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公開10周年『君の名は。』瀧と三葉が見た聖地巡礼11選!飛騨古川駅の跨線橋から四谷・須賀神社の階段まで

ライター:にじめん編集部

2026年 07月26日
Sunday 21:00
公開10周年『君の名は。』瀧と三葉が見た聖地巡礼11選!飛騨古川駅の跨線橋から四谷・須賀神社の階段まで
引用:Amazon

映画『君の名は。』の聖地巡礼スポットは、岐阜県の飛騨エリア、長野県の諏訪エリア、そして東京都内に点在しています。

 

瀧たちが降り立った飛騨古川駅の跨線橋、3人が座り込んだ落合のバス停、湖と町を見下ろす諏訪の立石公園、そしてラストの再会シーンで知られる四谷・須賀神社の男坂。劇中とそっくりな景色が、いまもそのまま残っています。

 

『君の名は。』は2026年8月26日(水)で公開から10年。新海誠監督も新作映画の準備を進めていると公表しており、節目の年に訪れたい全11スポットを、住所・最寄駅・アクセスと地図つきでまとめました。


 

 

映画『君の名は。』とは?飛騨と東京を舞台にした新海誠監督のアニメーション

映画『君の名は。』メインビジュアル

引用:映画『君の名は。公式サイト
映画『君の名は。』本編場面写真

引用:映画『君の名は。』公式サイト

 

『君の名は。』は、2016年8月26日(金)に公開された新海誠監督の長編アニメーション映画です。公開からまもなく10年という節目を迎えます。制作はコミックス・ウェーブ・フィルム、配給は東宝。音楽をRADWIMPSが手がけ、興行収入は250.3億円(日本映画製作者連盟調べ)を記録しました。

 

物語の主人公は、東京の都心で暮らす男子高校生・立花瀧と、山深い田舎町に住む女子高生・宮水三葉。ある日を境に二人は夢の中で身体が入れ替わるようになり、お互いにメモを残しながら、ちぐはぐな二重生活を送っていきます。

 

ところが打ち解けてきた矢先、入れ替わりは突然途切れてしまう。「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く」と決意した瀧が辿り着いた先には、意外な真実が待っていました。

 

ここで押さえておきたいのが、三葉の暮らす糸守町は架空の町だということ。新海誠監督は自身のXで「『糸守町』のモデルに特定の場所はありません」「目指したのは『どこかで観たことがあるような場所』、それがすべてです」と説明しています。

 

つまり「ここが糸守です」と地図で指させる場所は存在しません。それでも聖地巡礼が成り立っているのは、劇中の一枚一枚に実在の風景の手ざわりが宿っているから。この記事で紹介するのは、そんな「見覚えのある景色」たちです。

 

舞台となる土地は、大きく3つのブロックに分かれます。瀧たちが三葉を探して足を運ぶ飛騨(岐阜県)、糸守湖を思わせる湖の風景が広がる諏訪(長野県)、瀧の日常が描かれる東京。飛騨は飛騨市が公式にモデルコースを公開していて迷わず回れて、諏訪はファンが「よく似ている」と見つけてきた風景が中心。東京は作中の街並みをそのまま歩けます。同じ聖地巡礼でも、エリアごとに歩き方がまるで違うんです。

 

 

『君の名は。』聖地巡礼スポット【岐阜県・飛騨エリア】

まずは、瀧・奥寺先輩・司の3人が三葉を探して訪れた岐阜県飛騨市周辺から。飛騨市は雑誌「ロケーションジャパン」の読者投票企画で『君の名は。』×飛騨市が1位となったことを公式サイトで発表しており、市をあげて作品ゆかりの風景を発信しています。

 

移動の中心はJR高山本線。飛騨古川駅を降りた瞬間から、もう作品の風景の中です。図書館も神社も駅から徒歩圏内で、落合のバス停だけは車かタクシーが必要ですが、1日あれば4か所を回れます。

 

 

飛騨古川駅/瀧たちが糸守町を探して降り立った駅

跨線橋から見下ろした飛騨古川駅のホーム

引用:「飛騨市公式観光サイト 飛騨の旅」公式サイト
飛騨古川駅の駅舎

引用:「飛騨市公式観光サイト 飛騨の旅」公式サイト

 

瀧・奥寺先輩・司の3人が、記憶に残る風景だけを頼りに糸守町を探し、降り立つのがこの飛騨古川駅です。

 

ホームと線路を斜め上から見下ろすあの構図は、駅の北側にある公道の跨線橋(歩道橋)から描かれたもの。駅前ロータリーの奥から階段で上がれます。改札の外なので入場券も不要、誰でも自由に立てます。ホーム自体に入る場合だけ乗車券か入場券が必要です。

 

ちなみに劇中と同じ2番線に列車が停まるのは1日1回、9時57分頃のわずか数分間だけ。あの一枚を再現したいなら、時刻表と相談してから向かうのがマストです。

 

白壁と瓦屋根の木造駅舎は1934年開設。駅舎の中や、3人が聞き込みをする駅前のタクシー乗り場も作中に登場します。ホームを見下ろした瞬間、旅がはじまる感じがして胸が鳴る……!

 

 

詳細

住所

〒509-4225 岐阜県飛騨市古川町金森町8

 

アクセス

JR高山本線「飛騨古川駅」

JR「高山駅」から普通列車・特急ともに約15分。名古屋方面からは特急「ひだ」を利用し、飛騨古川駅まで直通する列車もあります(高山駅止まりの場合は高山駅で普通列車に乗り換え)

 

登場シーン

瀧・奥寺先輩・司の3人が糸守町を探して降り立つ駅。跨線橋からホームを見下ろすカット、駅舎内、駅前のタクシー乗り場

 

公式サイト・地図

飛騨市公式観光サイト「飛騨の旅」

Googleマップで見る

 

注意

跨線橋は改札外の歩道橋のため自由に見学・撮影できますが、ホームに立ち入る場合は乗車券または入場券が必要です。現役の駅なので、利用者や列車の運行の妨げにならないよう配慮を

 

 

気多若宮神社/宮水神社を思わせる杉木立の石段

気多若宮神社の拝殿と石段

引用:「飛騨市公式観光サイト 飛騨の旅」公式サイト

 

三葉たちの実家である宮水神社のモデルのひとつとして名前が挙がるのが、飛騨古川の高台に鎮座する気多若宮神社です。瀧たちが糸守町の手がかりを求めて聞き込みをする場面と、この神社の参道や石段、鳥居の風景が重なると言われています。

 

ただし宮水神社のモデルには諸説あり、高山市の飛騨山王宮日枝神社を挙げる資料もあります。断定できないところも含めて、自分の目で確かめに行く価値のある場所。

 

主祭神は大国主神。ユネスコ無形文化遺産に登録された「古川祭」(毎年4月19日・20日)はこの神社の例祭で、起し太鼓が奉納されます。参道の石段を上りきった拝殿下の左手には、明治時代の落雷で上部が折れたと伝わる御神木の大クヌギ。杉木立に囲まれた静けさが、そのまま作品の空気です。

 

 

詳細

住所

〒509-4212 岐阜県飛騨市古川町上気多1297

 

アクセス

JR高山本線「飛騨古川駅」から徒歩約14分(約1km)。高台への登りを含むため、余裕をみて20分ほど見ておくと安心です

県道473号線沿いの大鳥居から参道の石段を上ります。大鳥居の横に無料駐車場(乗用車7台)あり

 

営業時間・定休日

境内は参拝自由・拝観料なし

御朱印を受けられる授与所は9時〜16時

 

登場シーン

三葉たちの実家「宮水神社」のモデルのひとつとされる神社

 

公式サイト・地図

飛騨市公式観光サイト「飛騨の旅」

Googleマップで見る

 

注意

現役の氏神様であり地域の信仰の場です。社殿まわりの撮影は控えめに、静かに参拝を。石段が長いため歩きやすい靴がおすすめ

 

 

飛騨市図書館/3人が糸守町の資料をめくった場所

飛騨市図書館の館内

引用:「飛騨市公式観光サイト 飛騨の旅」公式サイト

 

瀧・奥寺先輩・司の3人が、糸守町の手がかりを求めて資料を調べたシーンのモデルとされているのがこちら。飛騨市役所に隣接して建つ、現役の公共図書館です。

 

飛騨の家具を配した木の質感のある館内や、静かな閲覧室の雰囲気が劇中の描写とよく似ていて、書架の前に立つと3人の背中が浮かんできそう。

 

館内での写真撮影には受付で撮影許可の札を受け取る必要があります(無料)。動画撮影は不可。地元の方が本を借りに来る日常の場所なので、静かに見学するのがマナーです。

 

 

詳細

住所

〒509-4292 岐阜県飛騨市古川町本町2-22

 

アクセス

JR高山本線「飛騨古川駅」から徒歩約5分。飛騨市役所に隣接

 

開館時間・休館日

火曜〜土曜・祝日 9:00〜20:00(冬季は19:00まで)、日曜 9:00〜17:00

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、毎月最終金曜日、年末年始、蔵書点検期間

入館無料

 

登場シーン

瀧・奥寺先輩・司の3人が糸守町の資料を調べる場面のモデルとされる

 

公式サイト・地図

飛騨市図書館 公式サイト

Googleマップで見る

 

注意

館内撮影は受付で撮影許可の札を受け取ってから(無料)。動画撮影は不可。利用者の迷惑にならないよう静かに

 

 

宮川町落合のバス停/手がかりを失った3人が座り込んだ待合所

飛騨市宮川町落合のバス停

引用:「飛騨市公式観光サイト 飛騨の旅」公式サイト

 

山と川に挟まれた道路沿いに、屋根つきの待合所がぽつんと立つだけの小さなバス停。ここが、糸守町の手がかりを得られないまま3人が腰かけ、瀧が肩を落とす印象的なカットの舞台です。

 

このバス停、実は2015年10月にいったん廃止され、標識も時刻表も撤去されていました。ところが公開後に訪れるファンが急増したことを受けて、飛騨市が映画と同じ姿に復元。飛騨市の推計では2016年8月以降の来訪者は13万人を超え(2018年8月時点)、そのうち約3分の1が外国人でした。

 

待合所には巡礼者が思いを書き込む来訪ノートが置かれています。派手さはゼロなのに、感情の振れ幅がいちばん大きい聖地かもしれません。

 

現在は飛騨市営バス宮川線の停留所として路線バスが停車し、角川駅・古川中学校方面への通学利用もあります。地元の方の乗り降りの妨げにならないよう、そこだけは忘れずに。

 

 

詳細

住所

〒509-4415 岐阜県飛騨市宮川町落合

 

アクセス

JR高山本線「角川駅」から徒歩約10分(約500m)。角川駅は列車の本数が限られるため要注意

飛騨古川市街からは車で20〜30分。飛騨市公式観光サイトでは飛騨古川駅からのタクシー利用も案内されています

 

登場シーン

糸守町の手がかりを得られないまま、瀧・奥寺先輩・司の3人が待合所に腰かける場面

 

公式サイト・地図

飛騨市公式観光サイト「飛騨の旅」

Googleマップで見る

 

注意

現役の路線バス停留所です。バスを待つ地元の方の妨げにならないよう配慮を。専用の観光駐車場は確認できていないため、路上駐車はしないこと

 

 

『君の名は。』聖地巡礼スポット【長野県・諏訪エリア】

続いては長野県の諏訪エリア。湖を見下ろす俯瞰の構図が糸守湖を思わせるとして、公開直後からファンが足を運んできた場所です。

 

起点はJR中央本線の上諏訪駅。湖畔は駅から徒歩8分ほどで出られますが、立石公園は標高934mの高台にあり徒歩30〜40分の登り坂になります。駐車場が少なく渋滞も起きやすいため、タクシーの利用も選択肢に入れておくと安心です。

 

ただし前述のとおり、糸守町も糸守湖も架空。新海監督は糸守湖の最初期のイメージとして長野県小海町の松原湖や大月湖を挙げつつ、「とはいえ架空の場所なので、スタッフ毎に源泉は異なるだろうけど」とも述べています。あくまで「よく似た風景に会いに行く」という気持ちで訪れるのがちょうどいいのかもしれません。

 

 

立石公園/湖と町を見下ろす、あの俯瞰の景色

立石公園から見下ろす諏訪湖と諏訪市街

引用:「諏訪市観光ガイド」公式サイト

 

標高934mの高台にある立石公園は、諏訪湖と市街地をまるごと一望できる展望スポット。湖を抱くように家並みが広がる構図が、糸守町を俯瞰したカットとよく似ていると言われています。

 

特に夕景と夜景の評価が高く、「新日本三大夜景・夜景百選」「信州サンセットポイント100選」にも選定されています。空がゆっくり色を変えていく時間帯に立つと、語彙力がなくなる……!

 

注意したいのが駐車場。車23台・バイク8台程度と少なく、大型バスは駐車できません。休日や平日16時以降は1時間以上の渋滞が発生することもあり、諏訪市は公共交通機関・徒歩・自転車での来園を推奨しています。混雑状況は市の公式ライブカメラで事前に確認できるので、出発前のチェックが吉。

 

 

詳細

住所

〒392-0003 長野県諏訪市大字上諏訪10399

 

アクセス

JR中央本線「上諏訪駅」から徒歩約30〜40分(登り坂)、タクシーで約15分

車は中央自動車道「諏訪IC」から約30分

 

登場シーン

糸守湖と糸守町を俯瞰する構図によく似た風景が広がる場所としてファンの間で知られる(公式にモデルと明言されたものではありません)

 

公式サイト・地図

諏訪市 公式サイト

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注意

入園無料。駐車場は車23台・バイク8台程度と少なく、大型バスは不可。路上駐停車は禁止です。8月15日の諏訪湖祭湖上花火大会当日は交通規制あり

 

 

諏訪湖/糸守湖を思わせる、長野県最大の湖

諏訪湖畔のさくら並木道から望む諏訪湖

引用:「諏訪市観光ガイド」公式サイト

 

諏訪市・岡谷市・下諏訪町の2市1町にまたがる、長野県最大の湖。糸守湖のモデルの一つとしてファンの間で語られてきた場所です。

 

湖畔まで下りると、立石公園から見下ろしたときとはまったく違う表情に。水面の高さから見る対岸の山の稜線もまた印象的で、上から見て、下からも見る。この二段構えが諏訪エリアの醍醐味です。

 

上諏訪駅から徒歩8分ほどで湖畔に出られるので、立石公園とセットで半日プランが組めますよ。

 

 

詳細

住所

長野県諏訪市・岡谷市・諏訪郡下諏訪町(2市1町にまたがる)

 

アクセス

JR中央本線「上諏訪駅」西口から直進して徒歩約8分

車は中央自動車道「諏訪IC」から約15分、「諏訪湖スマートIC」から約5分。湖畔公園・石彫公園・間欠泉センターに駐車場約200台

 

登場シーン

糸守湖のモデルの一つとしてファンの間で語られてきた湖(公式にモデルと明言されたものではありません)

 

公式サイト・地図

諏訪市 公式サイト

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『君の名は。』聖地巡礼スポット【東京都】

最後は瀧の暮らす東京。六本木・四谷・新宿と、電車で移動すれば1日で回りきれる範囲にスポットが並びます。新宿・西新宿の3か所は徒歩でつないで歩けます。

 

通勤ラッシュの人波も、深夜のネオンも、そのまま作品の背景。日常の東京がこんなにもエモく見えるのか、と再確認できるコースです。

 

 

国立新美術館/瀧と奥寺先輩がデートで訪れた美術館

国立新美術館の外観

引用:「国立新美術館」公式サイト

 

波打つガラスのファサードが印象的な国立新美術館は、瀧が奥寺先輩とデートで訪れる場所として登場します。

 

館内2階、逆円錐のてっぺんに位置するカフェ「サロン・ド・テ ロンド」が、二人が語らう場面のモデルとされています。そしてその後の写真展で、瀧は飛騨の風景写真に完全に見入ってしまい、奥寺先輩を待たせることに……。あのいたたまれない空気を思い出しながら歩くと、なかなか味わい深い巡礼になります。

 

建物自体が撮影スポットとしても人気なので、展覧会を目当てにしなくても十分に楽しめますよ。

 

 

詳細

住所

〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

 

アクセス

東京メトロ千代田線「乃木坂駅」青山霊園方面改札6出口が館に直結

東京メトロ日比谷線「六本木駅」4a出口から徒歩約5分、都営大江戸線「六本木駅」7出口から徒歩約4分

 

開館時間・休館日

10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)。展覧会会期中の金曜日・土曜日は20:00まで開館

休館日:毎週火曜日(祝日または振替休日の場合は開館し、翌平日が休館)、年末年始

入館無料(展覧会ごとに観覧料が必要)

 

登場シーン

瀧と奥寺先輩のデート先。館内2階のカフェ「サロン・ド・テ ロンド」が語らう場面のモデルとされ、写真展で瀧が飛騨の風景写真に見入る

 

公式サイト・地図

国立新美術館 公式サイト

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注意

専用駐車場はありません。館内は展覧会ごとに撮影ルールが異なるため、掲示に従ってください

 

 

新宿駅・バスタ新宿/三葉が息をのんだ東京の入口

バスタ新宿とJR新宿駅新南口

引用:「バスタ新宿」公式サイト

 

入れ替わりで瀧の身体になった三葉が、初めて東京の街並みを目にして圧倒される場面の舞台とされるのが新宿駅南口周辺。

 

南口から甲州街道をまたぎ、バスタ新宿側へ続く歩道橋の上からの眺めが劇中の構図に近いと、複数の巡礼ガイドで紹介されています。ビルとバスと人の流れが一望できるあの場所で、三葉と同じ方向を向いてみてほしい。

 

ちなみにバスタ新宿の開業は2016年4月4日。映画公開の同年8月26日の、わずか5か月ほど前です。まだ真新しかった東京の玄関口が、そのまま作品に取り込まれているわけですね。

 

なお、瀧と奥寺先輩の待ち合わせ場所は四ツ谷駅とされており、新宿駅ではありません。混同しやすいので巡礼ルートを組むときはご注意を。

 

 

詳細

住所

〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55(バスタ新宿)

 

アクセス

新宿駅(JR各線・小田急線・京王線・京王新線・東京メトロ丸ノ内線・都営新宿線・都営大江戸線)

JR「新宿駅」新南改札から直結で徒歩約2分(新南改札は5:45〜24:00)。時間外はJR新宿駅南口改札から徒歩約4分

 

営業時間・定休日

待合室 3:30〜25:00、インフォメーションカウンター 7:00〜23:00

 

登場シーン

入れ替わりで瀧の身体になった三葉が、初めて東京の街並みに圧倒される場面の舞台とされる

 

公式サイト・地図

バスタ新宿 公式サイト

Googleマップで見る

 

注意

朝夕のラッシュ時や高速バス出発が集中する時間帯は非常に混雑します。歩道橋・通路での三脚使用や長時間の立ち止まり撮影は避けてください

 

 

新宿歌舞伎町交差点/ティアマト彗星のニュースが流れた街

新宿大ガード方面の夜景

引用:「新宿観光振興協会」公式サイト

 

歌舞伎町の入口にあたる新宿大ガード東交差点は、瀧が暮らす東京の喧騒を象徴するカットとして作中に登場します。

 

注目したいのが、交差点に面したユニカビル壁面の大型ビジョン「ユニカビジョン」。ティアマト彗星の接近を伝えるニュースが流れる場面のモデルとされています。街頭ビジョンを見上げる人々のざわめきごと切り取られた、あの空気感。

 

ネオンが灯る時間帯に訪れると再現度が跳ね上がります。ユニカビジョンの放映は7:00〜翌1:00(23:00以降は音声なし)なので、映像込みで撮りたいならこの時間内を狙って。

 

 

詳細

住所

〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目(新宿大ガード東交差点)

 

アクセス

都営大江戸線「新宿西口駅」D3出口から徒歩約1分、西武新宿駅正面口から徒歩約3〜4分

JR新宿駅東口から駅前通りを北へ約450m、徒歩約5〜6分

 

登場シーン

東京の喧騒を象徴するカット。ユニカビル壁面の「ユニカビジョン」はティアマト彗星の接近を伝えるニュースが流れる場面のモデルとされる

 

公式サイト・地図

新宿観光振興協会 公式サイト

Googleマップで見る

 

注意

交通量・人通りともに多い歓楽街です。横断歩道上や歩道での三脚使用・長時間の立ち止まりは避け、夜間は客引きにも注意を

 

 

新宿警察署裏の信号/「前前前世」が流れる円い信号の交差点

西新宿の高層ビル街のただ中に、円形の巨大な梁が交差点をぐるりと囲む場所があります。これが「西新宿サインリング」。信号機がリングに取り付けられた、独特の構造です。

 

瀧と三葉の入れ替わりが本格化し、RADWIMPSの「前前前世(movie ver.)」が流れるモンタージュシーン。夜から明け方へ移り変わるタイムラプス風のカットに描かれた円い梁と信号が、この交差点によく似ていると言われています。

 

リングは高さ約15m・直径約54m、1991年の設置。地上から見上げた瞬間に「あ、これだ」と分かる再現度なので、実景と作画がぴたりと重なる快感を味わいたい人はぜひ。

 

交通量の多い交差点なので、撮影は必ず歩道から。横断歩道の上での立ち止まりは厳禁です。

 

 

詳細

住所

〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-1-1周辺(新宿警察署裏交差点)

 

アクセス

東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩約3〜4分。新宿アイランドタワーの南東側にある交差点です

JR「新宿駅」西口からは徒歩約8分

 

登場シーン

入れ替わりが本格化し、RADWIMPSの「前前前世(movie ver.)」が流れるモンタージュシーンのカットによく似た風景としてファンの間で知られる(公式にモデルと明言されたものではありません)

 

地図

Googleマップで見る

 

注意

公道の交差点のため終日見学自由ですが、撮影は必ず歩道から。横断歩道上での立ち止まりは危険です

 

 

四谷 須賀神社/二人が振り返る、あの階段

映画『君の名は。』須賀神社の階段のビジュアル

引用:映画『君の名は。』公式サイト
須賀神社の男坂の石段

引用:「須賀神社(東京四谷総鎮守)」公式サイト
須賀神社の社殿

引用:「須賀神社(東京四谷総鎮守)」公式サイト

 

『君の名は。』の聖地といえば、まずここを思い浮かべる人が多いはず。クライマックスからラストにかけて、瀧と三葉が階段ですれ違い、互いに振り返って再会するあのシーンの舞台です。

 

この階段は社殿の西側にある表参道の石段で、通称「男坂」。映画のキービジュアルやポスターにも使われた、作品を象徴する一枚です。階段の下から見上げると、街を背負うようにして開けた空。あの構図が現実にあるという事実だけで、しばらく動けなくなります。

 

須賀神社は東京四谷の総鎮守として地域に根づく神社で、周辺は静かな住宅街。世界中から巡礼者が訪れる場所になった今も、住民の方の生活の道であることは変わりません。撮影のために階段を占拠したり、大声を出したりするのは絶対にNG。参拝してから、静かに一枚。これが最低限のマナーです。

 

 

詳細

住所

〒160-0018 東京都新宿区須賀町5-6

 

アクセス

東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」から徒歩7分

JR中央線快速・総武線/東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷駅」、JR総武線各駅停車「信濃町駅」からはいずれも徒歩10分

 

営業時間・定休日

境内・男坂は参拝自由

社務所受付は9:00〜17:00、ご祈祷の奉仕は9:30〜16:00最終

 

登場シーン

クライマックス〜ラストで瀧と三葉がすれ違い、振り返って再会する場面。社殿の西側にある表参道の石段「男坂」

 

公式サイト・地図

須賀神社(東京四谷総鎮守)公式サイト

Googleマップで見る

 

注意

階段周辺は住宅街です。石段を占有しない、通行の妨げにならない、住宅や表札が写らない構図を心がけてください。車は外苑東通り「左門町」信号から入るルートのみ通行可

 

 

『君の名は。』聖地巡礼をもっと楽しむための編集部メモ

背景考察:「糸守町」はなぜ“どこかで観たことがある”景色なのか

公開から時間が経つほどに、「ここが糸守のモデル」という情報だけがひとり歩きしがちです。冒頭で触れたとおり、糸守町はあくまで架空の町。どこかに「正解の場所」が隠されているわけではありません。

 

この記事で紹介したスポットも、公式にロケ地として認定されたものではなく、ファンや自治体が「よく似ている」と見つけてきた風景です。だからこそ、答え合わせに行くのではなく、自分の目で「たしかに、ここだ」と思える瞬間を探しに行く。そう捉えたほうが、聖地巡礼はずっと豊かになるはずです。

 

ちなみに公式サイトのPRODUCTIONによると、「糸守」の設定と瀧・三葉という名前は、2014年7月に新海監督が提出した企画書の段階ですでにありました。脚本の第1稿が完成する2014年10月よりも前の話です。

 

つまり、どこか特定の土地を先に見つけてから物語を組み立てたわけではない、ということ。だからこそ飛騨でも諏訪でも「ここだ」と感じる人が現れるのだと考えられます。モデルが1か所に絞られないのは、この作品にとってはむしろ狙いどおりだったのかもしれません。

 

 

モデルコースと移動の目安

岐阜・長野・東京は距離が離れているため、1泊2日で全部というのはさすがに厳しめ。エリアごとに分けるのが現実的です。

 

飛騨エリアは飛騨古川駅を起点にすれば、図書館・気多若宮神社まで徒歩で回れます。落合のバス停だけは離れているので、レンタカーかタクシーの併用を検討したいところ。角川駅は列車の本数が限られるため、時刻表の確認は必須です。

 

諏訪エリアは上諏訪駅を起点に、湖畔と立石公園で半日ほど。立石公園は駐車場が少なく渋滞も発生しやすいので、車よりタクシーや徒歩のほうがストレスが少ないかもしれません。

 

東京エリアは1日で全スポット回れます。六本木(国立新美術館)→四谷(須賀神社)→新宿(バスタ・大ガード・サインリング)と動けば、夕方から夜にかけて新宿のネオンに間に合う流れ。夜景カットを狙うならこの順番がおすすめです。

 

 

巡礼前に確認したい休館・営業情報

飛騨市図書館は毎週月曜日と毎月最終金曜日が休館。国立新美術館は毎週火曜日と年末年始が休館で、開館は10:00〜18:00、展覧会会期中の金曜日・土曜日は20:00まで開いています。どちらも訪問日を間違えると空振りになるので、出発前に必ずチェックを。

 

立石公園は休日や平日16時以降に1時間以上の渋滞が発生することがあり、諏訪市の公式ライブカメラで混雑状況を確認できます。8月15日の諏訪湖祭湖上花火大会当日は交通規制も入ります。

 

飛騨古川駅で作中と同じ2番線に列車が停まるのは1日1回、9時57分頃のみ。ユニカビジョンの放映は7:00〜翌1:00。「その瞬間」を狙うスポットは、時間まで含めて計画に入れておくと後悔しません。

 

 

マナーを守って『君の名は。』の聖地巡礼を楽しもう

『君の名は。』の聖地は、観光施設よりも「いまも誰かが使っている場所」であることのほうが多いのが特徴です。須賀神社の階段は住宅街の通り道、落合のバス停は今も路線バスが停まる停留所、飛騨市図書館は地元の方が日常的に使う公共施設。

 

 

神社では、参拝の作法を守って静かに

気多若宮神社も須賀神社も、現役の氏神様であり地域の信仰の場です。まずは鳥居で一礼し、参拝を済ませてから撮影を。社殿内や社務所まわりの撮影は控え、ほかの参拝者が写り込まないよう配慮しましょう。

 

須賀神社の男坂は世界中から人が訪れる階段になりましたが、階段を占拠しての撮影や、順番待ちの列で通行を塞ぐ行為はNG。地元の方が毎日使う生活の坂道です。

 

 

駅とバス停は、いまも動いている交通の場

飛騨古川駅の跨線橋は自由に立てますが、ホームに入るには乗車券か入場券が必要です。列車の運行や利用者の妨げになる場所での撮影は避けてください。

 

落合のバス停は飛騨市営バス宮川線の停留所として現役で、通学利用もあります。待合所を長時間占有しない、バスを待つ方の前に立たない。ここは特に気をつけたいところ。

 

 

図書館・美術館は施設のルールが最優先

飛騨市図書館の館内撮影は、受付で撮影許可の札を受け取ってから(無料)。動画撮影は不可です。本を借りに来ている地元の方がいる空間なので、会話も控えめに。

 

国立新美術館は展覧会ごとに撮影の可否が異なります。掲示とスタッフの案内に従ってください。

 

 

住宅街と生活道路では、表札や車が写らない構図で

須賀神社の周辺は静かな住宅街です。表札や車のナンバー、洗濯物が写り込まない構図を意識して、早朝や夜間の大声は厳禁。

 

新宿大ガード東交差点や新宿警察署裏交差点は交通量が多い場所です。撮影は歩道から、横断歩道上での立ち止まりは危険なので絶対にやめましょう。

 

 

駐車場は「ある場所」と「ない場所」を分けて考える

この11スポット、駐車場の事情はまるで違います。気多若宮神社は大鳥居の横に無料駐車場(乗用車7台)、立石公園は車23台・バイク8台程度、諏訪湖畔は湖畔公園・石彫公園・間欠泉センターに約200台。一方で国立新美術館に専用駐車場はなく、落合のバス停も専用の観光駐車場は確認できていません。

 

とくに立石公園は台数が少なく、大型バスは駐車できません。諏訪市は公共交通機関・徒歩・自転車での来園を推奨しており、路上駐停車は禁止です。停められないところに無理やり停めない。これが地域と長く付き合うための最低条件。

 

 

飛騨市が落合のバス停をわざわざ映画と同じ姿に復元してくれたように、地域の方の好意で成り立っている場所も少なくありません。その気持ちに応えられる巡礼者でいたい……!

 

新海誠監督は2026年1月1日の投稿で、新作映画について「ようやく具体的にお知らせできる年になりそうです」と語っています。次の物語を待ちながら、まずは10年前のあの景色に会いに行ってみてください。

 

 

※開館時間・営業時間・休館日は季節や曜日で変更される場合があります。おでかけ前に公式サイトでご確認ください。
※撮影は各施設のルールに従ってお楽しみください。

 

 

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