致しました。
当方からも発送次第ご連絡させていただきます。
また、発送先についてご教示いただきありがとうございます。
当方の発送先も記載させていただきます。
〒000-0000
大阪府△△市□□ ✕✕-✕-✕
◯◯ ◯◯(氏名)
引き続きよろしくお願い申し上げます。
※自分の条件にあわせて変更してください。
①交換するグッズ、梱包・発送方法、発送日に問題がないことを確認
相手のグッズや梱包・発送方法、発送日に問題がないことを確認し、その旨を伝えましょう。
②発送先住所
自分の発送先住所を記載しましょう。
その後はDMの内容に合わせて返信してください。
6. グッズを梱包・郵送する
グッズの梱包・郵送方法については、以下の記事を参考にしてください。
7. 発送後の連絡・商品の到着を確認して取引完了!
グッズ発送後のDMテンプレ
グッズを発送したら、その旨を相手に連絡しましょう。
お世話になっております。
本日お品物の発送が完了致しました。
到着まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
グッズ到着後のDMテンプレ
相手からグッズが到着したら、その旨を相手に連絡しましょう。
両者ともグッズを無事受け取れたことが確認できたら、ここで取引は終了です。あわせてお礼の挨拶も送りましょう。
お世話になっております。
当方も本日、無事お品物を受け取りました。
ご丁寧に対応いただきありがとうございます。
また機会がございましたら、何卒よろしくお願い申し上げます。
取引終了後のDMは放置でいいの?
DMのやりとりには個人情報が含まれるため、取引が終わったらDMは削除しましょう。
Xのアカウントが乗っ取られてしまい、DMの記載された個人情報が悪用される可能性もゼロではありません。
取引相手がDMを削除しているかどうか不安な場合は、取引終了後に「個人情報保護のため、DMは削除させていただきます。お手数をおかけしますが、同様に削除していただきますようお願い致します」等の一言を添えるといいでしょう。
グッズ交換機能が付いたアプリも要チェック!