今読みたい“おすすめ医療マンガ”30選!アニメ化・ドラマ化された『コウノドリ』『外科医エリーゼ』など
Sunday 19:00

人生を映し出し、リアルな人間ドラマが紡がれる“医療現場”を舞台にしたマンガは、数多く出版されていますよね。
そこで本記事では、おすすめの医療マンガを30作品紹介していきます。
心揺さぶられる感動作からコミカルな作品まで幅広くピックアップしていますので、ぜひ気になる作品を見つけてみてください。
今読みたい“おすすめ医療マンガ”30選!
『ブラック・ジャック』

引用:Amazon
完結/全12巻(手塚治虫文庫全集)
『ブラック・ジャック』は、法外な料金を提示して手術を請け負う、無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を描いた手塚治虫先生の医療マンガシリーズです。
連載終了から40年以上経った今も国内外で愛され続けており、アニメ化・実写化などのメディアミックスも多数展開。
1話完結の形式なので挑戦しやすい一方、価値観を揺さぶられるような読書体験ができる不朽の名作です。
『天久鷹央の推理カルテ』

引用:Amazon
完結/全4巻
『天久鷹央の推理カルテ』は、知念実希人先生による同名小説シリーズのコミカライズ作品。
患者の不可解な症状の謎にたちまち診断を下す、脅威の知能をもつ天才診断医・天久鷹央を主人公とした医療ミステリーです。
2025年1月にはアニメも放送され、4月には橋本環奈さん主演でテレビドラマの放送も決定している大人気シリーズですよ。
『Shrink~精神科医ヨワイ~』

引用:Amazon
連載中/既刊14巻
『Shrink~精神科医ヨワイ~』は、パニック障害やうつ・発達障害など様々な病気をテーマに、「こころの不調」について描くシリーズマンガ。
精神医療や病気の症状について細やかに描かれているだけでなく、主人公の精神科医・弱井先生から患者への温かな台詞も印象的で、ヒューマンドラマとしても楽しめます。
中村倫也さん主演でテレビドラマ化もされていますよ。
『最上の命医』

引用:Amazon
完結/全11巻
『最上の命医』は、橋口たかし先生による本格派医療マンガシリーズで、2011年にテレビドラマ化もされた作品です。
主人公は、生後まもなく心臓手術を受けて命を救われ、小児外科医になることを決心した西條命。
彼は医療への強い意欲と持ち前の「次元変換能力」を武器に、外科医として様々な手術に向き合っていきます。
『透明なゆりかご~産婦人科医院看護師見習い日記~』

引用:Amazon
完結/全9巻
『透明なゆりかご』は、産婦人科医院を舞台に「命」の重さと尊さを描く感動のマンガシリーズ。
著者の沖田×華先生が、高校時代に産婦人科で見習い看護師として勤めた実体験を基に描かれた作品です。
産婦人科医院の光と影にフォーカスしたストーリーが話題を呼び、テレビドラマ化もされました。
『プラタナスの実』

引用:Amazon
完結/全10巻
『プラタナスの実』は、『テセウスの船』で有名な東元俊哉先生による小児科医の物語。
小児科を取り巻く社会的な問題を描きつつも、主人公・鈴懸真心の朗らかな人となりもあって、温かな気持ちで読み進められるシリーズです。
医療マンガとしてはもちろん、ヒューマンドラマとしても楽しめますよ。
『外科医エリーゼ』

引用:Amazon
完結/全16巻
『外科医エリーゼ』は、異世界転生・医療・恋愛の要素を盛り込んだ、韓国発の人気ウェブ小説のコミカライズシリーズです。
1回目の人生では悪女皇后と呼ばれて火炙りの刑に処され、2回目の人生では天才外科医になって過ちを清算するために生きていたエリーゼでしたが、飛行機事故に遭って転生した先はまさかの1回目の人生。
2回目の人生で培った現代の医療技術を使い、バッドエンドを回避していくエリーゼの姿が爽快で一気に読み進めてしまうシリーズです。
『コウノドリ』

引用:Amazon
完結/全32巻
産科医を主人公に、「安全ではない出産」をリアルに描く人気シリーズ『コウノドリ』。
女性の妊娠出産を取り巻く問題について真正面から向き合いつつも、人間味あふれる魅力的な登場人物たちの存在によってストーリー全体が重くなり過ぎず、読み進めやすい作品です。
テレビドラマ化もされたほか、連載終了から2年後の2022年には『コウノドリ 新型コロナウイルス編』も発表されました。
『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』

引用:Amazon
連載中/既刊13巻
『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』は、普段は身近に感じにくい薬剤師の仕事について理解が深まるマンガシリーズ。
薬剤師の仕事のリアル・病院内での活躍が、主人公・葵みどりの成長と共に描かれています。
登場人物たちの一生懸命な姿に、自然と元気がもらえる作品ですよ。
『おとずれナース~精神科訪問看護とこころの記録~』

引用:Amazon
完結/全4巻
『おとずれナース~精神科訪問看護とこころの記録~』は、さまざまな「こころの病」を抱える患者たちの自宅を訪問し手助けをする、精神科訪問看護師が主人公のマンガです。
やわらかなタッチの絵も印象的で、患者に寄り添おうと奮闘する看護師の姿に胸を打たれること間違いなし。
なかなか知ることのない、精神科の訪問看護の世界をのぞき見ることができる感動のシリーズです。
『ブラックジャックによろしく』

引用:Amazon
完結/全13巻
『ブラックジャックによろしく』は、2002年~2006年に連載されていた、医療現場のリアルを描くシリーズマンガ。
20年ほど前の作品なので古い情報も入っているものの、患者のために奔走する主人公の研修医・斉藤英二郎の真っ直ぐな姿が印象的で、一気に読み進めてしまう作品です。
2025年現在、本作は著作権フリーになっており無料で読むことができますよ。
『お別れホスピタル』

引用:Amazon
連載中/既刊13巻
『お別れホスピタル』は、『透明なゆりかご』の沖田×華先生による終末医療がテーマのシリーズマンガ。
「ターミナル」と呼ばれる終末期病棟を舞台に、2年目の看護師・辺見が目の当たりにする患者の死と人生が真正面から描かれており、かわいらしいタッチの絵でありつつも内容は非常にリアル。
「講談社漫画賞少女部門」も受賞し、岸井ゆきのさん主演でテレビドラマ化もされた人気作品です。
『こころのナース夜野さん』

引用:Amazon
完結/全6巻
『こころのナース夜野さん』は、コミックエッセイ『まどか26歳、研修医やってます!』がテレビドラマ化された水谷緑先生によるシリーズマンガです。
本作の魅力は、患者の心にそっと寄り添い向き合うナース・夜野さんの姿。
「こころの病気」について切実かつ細やかに描かれた、温かくも考えさせられる作品です。
『医龍-Team Medical Dragon-』

引用:Amazon
完結/全25巻
『医龍-Team Medical Dragon-』は、テレビドラマ化もされた人気シリーズマンガ。
かつて医療支援NGOで「医龍 (Team Medical Dragon)」と呼ばれる医療チームを率いていた天才外科医・朝田龍太郎が、個性豊かで優秀なチームメンバーたちと共に難しい手術に挑んでいく物語です。
緊張感のあるドキドキのストーリー展開で、一気に読み進めてしまう作品ですよ。
『珍獣のお医者さん』

引用:Amazon
連載中/既刊3巻
『珍獣のお医者さん』は、「エキゾチックアニマル」と呼ばれる犬・猫以外の全ての動物を診る「月光動物病院」が舞台のシリーズマンガです。
主人公は新米獣医・神無望。犬猫アレルギーを発症して前の動物病院をクビになってしまい、エキゾチックアニマルへの知識がほとんどないまま月光動物病院へ勤めることになりました。
ペット医療をテーマにした医療マンガとしてはもちろん、成長していく主人公の姿から目が離せなくなるシリーズです。
『JIN−仁−』

引用:Amazon
完結/全13巻(文庫版)
『JIN-仁-』は、現代から幕末へタイムスリップしてしまった脳外科医・南方仁の活躍を描く、SF×医療時代マンガです。
満足な薬はおろか、電気がない環境であっても医者としての使命感を抱く仁は、医療の知識を活かして江戸の人々を救っていくことに。
テレビドラマ化だけでなく、宝塚歌劇団によってミュージカル化もされたりと、高い人気を誇るシリーズです。
『Dr.DMAT~瓦礫の下のヒポクラテス』

引用:Amazon
完結/全11巻
『Dr.DMAT~瓦礫の下のヒポクラテス』は、災害医療をテーマにしたシリーズマンガ。
血が苦手な内科医である主人公・八雲響は、「災害派遣医療チーム(DMAT)」の隊員になり、一刻を争う状況の中、被災者の命をつなぐ災害医療の現場に向き合うことで成長していきます。
手に汗握るストーリー展開が印象的な物語で、2014年にはテレビドラマ化もされました。
『Dr.コトー診療所』

引用:Amazon
完結/全26巻(愛蔵版)
『Dr.コトー診療所』は、テレビドラマ化・映画化もされた大人気マンガシリーズ。
主人公の五島健助は、とある事情から東京の大学附属病院から離島の診療所に赴任することに。
当初は歓迎されていなかったものの、その人柄と医師としての確かな腕を武器に島民と向き合い、「コトー先生」と慕われるようになっていきます。
心理描写や人間関係の描写も細やかで、ヒューマンドラマとしても魅力的な作品ですよ。
『研修医なな子』

引用:Amazon
完結/全4巻(ビッグボリューム版)
『研修医なな子』は、研修医のリアルを描き出す医療マンガシリーズ。
ドジっ子だけれど誰よりも気概のある主人公・なな子の成長ストーリーを中心に、個性豊かなキャラクターたちの姿が生き生きと描かれています。
大学病院への綿密な取材に基づいた作品である一方でコミカルさもあるため、肩の力を抜いて楽しめるシリーズですよ。
『病室で念仏を唱えないでください』

引用:Amazon
完結/全7巻
『病室で念仏を唱えないでください』は、テレビドラマ化もされた個性派医療マンガです。
主人公の松本照円は、僧侶でありながら救急医としても働く「僧医」。
入院患者への説法や亡くなった患者への枕経も行う一方で、そそっかしいところがあり僧侶らしい人格者とはほど遠いものの、どこか憎めない人物です。
笑って泣ける医療マンガが読みたい方におすすめのシリーズですよ。
『リエゾンーこどものこころ診療所ー』

引用:Amazon
連載中/既刊19巻
『リエゾンーこどものこころ診療所ー』の舞台は、児童精神科の小さなクリニック。
子どもの「こころの病」に寄り添い、親と子へ真摯に向き合いながら解決策を探していく医師たちの姿が優しく描かれています。
単行本の累計部数は220万部を突破し、山崎育三郎さん主演でテレビドラマ化もされた人気シリーズですよ。
『処方箋上のアリア』

引用:Amazon
完結/全5巻
『処方箋上のアリア』は、口は悪いけれど豊富な知識と高い洞察力をもつキレ者の薬剤師・麻生葛と、天然な新米薬剤師・浜菱愛莉の凸凹コンビが織り成す薬剤師の物語。
2人はただ薬を処方するだけではなく、薬局を訪れた患者の悩みや問題を見つけて向き合い、解決していきます。
くすっと笑えてほろりと泣ける、お仕事マンガとしてもおすすめの作品ですよ。
『胚培養士ミズイロ~不妊治療のスペシャリスト~』

引用:Amazon
連載中/既刊6巻
『胚培養士ミズイロ~不妊治療のスペシャリスト~』は、不妊治療の現場で働くスペシャリストたちの姿を描く医療マンガです。
顕微鏡をのぞかないと目視することすらできない細胞を相手に体外受精を行う「胚培養士」の仕事は、どんなミスも許されない重い責任を伴うもの。
心揺さぶられる、人間ドラマとしても読みごたえのある作品です。
『恋はつづくよどこまでも』

引用:Amazon
完結/全7巻
『恋はつづくよどこまでも』は、新米看護師とドSな呼吸器科医のラブコメマンガです。
恋にも看護師の仕事にも一生懸命で真っ直ぐなヒロイン・佐倉七瀬の姿がかわいらしく、思わず応援したくなること間違いなし。
上白石萌音さん・佐藤健さんが出演し、テレビドラマ化されたことでも大きな話題になった人気シリーズです。
『アンメットーある脳外科医の日記ー』

引用:Amazon
完結/全17巻
『アンメットーある脳外科医の日記ー』は、空気を読まないワーカホリックの脳外科医・三瓶友治が主人公の医療マンガ。
彼は患者の脳だけでなく人生や人間そのものも診る医者であり、患者の様々な病状に向き合っていきます。
ちなみにテレビドラマ版では、三瓶の同僚で、事故により1日しか記憶がもたなくなった女性医師・川内ミヤビが主人公になっていますよ。
『神辺先生の当直ごはん』

引用:Amazon
連載中/既刊3巻
『神辺先生の当直ごはん』は、「医療×ごはん」という異色のテーマで描かれる小児診療科が舞台の医療マンガです。
主人公の神辺先生は、「一日一食は美味しいものを」というゆるいモットーをもち、当直室でごはんを自炊する変わり者の医師。
医療モノとして魅力的なのはもちろんのこと、神辺先生が作る「当直ごはん」に飯テロ注意なシリーズです。
『ドクター・ホワイト』

引用:Amazon
連載中/既刊2巻
『ドクター・ホワイト』は樹林伸先生の小説『ドクター・ホワイト 千里眼のカルテ』のコミカライズシリーズ。
驚異の診察能力と医療の知識を持つ正体不明の美少女・白夜が、医師たちの誤診を見つけ患者を救う、ドキドキの医療ミステリーです。
浜辺美波さん主演でテレビドラマ化もされており、原作小説は現在3巻まで刊行されている人気作品ですよ。
『ラジエーションハウス』

引用:Amazon
連載中/既刊17巻
『ラジエーションハウス』は、MRIやCTなどの検査で病変を探す「放射線科医」が主人公の医療マンガシリーズ。
主人公の診療放射線技師・五十嵐唯織は極度のコミュ障であるものの、放射線科医としての腕は非常に優れており、患者の病を次々と見つけ出していきます。
テレビドラマ化・映画化もされており、ほどよくコミカルさのある人間ドラマとしても楽しめる作品ですよ。
『麻酔科医ハナ』

引用:Amazon
連載中/既刊6巻
『麻酔科医ハナ』は、麻酔科医のリアルを切り取る医療マンガ。
手術に不可欠な存在である一方、なかなかフォーカスの当たることがない麻酔科医の仕事について、大学病院に勤める麻酔科医・華岡ハナコを主人公に描かれています。
麻酔科医として成長していく一生懸命なハナコの姿に、元気をもらえるシリーズですよ。
『最後の医者は桜を見上げて君を想う』

引用:Amazon
連載中/既刊3巻
『最後の医者は桜を見上げて君を想う』は、二宮敦人先生による同名小説のコミカライズ作品。
「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道を示す医師と、「生」を信じ、最後まで手を尽くして治療する道を示す医師、正反対なふたりの医師の姿が印象的に描かれています。
続編の『最後の医者は雨上がりの空に君を願う』もコミカライズされているので、併せてチェックしてみてくださいね。
医療マンガは、本記事でご紹介した作品以外にも多様な作品がたくさん出版されています。
泣けて笑えて、心揺さぶられるお気に入りの作品をぜひ見つけてみてくださいね。