『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』第4部の登場キャラクター(スタンド)一覧・あらすじ・アニメ声優情報まとめ
Saturday 20:00
荒木飛呂彦先生による『ジョジョの奇妙な冒険』は、1986年から連載が始まり、少年誌だけでなく青年誌にも掲載されるなど、幅広い世代に支持されています。
本作は各部で異なる主人公と物語設定が、シリーズの大きな特徴。
第4部『ダイヤモンドは砕けない』では、日本の杜王町を舞台に、謎の殺人鬼との対決が描かれており、ほかの部と比べ日常要素が多め。
今回は『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の登場キャラクターを紹介します。
※物語のネタバレを含みます。
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』あらすじ
価格:596円(税込)
発売日:2012年08月
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』は、単行本29巻〜46巻に収録されています。
舞台は1999年、日本の杜王町。主人公の東方仗助は第2部の主人公・ジョセフの隠し子であり、承太郎から「弓と矢」を巡る事件と邪悪なスタンド使いの存在を知らされました。
仲間と共に激闘を繰り広げるなか、連続殺人鬼・吉良吉影の存在が判明。次々に登場するスタンド使いや殺人鬼から町を守る物語です。
本記事では、主人公の東方仗助はもちろん、個性豊かな仲間たちや敵キャラまで、物語を彩る登場人物をまとめています。
※以下、紹介する声優はアニメ版キャストです。
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』登場キャラクターまとめ
主要キャラクター
東方仗助(ひがしかたじょうすけ)
声優:小野友樹さん
東方仗助はジョセフ・ジョースターの隠し子で、リーゼントヘアを誇る高校生。
治癒能力を持つスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」で人々を助けながら杜王町を守ります。
広瀬康一(ひろせこういち)
声優:梶裕貴さん
広瀬康一は仗助の同級生でスタンド使いに覚醒。スタンドは「エコーズ」。
小柄ながらも芯の強い性格で、成長を重ねて物語の要となる重要な役割を果たします。
虹村億泰(にじむらおくやす)
声優:高木渉さん
虹村億泰は仗助の親友で、最初は敵として登場。
粗暴だが人情味のある性格で、「ザ・ハンド」の能力で敵を瞬時に消し飛ばします。
岸辺露伴(きしべろはん)
声優:櫻井孝宏さん
岸辺露伴は天才漫画家で好奇心旺盛なスタンド使い。
スタンド「ヘブンズ・ドアー」で他者の記憶を読み、さらには書き込んだ行動を取らせるとができる能力を持っています。何かと仗助と衝突することが多く、家が火事になったことも。
空条承太郎(くうじょうじょうたろう)
声優:小野大輔さん
空条承太郎は前作(第3部)の主人公で、仗助の伯父にあたります。
冷静沈着で、「スタープラチナ」の能力を駆使して杜王町の平和を守るために仗助たちと奮闘。
杉本鈴美(すぎもとれいみ)
声優:原紗友里さん
杉本鈴美は杜王町の地縛霊で、未解決の殺人事件の被害者。
幽霊として仗助たちを導き、町の平和を取り戻す重要な役割を担います。
ジョセフ・ジョースター
声優:石塚運昇さん
仗助の父でありシリーズ第2部の主人公。高齢ながらも知恵を活かして仗助たちをサポートします。
川尻早人(かわじりはやと)
声優:佐藤利奈さん
川尻早人は平凡な小学生ですが、町の闇を暴くために重要な役割を果たすことに。
父親に成り済ました吉良吉影の正体を仗助たちに知らせます。
吉良吉影(きらよしかげ)
声優:森川智之さん
吉良吉影は平穏を求めるサラリーマンですが、その実態は連続殺人鬼。
爆破能力を持つスタンド「キラークイーン」を操ります。
東方家
東方良平(ひがしかたりょうへい)
声優:宝亀克寿さん
東方良平は仗助の祖父で正義感の強い警察官。杜王町の治安を守るため尽力しますが、悲劇的な運命をたどります。
東方朋子(ひがしかたともこ)
声優:豊口めぐみさん→伊藤静さん
東方朋子は仗助の母。気が強く、仗助を溺愛しています。
杜王町のスタンド使い
虹村形兆(にじむらけいちょう)
声優:志村知幸さん
虹村形兆は億泰の兄で、スタンド使いを増やすため暗躍。軍隊型スタンド「バッド・カンパニー」を操り、悲劇的な過去に囚われています。
音石明(おといしあきら)
声優:森久保祥太郎さん
音石明は電気を操るスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」を持つギタリスト。
欲望のために行動し、仗助たちに立ちはだかります。
片桐安十郎(かたぎりあんじゅうろう)
声優:浜田賢二さん
水と同化するスタンド「アクア・ネックレス」を使う連続殺人鬼。
杜王町の恐怖の象徴的存在です。
小林玉美(こばやしたまみ)
声優:鶴岡聡さん
小林玉美は他人の罪悪感を利用するスタンド「ザ・ロック」を持つ小悪党。
小物感がありながらも侮れないキャラクターです。
間田敏和(まだとしかず)
声優:下和田ヒロキさん
間田敏和は他人に変身するスタンド「サーフィス」を持つ小心者。
山岸由花子(やまぎしゆかこ)
声優:能登麻美子さん
髪を自在に操るスタンド「ラブ・デラックス」を持つ女子高生。
康一に一方的な恋心を抱きますが、後に絆を深めます。
矢安宮重清(やすみやしげきよ)
声優:山口勝平さん
矢安宮重清は群体型スタンド「ハーヴェスト」を操る中学生。
欲望に忠実な性格ながらも憎めない一面を持っています。
鋼田一豊大(かねだいちとよひろ)
声優:遠近孝一さん
鋼田一豊大は杜王町郊外の廃鉄塔に住む男で、自給自足生活を送っていました。
実は鉄塔と一体化したスタンド「スーパーフライ」に囚われており、他人を代わりに閉じ込めることで脱出を図るも、仗助に敗北。その後は鉄塔での生活を続けることを決意します。
宮本輝之輔(みやもとてるのすけ)/エニグマの少年
声優:河西健吾さん
宮本輝之輔は他人の恐怖を観察することで快楽を得る悪癖を持つ少年。
スタンド「エニグマ」で相手を紙に閉じ込める能力を駆使し、仗助たちを追い詰めます。
最終的には仗助の怒りを買い、紙屑と融合させられて本となり杜王町の図書館に寄贈されました。
乙雅三(きのとまさぞう)
声優:石井真さん
乙雅三は岸辺露伴の家を訪れた一級建築士。スタンド「チープ・トリック」に取り憑かれ、背中を見られることを極度に恐れていました。
スタンドのせいで奇行が目立つものの、礼儀正しい性格でしたが、背中を見られた結果、命を落とします。
噴上裕也(ふんがみゆうや)
声優:谷山紀章さん
噴上裕也は暴走族のリーダーでナルシスト。スタンド「ハイウェイ・スター」で他人の養分を吸い取る能力を持ちます。
仗助との戦いを経て、男気を見せるようになり、エニグマ戦では重要な活躍を果たしました。
支倉未起隆(はぜくらみきたか)
声優:加瀬康之さん
支倉未起隆は自称「宇宙人」の青年。スタンド「アース・ウインド・アンド・ファイヤー」で自在に物体に変身する能力を持ちます。
仗助や億泰との交流を通じ、戦闘にも協力しましたが、彼が本当に宇宙人なのかは謎のまま。
大柳賢(おおやなぎけん)/ジャンケン小僧
声優:坂本千夏さん
大柳賢はジャンケン勝負で相手のスタンド能力を奪う少年。
岸辺露伴を追い詰めますが、敗北後は潔く降伏。その姿勢に露伴も感心しました。
スタンド名は「ボーイ・II・マン」。
辻彩(つじあや)
声優:大原さやかさん
辻彩はエステ「シンデレラ」の経営者で、スタンドで相手の顔や運勢を変える能力を持ちます。康一に恋する由花子に協力しますが、最終的には吉良吉影に殺害されました。
ネズミ(虫喰い、虫喰いでない)
音石明の「矢」でスタンド使いとなった2匹のドブネズミ。スタンド「ラット」で毒針を放ち、人間を溶かします。承太郎と仗助に仕留められました。
静・ジョースター(しずか・ジョースター)
声優:川田妙子さん
静・ジョースターはジョセフに保護された赤ん坊で、物や自分を透明にするスタンド「アクトン・ベイビー」を持ちます。最終的にジョセフの養女になりました。
トニオ・トラサルディー
声優:川島得愛さん
トニオ・トラサルディーは杜王町でレストランを営むイタリア人シェフ。スタンド「パール・ジャム」で料理を食べた客の健康を回復させます。基本的には善人ですが、衛生管理には厳しい性格。
吉良吉廣(きらよしひろ)
声優:千葉繁さん
吉良吉廣は吉影の父親で幽霊。写真の中に存在し、物理的に干渉する能力で息子を支援します。
猫草(たま)
スタンド「ストレイキャット」を持つ猫。空気を操り、吉良に利用される存在です。
杜王町の人々
アーノルド
アーノルドは杉本鈴美の飼い犬。彼女と同じく、物語のキーとして活躍します。
虹村(にじむら)
声優:楠見尚己さん
形兆と億泰の父親。DIOの肉の芽の影響で不死身の体となり奇妙な姿になっています。
川尻浩作(かわじりこうさく)
声優:森川智之さん
川尻浩作は早人の父親で、ほとんどの登場シーンは吉良吉影が成り済ました状態で描かれています。
川尻しのぶ(かわじりしのぶ)
声優:嶋村侑さん
川尻しのぶは川尻浩作の妻で、内心では夫や家庭生活に不満を抱いていました。吉良吉影が夫と入れ替わった後、彼のスリリングな行動にときめきを感じ始めます。
杜王町を舞台に繰り広げられる『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』には、多彩で個性的なキャラクターたちが登場します。
それぞれの背景やスタンド能力はもちろん、彼らの成長や絆が物語をさらに奥深いものにしていますよ。
杜王町の平和を守り抜いた仗助たちの活躍は、これからも多くの人々の心に残り続けることでしょう!
『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ詳細
『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズについては別記事にてまとめています。
しげちーは やんぐうしげきよ と読みますね。