ドラマCD「青い春の音がきこえる」ついに最終巻発売!上村祐翔さん・石川界人さんらキャストインタビュー到着
Tuesday 15:23
本作の作品の舞台は2020年の東京・池袋。私立青蘭学院に通う男子高校生5人の約1年間の生活を描きます。
男子高校生たちのナチュラルで賑やかなやりとりを楽しめる「学園コメディ」パートと、作中で起こる“とある凶悪事件”を推理感覚で聴きすすめる「青春ミステリー」パートが融合し、コメディとシリアスのふたつの要素を同時に楽しむことができるドラマ作品です。
キャストインタビュー
小嵐南央役:上村祐翔さん
Q1:第4巻をお読みになり、物語について感じたことなどをお聞かせください。
卒業式の南央の挨拶で「自分の気持ちを相手に伝えることの大切さ、向き合うことの大切さを学びました」という言葉がありましたが、それを強く感じられる第4巻だったと思います。
杁弥と父・貴臣、絢人と母・仁美の親子の和解、そして、杁弥と南央たちの仲間の絆を感じるシーンは胸にぐっと来ました。それぞれが勇気を出して一歩を踏み出すことで未来は変わっていくということを改めて感じました。
Q2:本日のご収録の感想(ご自身のキャラクターを演じる際に、難しいと感じた部分、または楽しかった部分)があれば教えてください。
時系列に沿って収録していったので、杁弥と離れてしまって心がどん底に落ち切っているところの南央からスタートしました。これまでの収録でここまでネガティブになっている南央を演じたことはなかったので、新鮮であるとともにチューニングが難しかったです。
ディレクターさんと相談しながら感情の浮き沈みを丁寧に調節していけてよかったです。終盤にかけて元気でバカな南央が現れたときには「南央らしさが戻ってきた!」と現場のみんなでホッとしました。楽しい収録でした。
Q3:第4巻は「それぞれの未来」というテーマで描かれました。ラストに向けての展開はいかがでしたか?
社会人としてさまざまな経験をしてきた南央たちが、居酒屋で再会するのは本当にエモーショナルでしたね。立派に職を全うして、懸命に生き抜いてきて…そんな彼らが、あまり感動的にならず高校時代のときのようにラフに会話している姿がとても微笑ましかったです。
Q4:第4巻の登場人物の中で最も印象的な人物はだれでしょうか?
南央です!第1巻のときから南央のことは大好きですが、全巻通してもっと好きになりました!バカで能天気だけど、優しくてあたたかくて、それゆえに突っ走ってぶつかっていくエネルギーを持つ南央は「最高のヒーロー」だと思います。
卒業式という大舞台で、あんなにもストレートで心に刺さる言葉を発することができるのは、南央の人柄あってのことだろうなと演じながら感服しました。こんな素敵なキャラクターを演じられてとても光栄でした。
Q5:アオハルをお楽しみいただいたお客様にメッセージをお願いいたします。
全4巻お聴きいただきありがとうございました。もっとも多感な時期を全力で駆け抜けていった彼らのことを考えると、親心のような感情を抱いたり、一方で自分自身もっと頑張らなきゃなと奮い立たされたりといろんな感情に触れることができました。
皆さんにとっても、「青い春の音がきこえる」という作品がそんな心に残るギフトになっていたらいいなと願っています。また南央たちに会いたいですね!これからも「アオハル」をどうぞよろしくお願いします!
東山絢人役:石川界人さん
Q1:第4巻をお読みになり、物語について感じたことなどをお聞かせください。
今回は物語の集大成ということで先のことが語られたり、今までの伏線が回収されていて最後にふさわしい物語でした。
だからと言って、これで全てが終わりということではなく、未来を感じる物語になっていてアオハルにぴったりな締めでした。もっともっと彼らを演じていきたいと改めて感じました。
Q2:本日のご収録の感想(ご自身のキャラクターを演じる際に、難しいと感じた部分、または楽しかった部分)があれば教えてください。
今回は未来のキャラクターも演じることになったのですが、どの程度大人になっていて、仲間内以外ではどのように振る舞うのかを考えるのが大変であり楽しかったです。絢人の新たな面をスタッフさんに意見をもらいながらともに考えていけたのが本当に楽しかったです。
Q3:第4巻は「それぞれの未来」というテーマで描かれました。ラストに向けての展開はいかがでしたか?
今までこの作品の中に、ずっとしこりとして残っていたものについにフォーカスが当たり、その全てをきちんと回収していく様は圧巻でした。
また、そこに至る経緯や理由がはっきりと語られていてスッとふに落ちる展開になっていたのが印象的です。未来に希望があり、今に青春があることを全身で体感できる展開だったと思います。
Q4:第4巻の登場人物の中で最も印象的な人物はだれでしょうか?
杁弥です。今作に関しては杁弥の話と言っても過言ではありません。それは僕が絢人を演じているからというのもあるとは思いますが、彼の抱えてきたものやそれを目の当たりにした時の周りの反応が本当に印象的でした。
Q5:アオハルをお楽しみいただいたお客様にメッセージをお願いいたします。
暗くもあり明るくもあった「アオハル」の節目となるお話になったと思います。様々な思いを抱き、それに向き合う彼ら雄志を見届けていただきたいです。是非よろしくお願い致します。
吉宗杁弥役:斉藤壮馬さん
Q1:第4巻をお読みになり、物語について感じたことなどをお聞かせください。
ものすごく素敵な話だな、と率直に思いました。チェックをしているときにも何度も泣いてしまいました。今回はそれぞれのその後が描かれますが、やはり杁弥の物語はひとつの大きなキーとなっていると思います。
彼が出会えたのが南央たちで本当によかったと感じながら読ませていただきました。演出としてもドラマCDのよさが生かされていて、この媒体だからこそできた作品だなと。完成版を聴くのが楽しみです。
Q2:本日のご収録の感想(ご自身のキャラクターを演じる際に、難しいと感じた部分、または楽しかった部分)があれば教えてください。
もう本当に、杁弥がどうなってしまうのかということが最大の心配点だったので、彼の物語がひとつの区切りを迎え、そこから先に続いていってくれたことにとてもほっとしました。
印象的なところはたくさんあるのですが、やはり南央との会話のシーンがもっとも印象に残っています。残念ながら一緒には収録できなかったのですが、先に録っていた南央のセリフを聞かせていただいて、彼の真っ直ぐで熱い気持ちをもらって収録できました。
そのあとの貴臣さんとの、ようやく半歩踏み出せた会話、そして卒業式のシーンでは心からぐっときました。全体を通して、ロジックではなく、剥き出しの杁弥の感情を感じながら全力でぶつかれました。
Q3:第4巻は「それぞれの未来」というテーマで描かれました。ラストに向けての展開はいかがでしたか?
各キャラクターが夢を叶え、あるいは夢を見つけてそれぞれの道でがんばっている姿にはうるっときましたね。
個人的には、もともと夢を持っていた絢人や伊吹もそうですが、蓮がそうくるか!とびっくりしつつも、ものすごくしっくりきました(笑)。
彼らの長い人生の中では、高校時代はほんの一瞬。でもそのかけがえのない時間を共有できたことは、彼らにとってなによりの財産なのだと思いました。
Q4:第4巻の登場人物の中で最も印象的な人物はだれでしょうか?
もちろんぼく個人としては杁弥の視点で物語を読んでいたので、杁弥は印象には残っているのですが……やはり蓮でしょうか(笑)。いい意味でいろいろずるい!と思いました。
今作は様々な状況もあって、なかなか全員揃っての収録はできなかったので、もっとみんなでかけあってみたかったですね。後半は特に重い展開が続いていたがゆえに、みんなで日常パートをもっとたくさんわいわいやりたかったです……!
Q5:アオハルをお楽しみいただいたお客様にメッセージをお願いいたします。
改めまして、ここまでアオハルを応援してくださいましてありがとうございます。もう多くは語らず、ただこの素晴らしい作品の世界に浸って、楽しんでいただきたいと思います。
ぼく自身も、彼らとともにきらきらしつつも苦しく、鮮烈な青春を過ごせて幸せでした。本音をいうとここで作品から卒業したくないです……!
また、どこかで彼らと、皆さまとお会いできる日を心から待ちたいと思います。第4巻、何卒よろしくお願いいたします!
辻岡蓮役:武内駿輔さん
Q1:本日はご収録ありがとうございました。第4巻をお読みになり、物語について感じたことなどをお聞かせください。
長いようであっという間に過ぎ去ったような感覚で、まさに学生時代の青春のようだなと感じました。それぞれの道筋への希望、その後の活躍などが描かれており、彼らを見守ってきてよかったと思えるような成長ぶりだったので、感動しました。
Q2:本日のご収録の感想(ご自身のキャラクターを演じる際に、難しいと感じた部分、または楽しかった部分)があれば教えてください。
蓮の声を吹き込むのは非常に楽しい時間でした。自分自身の道標をまだ探している方に共感してもらえるようなキャラクター像にするよう、いつも心掛けていましたが、今は気持ちよく走り抜けた様な気持ちです。
Q3:第4巻は「それぞれの未来」というテーマで描かれました。ラストに向けての展開はいかがでしたか?
最初は楽しい時間を感じられるところが、大きい理由で一緒にいた彼らですが、その友情がどんどん強いものになり、お互いの存在を包み込み、受け止められる様な関係性になっていく様子が、見守っていて非常に面白かったです。
Q4:第4巻の登場人物の中で最も印象的な人物はだれでしょうか?
杁弥かと思います。ラストシーンの杁弥は…色々と持っていっているようで…美味しい人だなぁと思いました(笑)。そして、もしかしたらこの中で一番大きく心動いて、成長した人間なのではとも思わされる彼の存在には、やはり惹かれます。
Q5:アオハルをお楽しみいただいたお客様にメッセージをお願いいたします。
彼らの物語を通して、アオハルとは何か。いつ始まり、いつ終わるものなのか、むしろ終わりがあるものなのか。そう言った事を考えるきっかけになれればと思い、取り組んできました。何度も繰り返し聴いて、楽しんでいただけますと、幸いです。
柳屋伊吹役:中島ヨシキさん
Q1:本日はご収録ありがとうございました。第4巻をお読みになり、物語について感じたことなどをお聞かせください。
5人それぞれの結末がとても心に突き刺さりました。大人になったみんなが「あの頃俺たち若かったよな~」と振り返っていたのがとても印象的でした。
Q2:本日のご収録の感想(ご自身のキャラクターを演じる際に、難しいと感じた部分、または楽しかった部分)があれば教えてください。
どこか達観して生きていた伊吹でした。年齢を重ねても劇的に印象が変わるような感じはしなかったので、そこがやっぱり伊吹の良さかなと思います。
Q3:第4巻は「それぞれの未来」というテーマで描かれました。ラストに向けての展開はいかがでしたか?
王道の展開だったのかもしれませんが、それが尚のこと結末の清々しさを際立たせていたと思います。みんながいつまでも幸せにでいてくれると嬉しいなと思います。
Q4:第4巻の登場人物の中で最も印象的な人物はだれでしょうか?
やはり杁弥でしょうか……。しんどいことはたくさんあったのでしょうが、南央のような存在がいてくれてよかったなぁと思います。友達のために捨身になれるのは、かっこいいですね。
Q5:アオハルをお楽しみいただいたお客様にメッセージをお願いいたします。
4巻まで駆け抜けてきました。5人が5人なりに出した結末が、少し未来まで描かれています。その間にもたくさんの物語があったのだと思いますが、何にしても、今生きている「現在」という時間を大事にしていきたいなと思わせてくれる作品でした。皆さんの心にも、何かが残っていてくれたら嬉しいです。またどこかでお会いしましょう!
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