『名探偵コナン』理不尽すぎる犯行動機まとめ!驚きと呆れの必見エピソード10選を徹底解説【ネタバレ注意】
Sunday 10:00
「こんな動機で殺人を犯すなんて…」
『名探偵コナン』を見ていると、思わずそうツッコミを入れたくなるエピソードが何度も登場しますよね。
そこで本記事では、数多くの事件のなかから“とんでもない犯行動機”を10個厳選し、ランキング形式でまとめてみました!
※ネタバレを含みますのでご注意ください。
『名探偵コナン』とんでもない犯行動機10選
「天使の役を他の人が演じるのがイヤだった」
アニメ登場話数:第286~288話「工藤新一NYの事件」
放送日:2002年7月8日~7月22日
舞台で天使役を演じる俳優に対して、並々ならぬ思い入れを持っていた犯人。
ところが、その俳優が天使役を降りることになり、「自分の理想の天使を奪われるくらいなら……」と身勝手な想いから凶行へ走ります。
周囲から見れば「そこまで執着するか?」と驚くばかり。犯人の可憐な外見と内面の歪みとのギャップが衝撃的でした。
「本の内容に納得できなかったから」
アニメ登場話数:第57・58話「ホームズフリーク殺人事件」
放送日:1997年5月5日~1997年5月12日
シャーロック・ホームズ好きが集まるミステリーツアーで連続殺人が発生。
犯人は戸叶研人という人物で、彼はホームズの考察本「アイリーン・アドラーの嘲笑」に描かれた“アイリーン・アドラーがホームズをあざ笑っていた”という解釈に我慢ならず、関係者を殺害してしまいます。
好きな作品へのこだわりが極端に暴走した結果、あまりにも理不尽な犯行へと至った、ファン心理の怖さを感じさせるエピソード。
「元カレの髪型を今の彼女の好みにしたくない」
アニメ登場話数:第505・506話「弁護士 妃英理の証言」
放送日:2008年6月16日~6月23日放送
美容師の犯人が、新しい彼女の好みで髪型を変えていく元カレに嫉妬心と独占欲を募らせます。
「そんな髪型、あの子の指示通りに切りたくない!」という歪んだ想いが高じ、ついには殺意を抱くことに。
恋愛感情と美容師としてのプライドがこじれた結果、生々しい事件へと発展してしまいました。
「ずっとおぼっちゃまでいたかったから」
アニメ登場話数:第73話「少年探偵団遭難事件」
放送日:1997年8月25日
家業を継がなければならない、周囲に“大人”として扱われ始める……そんなプレッシャーをひたすら回避したかった犯人。
「このまま気ままに暮らしていたい」という幼稚な願望を最優先するあまり、一般人の女性と付き合っていましたが、彼女を邪魔者扱いし、排除しようと考えました。
周囲の期待とのギャップが暴走した典型的なケースといえます。
「Shine」を誤読した
アニメ登場話数:第166~168話「鳥取クモ屋敷の怪」
放送日:1999年11月1日~11月15日放送
英語が苦手な人物が、メッセージに書かれた「Shine(輝け)」を「死ね」と誤解。
それが原因で悲劇的な自殺や殺人にまで発展してしまうエピソード。
ほんの些細な言葉の行き違いが人命を左右する結果となり、視聴者からは「もう少し調べればよかったのに……」と何とも言えない気持ちにさせられます。
「自分を振った彼女と同じ茶髪だったから」
アニメ登場話数:第153・154話「園子のあぶない夏物語」
放送日:1999年7月19日~7月26日放送
茶髪の女性にフラれたトラウマが深すぎて、同じような茶髪の女性にまで憎悪を向ける犯人。
ちょっとした勘違いから園子を襲うシーンは、あまりの理不尽さに視聴者もドン引き。
恋愛のこじれと外見への極端な思い込みが合わさり、発作的な暴力へと走ってしまった典型例です。
「社長が洋菓子ではなく和菓子を作ろうとしていたため」
アニメタイトル:第1028話「ケーキを愛する女のバラード」
放送日:2021年11月27日放送
「洋菓子のパラダイス」という新工場の建設予定地でコンクリートの残骸から“右手”を見つけた元太・光彦・歩美。
失神した3人を発見したコナンは、その手の持ち主が生きて移動していると推理し、現場を追うことに。
辿り着いた場所で待ち受けていたのは、「洋菓子のパラダイス」の社長が“あんこ”に顔を埋められて窒息死するという衝撃的な光景でした。
犯人の動機は「社長が洋菓子ではなく和菓子を作ろうとしていたから」。
洋菓子への強い愛情が“方針転換を許せない”という激しい感情へと発展し、凶行に及んだという理不尽極まりない事件です。
「弁慶ではなく義経になりたかった」
価格:2,545円(税込)
発売日:2018年12月
タイトル:劇場版『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』
犯人が「弁慶」というあだ名をつけられ、「義経がよかった」という歪んだ欲望を爆発させた事件。
「義経になりたかったんや!」と叫ぶ姿はインパクトが強く、映画ファンの記憶にも鮮烈に残る問題の動機です。
「将棋ゲームに『待った』を取り入れたかった」
アニメ登場話数:第307・308話「残された声なき証言」
放送日:2003年1月27日~2月3日放送
長年かけて開発してきた本格将棋ソフトに「待った」機能をつけたい犯人。
しかし協力者は「待ったなんて邪道だ」と猛反対し、そこから意見の対立がエスカレート。
将棋愛とプライドが原因で、最終的には殺意を抱いてしまうという極端な展開です。
勝負に“待った”は禁じ手ですが、命まで奪う必要はどこにもありませんでした。
「ハンガーを投げつけられた」
アニメタイトル:第135話「消えた凶器捜索事件」
放送日:1999年2月15日
数ある理不尽動機のなかでも、ファンが必ずと言っていいほど挙げるのがこのハンガー事件。
被害者にハンガーを投げつけられたことで怒り、殺害を決意するというあまりにも短絡的な展開に、当時から視聴者は唖然。
事件終盤、目暮警部が「そんな下らん理由で……」と呆れ返るシーンも印象的で、シリーズでも名高い理不尽エピソードの一つです。
まとめ
『名探偵コナン』には、真に迫る推理展開や魅力的なキャラクターだけでなく、「そこまでしなくても……」と思わず突っ込みたくなる犯行動機が盛りだくさんです。
日常のちょっとした行き違いや勘違い、プライドのこじれが殺人に発展してしまうギャップこそ、この作品のユニークな魅力の一つ。
ぜひアニメや原作コミックスでこれらのエピソードを振り返り、犯人たちの常軌を逸した動機と、その裏にある人間模様を感じ取ってみてくださいね。
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
たまに他の推理漫画のファンがコナンの犯人の動機が軽いことやくだらない事なのを理由にコナンバカにしてる人を見かけるけど、コナン犯人の動機が軽かったりくだらない事が多いのは犯人に感情移入させない為にわざとやってたりする。
コナンは少年漫画で子供の読者も多いから、子ども達が殺人犯を好きになったり、殺人犯に憧れたりしないようにあえて患者移入出来ないようにしてる。
以前握手会かなんかで子供のファンが黒の組織が好きで憧れてると聞いて、これは良くない味方にももっと子供が憧れるようなカッコいいキャラ出さなきゃと思い赤井や安室を活躍させたとも言ってた。
「待った」機能を付けようとしたのは犯人じゃなくて被害者じゃん
ちゃんと読んでからまとめてよ