帰ってきた「オトパ2022」やっぱり凄かった！トキメキ・笑い・絶望大放出の4日夜公演レポート

女性向けゲームブランド「オトメイト」の人気タイトルが一堂に会する「オトメイトパーティー2022（オトパ）」が、2022年9月3日(土)・4日(日)に全3公演開催されました。

 

実に3年ぶりの開催となる本公演の最終日4日夜公演に、にじめん編集部もお邪魔してきましたので、その模様をお届けします。

 

 

3年ぶりに「オトパ」開幕！！

2022年9月3日・4日の2日間、東京・国際フォーラム ホールAにて、乙女に贈る夢のステージ「オトメイトパーティー2022」が、3年ぶりに開催されました！

 

出演声優が登場し、来場者全員をメロッメロの乙女全開にしちゃう奇跡のイベントこと（？）「オトパ」。

参加タイトルは、人気作から注目作まで全3公演・計12タイトルとなっており、キャストは過去最多人数が出演し、鈴村健一さん・鳥海浩輔さん・森久保祥太郎さんの3名が3公演共通で司会を務めました。

 

 

 

 

「オトパ2022」9月4日夜公演の内容をちらっとお届けします！

 

「オトメイトパーティ2022」のテーマは、ミュージカル（ブロードウェイ）です！

 

4日夜公演には、「キューピット・パラサイト」「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-」「CLOCK ZERO ～終焉の一秒～」「Collar×Malice」に出演する、前野智昭さん・杉山紀彰さん・須藤翔さん・森田成一さん・梶裕貴さん・小野友樹さん・木村良平さん・KENNさん・八代拓さん・古川慎さん・岡本信彦さん・平川大輔さん・天﨑滉平さん・興津和幸さんと、司会の鈴村健一さん・鳥海浩輔さん・森久保祥太郎さんの豪華声優陣17名が登壇。

 

朗読劇やライブ、大人気のバラエティコーナーなどなど、盛りだくさんの内容をお届けします！

 

 

 

 

キューピット・パラサイト

 

【出演者】

ギル・ラヴクラフト役・木村良平さん
シェルビー・スネイル役・KENNさん
ラウル・アコニット役・八代拓さん
アラン・メルヴィル役・古川慎さん

ピーター・フラージュ役・岡本信彦さん

 

アーティスト：The Biscats

 

 

【「キュピパラ」あらすじ】

オシャレな街——ロサンヨークに本社を構える
大手結婚相談所《キューピット・コーポレーション》。

幸せな結婚を夢見るロサンヨーカーたちの縁結びを手伝う
トップ・ブライダルアドバイザーのヒロインには、
誰にも言えない、トップ・シークレットがあった——。

それは……人間界に諸般の事情（親子喧嘩）により、降臨（家出）してきた
本物のキューピットであること！

——とある日の朝5時、社長室。

「この5人を結婚させろ。そうすれば、昇格させてやる。
お前は、我が社のトップ・ブライダルアドバイザーだ。
……出来るだろう？」

社長から言い渡されたのは、
社内でも有名な厄介な会員5人【Parasite5（パラサイトファイブ）】を成婚に導くこと。

面談・セミナーを重ね、アドバイスをしていく中で、
会社の宣伝も兼ねた婚活シェアハウスTV番組【PARASITE HOUSE】への出演が決まり、
彼らと共同生活を送ることに——！？

本物のキューピットであるヒロインでさえ、手を焼く彼らとは？
前途多難で予測不能な、女神×婚活ラブコメディーが、今はじまる——♥

（「キューピット・パラサイト」公式サイトより引用）

 

 

オープニングが終了し、トップバッターはオトパ初参戦の「キュピパラ」！

朝まで飲みあかしたギルら5人は、とある動画・SNSの投稿を見つけます。興味深い内容を投稿するそのアカウントの持ち主は仲間のうちにいる……！？

 

 

 

 

 

 

朗読劇後のThe Biscatsによるオープニング主題歌ライブでは、オトパ初のバンド生演奏を披露！

ベーシストがウッドベースにのっちゃうくらいの盛り上がりを見せました。

 

 

終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-

 

【出演者】

リュカ・プルースト役・平川大輔さん
マティス・クロード役・天﨑滉平さん
アドルフ役・八代拓さん
アンクゥ役・興津和幸さん

 

 

【「終ヴィル」あらすじ】

西ヨーロッパの小国・アルペシェール。
四方を海と黒き災いの花――リコリス・ノワージュに囲まれたこの国の人間は
23歳までに死に至る《死の呪い》を抱いて生まれてくる。

万人に等しく死が降り注ぐアルペシェールは、いつしかこう呼ばれるようになった。
――死神に魅入られた国、と。

国民は短命である自分たちの運命を嘆き、抗う。
そして長年にわたる研究の末、あるシステムを創り出した。
23歳までに死を迎える肉体を捨て、記憶だけを生き永らえさせる――“記憶のダウンロード”。
“記憶のダウンロード”によって永続的に生き続ける人々は“リライバー”と呼ばれ、
短命に抗い続けている。

時を同じくして、関わる者全てが不幸になることから《死神》と呼ばれる少女がいた。
人生を嘆いた少女が自ら生を終わらせようとした瞬間、
目の前に《死の番人》だと名乗る謎の男が現れる。

番人の導きにより、少女は否応なしにこの国に巣食う《様々な死の謎》に近づくこととなる。
死神に魅入られた者の運命が行きつく先は――絶望だと知らずに。

（「終遠のヴィルシュ -ErroR:salvation-」公式サイトより引用）

 

 

続いては、こちらも初参戦となる絶望と救済の物語「終ヴィル」です。本編のネタバレありということもあり、かなり衝撃的なシナリオでした……。

 

 

 

 

 

 

マティスを演じる天﨑さんは、約8年前にオトパを客席側で見学していたらしく、ついにステージに上がれたことをとても喜んでいました！

 

また、アンクゥ役の興津さんは、MC陣と同様3公演フル出演な上、ロゴに描かれている“ヒゲ・メガネ・帽子”のキャラクターが興津さんに似ているということで「興津メイトパーティだ！」と笑いを誘っていました。

 

「終ヴィル」は、ファン待望のファンディスク制作決定が発表されました！

一人ひとりから思わず漏れてしまった歓声による会場のどよめきがすごかったです。

 

絶望から救済に向かう物語。続報をお楽しみに！

 

 

 

バラエティコーナー

オトパ恒例のバラエティコーナー！

鈴村さんチーム・鳥海さんチームに8名ずつ分かれ、各チーム2戦ずつの計4試合行われました。

 

行われたゲームは「仲間はずれは誰？！ ステージ★アクション」。

出されたお題に沿ったジェスチャー＆ポーズを4人でとるのですが、1人だけ違うお題の人がいます。それは誰でしょうか？というルールです。

 

罰ゲームは、ファンから募った「メロきゅん★ワード」を披露！ ファンはズキュンと胸を撃ち抜かれる甘〜〜〜いセリフを生で体感できます。神。

 

 

第1回戦：鳥海さんチーム出題

演じる側のメンバー：木村さん・岡本さん・平川さん・興津さん

お題：【喜】けん玉が上手くいった

 

 

 

第2回戦：鈴村さんチーム出題

演じる側のメンバー：前野さん・KENNさん・八代さん・天﨑さん

お題：【怒】足を踏まれてムッとする

 

 

 

第3回戦：鳥海さんチーム出題

演じる側のメンバー：鳥海さん・古川さん・森田さん・杉山さん

お題：【哀】乗ろうとした電車が行ってしまった

 

 

 

第4回戦：鈴村さんチーム出題

演じる側のメンバー：鈴村さん・梶さん・小野さん・須藤さん

お題：【楽】猫をかわいがる

 

 

 

なんと最終戦は、お題発表に細谷佳正さんがビデオレターで登場しました！

 

多数の豪華声優陣が出演していることに対しての「パワースポットになっているのでは」や、お題に対しての「ブラックホールに近いものがある…」など細谷節炸裂！

 

お題発表後も「最近楽しかったこと」として、「尾道から親友が遊びに来てくれた。散歩中に亀の銅像の上に乗って、通りすがりの人に写真を撮ってもらった。」と話し、細谷ワールドを展開してくれました。

 

 

はたして、勝負の行方はどうなったのでしょう？引き分けになった際のあっち向いてホイ対決はあったのでしょうか！？

 

まさか、同じチーム内の2人が勝負することになったり、あっち向いてホイには強いのにじゃんけんが弱い人が現れてラリーがメッチャ長引いてしまうような展開になったりしていませんよね……！？

 

勝負の行方が気になる方、面白すぎる声優陣のバラエティコーナーが見てみたい方は、来年2023年4月に発売されるBlu-rayをチェックしてみてください！

（詳細は下記概要欄に掲載しています。）

 

 

CLOCK ZERO ～終焉の一秒～

 

【出演者】

加納理一郎/放浪者役・前野智昭さん
英円/ビショップ役・鳥海浩輔さん
西園寺寅之助/反逆者役・杉山紀彰さん
英央/情報屋役・須藤翔さん

 

アーティスト：love solfege（feat.真理絵）

 

 

【「CZ」あらすじ】

2010年、秋。

都内にある私立学校「秋霖学園（しゅうりんがくえん）」の初等部に通う、小学6年生の主人公――九楼撫子（くろうなでしこ）。
幼馴染の理一郎と共に比較的穏やかな学生生活を過ごしていたが、一時期から彼女は毎日のように不思議な夢を見るようになる。
――それは暗く陰鬱な、赤と青に彩られた黒い空が覆う荒廃した世界の夢だった。

 

そんなある日、撫子と理一郎は新任教師・神賀旭（かがあきら）に呼び出される。
同じく教室に呼び出されたのは、他のクラスで問題児と噂される生徒や下級生を含め、計6名。
そこで先生が告げたのは「問題児である君たちに、課題を与えます」という言葉だった。

 

即席の仲間達と共に、先生に与えられた「課題」をこなさなければならないことになったメンバー。
四苦八苦しながらも充実した学校生活を送る裏で、徐々に【現実】を侵食していく謎の数々。

そして、それらに翻弄される撫子の前に現れたのは、【夢の世界】で会ったはずの人物だった。

 

どこか見覚えのある面影の「彼」との出会いによって、
運命の歯車は廻りだす――。

(「CLOCK ZERO 〜終焉の一秒〜 Devote」公式サイトより引用)

 

バラエティコーナー明け、最初の作品はオトパ常連の作品「CZ」。約10分間の朗読劇中に幼少期と青年期を演じ分ける難易度の高いシナリオ！

ほんのり幼さの残る幼少期時代とカッコよすぎる青年期のキャラクターを一度に楽しめました。

 

 

 

 

 

 

4人の息ピッタリな朗読劇後、真理絵さんによるライブでより作品への没入感が深まり、会場が「CZ」の世界一色に染まっていました。

 

 

Collar×Malice

 

【出演者】

柳 愛時役・森田成一さん
岡崎 契役・梶裕貴さん
白石景之役・木村良平さん
冴木弓弦役・小野友樹さん

 

 

【「カラマリ」あらすじ】

連続凶悪事件――通称【X-Day事件】が起き、
危険な街となってしまった新宿で、警察官として働く主人公。

 

地域の安全のために日々奔走していた彼女は、
ある夜、何者かに襲われ、
毒が内蔵された首輪をはめられてしまう。

 

混乱する主人公の目の前に現れたのは、素性の怪しい男性たち。
元警察組織に所属していた彼らは、独自で凶悪事件を捜査しているのだという。

 

彼らを信用していいのかわからないまま、
突如、大事件の鍵を握る存在となってしまった主人公。

 

死と隣り合わせの首輪を外すため、
悪意に包まれた新宿を解放するため、
彼らと共に捜査を開始することになるが――。

彼女の命は誰が握っているのか。
そして、新宿が再生される日は来るのか――。

（「Collar×Malice」公式サイトより引用）

 

「オトパ2022」最終公演のトリを飾ったのは、こちらも常連の「カラマリ」でした！

 

 

 

 

 

 

「カラマリ」は単独イベントなども行われてきましたが、この4人での朗読劇は初めてとのことでしたが、そんな雰囲気を一切感じさせず、作品の空気感の再現度が非常に高い朗読劇でした。

 

そして「カラマリ」は、2023年に劇場版アニメ化の決定が発表されました！

既にアニメ化は決定していましたが、ついに公開時期が発表。楽しみですね！！！

 

 

 

エンディング

エンディングは、「終ヴィル」から平川大輔さん、「キュピパラ」から木村良平さん、「CZ」から前野智昭さん、「カラマリ」から森田成一さんが作品を代表して一言挨拶。最後は恒例のオトメイトコールにて幕を閉じました。

 

全出演者が完全にはけ「終わったかな？」と思いきや、再び西園寺寅之助/反逆者役・
杉山紀彰さん、白石景之役・木村良平さん、アラン・メルヴィル役・古川慎さん、アンクゥ役・興津和幸さんが順番に登場し、お別れ台詞を披露してくださいました！

 

終わったと思ったところに素敵なデザートを出されて大歓喜しつつも、これで本当に終わりかと思いきや…まだまだ続くではありませんか！！

 

ステージ上のモニターに「終ヴィル」キャラクターたちが登場し、イベントのアンケート告知と、規制退場のアナウンスをしてくれたあとエンディングムービーが流れて、ついに約3時間に及ぶ宴の幕が閉じました。

 

この終わる終わる詐欺（？）は本当に衝撃的……。「終わってほしくない」というファンの気持ちを理解しすぎていて感動しましたね。

 

 

個人的には、エンディングで銀テープが飛び出したのも、入り口にファンからのフラワースタンド（スタンド花）が置かれているのも帰ってきた感？を感じて嬉しかったです。

ここ数年開催されたイベントでは見かけなかったので……。

 

 

 

 

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