【2025年最新版】『氷菓』キャラクター一覧！登場人物の基本プロフィール・メディアミックス情報を紹介
Sunday 18:00
『氷菓』は、米澤穂信先生の推理小説シリーズ『〈古典部〉シリーズ』の第1作、およびこれを原作としたアニメや実写映画などのシリーズの総称です。
文化系の部活動が活発なことで有名な進学校・神山高校の「古典部」に入部した男女4人が、学校生活に隠された“謎”に挑むといったストーリーになっており、京都アニメーション制作でTVアニメ化も行われました。
本記事では、『氷菓』に登場する登場キャラクターたちや、メディアミックス情報を紹介します。
『氷菓』とは【作品あらすじ】
文化系の部活動が活発なことで有名な進学校・神山高校の「古典部」に入部した男女4人が、学校生活に隠された“謎”に挑む物語『氷菓』。
作品名の“氷菓”とは、古典部が毎年制作してきた文集のタイトルにも使われていて、古典部が解き明かしていく謎の1つにもなっています。
2012年には京都アニメーション制作でTVアニメ化もされ、美麗で可愛らしい映像やキャラクターデザインにも注目です。
『氷菓』登場キャラクター一覧
古典部メンバー
折木 奉太郎（おれき ほうたろう）
声優：中村悠一さん
折木 奉太郎は本作の主人公で、神山高校の男子生徒です。
「やらなくてもいいことなら、やらない」といった“省エネ”主義者でありますが、姉からの勧めで廃部寸前だった古典部に入部しました。
ヒロインのえるに振り回されることが多いものの、とある事件の際に彼女への好意を自覚しています。
千反田 える（ちたんだ える）
声優：佐藤聡美さん
千反田 えるは本作のヒロインで、神山高校の女子生徒です。
自身の伯父と古典部にまつわる過去を思い出したいという「一身上の都合」で古典部に入部し、部長を務めています。
お嬢様らしい清楚で整った容姿をしていますが、好奇心旺盛で奉太郎たちを巻き込むことも多いです。
福部 里志（ふくべ さとし）
声優：阪口大助さん
福部 里志は神山高校の男子生徒で、奉太郎の親友です。
奉太郎につられて古典部に入部しましたが、手芸部や総務委員会にも所属しています。
身長は160cmと小柄なものの、サイクリングが趣味のため脚力はかなり鍛えられています。
伊原 摩耶花（いばら まやか）
声優：茅野愛衣さん
伊原 摩耶花は、神山高校の女性生徒です。
奉太郎とは小学校から9年間同じクラスという、いわゆる腐れ縁の仲で、里志に想いを寄せています。
背が低く童顔ですが、外見に似合わず自分にも他人にも容赦がない性格をしています。
折木家
折木 供恵（おれき ともえ）
声優：ゆきのさつきさん
折木 供恵は、奉太郎の5歳年上の姉です。
神山高校古典部のOGで、奉太郎が古典部に入るきっかけを作りました。
世界各地を旅して回っており、彼女には奉太郎も頭が上がりません。
神山高校関係者
遠垣内 将司（とおがいと まさし）
声優：置鮎龍太郎さん
遠垣内 将司は、神山高校3年の男子生徒です。
壁新聞部の部長を務めており、卒業後の進路は不明です。
実家は市内の中等教育に影響力のある家系で、えるとは学外でも面識があります。
入須 冬実（いりす ふゆみ）
声優：ゆかなさん
入須 冬実は、神山高校2年の女子生徒です。
実家は市内で総合病院を経営する地元の名士で、千反田家とは家ぐるみの付き合いがあります。
頭の回転が早い美人であり、生徒の間では女帝と渾名されるほどです。
十文字 かほ（じゅうもんじ かほ）
声優：早見沙織さん
十文字 かほは、神山高校1年の女子生徒です。
占い研究会のたった一人の部員にして部長であり、実家は神山市内にある荒楠神社です。
さらさらとした髪と、フレームの小さいメガネが特徴的な容姿をしています。
沢木口 美崎（さわきぐち みさき）
声優：伊瀬茉莉也さん
沢木口 美崎は、神山高校2年の女子生徒です。
天文部に所属しており、明朗快活でエキセントリックな性格をしています。
シニヨンヘアーが特徴的です。
羽場 智博（はば ともひろ）
声優：阿部敦さん
羽場 智博は、神山高校2年の男子生徒です。
探偵小説研究会に所属しています。
ミステリーに詳しく、高慢かつ目立ちたがり屋です。
河内 亜也子（こうち あやこ）
声優：浅野真澄さん
河内 亜也子は、神山高校2年の女子生徒です。
漫画研究会に所属しており、勝気な性格をしています。
湯浅 尚子（ゆあさ しょうこ）
声優：進藤尚美さん
湯浅 尚子は、神山高校2年の女子生徒です。
漫画研究会の部長であり、進級後に退部しました。
アニメ『氷菓』について
アニメ『氷菓』は、2012年4〜9月まで放送されていたTVアニメで、テレビシリーズ22話とOVA1話の全23話から構成されています。
原作のシリーズを時系列順に構成しており、大筋においては原作を踏襲していますが、古典部の部室の場所など原作から変更されている部分も一部存在しています。
最も大きな変更点は作中の時代設定で、放送年と同じ2012年に変更されています（原作では2000年）。
アニメーション制作は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『けいおん！』『涼宮ハルヒの憂鬱』『Free！』などで有名な、京都アニメーションです。
実写映画『氷菓』について
映画『氷菓』は、2017年11月に公開された実写映画で、角川大映スタジオにより制作されました。
TVアニメ版では2012年に時代設定が変更されたのに対し、実写映画では原作通り2000年が舞台になっています。
主人公の奉太郎役を俳優の山﨑賢人さんが務め、ヒロインのえる役を女優の広瀬アリスさんが務めています。
©米澤穂信・角川書店／神山高校古典部OB会
