ライトノベルのレーベルってどれくらい知ってる?女子向けラノベレーベルの特徴と各レーベルの人気・注目作をご紹介!
Tuesday 18:00
ライトノベルのレーベルってどれくらいご存知ですか?
『ソードアート・オンライン』で知られる電撃文庫や、ラノベ界の金字塔『スレイヤーズ』などで知られる富士見ファンタジア文庫といったアニメ化もされているレーベルはなんとなくご存知の方も多いとは思いますが、各レーベルの違いや特色について知らない方も多いのではないでしょうか。
というわけでライトノベルレーベルを全てご紹介!…。
と言いたいところですがすべてを紹介すると、とんでもない量になってしまうので今回はにじめんらしい女性向けラノベレーベル(一部)とそのレーベルの人気作や注目作をご紹介します!
富士見L文庫
大人の文学少女を対象として2014年に創刊。オカルト、あやかし、ミステリー、ファンタジー、青春、恋愛、お仕事など幅広いジャンルを展開しているレーベルです!従来の小説とライトノベルの中間的な位置づけでライトノベルの読者よりやや上の世代向けとなっています。
『紅霞後宮物語』
雪村花菜先生原作、桐矢隆さんイラストによるライトノベル。
「とある事情」から皇后になった最強の軍人と噂される関小玉。小玉は持ち前の前向きさと大雑把さを武器に、女性の嫉妬と欲望が渦巻く後宮「紅霞宮」に入りますが、他の妃たちの嫌がらせにも気づかぬ小玉のマイペースさに、後宮はまさに大混乱!?
シリーズが続々重版中の話題作です!
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角川ビーンズ文庫
少女向けのライトノベルを主に扱うレーベルでアニメ化もされた『まるマシリーズ』や『少年陰陽師』『彩雲国物語』などの人気作品でも知られています!主にファンタジー系の作品が多く、最近ではボーカロイド小説にも力を入れているようですよ!
『ワーズワースの秘薬』
文野あかね先生原作、山田シロさんイラストによる吸血鬼との切ないラブロマンスを描いたライトノベル。
母親が病死し、養女として暮らすアメリアの前に現れたのはオルブライト伯爵家の麗しき当主・ユージン。「君を迎えに来たんだ、アメリア」そう言ってアメリアを自分の屋敷に連れ帰るユージン。厳しくも優しい彼にだんだん惹かれていくアメリアだったが、夜にしか出歩かない彼には何か秘密が…?
吸血鬼が登場するラブストーリーにはいくつになってもキュンキュンしてしまいます!2017年4月に発売された『ワーズワースの秘薬 愛を捧げる光の庭園』の2巻で完結しているのでおすすめですよ。
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ビーズログ文庫
女性向けのオリジナル作品を中心にノベライズなども取り上げているレーベルでキラキラした世界観のラブコメが好きな方にはおすすめ。アニメ化等の作品はありませんが舞台化され、漫画化・ドラマCD化されている人気作品も!
『おこぼれ姫と円卓の騎士』
石田リンネ先生原作、起家一子さんイラストによるライトノベル。
将来自分が“女王になる”ことを知っていた王女・レティーツィア。優秀な兄たちの“おこぼれ”で王位が転がり込んできたレティは、王の専属騎士団(ナイツオブラウンド)を作るべく、漢の中の男と評判の騎士・デュークを強引に勧誘しますが…。
第13回えんため大賞優秀賞作で、「ARIA」(講談社)にてコミカライズもされており、斎藤千和さん、前野智昭さんら豪華キャストによるドラマCD化もされている人気作!
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ビーズログ文庫アリス
ビーズログ文庫の派生レーベルで「不思議の国のアリス」の主人公・アリスに由来する名前の通り、恋のドキドキやワクワク、スリルなどが詰まっています!アニメや声優、乙女ゲーム、ボーカロイドなどが好きで“小説初心者な女の子でも読める”レーベルなのでおすすめですよ!
『BLゲームの主人公の弟であることに気がつきました』
花果唯先生原作、しヴぇさんイラストによる異世界転生BL。
腐女子がBLゲームの世界に転生!前世の自分が愛したBLゲームのクリア後の世界で、しかも主人公の弟に転生したことに気付いた天地央。兄の情事を覗けるといった生BLを拝めるご褒美ポジが一転、メインキャラに昇格!?どうなる、元腐女子な僕の転生ライフ!
BLにも異世界転生の波…!?その設定から笑えて楽しめるラノベです。今月5月15日に発売したばかりで注目を集める小説投稿サイト・小説家になろう産。
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ルビー文庫
ルビーの色の背表紙が特徴の角川スニーカー文庫からBL作品を独立させて創刊されたレーベル。耽美(たんび)・BL小説を主に扱っています。『BL』という言葉が普及する以前から存在している、BLの老舗的存在!
『タクミくんシリーズ』
ごとうしのぶ先生原作、おおや和美さんイラストによる大人気BL小説。
山奥の全寮制男子高校・私立祠堂学院。家庭内のトラブルで心を閉ざし、”人間接触嫌悪症”になってしまった葉山託生のルームメイとになった全校生徒のアイドル、ギイこと崎義一。さまざまな事件を経て、2人の関係は親密になっていきます。
累計500万部突破!コミカライズだけでなく、ドラマCD化はもちろん、実写映画化もされている大人気作です!
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公式サイト:http://shoten.kadokawa.co.jp/ruby/
一迅社文庫アイリス
オリジナルの少女小説、ライトノベルが読めるレーベル。最近では続々とヒット作を生み出す小説投稿サイト・小説家になろうとのタイアップで「一迅社文庫アイリス恋愛ファンタジー大賞」を開始しています。
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
山口悟先生、ひだかなみさんイラストによる女子向け異世界転生ライトノベル。
頭をぶつけて記憶を取り戻したら前世でプレイしていた乙女ゲームの世界だった!?しかも転生したのはヒロインの邪魔をする悪役令嬢カタリナ・クラエス!結末は国外追放か死亡の二択のみ!破滅エンドを回避しようと美形だらけの逆ハーレムルートに突入する恋愛フラグ立てまくりのラブコメディです!
Amazonの女性向けラノベランキングTOP10に1巻から5巻までがランクイン(5月30日現在)している今後注目の一冊です!こちらの作品も小説家になろう産!
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ルルル文庫
「ファンタジック」「ドラマチック」「ロマンチック」をキーワードに女性向けに展開するレーベル。イラストレーターをサイトで募集したり、創作系同人誌即売会で持ち込みを受け付けるなど新人の発掘・育成も重視しているレーベルでもあります。基本的に単巻読み切りが多いのですがその分内容は濃いですよ!
『乙女なでしこ恋手帖』
深山くのえ先生原作、藤間麗さんイラストによる少女向けライトノベル。
大正3年、公家華族で子爵の東明家の三女に生まれ、すぐ養女に出され平民の家で育っていた千鶴。16歳になったある日、突然千鶴は東明家に呼び戻され、東明家の借金の形に、貸金業「大つき屋」の長男・要と結婚させられることに!?しかし、かつて千鶴を助けてくれた青年が要だったことを知り…。運命の再会、そして二人の運命は!?
少女小説初となるアニメDVD付き特装版も発売され話題となりました!2017年2月には『乙女なでしこ恋手帖 字のない恋文』が発売されていますのでそちらもチェック!
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講談社X文庫ホワイトハート
ファンタジー作品、BL系作品、TL系がメインで代表的な作品には『斎姫異聞シリーズ』や『十二国記』があります。「White Heart」の囲みが紫だったらBLといったように表紙でジャンルを区別できるようになっているのも特徴のレーベルです!
『幻獣王の心臓』
氷川一歩先生原作、沖麻実也さんイラストによる現代ファンタジー作品。
西園寺颯介は「この世のあらゆる正邪を見破る」とされる右目が青で左目が緑というオッドアイの持ち主。その特別な眼に惹かれ、人外の者が颯介に襲いかかります。そのときバケモノを蹴散らして現れたのは、一頭の美しい白虎。変幻自在の幻獣王と、その相棒に据えられた男子高校生という相性最悪の退魔コンビが誕生します!
少年と獣のコンビは間違いなしですね!白虎とお人好しめな颯介のコンビのこれからにも注目です!現在、シリーズ第二弾となる『幻獣王の心臓 四界を統べる瞳』が発売されています。
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ごく一部の女性向けラノベレーベルと人気・注目作を簡単に説明してきましたがいかがでしたでしょうか?女性向け作品にもなろう産の作品が増えてきたようにも思えます。もしかしたらこのなかからアニメ化される作品も…?
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レーベルそれぞれの違いって把握してる?
記事内で紹介したレーベルの作品でおすすすめしたい作品や、それ以外のレーベルで「このレーベルのこの作品も見て欲しい!」というものがありましたらぜひコメントにてお願いします!
▼コバルト文庫は別に特集を組んでいますのでぜひご覧ください!
思い出が詰まったレーベルは今も色褪せない!女性向けライトノベルレーベル「コバルト文庫」をあなたは読んでいましたか?
以前特集しました「女子向けラノベレーベルの特徴と各レーベルの人気・注目作特集」のコメントにて、とても反響があったレーベ…
タクミくんシリーズは本当に泣くレベルでいい作品なのでみんなに見てもらいたい😭
レーベルのことぜんぜん知らなかったなー
女子向けの異世界系は面白そうですね
レーベルの違いは全然分からないけど、コバルト文庫で育って今はビーンズやビーズログ辺りにいます。
無意識に好みの選別をしてるのかな?
最近のラノベって〇小説で良くある設定とか引っ張り出してるなーって思う。
コバルト文庫は雑誌が廃刊なってしまったけど、中高生の頃の思い出がいっぱいだなぁ。これでラノベに限らず小説を読むことを覚えた。
私もです。
コバルト文庫との出会いで、小説を読むことの楽しさに目覚めました。
コバルト廃刊になったんた(涙)マリア様がみてるハマってよく読んでいたなあ
雑誌が廃刊になっただけで、コバルト文庫自体はあるよー!
おこぼれ姫本当に好きです!
違ったタイプのイケメンが何人か出てくるんですけど、
逆ハー状態ではないです。
話も面白いし、読みやすいので是非!!
女性向けラノベって最近アニメ化しないような気がする。
少女漫画のアニメあるんだし需要ない訳じゃないと思うんだけどな。
面白い作品多いのにねーやっぱり知名度??
最近ラノベのネタ多いですね
自分もそれ思った…
いままで話せる場所なかったし私としてはすごくありがたいんだけど多いっていっても数十記事のうちちょっとだし
最近になって極端に増えた気がするし、特に今回の記事は購入サイトへのリンクも貼ってあるから、なんだかなぁってモヤモヤしてるんですよ。
amazonリンクは長文な口コミが読めて便利だけどね
あんまり良いイメージがないって理由だけで購入リンクないほうが〜なんて人いるけどむしろ作品勧めてるのにリンクないとかどんだけ不親切なんだよと思うし、ナタリーとか個人までどこにだって貼ってあるからね
そうだね!情報はタダじゃないといけないよね!
ってことかな。絵師にちょっと無料でツイッターアイコン描いてよって言ったらありえないって言うだろうに。
角川ビーンズ文庫にはお世話になった……
コバルトは買っていた当時の作品を今でも引っ張りだして読むくらい好き
あとルビーにも大変お世話になりました…
コバルトは名作多いよね。
ルビーといえば関さんと森久保さんがやってたラジオ「ルビーにくちづけ」が好きでした!
女性向けラノベ大好き!
でも漫画にくらべるとレビューが多くないから
好みの作品を探すのちょっと大変。そんでしょっちゅう失敗…
みんなどうやって探してるんだろ?
コバルトがやっぱり原点。最近の作品は可愛すぎる感あってピンとこなくて全然読んでないけど…
今の推しだと紅霞後宮物語は男女関係なく読めるいい作品だと思う
少年陰陽師ははまったなぁ
表紙買いした小説だったから、イラストレーター変わったのはしょうがないかなと思いつつ、やっぱり残念だった
昔のタイトルは割と覚えやすかったけど、今は
長いタイトルの作品が多くてわかりづらいです> それでも、コバルトさんはお世話になりました… 学生の頃から好きな作品多かった(笑)
角川ビーンズ文庫は後々普通の文庫になる作品が多いイメージ…
ホワイトハートは少女向けから普通の文庫に出来そうなものまで幅広い感じ?
ルビー文庫はBL、コバルトは西洋テイストの作品が多いイメージ。
あくまで私の考えですが!
お世話になってるのは角川ビーンズ文庫です。
ラノベまったく読まないけど、女性向けでも主人公が転生しまくってるのね
初めてはコバルトの星座シリーズだったから、コバルトは恋愛モノ?というイメージがあったかな。電撃はファンタジーとか異世界モノというイメージが強いですね。
富士見L文庫は、そんなにラノベ感ないと思う
最近のラノベは読んでないんだけど
転生ものがこんなにあるの知らなかったw
夢系の感覚で読むものなのかな
女性向けだとシュガーアップルシリーズが好きだったなぁ……
コバルト、ティーンズハート、パレット…
アラサー以上ならどれか通ってるはず
十二国記は性癖の宝庫だったな…
アニメの声優も含め、色々と目覚めさせられた作品だったよ…
近年は少女小説よりライト文芸系レーベルの富士見L文庫とオレンジ文庫のものばかり読むようになったな。
昔はコバルトやビーンズ中心だったんだけど、少女小説界も厳しいのかなかなか5巻以上出るようなものがなくて悲しい。ビーズログ文庫のおこぼれ姫や(仮)花嫁ももう完結だし。
面白いものたくさんあるので女性向けラノベぜひ手に取ってみてほしい!
昔の作品だと彩雲国物語とか伯爵と妖精とかアニメにもなっているのでアニメから入って気に入れば小説の方も読んでみるとかおすすめです。