ボケとツッコミ冴え渡る‥‥‥バイタリティー全開「関西弁キャラ」まとめ!聞けば聞くほど癖になる
Saturday 20:00
郷土愛にあふれた方言キャラは、個性的な語尾やイントネーションがたまらないですよね。
特にハイテンションな関西弁キャラは活力旺盛で、素の会話がボケツッコミになっているような、ノリのよさに笑えてきます。
今回はそんな関西弁のイケメンキャラたちをまとめてみました。
関西弁キャラ10選
『ヒプノシスマイク(ヒプマイ)』白膠木簓
『ヒプノシスマイク』オオサカ・ディビジョン、「どついたれ本舗」のリーダー・白膠木簓(ぬるでささら)。
現役ピン芸人として活躍中の彼は、天性のお笑いの素質とボケツッコミスキルを開花させ、ラップバトルに参戦しました。
その実体は「俺」「ワイ」「ヌルサラさん」「簓」などの多彩な一人称を使い分け、ステージ上でハイテンショントークを披露し、お客を笑わせることに命をかける典型的大阪人。
軽妙なダジャレを交えたコッテコテの関西弁は、聞いているだけで気持ちが弾んできます。
『ふしぎ遊戯』翼宿
『ふしぎ遊戯』朱雀七星士の一人・翼宿は山賊の首領。
ツンツン立たせたオレンジ髪とやんちゃそうな三白眼、八重歯に関西弁と、一部女性ファンがほっとかない「癖」が詰まったキャラクター。
筆者の体感ではきり丸や飛影と並び、三白眼フェチの初恋泥棒に挙げられます。
山賊の首領として荒くれぞろいの子分を引っ張る彼は、幼い頃から横暴な姉たちに虐げられてきたせいで女性が苦手。
なお紅南国の西地方出身で、同郷の人間は皆同じ方言を喋っているそうです。
武器の巨大鉄扇はツッコミ用……ではなく、山賊のトップに代々受け継がれてきたアイテムの模様。
七星士の過去を描いた公式ノベライズ『
』では、相棒ともども男色家の山賊に囚われ貞操の危機に陥るなど、腐女子の妄想が具現化したようなエピソードが拝めます。
『あんさんぶるスターズ!!(あんスタ)』影片みか
『あんさんぶるスターズ!!』の影片みかは、初対面の相手には人見知りするものの、一度心を開けばわんこのように懐き倒す少年。
反面女の子っぽい名前やオッドアイ、孤児院で生まれ育った経歴にコンプレックスを持っており、自分を卑下するような言動をとることも。
そんなみかのあれこれを語る上で、幼少期に薫陶を受けた「お師さん」こと、斎宮宗の存在は欠かせません。
「Valkyrie」リーダーである彼を崇拝し、「お師さん」「お師さん」と呼んであとを付いて回る姿には、ちぎれんばかりに振ってるしっぽが見えるようです。
「おれはお師さんの人形やから」が口癖のみかが、一人のアイドルとして自我に芽生え、将来を模索するストーリーも「あんスタ」の見所。
「んぁ~」の鳴き声も癖になる、脱力系関西弁少年です。
なお「あんスタ」にははんなりした京都弁を話す桜河こはくもいるので、関西弁好きはそちらもチェックしてください。
『刀剣乱舞-花丸-』明石国行
『刀剣乱舞』に登場する刀剣男士・明石国行は、髪のサイドを留めた赤いヘアピンとスクエアメガネ、ユル~い関西弁が特徴。
ダウナーなテンションと相俟ったけだるげな話し方は、そこはかとない色気すら漂わせ、ずっと聞いていたくなりました。
名前が示すとおり明石藩主・松平家伝来の刀で、愛染国俊と蛍丸の保護者を自認し、特に蛍丸を贔屓しています。
彼が話す言葉は正確には京都弁。
そのやる気のなさは、打たれてから長いこと戦場に出されなかった経緯と関係しているのでは、と憶測を招きました。
早い話、箱入りの坊ボンといえばわかりやすいでしょうか?
『刀剣乱舞-花丸-』アニメでは、焼き芋にマヨネーズをかけたものを食べて吐き出すなど、体を張ったギャグ(天然)をかましています。
『テニスの王子様(テニプリ)』忍足侑士
『テニスの王子様』忍足侑士は氷帝学園中等部三年、テニス部では部長の跡部と並んだ実力者として知られています。
そんな彼は大阪の大病院の跡取り息子で、育ちの良さからくる品を感じさせる一方、昭和歌謡曲をこよなく愛し、納豆や大きな虫を怖がる愛嬌も併せ持っていました。
忍足役の木内秀信さんの関西弁は、アンニュイな吐息の漏らし方がセクシーと大評判!
部員の暴走を諫める際の「やれやれ」といったテンションも、やや苦労人の感じがする、大人びた外見に似合っていますね。
『黒子のバスケ(黒バス)』今吉翔吉
『黒子のバスケ』今吉翔吉は桐皇学園3年、バスケ部ではポイントガードを務めるキレ者。
ジャイアニズム全開で協調性皆無な青峰のお目付け役を兼ねており、公私ともに彼のフォローに回ることが多いです。
一人称は「ワシ」、趣味はお金を賭けない競馬(見る専)。
胡散臭いメガネと関西弁の合わせ技がキマり、初登場時から「怪しい……」「腹黒キャラでは?」と推測されていたのも、今となっては懐かしいですね。
その予感は的中し、雰囲気こそ柔和なものの、勝利の為なら手段を選ばず、「試合に勝てるならどんな奴が仲間だろうとかまへん」と言いきっています。
普段は昼行燈めいた糸目ですが、誠凛高校との試合中に開眼し、挑発的な三白眼でもってファンの心を掴みました。
『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレボリューションズ』桐生院ヴァン
『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター』の桐生院ヴァンは、アイドルグループ「HE★VENS」のメンバーで、砕けた関西弁を喋ります。
そのモットーは「日々冒険!人生は真剣勝負!」で、思考回路と口が直結したタイプ。
裏表ない爽やかな人柄で周囲を魅了し、親しくなった相手はちゃん付けで呼び、熱烈なスキンシップを欠かしません。
ヒロイン・春歌が作曲した「HE★VENS GATE」にぞっこん惚れ込み、他の女性には目もくれず、一途な愛を捧げる誠実さも素敵でした。
関西弁の陽キャと聞いて、まず思い浮かぶイケメンですね。
『エヴァンゲリヲン』鈴原トウジ
『エヴァンゲリヲン』鈴原トウジは主人公・碇シンジの同級生で、のちに親友となる少年です。
当初は妹がEVA初号機の戦闘の巻き添えとなり負傷したことを恨み、パイロットのシンジにキツく当たっていたものの、彼に命を救われたことで和解。
以降は父との確執や女性陣の「圧」に悩むシンジの良き相談相手となり、ことあるごとに発破をかけていました。
明るいノリと笑顔で場を盛り上げるのが得意な彼は、シリアスな本作における貴重なムードメイカーといえ、人好きのする魅力で男女問わず親しみを持たれています。
何かと絡んでくる同級生・ヒカリの恋心を察してか、彼女が持参する手作り弁当を残飯処理とのたまいたいらげるなど、意外に気配り屋のギャップに萌えました。
『弱虫ペダル』鳴子章吉
『弱虫ペダル』鳴子章吉は総北高校一年生、自称「浪速の天才スピードマン」。
関西弁を喋っているのは中学まで関西にいたからで、赤色にこだわりを持ち、身の周りのアイテムは全て赤一色で固めています。
そんな彼はとにかく派手な目立ちたがり屋、自己主張が強く負けず嫌い。
こまかいことは「かっかっかー」と笑い飛ばし、誰より速く走ること、ゴールに一番乗りすることに情熱を注いでいます。
尖りすぎたあだ名のセンスも特徴で、同級生の今泉を「スカシ」、後輩の鏑木を「カブ」「イキリ」と呼んで憚りません。
そのくせ新開の「赤いマメツブ君」呼ばわりにキレており、ボケには音速で突っ込まずにいられない、アグレッシブな精神性がうかがえます。
『ハイキュー!!』宮侑&宮治
『ハイキュー!!』の宮ツインズこと宮侑&治は、稲荷崎高校バレー部の選手。
お互いのことを「サム」「ツム」と呼び合い、試合となれば抜群のコンビネーションを見せ、相手チームを翻弄します。
「高校ナンバー1セッター」、あるいは「セッターの鑑」とも称される侑は、ことセットに関しては絶対の自信を持ち、傲慢な言動を隠しもしません。
挑戦精神のかたまりでもあり、過去には一切の興味を持たず、今面白いことだけに熱中しがち。
そんな彼を見た菅原は、「ミヤアツムスペック盛りすぎ問題」を提唱。
雑誌が特集を組むほどの圧倒的才能、女性ファンがお手製うちわ持参で殺到するイケメンとくれば、その疑惑は否定できません。
対する治は兄より落ち着いているものの、端倪すべからざる実力を秘め、侑のミスは全て補完する、最強のバディとして信頼をおかれています。
金銀色違いの髪は金狐と銀狐のイメージでしょうか、油揚げをあげたくなるキャラデザもグッド。
チームメイトとの掛け合いでは歯に衣着せぬ物言いが光ってますが、これは部内に天然キャラが増殖し、深刻なツッコミ不足に陥ったが故の苦肉の策。
食いしん坊バンザイな治はおにぎりの想像に夢中でぼんやりしてることが多く、ツッコミに回らざる得ない状況に同情を禁じ得ません。
聞けば聞くほど癖になる、関西弁キャラブラボー!
ヒット作に登場する関西弁キャラたちを紹介しました、いかがでしょうか?
イキとノリのいい関西弁で喋り倒すキャラは、それ自体がパフォーマンスになっているような、タレント精神の旺盛さが垣間見えます。
関西人の業でしょうか、お笑いや芸能でファンを楽しませることに長けた者も多く、その道を極められるように応援したくなりました。