【初心者も安心】ライブでオタクが守るべきルール&マナー!服装・うちわ・持ち物などの注意事項も
Friday 18:53
ライブやコンサートは推しを生で見られる大チャンス!一生の思い出になるので、絶対楽しい時間にしたいですよね。
しかしライブへ参加するにあたって、守らなければいけないルールやマナーが意外とたくさんあるんです。
そこで今回は、初心者の方もぜひ知っておいてほしい「ライブでオタクが守るべきマナー・ルール」をご紹介します!
チケットの応募方法から宿泊先の確保、髪型や服装・ペンライトやうちわの注意点、当日の持ち物などをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. ライブ開催が決定したらまずは交通手段・宿泊先を確認
好きなアイドルやコンテンツのライブ開催が決定したら、チケット応募の前に、遠征が必要かどうか、必要ならライブ会場への交通手段や宿泊先の確認をおすすめします。
「まだチケットが当たってもないのに…」と思うかもしれませんが、抽選結果が出てからだと、会場周辺のホテルがほとんど埋まっているケースもあるからです。
そもそも遠征が必要ない方や、「とりあえず現地に行けて泊まれたらどこでもいい」という方は、もちろん必須ではありません。
しかしそうでない場合は、早めに予約しておくか、抽選結果が出たらすぐに予約できるようにあらかじめ下調べをしておくといいでしょう。
2. チケットの応募方法と注意事項
ライブに参加するためには、まずチケットを入手する必要があります。
チケットの種類や応募方法はライブによって大きく異なるので、きちんと公式サイトを確認しましょう。
ローチケ・チケットぴあ・イープラスなどのチケット販売サイトで申し込むことが多いため、まずはじめに各販売サイトの会員登録をしておくとスムーズです。
応募・抽選方法(例)
■ファンクラブ先行
公式ファンクラブ会員限定の応募方法です。
基本的には、どの抽選よりも早く応募できます。
■プレ先行抽選
一般発売よりも先に行われる抽選方法です。
購入者が受付期間中の好きなタイミングでチケットを申し込めます。
■封入先行
応募に必要なシリアルが封入されているCD/Blu-ray/DVDなどを購入し応募する方法です。
■アプリ先行
アプリゲーム作品のライブで、ゲーム内で発行されるIDやシリアルなどで応募する方法です。
■一般発売
先着順で、予定枚数に達すると受付終了する販売方法です。
※あくまで一例であり、ライブごとに応募方法は異なります。
チケット・座席の種類(例)
■一般席・A席
一番スタンダードな座席です。
アリーナ席(1階席)やスタンド席(2階席以上)などに分かれます。
■VIP席・S席
ステージに近い場所に用意されている座席で、その分価格が高くなります。
■後方立見席・見切席・機材解放席
後ろの方や本来機材を置く場所を解放した席などで、比較的ステージが見づらい傾向にありますが、その分価格は低くなります。
申し込み状況によって、追加する形で用意されるケースも。
席によってはスピーカーが近く、大音量で聞こえてしまう場合があるので注意です。
■グッズ付きチケット
オリジナルグッズ付きのチケットで、グッズ代込みの価格となります。
※あくまで一例であり、会場ごとに座席やチケットの種類は異なります。
チケット金額の相場は?
会場や座席の種類にもよりますが、ライブチケットの価格は7,000円〜12,000円程度の場合が多いようです。
オークションサイトで転売チケットは購入しちゃダメ!
オークションサイトなどではチケットの高額転売が行われており、倍以上の価格で売られているケースもあります。
どうしてもライブに行きたいその気持はわかりますが、利益目的の高額転売は違法行為です。
また、転売チケットでは入場できない場合や、もし公演が中止・延期となった際に、売り手に返金を申し込んでも対応されない場合もあります。
転売チケットは興行主・出演者にとっても利益にはならないので、本当に推しを応援したい気持ちがあるならば、転売チケットは購入しないようにしましょう。
当たったのに行けなくなった!チケットが複数当たっちゃった!というときは
せっかくチケットが当たったのに行けなくなってしまった…というときや、複数応募したらすべて当たってしまった、というときもあるかもしれません。
当選したチケットは原則変更やキャンセルができませんが、そんな人のために用意されているリセールサービスでは、チケットを希望する人に正規転売することができます。
別途サービス利用手数料がかかるのですべての金額が戻ってくるわけではありませんが、公式で案内されている方法なので、不正転売ではなくリセールを利用しましょう。
また、行かない・行けなくなったチケットの入金をしなければ自動的に無効扱いとなりますが、チケット会社によっては規約違反になることもありますので要注意です。
3. ライブ当日の持ち物について
最低限これだけあればOK!ライブ用持ち物リスト
ライブに参加するために必須の持ち物をご紹介します。
詳細
チケット(紙or電子)
事前に発行するのを忘れないように!
スマートフォン
モバイルバッテリー
どちらも充電満タンでGO
身分証明書
入場時提示を求められることも
お金
コインロッカー用に小銭もあるとヨシ
交通系ICカードは十分にチャージしておこう
ペットボトル飲料
水分補給はしっかりと
応援グッズ(うちわ・ペンライトなど)
ペンライトは電池の確認を!予備を持っていくのも◎
タオル、ハンカチ、ティッシュ
汗や涙を拭きましょう
そのほかあると便利な持ち物
・大きめの袋
会場の物販で購入したグッズやもらったチラシなどをまとめて突っ込んでおくのに便利です。
・双眼鏡
ドームなどの広い会場だと、推しがほぼ見えないことも。レンタルを活用するのもアリ。
・防寒用の上着やカイロなどの寒さ対策アイテム
脱ぎ着しやすいものだと便利。野外の場合はカイロなどの防寒グッズは必須です。
・汗ふきシートなどの汗・暑さ対策アイテム
夏場はモバイル扇風機なども便利。
・常備薬
万が一のときに安心です。
・替えのマスク
涙や汗で汚れてしまったら取り替えましょう。
▼声優・高橋李依さんによるライブのしおりもぜひ参考に!
ペンライトは持ち込みOKなものを選ぼう
公式グッズや市販のもの、強く光るUO(ウルトラオレンジ)サイリウムなど、ペンライトにも様々な種類がありますが、持ち込んでもOKなペンライトはライブごとに大きく異なります。
公式グッズ以外のものは使用禁止だったり、使用本数が決まっていたり、ルールは様々なので必ず公式サイトを確認しましょう。
多すぎるペンライトは視界を妨げる原因になるので、あまりよく思われないこともあります。
▼ペンライトをデコる「ペンライトリボン」の作り方はこちら
▼オリジナルアクリルペンライトの自作方法はこちら
応援うちわの装飾について
応援うちわの装飾は、ホログラムなど光で反射してしまう素材を使用するのは避けましょう。ジャニーズのコンサートでは、暗黙のルールとなっているようです。
レースやモールなどでうちわの周囲を縁取り、はみ出させるのもNG。規定のサイズ内で装飾しましょう。
そもそもうちわが禁止の場合もあるので、公式サイトを確認した上で準備してくださいね。
▼オリジナル応援うちわの作り方はこちら
コインロッカーの場所を確認しておこう
コインロッカーに荷物を預けたい場合は、事前に場所を確認しておきましょう。会場周辺のコインロッカーはすぐに埋まってしまいます。
その際は小銭を多めに持ち歩くのも忘れずに!
できれば預けなくてもいいように、荷物をコンパクトにまとめられるといいですね。
4. ライブ参戦服・気をつけるべき服装について
ライブに行くことが決まったら、「何を着ていこうかな?」「どんな髪型にしようかな?」とわくわくする人も多いと思います。
せっかく推しに会えるライブなので、たくさんおしゃれをして行きたいですよね。でも、ちょっと待って!
ライブでは、服装や髪型にも気をつけるべき点があります。もしかしたら、周囲の迷惑になるようなファッションになってしまうかもしれません。
ライブへ行くときの服装やおしゃれは、以下の点に注意した上で楽しみましょう。
周囲の迷惑にならないなら基本何を着てもOK
両隣の人に当たってしまうほど大きく広がるスカートなど、周囲に迷惑のかからない服装であれば、基本的には何を着ても問題ありません。
ライブが開催される季節や場所も考慮して、温度調節ができるような服装にしましょう。過度な露出はNGです。
また、公式の許可が降りているライブの場合のみコスプレも可能です。ライブグッズとして販売されているTシャツなどを着るのもいいですね。
ただし、着替えのために公共のトイレを独占するような行為はやめましょう!
高すぎるヒールはNG
少しでも視界がよくなるように厚底やヒールの高い靴を履きたい人も多いかと思いますが、高すぎるものは避けましょう。
ライブハウスなどスタンディングで行われるライブでは非常に危険ですし、周囲の視界を妨げる原因になります。
公式で「ご遠慮ください」とお願いされる場合もあるので、少し盛るくらいなら大丈夫ですが、あまりにも高すぎる靴は避けた方が無難です。
周囲の視界の妨げになる髪型・アイテムはNG
過度のアップスタイルやまとめ髪は、周囲の視界の妨げになります。
同様に、帽子やフードも迷惑になる場合があるので脱ぎましょう。
5. ライブグッズの販売・購入について
ライブでは、Tシャツやペンライトなど様々なオリジナルグッズが販売されます。
事前に公開されるグッズ情報を確認して何を購入するかを決めておくと、買い物もスムーズです(会場に行くとお財布の紐が緩んでしまうこともありますが…)。
物販に並ぶ時間も考慮して、時間に余裕をもって会場に着くようにしましょう。
また、確実にグッズが手に入る事前物販が行われるライブもあります。
ブラインドグッズの現地交換について
ブラインドグッズが販売されると、自分の推しを求めて会場周辺でグッズの交換がさかんに行われます。
交換スペースが用意されている場合は必ずそれを利用し、そうでない場合は、一般の方の迷惑にならないように行いましょう。
現地交換(手渡し)が一番手っ取り早いですが、今すぐ交換しなくてもOKという方は、後日Twitterで募集するのもおすすめです。
現地交換であったら便利なもの
・クリアケースグッズを見やすく並べて入れておけます
・OPP袋、硬質カードケースなど
開封後のグッズの中身が見えるように入れ替えます
・ホワイトボード、ペンなど
交換条件を大きく書いておけば目に入りやすくなります
▼Twitterでのグッズ取引・交換方法はこちら
6. ライブ中のマナー・注意事項について
スマホの電源は必ず切ろう
MC中やバラード曲中などに、誰かのスマホが鳴ったり画面が光ったりしていたら興ざめしてしまいますよね。
ライブに限らず、公演中はスマホの電源は必ず切るというのが絶対のルールです。アラームなども作動しないように注意しましょう。
※コロナ禍では接触確認アプリ「COCOA」を利用するにあたって、電源は切らずにマナーモードにするよう指示がありましたが、現在アプリの機能は停止しています。
ペンライト・うちわの振り方に注意
オタクのライブに欠かせないペンライトは、推しの色で力いっぱい振り回したくなりますよね。
ただし、ペンライトを振る高さ・うちわを持つ高さは胸元まで。胸元より上だと、周囲のお客さんの視界を遮り迷惑になります。
また、大きく振りすぎると周囲の視界を遮るだけでなく、スペースをはみ出して肩などがぶつかってしまう可能性も。
興奮するとつい周りが見えなくなるので注意しましょう。
歓声・ダンスについて
コロナ禍においては、「ライブ中は声を出しての応援・歌唱は禁止」「応援は拍手や手拍子で」というのが主流でしたが、最近は声出しOKの公演が増えてきました!
ぜひ歓声を上げて盛り上げたいところですが、MC中やバラード曲中など、声を上げるべきではないタイミングもあるので要注意。
また、振りコピをして推しと一緒に踊る人も多いですが、左右の人にぶつかったり周囲の視界を妨げたりしないように、小さく踊ることを心がけましょう。
絶対立ってなきゃダメ?
数時間単位のライブ、ずっと立ちっぱなしでいると正直辛いときもありますよね…。
周りが立っていると自分も立たなくてはいけないと思いがちですが、無理してずっと立っている必要はありません。適度に座って休みましょう。
また、MCやバラード曲などは座って楽しむライブもあります。アーティスト側が座るよう促してくれるときもあるので、その際は座りましょう。
座席を交換してほしいと頼まれたら断って!
会場内でもし座席を交換してほしいと頼まれたら、トラブル防止のため必ず断りましょう。
基本的に、どのイベントでも座席交換は禁止されています。
▼参考記事
規制退場が行われたら指示に従おう
公演が終わると、混雑を避けるためにも規制退場が行われることがほとんどです。
早く帰りたいからといって勝手に会場を出ないように、係の人の指示に従いましょう。
電車などの時間によっては、急いで会場を出なければならない人もいるかもしれません。最後まで見られないのは悲しいですが、その場合は公演が終わる前に退場するのがベターです。
7. 感染症対策について
公式からお願いされることは守ろう
感染症対策における様々なルールやマナーが緩和されてきましたが、ライブ会場ではまだマスクの着用などがお願いされる場合があります。
公式から指示されているものは、きちんと守りましょう。
<ライブ会場内で主にお願いされること(例)>
・常時マスクの着用
・検温および手指の消毒
・ソーシャルディスタンスの確保
・咳エチケット
・不要な移動や通路・会場ロビー等での滞留
・会場内での会話や発声
・規制退場
感染防止のための措置やスタッフの指示に従わない場合は、入場を断られる場合もあるので注意しましょう。
また、来場前に37.5度以上の発熱などの症状があった場合は、来場を遠慮するよう案内されることも。公式サイトを確認した上で、該当しないかどうかを確認してくださいね。
【まとめ】周囲のことを考えながらライブを楽しもう!
ご紹介してきたルール・マナーは、周囲の迷惑にならないように配慮するものがほとんどです。
みんなで気持ちよくライブを楽しむためにも、ルール・マナーを守るように気をつけましょう。
あとは、とにかく公式サイトの注意事項を読んでください。
公式サイトでは、大抵の場合ライブに関する注意事項などが記載されているので、まずはしっかり読み込みましょう。
ジャンルによってペンライトのルールなどが細かく異なる場合があるので、「あのジャンルのライブはOKだったから、このジャンルのライブでも大丈夫」という認識を持つのは危険です。
公式がNGと言っているなら、ダメなものはダメ。とりあえず公式の言うことを守っておけば、大きくマナー違反になることはないでしょう。
みなさんの推しのライブが楽しいものになりますように!