マンガを読む頻度&漫画から受けた影響の調査結果!高校生がハマっているマンガTOP10も発表
Monday 12:43
スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、日本全国の高校生を対象に、ふだんマンガを読む頻度や漫画から受けた影響について調査を行いました。
その結果が公開されましたので、ご紹介します!
「週1日以上」マンガを読む高校生が全体の6割弱
高校生に、マンガ・コミック・マンガ雑誌など、紙の本、電子書籍すべて含めて、ふだんどのくらいマンガを読んでいるか聞きました。
全体で16%の高校生が「マンガはまったく読まない」と回答し、8割以上の高校生は、ふだんからマンガを読んでいることがわかります。
読む頻度としてもっとも割合が高かったのは、「ほぼ毎日読む」で約3割。「ほぼ毎日読む」「週4~5日読む」「週1~3日読む」を合わせた【週1日以上読む】という高校生の割合は、全体で6割弱。
男女別でも大きな差はみられませんでしたが、学年別にみると、【週1日以上読む】高校生の割合は低学年になるほど高くなっていました。
マンガから受けた影響は?「知識が増えた」「まわりの人との会話がはずんだ・話題が増えた」
ふだんマンガを読むと回答した高校生に、マンガから何か影響を受けたことがあるかを聞きました。
全体の上位は僅差で「知識が増えた」「まわりの人との会話がはずんだ・話題が増えた」という結果に。
いずれも5割強の高い割合で、男女別でもそれぞれ上位にランクインしました。全体の3位以降は、「趣味ができた」「想像力が豊かになった」です。
男女別にみると、全体的に女子高生のほうが各項目の割合が高めの結果に。
男子高生と比べて女子高生では、「まわりの人との会話がはずんだ・話題が増えた」「趣味ができた」「想像力が豊かになった」「励まされた」の割合が高くなりました。
男女ともに、5位には「価値観・人生観が変わった」が3割強でランクイン。
学年別にみると、「友達ができた・増えた」は高2の男子高生、高1の女子高生で割合が高く3割超でした。
女子高生で9位の「恋愛に役立った」は、高2JKで1割台後半と高めとなっています。
ハマっているマンガTOP2は、男女ともに『 【推しの子】』『SPY×FAMILY』
ふだんマンガを読む高校生に、マンガ・コミック・マンガ雑誌など、紙の本、電子書籍すべて含めて、ハマっているマンガについて聞きました(2023年6月時点)。
男女ともに、1位は『 【推しの子】』!LINEリサーチで実施した最新6月期の若年流行調査においても圧倒的な人気で1位でした。
昨年の調査で、ハマっているマンガのTOPだった『SPY×FAMILY』は、今年は2位にランクイン。
男女別にみると、女子高生の3位には『山田くんとLv999の恋をする』が、6位には『ハイキュー!!』がランクインしています。
女子高生の10位には同率で『魔入りました!入間くん』や、『薬屋のひとりごと』が並びました。
ランキング外ですが、『地縛少年花子くん』、『明日、私は誰かのカノジョ』も、男子高生よりも女子高生で高い割合です。
また、女子高生では恋愛系のマンガも人気があり、『ヲタクに恋は難しい』『ハニーレモンソーダ』『わたしの幸せな結婚』など、男子高生に比べて女子高生で割合が高くなりました。
一方男子高生は、3位に昨年と同じく『ONE PIECE』がランクインし、引き続き男子高生で高い人気を獲得しています。
そのほか女子高生よりも男子高生で人気だったのは、『進撃の巨人』『怪獣8号』「五等分の花嫁』でした。
昨年はランキング外だった『チェンソーマン』ですが、今年は女子高生で7位、男子高生で5位と男女ともにランクインしています。
調査概要
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
【調査対象】
日本全国の高校1年生~3年生の男女
【実施時期】
2023年6月19日~2023年6月21日
【有効回収数】
1,003サンプル
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります