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「ぬいぐるみ服」の作り方!型から作成&写真付きで解説【推し活・オタ活】

[ライター:中島清香]

2023年 12月31日
Sunday 18:00
「ぬいぐるみ服」の作り方!型から作成&写真付きで解説【推し活・オタ活】

近年、アニメやゲームキャラなどのぬいぐるみが多く販売されていますよね。

 

最近は、ぬいぐるみに服を着せて「推し活」するのも流行っています。

 

そこで、本記事では「ぬいぐるみの服(ぬい服)」の作り方を紹介!ぜひ参考にしてくださいね。

 

Point

  • ぬい服の型から作成!
  • リボンなどの装飾品の作り方も解説


 

 

「ぬい服」くまの着ぐるみ完成品

「ぬい服」完成品

 

今回自作したのは、「あんさんぶるスターズ!!」のぬいぐるみ(16cm)に対応した着ぐるみタイプの服です。

 

顔の下にあるリボンや、耳・しっぽも作成していますよ。

 

 

「ぬい服」作りに必要な材料

 

詳細

今回は「プードルファー」の生地を楽天で購入しました。

購入した布のサイズは、生地巾約145cm・長さ50cm。

1体作っても生地が余ったので、長さは30cmくらいでいいかもしれません。

 

楽天で購入

 

 

100均で購入したもの

 

詳細

1.手芸用ボンド

布同士を貼り付けるために使用します。

 

2.カラー縫い糸

布を縫う時に使用します。

 

3.クラフトパーツ

リボンなどを装飾するときに使用します。

 

4.セル待ち針

布を固定するために使用します。

 

※全てセリアで購入

 

 

 

詳細

1.万能ボンド

クラフトパーツと布を貼り合わせる時に使用します。

 

2.デコリボン

リボンを作る際に使用します。

 

3.サテンリボン

リボンを作る際に使用します。

 

4.フリルテープレース

リボンを作る際に使用します。

 

※全てダイソーで購入

 

 

その他

シャープペンシルや定規を撮り忘れました…

 

詳細

1.A4用紙2枚

ぬいぐるみの型を作るときに使用します。

 

2.縫い針

布を縫う際に使用します。

 

3.はさみ

布を切る時に使用します。

 

4.シャープペンシル・ペン

ぬいぐるみの型を作るときに使用します。

 

5.定規

ぬいぐるみの型を作るときに使用します。

 

※家にあるものを使用。ない方は購入してください。

 

 

「ぬい服」の作り方

1.表面の型を作成

まずはぬいぐるみ服の型を作成します。

 

 

型を作成

 

A4用紙と服を着せたいぬいぐるみを用意してください。

 

 

 

ぬいぐるみを裏返し紙の上に乗せ、鉛筆やシャープペンシルで縁取ります。

 

 

 

縁取ったものがコチラ。

 

シャープペンシルで縁取ったあと、分かりやすいように上から太いペンでなぞっています。

 

ポイント

なるべく左右対称になるように調整してください。

 

 

 

次に、ぬい服のサイズを決めていきましょう。まずは表面の型を作成します。

 

先ほど縁取った線から1.5~2cmほど外側に線を書いていきましょう。定規を使って図りながらやるとスムーズですよ。

 

この線は実際のぬい服の形になりますので、頭や体を大きめに作りたい!という方は2cm以上外側に線を引いてください。

 

さらに、先ほど縁取った線から1~1.8cmほど内側に線を書いていきます。こちらはぬいぐるみの顔にかかる布の部分になりますよ。

 

頭のてっぺんからは2~3.5cmほど内側に線を書いていきます。

 

 

 

ぬいぐるみには個体差がありますので、自分の持っているぬいぐるみで長さを測りながら調節してください。

 

また、くま耳をぬい服につけたかったので、紙の余った部分に横幅5cmほどの耳を描いています。

 

ポイント

どんなぬい服にしたいか想像しながら線を書く。

 

 

 

ぬい服の表面の型ができたら、首と脇の下あたりに0.5mm~1cmほど切り込み線を書いておきましょう。

 

 

2.裏面の型を作成

 

次に裏面の型を作成します。

 

表面の型の上に新しくA4用紙を重ね、一番外側の線をトレースしていきましょう。

 

ぬいぐるみの頭のふくらみを考え、表面の線よりも0.5mm~1cmほど外側にトレースするのがおすすめです。

 

 

 

トレースできたら、頭のてっぺんの部分に3cmほど縦線を引きます。

 

次に縦線の中心から、頭のてっぺんに向けてVの形になるよう線を引きましょう(上の画像を参考にしてね)。

 

その後、表面の型と同様に、首と脇の下あたりに0.5mm~1cmほど切り込み線をいれます。

 

 

 

型が書けたら、一番外側の線に沿って切りましょう。

 

これで型は完成です。

 

 

3.型に沿って布を切る

 

切った型を裏返した布の上に重ね、待ち針で固定します。

 

その後、型に沿ってはさみで布を切りましょう。

 

 

裏面の写真を撮り忘れました…

 

切ったものがコチラ!

 

くま耳は1つの型で、4枚分布を切ってください。

 

 

 

実際に服を着せる時は、ぬいぐるみを顔の穴から入れて着せます。

 

そのため、この時点で顔の穴からぬいぐるみが通るのか確かめておきましょう

 

 

4.くま耳を縫い合わせる

まずは、くま耳から縫い合わせていきます。

 

 

 

くま耳を2枚ずつ、もふもふとしたと面が向かい合うように重ねましょう。

 

 

 

重ねたら一番外側から2mm内側に縫っていきます。一番下の辺は縫わないように気を付けてください!

 

縫い方は全工程返し縫いで、糸は茶色のものを使用しています。

 

 

 

縫い終わったら玉止めし、布をひっくり返して完成!

 

 

5.くま耳と表面を縫い合わせる

 

くま耳ができたら表面と縫い合わせていきます。

 

まず、くま耳をつけたい位置を決めます。

 

 

位置を調節したらくま耳を、もふもふとした面に倒します(上の画像を参照)。

 

 

 

そのまま布全体を裏返し、くま耳と表面を縫い合わせましょう。

 

上の画像の緑の線の部分を縫います。

 

 

 

両耳とも縫い合わせたら完成!

 

 

6.しっぽを作る

 

次はしっぽを作っていきましょう!

 

まず、布を直径8cmほどの円状に切ります(大体で大丈夫です)。

 

 

 

裏返し、布の端切れを真ん中に置きます。

 

 

 

端切れを包むようにして布の丸め、縫っていきます。

 

 

縫う時は対角線上に針を通していきました。

 

 

7.しっぽと裏面を縫い合わせる

しっぽができたら裏面と縫い合わせていきます。

 

 

 

まず、しっぽをつけたい位置を決めます。

 

 

 

位置を調整したらそのまま布全体を裏返し、しっぽと裏面を縫い合わせましょう。

 

裏面としっぽが重なる中心当たりを縫います。

 

 

縫い目は多少汚くてもOK

 

しっぽを作った時と同じく、対角線上に針を通して縫いました。

 

ポイント

見えない部分なので、多少縫い方が汚くても大丈夫…!!!!

 

 

8.裏面の頭部を縫う

 

裏面の頭部は、Vのように切り込みが入っているので、縫っていきます。

 

 

 

切り込みにあわせて布を半分に折り、待ち針で固定しましょう。

 

その後、切り込み部分を縫っていきます。縫う場所は上画像のピンク線を参考にしてください。

 

 

 

縫い終わったものがコチラ。

 

この作業をすることで頭部が丸みを帯びるので、綺麗な形のぬい服になります。

 

 

9.表面と裏面を縫い合わせる

次に、表面と裏面を縫い合わせていきます。

 

 

 

完成したらひっくり返すので、それぞれの布はもふもふとしたと面が向かい合うように重ねていきます。

 

この時、表面はくま耳を倒した状態で重ねてください。

 

縫う時にずれてしまうので、待ち針で止めていきます。

 

 

 

一番外側から5mmほど内側に縫っていきまましょう。上画像のピンクの線の部分を縫います。

 

 

 

縫い終わりました!

 

 

 

その後、顔の部分から布をひっくり返します。

 

 

 

これで、ぬいぐるみの服は完成です!!

 

 

 

着せてみるとこんな感じ。

 

可愛くできたのではないでしょうか!

 

 

10.リボンを作る

さらにぬい服を可愛くするため、リボンを作っていこうと思います。

 

 

 

デコリボンと、切ったフリルテープレースを用意。

 

 

 

デコリボンの裏に手芸用ボンドを塗り、フリルテープレースを貼り付けます。

 

 

 

しっかり接着出来たら、デコリボンの結び目の裏に手芸用ボンドを塗り、切ったサテンリボンを貼り付けましょう。

 

 

 

リボン全体を表に向けて、結び目にクラフトパーツを万能ボンドで貼り付けます。

 

これでリボンは完成!

 

ポイント

各工程ボンドが乾くまでそっとしましょう

手芸用ボンドは乾くと透明になります。

 

 

11.耳にクラフトパーツをつける

耳にクラフトパーツをつけて可愛くしていきますよ!

 

 

 

好きなクラフトパーツの裏面に、万能ボンドをつけます。

 

 

 

ぬい服本体に貼り付ければ完成!

 

ポイント

ボンドが乾くまでそっとしましょう

 

 

12.完成!

「ぬい服」完成品

 

作ったリボンを首元で結べば完成です。

 

リボンをつけると、ぬい服が華やかになるのでおすすめ!

 

 

ぬい服作ってみた感想

ぬい服作りにかかった金額は、約2,500円でした。

 

布や材料が余ったので、あと3着ほど作れそうな気がします。

 

かかった時間は約4時間。筆者は初心者だったので手こずりましたが、慣れればもっと早く作れると思います。

 

また、1度型を作れば使いまわしできるので、沢山ぬい服を作ることが可能。

 

布の種類を変えたり、耳の形を変えたりなどアレンジは無限大ですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

 

型の作り方はコチラの動画を参考にしました

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