ゲームプレイ時間の調査結果が意外すぎ!お家時間の増加=長時間プレイでは無い?
Saturday 14:00
ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム「ゲームエイジ総研」が、「今年のゴールデンウィークのゲームプレイについて」の調査結果を発表しました!
自宅にいる時間が増えたことで、ゲームのプレイ時間は増えたのでしょうか?
Point
- 増えた人より減った人のほうが多かった!
ゲーム以外の嗜好品が増えたみたい
年代が上がるほどプレイ時間に変化はなし
今年のゴールデンウィーク中のゲームプレイ時間
ゲームのプレイ時間が増えたと回答したのは15.1%、一方、減ったと回答したのは17.8%で、ややゲーム時間が減ったゲーマーの方が多いという結果になりました。
年代別で傾向を見てみると、10代が22.0%と最もゲームのプレイ時間が増えたと回答し、年代が上がるごとに増加したとの回答は少なくなっています。
一方、プレイ時間が減ったという回答は10~20代で多く、こちらも年代が上がるごとに少なくなる傾向が見られました。
年代が上がるほど、昨年までのゴールデンウィークとプレイ時間は変わらないというゲーマーが多い結果となりました。
増えた理由は?
増えた理由を聞くと、ほとんどの回答が緊急事態宣言やステイホームに関連する回答で、「ステイホームで家にいる時間が増えたから」「コロナの影響で、普段行っているスポーツの試合などが全て中止になった」「クラブ活動ができないから」といった回答が並んでいます。
プレイ時間が増えた理由としては、緊急事態宣言によるイベントの中止や活動制限の影響が大きいことがわかります。
減った理由は?
ゲームプレイ時間が減少した分、どのようなことに時間を使ったのかを聞いてみたところ、「YouTube」「アニメ視聴」「ウォーキング」のようなゲーム以外のコンテンツや趣味を楽しんだり、「家族で過ごす」「子供と過ごした」といったように家族と時間を過ごしたという回答が多く見られました。
ゲーマーも昨年からの自粛によって、ゴールデンウィークの過ごし方にも少し変化があったようです。
ほかにも「勉強」や「仕事」という回答もありました。
課金した?
GW期間中にゲーム関連商品やサービスを有料利用したゲーマーは9.8%。
年代別で見ると、10代が最も多く、25.6%、次いで30代23.3%、20代でも約2割が、ゲーム関連商品やサービスにお金を使ったと回答しています。
ゲームプレイの時間が他の年代よりも増えたと回答した10代は、有料サービスも他の年代よりも支出が多い傾向にあることがわかります。
具体的にどのようなことにお金を使ったかを聞いてみると、「ゲームへの課金」と「ゲームソフトの購入」が多く見られました。
「フィギュアを買った」「周辺機器」などといった回答もありましたが、非常に少ない結果でした。
分かったこと
長引くコロナ禍、そして緊急事態宣言はゲーマーのゴールデンウィークの過ごし方に影響を与えたことは間違いないようです。
特にゲームのプレイ時間増加には顕著に影響を与えていました。
一方でゲームのプレイ時間が減少したゲーマーは、ステイホームの時間の使い方として、ゲーム以外にも楽しめる選択肢を増やしている傾向が見られました。
調査概要
【調査対象】
・全国10〜50代
・男女
・何らかのゲームをプレイしている人
【サンプル数】
3063
【調査時期】
2021年5月
【調査手法】
インターネット調査