“withコロナ年”BLファンの消費行動が明らかに!約半数が「年間10万円以上消費」とリアルな数字が公開
Sunday 21:00
オタク女子マーケティング研究所が「BL消費行動」についてのアンケートを2020年3月に実施。
その調査結果、そして商業BLレビューサイト「ちるちる」ユーザの行動データを元に、BL関連の購入金額や、購入するジャンル、COVID-19の影響による2020年の購買行動の変化を調査した結果が発表されました!
BLファンによるリアルな購入行動やお財布事情がグラフとともにわかりやすく説明されています。
BL関連の購入金額
年間
1位・・・10万円以上…37.3%
2位・・・5万円~10万円以下…24%
3位・・・1~3万円以下…13%
月間
1位・・・1万円~3万円以下…32.4%
2位・・・5000円以下…30%
3位・・・1万円以下…25%
カテゴリ別 購入頻度
「実際に購入しているBL関連の購入品」で、購入頻度の高いカテゴリの順序を調査。以下の結果となりました。
1位・・・商業BL漫画
2位・・・同人誌
3位・・・商業BL小説
近年、漫画や小説ファンのための展示会・イベント・コラボカフェ・舞台・映画等、外へ出かけるリアルイベントの機会が増えてきていますが、まだ発展途上であり伸び悩む結果に。
さらに、新型コロナウイルスの影響で今後のリアルイベントの様相は変化せざるを得ない状況から、リアルとはまた違った新感覚のオンラインイベント発展していく可能性が高いことが、この結果からわかります。
実際に購入しているBL関連の購入品
順位は、購入TOP3が全て読み物という結果になりました。
漫画・小説・同人誌…読み物に共通するものと言えば、ストーリーの有無。
元来、腐女子が腐女子である理由に、妄想力、想像力、そして創造力の高さにあります。
それら想像性を幅広く刺激するコンテンツである「ストーリー」をトリガーに、消費欲求を高めていると見えます。
※アンケートの選択肢 全11カテゴリ
商業BL漫画
商業BL小説
舞台
商業BLグッズ(漫画小説以外)・イベント
作家・声優イベント
BLCD
同人誌
一般作品アプリ(コラボ含む)
同人グッズ・イベント
外出自粛によるBL消費の変化
アンケートでは、「新型コロナウイルスの影響によるイベント中止等、お財布事情に変化があったか?」も質問。
「お財布事情、貯蓄が”プラス”、または”変化なし”だった」…90%、
「お財布事情、貯蓄が”マイナス”になった」…10%
新型コロナウイルスにより、「お財布事情や貯蓄が通常より”プラス”、または”変化なし”だった」と「お財布事情や貯蓄が通常より”マイナス”」だったかで大別すると、<出費がプラスまたは変化なし>の回答が約90%に上りました。
ちるちるユーザー間では、あくまでも短期的にCOVID-19がダイレクトに金銭へ影響した人は少数派なようです。
「お財布事情や貯蓄に変化がない」回答理由の内訳
「元々電子書籍・通販を利用していた」…14%
「イベントがキャンセルになったがその分をBL作品購入に回した」…31%
「新型コロナウイルスの影響で電子書籍・通販を利用した」…23%
家で楽しめる漫画や小説をはじめとした自宅エンタメの購入需要は年々増加傾向にありましたが、外出自粛をトリガーにさらに加速していることが分かります。
大体1冊あたり1000円以下で楽しめ、購入手段の簡易さに各種電子書籍サービスが一斉にお買い得なフェア開催もあいまって、電子書籍購入を後押ししているようです。
「支出に変化があった」回答者の約8割の理由内訳
「予定していたオタ活予算を別のオタ活予算へ。気づいたら使いすぎていた。」でした。
次点で「収入源のため」「イベント出展のため制作費」という理由が続きます。
一方で、「支出に変化があった」「変わらない」「変化がない」を含む、全回答の3割に登る消費内訳の理由記述は、前述した「気づいたら予算を使いすぎていた。」という結果に。
イベント予算の返金のほか、給付金等も趣味のオタ活へ投じる傾向が見られました。
貯蓄やお財布事情が<マイナスだった>回答者の理由
<1万円以上マイナスだった回答者>
「月に10冊までと決めていた本が、家にいることが多くなった為か、いつのまにか20冊近く買ってしまっていました…」
<5万円以上マイナスだった回答者>
「他の趣味のチケット返金があったので、その分BL漫画を買おうと思ったら1万程度予算をオーバーして結果いつもの2倍くらい漫画を買ってしまった。」
サービス業です。収入減。これから先の希望なし。趣味にお金が出せない可能性もあります。
<10万円以上マイナスだった回答者>
「J庭は不参加。そのフラストレーションのせいか、ネット通販でグッズや漫画を買い漁り、この短期間で10万以上使ってます。グッズ:3万 漫画と小説:7万。」
「イベントで購入出来ないので全て通販にシフトして購入したので、ついでにグッズを大量に購入している。」
以上、「オタク女子マーケティング研究所 by ちるちる」によるアンケート結果でした。
個人的には、商業は紙で欲しい派なので自粛期間は購入を控えることになったのですが、その分自粛明けに買えてなかった分をまとめて買ったので結果購入金額も量も変化なしといったところでした(笑)
リアルイベントの数自体は減りましたが、リアルサイン会がオンラインサイン会に変更されたり、腰乃先生が新刊発売記念オンライントークイベントをアニメイトにて行うことが決定するなど形を変えて様々な企画が催されています。
コロナに負けず、引き続き素敵なヲタ活&BL生活を楽しみましょう♪
調査概要
【全国のオタクに聞きたい】BLにいくら注ぎ込む?BLお財布事情2020
有効回答数:1378
調査対象:「ちるちる」ユーザ及び「ちるちる」Twitterフォロワー
調査方法:インターネットを用いたアンケート
調査期間:2020年3月18日(火)~2020年3月23日(日)
回答者平均年齢:約34歳
※今回の調査は、COVID-19で大きく影響を受けたユーザー様への配慮により、お金に対する直接的すぎる言葉を避けるため「お財布事情」という表現を採用しています。
回答者平均年齢34歳か、同年代だわ
お財布事情よりそっちに目がいってしまった
オタク女子=腐女子の図に疑問が残ってしまうの私だけかな🤔
同人誌というか二次創作読み書きする層は腐女子が多いのは事実だし、イコール扱いはともかくそういう理由でまあ腐女子多いよねって思われるのは分かるんだけど、それ以外の人達と言うか、全体で見た場合の腐女子とそうでない人の割合が気になるわ
BLは少し読んだことあるけど、一瞬で飽きてそのジャンルに全く自分は興味は湧かないって分かってしまった。
お金をたくさん注ぎたいと思えるものがあるなら、犯罪でない限り問題はない。
女性向けのコーナーに行くとBLがドーンと置かれてるの抵抗ある…好きな人には悪いけど苦手な人がいること、コーナー(棚)別にするとかもっと考慮して欲しい。同一の場所にあったら避けられない…
商業だったらBLとそれ以外ってコーナー別れてない? はっきりとした区別のラインはなくとも同じ本棚にどれがBLか分からない状態で収まってるってことはあんまりないと思うけど
同人誌だったら女性向けでくくられるジャンルは作品に寄るとはいえ大半のジャンルで8割BLみたいな比率だから諦めるしかないような……でも作品単位でならBL以外は一まとめにされてること多いから、より分けて目的の物に辿り着くこと自体はそんな難しくないと思うけどなあ
同人誌はそういうものと分かってるから近づかないし視界に入らないけど、近所の書店やアニメイトとかの商業紙は同一の場所、しかもすぐ隣にBLとわかる表紙が置かれてるのは配慮して欲しいと思うんだよね…しかもどんどん範囲が広がってるから困る。
んー、広がってるイコール多数派というか増えてるってことだろうし、増えてる物を表紙さえ一切見ずに過ごすって難しいと思うよ
表紙は「これが苦手なら避けて下さい」って目印だと思って割り切った方がいいよ
ごっちゃになってる所あるのかな?
キャパにもよるんだろうけど、小さい店舗の書店でも棚は別れてるなあ自分の地域は
新刊コーナーだけは同じ棚とか平台に置いてあるけど、一応BLはBLでかたまってる
私BLも好きだけど今は棒作品で夢女子気味だから最近BLはほぼ買ってません
またBL系で好き系が出たら買うと思いますが、その時はまってるもので変わります
お財布事情の変化3カテゴリで集計しておきながら「プラスと変化なし」「マイナス」でわけてグラフを作るのはおかしくない?
「プラスと変化なし90%」の内訳が「プラス5%」「変化なし85%」か「プラス85%」「変化なし5%」では、「マイナス10%」との比較での印象が変わってくる。