アニメーターを直接支援できるプロジェクトが始動!支援金はすでに目標の700%を突破!
Sunday 13:00
動画1枚あたりおよそ200円、平均年収111万円という厳しい現状が様々なメディアで報道されているアニメーター。その現状を改善してほしいという声が多くのアニメーターやアニメファンからあがっていましたが、ついにクラウドファンディングにてアニメーターに直接支援金を届けるプロジェクトが登場し話題になっています。
このプロジェクトを発足されたのは、アニメーターの柴田勝紀さん。本プロジェクトは希望するアニメーターに抽選で3万円づつ配ることで直接的な支援をするとともに、現状の周知や他の改善案を模索する契機となることを期待したものとのこと。
プロジェクトの概要ですが、国内で動画か原画を主な仕事とされている方を対象に、支援を希望するアニメーターはTwitterのDMとメールにて募り、そのなかから抽選で選んだアニメーター(支援審査を通った有望な人)へ直接支援されます。
目標額は11万円でしたが、すでに700%を超える80万円近くの金額が100人から支援されています(8月19日時点)。
直接支援に賛同の声も!
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一時金で何かが変えられるわけでもないが、支援を受けた人がまじめに精進してくれるなら価値はあります。
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支援の輪、広がれええええええ!
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これは素晴らしいね。技術職人アニメタを少しでも助けてあげてください。ワシも出資じゃ!
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最近あまりアニメ見れてないけど(´・Д・)」オウエンシマス
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やるわーコレ。アニメーターさんには子供の頃からお世話になってる、大人になっても夢みさせてもらってる、
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アニメ業界は苦しいですからね、こういう企画はすごいいいな
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アニメの質が上がるなら金出してもいいってオタクは結構居るんじゃないかな?
叫ばれていたアニメーターへの直接的な支援ができるクラウドファンディングには賛同の声が多くあがっているようです。このプロジェクトが周知されて、今後の改善案の議論へ繋がり、業界の環境が少しでも健全になるといいですね。
本プロジェクトは、9月14日まで募集されていますのでアニメーターに直接お金を渡したいという方はぜひ支援されてみてはどうでしょうか。
アニメーターに3万円直接支援 第2期!
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アニメーター直接支援どう思う?
すごく良い案だとは思いますが、根本的な解決にはなっていないから難しいですね…。
クラウドファンディング自体は良いと思うけれど、ちゃんと経営していくための仕組みは要るんじゃないかなぁと思ってしまう。例えとしてあってるか分からないけど、募金を頼みの綱にしてそれがなくなってしまうと路頭に迷うかもしれない保護とかのボランティア団体みたいな危うさがあるというか(生死に関わる場合もあるだろうし)。それがなくても何とか繋いでいけるだけの収入手段は要るよなぁと。アニメーターもちゃんとした「職業」なのに今までの仕組みが常態化してるせいで行き渡らない感じが拭えない。
どこでコスト削減するか?で真っ先に煽り喰らってるし、なんなら最初から考慮されてない。「自分の夢ならがんばれるでしょう?」なんて脅し文句みたいなもんで、儲かってようがなかろうが「仕事(労働)」してる事に変わりないのに「雇用してる」っていう認識なさそう。
むしろ最初からアニメなんてものはアニメーターの賃金を犠牲にしなければ作れもしなかったんじゃないかと思う。アニメ業界は儲かってないからアニメーターに給料がいかないっていうけど、甘えてきたのは業界側でしょう。「アニメ業界」にする事で問題の所在がぼやけないか?と思ってしまう。
いいことだけど本当に直接アニメーターさんにお金が行くのかな?
本当の本当の本当にアニメーターさんにお金がそのまま行くならいいと思う
普通にお給料あげてほしい…難しいんだろうけど…
根本的なアニメーターの薄給の原因である中抜きをしないで作るアニメプロジェクトとかはさすがに難しいのかな?
中抜きをのぞいたところで今の粗製乱造……って言ったら悪いけど、大した売り上げの無いアニメとかじゃそこからアニメーター全員分の給料出すの厳しいんじゃないかなあ
ぐぐれば計算式とか予算内訳みたいなのがいくつか出てくるけど、中抜き別にしてもこれは就労者の給与も考えての採算モデルとしては無理があるってのが結構出てくるよ
抽選といいつつ、自分が仲良くしていたり可愛がっている後輩にしか渡さないのでは…?と勘ぐってしまう。
すでに700万も集まっているのなら単純計算で230人ほど。
諸経費(どれだけ使い込むのがしらないけど)がかかるとしてもこんなに配れるの?怪しさしかない。
抽選の前に支援審査があるから、そこで公正な判断ができるかがカギになるんだろうけど、出来るような業界じゃないから今の現状があるわけで。
募金とか支援とかじゃなくて、こういう体裁の新しい商売を提示された気分。
一番は労働組合でも作れればいいんだが・・・
そういったことに時間・カネを割ける人がほとんどいないからな
生活保護じゃないけど現金支給は使い道がどうなるか…
居住者はアニメーター限定の家賃が格安の寮とか作れないのかな
本質的ではないものの即効性が高いことは評価するので、並行して本質的な策も検討して全体像を見せてほしい。「長期的にはこうやって解決しようと思うけど、まず短期的には募金お願いしたいです」ってストーリーを提示してもらえたら消費者も募金しやすい。
いいと思うんだけど、個人的に「その作品」を作っている「制作スタッフ」に直接振り込めるシステムも欲しい。
面白かったアニメを作ってる人たちに直接お金が行くやつ。
実力ある方は独立してフリーでやってたりするけどそういう人達はどうなるんだろう
実力ある方は独立し、それなりの収入を得る事ができますが30代以降で身体を壊す方も本当に多いです。
実力があればあるほど負担も増え、その割に給与にはそこまで反映されないという仕事なので実は平穏無事にアニメーターとしてキャリアを全うできる人は少ないように感じます。
少なくとも私の周りでは、新人の頃に睡眠不足や低収入で体や心を壊して辞める人、数年後技術を得ても不安で鬱になる人、技術も経験も積みやる気はあるのに加齢とともに体力がついていかなくなり体を壊して辞める人がとても多かったです。
寝る間もなく、体を壊しても保証など当然一切ない上に給与も休んでる間は一円も入らないのでとても大変でした。私はそれで辞めましたが、残ってる人達はどうにか救われてほしいです。。
自分が好きなアニメーターさんにお金を送りたい…
NPO法人アニメーター支援機構
アニメーターを支援したいけどお金の使い道に不安と言う方は
新人3年目までなら入れるアニメーター寮の寄付を
募集している所もあるので参考にしてください。
『支援審査を通った有望な人』とありますが完全な抽選ですよ
上手い人だけ助けても下が倒れれば共倒れなので、腕や経歴によらず抽選で選ぶという趣旨だったかと
アニメは好きだけど、厳しい事が分かったうえで飛び込んだ世界で「厳しいのでファンが一時的でも支援してください」っていうのは何か違うと思う…。ジリ貧だよね。
支援が集まるのが良いのか悪いのかも分からない。
下手に支援が集まると「ああ、良かったね」と問題がスルーされそうな気もするし。
命を削ってまで作ってる人たちが蔑ろにされる文化って必要なのかなとさえ思う。
これをきっかけに良い方向に動いてくれればいいけど…。
根本的な解決には絶対にならないし、
クラウドファンディングで設営費募って
アニメタ向けの労働組合作って欲しいです。
パトロンとか局地的な株主方式でもいいんじゃないかなと思う
とにかく素晴らしい作品を描き上げてくださるアニメーターさんたちがまともな生活を送れて、次の作品を作る希望を持てるようになって欲しい
クレジットに載るか載らないかの人たちにもきちんと給料を払って欲しいです
「好きなことだから薄給でも我慢できるでしょ?」って正直頭おかしいと思う
どれだけ末端関係者食い潰す気なの?アニメーターに人権はないの?
ぶっちゃけ低賃金に喘ぐ現代の若者には他人を救ってる暇も余裕もない
普通の会社員は好きですらない仕事して安く労働力を使われてる
むしろ低賃金が問題視されているアニメーターが羨ましくすらある
アニメーターだけじゃなく世の中の低賃金をなんとかしてくれよ
アニメーターの低賃金はまた別次元なレベルだからね……休みなく働いて交通費も福利厚生も一切なしで手取り五万も無いとか日本の話じゃ無いみたいだもん
友達に本当にアニメ大好きで美大出た末にアニメーターになった子がいてさ。入社して2・3ヶ月くらいのまだペーペーな状態で作監(作品全体のではなく話ごとの)何回か任されちゃったり韓国のスタジオに短期で行かされたり毎日とにかく馬車馬のように働いて、2週間帰宅出来ない帰宅も着替え等の交換してくるだけ、寝るのは会社の机の下が普通、とかいう生活してたよ……。
辞めなよって言っても「もうちょっと頑張れるから」ってなかなか辞めなくて…、その子は二年間ギリギリで頑張ってアニメーション会社を退職しました。
正直、側から見てて給料の金額がどうとかいう問題じゃなかった。
本当に末端のアニメーターさん達は、人間的な生活すら危うい状態の人が多分たくさん居るよ……。
アニメーターさんが貧窮してるのは知ってるし
もっとお金が行けばいいとは思うけど
外部からお金を調達して配るのは解決にならないから
ナンダカナーとしか思えない
アニメーター支援団体を作る為の創立資金とかそういうのだったらいいのに
アニメーターと介護士がだぶって見えるよ……。どちらも日々重労働でかなり労力を必要とする仕事なのに、職業としては軽んじられている感があるし、労働に見合った賃金が払われているとは思えない現状。
この活動その物は根本的解決にはなっていないけれど、これをきっかけに業界全体が変わってくれることを願って止まない。産業が産業として成り立っているのは、現場の一人一人が頑張ってくれているからこそ、なんだから。