太宰治「人間失格」をリメイクした劇場アニメ『HUMAN LOST』発表!主人公・大庭葉藏役を宮野真守さんが担当
Monday 12:45
日本文学の傑作である太宰治「人間失格」をダイナミックにリメイクした劇場アニメ『HUMAN LOST 人間失格』が、3月22日(金)アメリカ・シカゴで開催されたポップカルチャーイベント「CHICAGO COMIC & ENTERTAINMENT EXPO(C2E2)」ステージイベントにて発表されました。
破滅に至った一人の男の生涯を描き、その深い死生観・文学性が今なお強烈な衝撃を与え続ける不朽の名作「人間失格」が、世界に誇る日本最高峰のクリエイター陣によって再構築されます。
本作は劇場アニメーションとして2019年に全世界公開決定されるほか、ティーザービジュアル、ティーザーPV、メインキャスト&スタッフと意気込みコメントなどが公開されました。
スーパーバイザーは『PSYCHO-PASS サイコパス』本広克行さん、監督は『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』木﨑文智さん、脚本は『天地明察』で知られる小説家・冲方丁さんが担当されます。
また、キャラクターデザインには『PokemonGO』など数々のアニメーションの登場人物生み出したコザキユースケさん。コンセプトアートは『ファイナルファンタジーXI』など国内外を問わず活躍される富安健一郎さんが手掛けます。
アニメーション制作は映画『GODZILLA』三部作、『BLAME!』のポリゴン・ピクチュアズが担当。
そして、主人公・大庭葉藏(おおばようぞう)役を宮野真守さんが務められます。
ティザービジュアル
ストーリー
医療革命により、“死”を克服した昭和111年の東京――
人々は体内の“ナノマシン”とそれらを“ネットワーク”により管理する“S.H.E.L.L.”体制の支配により、病にかからず、傷の手当を必要とせず、120歳の寿命を保証する、無病長寿を約束された。
しかし、その究極的な社会システムは、国家に様々な歪を産み出す。埋まることのない経済格差、死ねないことによる退廃的倫理観、重度の環境汚染、そして、S.H.E.L.L.ネットワークから外れ異形化する“ヒューマンロスト現象”……。
日本は、文明の再生と崩壊の二つの可能性の間で大きく揺れ動いていた。
大気汚染の広がる環状16号線外(アウトサイド)――イチロク。
薬物に溺れ怠惰な暮らしをおくる“大庭葉藏”は、ある日、暴走集団とともに行動する謎の男“堀木正雄”とともに特権階級の住まう環状7号線内(インサイド)への突貫に参加し、激しい闘争に巻き込まれる。
そこでヒューマンロストした異形体――“ロスト体”に遭遇した葉藏は、対ロスト体機関“ヒラメ”に属する不思議な力をもった少女“柊美子”に命を救われ、自分もまた人とは違う力を持つことを知る――
堕落と死。生と希望。男は運命に翻弄され、胸を引き裂き、叫ぶ。
怒り。悲しみ。憐れみ――絶望に呑みこまれ、血の涙とともに大庭葉藏は“鬼”と化す。
貴方は、人間合格か、人間失格か――
ティザーPV
メインキャスト&スタッフ コメント
大庭葉藏:宮野真守さん
誰もが知る、太宰治の傑作「人間失格」を原案とした、日本発のダークヒーローが誕生しました!
本作は、最新の映像技術を駆使した痛快なアクションの中に、日本人だからこその精神性、わびさびのある世界観が展開される、まさに日本人にしか作れないエンターテイメント作品です。
世の中に翻弄され、「生」と「死」のなんたるかを突きつけられ、苦しみながら、それでも進んでいく葉藏の姿から、皆様にも是非、「生きる」とはどういう事か、感じていただきたいです。公開をお楽しみに!
スーパーバイザー:本広克行さん
この著名な文学作品を近未来SFへ置き換えるにあたり、世界観に「現代」を反映させるための設定を幾つか提案しました。その後、脚本の冲方さんと木崎監督が作品にドライブをかけ、現場を支えて下さったスタッフの皆さんと共に長い長い道のりを踏破して遂にここまで辿り着いた事へ、心から敬意を表します。まさに今、われわれが直面している問題の数々が織り込まれた、見応えのある作品になっているので、ご期待ください。
監督:木﨑文智さん
近代古典文学『人間失格』を”SFエンタテイメント作品”として再構築する。
「そんな事が可能なのだろうか」と、先の見えない深い靄の中を踠きながらの作業でもありました。
多くのスタッフの尽力で制作した本作『HUMAN LOST 人間失格』も、原典と同じく多くの方々の心に刺さってくれる事を切に願っております。
作品概要
タイトル:『HUMAN LOST 人間失格』
公開日:2019年 全世界公開
【STAFF】
原案:太宰治「人間失格」より
スーパーバイザー:本広克行
監督:木﨑文智
ストーリー原案・脚本:冲方丁
キャラクターデザイン:コザキユースケ
コンセプトアート:富安健一郎(INEI)
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
企画・プロデュース:MAGNET/スロウカーブ
配給:東宝映像事業部
【CAST】
大庭葉藏:宮野真守 ※大庭葉藏のぞうは旧字体が正式表記 ※敬称略
公式サイト:https://human-lost.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/HUMANLOST_PR
©2019 HUMAN LOST Project
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もはやリメイクじゃないでしょこれ
制作陣のクセが凄い
ダイナミックにリメイク……
うーん、封神演義がフジリュー版になったような感じ?
いや、もう予告時点でそれすら超えた全然違うものに見えるんだけど、人間失格名乗るのか。
人間失格は小栗旬主演で実写映画やるから、そっちと差別化するためにアニメはsfにしたのかな
リメイクじゃなくてモチーフって言った方が良かったとおもう、文豪ファンに反感買いそうだから、文ストの時もめっちゃ叩いてたし文豪ファンは他の歴史上の人物のファンよりそういのに過敏なイメージある、実際ここですでにクソ扱いしてる人いるし
歴史上の人物より文豪のほうがリアルに実在している(いた)人間って感覚が強いから、それを赤の他人が面白おかしくアレンジすることを悪趣味だと思う人は出てきても仕方がないかと・・・
再アニメ化の弾が尽きて来たから文学作品を持って来たのかなと思ってしまう
名前出さない方が受け入れられそうだけどな
普通にそのままの人間失格をアニメ化してほしかった。
前にデスノの人のキャラデザでアニメ化してなかったっけ?
それはアニメじゃなくて文庫の新装版のカバー表紙だね
青い文学シリーズってやつでDVDも出てない?
全編フルアニメではないけどアニメーション化されて人間失格のストーリーを追うやつ。
人間失格 アニメ化で出てくるよ。
調べたら2009年に日本テレビで放送されてたんだね
これは知らなかったな
日本人なら誰でも知ってる文芸作品の名前を利用してるように感じるから嫌なんだと思う
実際、タイトル違ったら原案が太宰作品だって気づかないよコレ
オリジナル劇場アニメでやって、「人間失格からインスピレーションを得た」ってだけ言っても集客力無いからなんだろうなあ
アニゴジもそうだったけどポリピクのCGってあまりクオリティ高く見えない
漢字で人間失格じゃなくて「ニンゲン、シッカック」とかにしてくれたらまあ良かった?
舞台設定も人間関係もどの辺が太宰治の人間失格なんだろうと思ってしまう。
モチーフにしてもよくわからないや。
せっかくスタッフ&キャストが豪華なのだから無理にリメイク作品とかじゃなくてオリジナル作品でやってほしかった…
本広克行さんだから楽しみだけど、SFにするのにI.Gとは袂分かったんだな〜。脚本冲方もサイコパスだし。
あと、太宰治を役で持ってる宮野を人間失格でキャスティングとか、いろいろ複雑な心境〜。
何故か前に見た
「もしもスクウェア・エニックスがスーパーマリオを作ったら」
というコピペ文を思い出した
ウブカタ面に落ちて皆で仲良く失格するんですね、わかりますん。
ヘルシングの婦警のようにギリギリ踏み留まろう(なお最後は)。
不起訴だったとは言え
あれ以来冲方丁には良いイメージ無いわ
ちゃんとした人間失格を宮野さんで見て見たかったな….
人間失格をこんな風にいじらないで欲しかった
シンプルイズベストなんだよ、すぐなんでも大幅にリメイクしようとするけど上手くいったためしないのに…
太宰治の人間失格読んでる者だけど
このアニメのあらすじ見たら、???????てなった
けど原作はわざわざアニメでやる内容の話ではないし
私は読んでいて一つも共感できない笑
だから180度、話を変えてアニメ化は賛成
言うならタイトルも少し変えた方が良かったかも
まぁそこは利権や版権の都合で仕方ないのかな?
「人間失格」をベース、あるいはモチーフにしたSF作品と言ったほうが合ってる気がする。リメイクと言うには大胆すぎる。
メンバーの癖は確かに強いね。ただ、冲方丁さんはPSYCHO-PASS2期にしろ、攻殻機動隊ARISEにしろ、きっちりした原作のある作品が若干弱いのが気になる。
原作はモチーフレベルで好きなだけ弄って良いと言われたら、結構大胆なことするイメージ。
宮野さんは太宰治に縁があるなあ
あらすじだから分からないだけで、本編見たら割と原作リスペクトしてたりして。