【レポート】「VRChat」可愛いアバターで新たな自分に!楽しかったこと・初心者が気をつけるポイントは?
Sunday 23:00
自分の“推し”みたいなアバターで、バーチャル世界に飛び込んでみたい! そんなオタク女子の夢を叶えてくれるのがVRChatです。
実はにじめん編集部・渡辺もずーっと気になっていたのですが、「難しそう」「何から始めたら良いのかわからない」と、不安で二の足を踏んでいました。
でも思い切ってはじめてみたら、想像以上にワクワクが止まらない空間だったんです。
本記事では、VRChat初心者が実際に体験した「初めてワールドを歩き回ってみたらこんな感じ!」というリアルなレポートをお届け!
これからVRChatを始めたいという方、ぜひ参考にしてくださいね。
始める前に準備したもの
始める前に準備したものはこちら。
Meta Quest 3
ゲーミングPCを持っていないので、VRゴーグル単体でもプレイできる機器を用意しました。
単三電池
価格:798円(税込)
発売日:2011年08月
Meta Quest 3のコントローラー用です。
酔い止め
価格:468円(税込)
発売日:2018年04月
VRで酔う人は必須アイテムです。乗り物酔い・画面酔いをしやすい人は酔い止めを飲んでプレイすると安心!
アプリ「Meta Horizon」
Meta Horizonでは、友達とさまざまな世界で出会い、遊び、探索し、ゲームやスポーツ、音楽を発見できますよ。Meta Questヘッドセットとペアリングすることで、簡単に遊ぶことができます。
VRChatに興味を持ったきっかけ
筆者がVRChatに興味を持ったきっかけは、ストリーマー・スタンミさんと、個性的なアバターとボイスでSNS上で話題となった所場(ところば)さんの配信です。
なんだこの生き物は!?VRChatってこんなに面白そうなところなんだ!?
新しいことを始めるのに、すっかり腰が重くなっていた筆者を突き動かした本動画。ぜひチェックしてみてくださいね。
VRChatレポート!初心者が実際に体験してみた
にじめん編集部には、すでにVRChatに詳しい中島さんがいたので、案内してもらうことになりました。
中島:普段からVRChatを楽しんでるオタク。今回の案内役。
渡辺:スタンミさん&トコロバさんの動画からVRChatに興味を持ったオタク。VRChatは完全に初めての初心者。
アバターの着せ替えがとにかく楽しい!
まず、最初に行ったことは好きなアバターに着替えること。これがとにかく楽しいんです!
VRChatには無料でも使用できるアバターが配布されており、美少女になるかゆるキャラになるか、はたまたイケメンになるか……迷う時間が幸せ。
可愛いアバターで写真を撮るのが楽しくて、なかなかワールドに進むことができません。
今回は網野環さんによるサニア、ひのさんによるわたゆきというアバターを使用させていただきました。
それぞれVRChatのパブリックアバター欄から無料で使用できますよ!
行ったワールド
JPT(ジャパンチュートリアルワールド)
初心者全員に行ってみてほしいと言っても過言ではないワールド「JPT」。
日本語でVRChatを学べるワールドです。操作方法からマナー違反な人への対処法まで学べるので、まずはここからスタートしてみてはいかがでしょうか。
ここへ行けばVRChatの“わからないこと”が大体解決します!
ワールド制作者:たましこ(@tamsco274)
ケセドのおでん屋台-CHESED’s Oden Stall-
ここは、おでんやラーメンといった屋台メシを楽しみながら、しっとりとお酒が味わえるワールドでした。
お酒の缶はプシュッという音で開くし、コップを手に取り飲むジェスチャーをすると中身が減る!
実際に飲んでいる気分を味わえることに驚きつつ、VRChatでは下戸でも関係ない喜びに浸りました。
懐かしい曲が静かに流れ、昔ながらの日本にいるような気分が味わえますよ。
ピカピカの最新スポットじゃなくて、少し落ち着いた雰囲気で“あの頃”を思い出す感じが、たまらなく愛おしかったです。
ワールド制作者:週1ワールドクリエイター ケセドCHESED(@CHESED___)
A Simple Fishing World(釣り)
壮大な自然を目の前にしたら、つい深呼吸したくなるほどの解放感。
釣りはすぐ釣れないこともあるけど、その“待つ”楽しさこそがリアルな醍醐味でした。
驚いたのは足をすべらせて水に落ちると「コポコポ」と音がして、どんどん沈み、まるで溺れているような体験ができること。
VRでも溺れるんだ……!っと、テンションが上がってしまいました。
なんとも不思議な体験だったので、水辺のあるワールドではぜひ飛び込んでみてください!
Sushi Aquarium 海洋棟水
ここではジンベエザメやエイ、クラゲまで、海の仲間たちが優雅に泳ぐ水槽をゆっくり巡ると、まるでリアルな水族館にいるかのような充実感が味わえます。
決して広く騒々しい場所じゃないのに、その落ち着いた順路設計が心地よくて、自然と笑顔がこぼれちゃいました。
下から水槽を覗くエリアもあり、自分の真上を魚が泳ぐ迫力は現実と変わりません!
ワールド制作者:kaiiiiiiiii@Blender (@kaiiiiiiiiiVRC)、ロングポテト(long-potato)(@sigmaz111)
星屑の原
広がる夜空を見上げれば、アニメ映画『君の名は。』を思い出すようなロマンチックな星々が瞬いています。
しかも、流れ星がふっと流れる瞬間があるから、何度見上げても飽きない!派手さを求めるんじゃなくて、心を静かに満たす、そんな特別な時間を求めている人におすすめです。
難しかったこと
VRChatをやってみて難しかったことは、“物をもつ動作”です。
ペン・食べ物・釣り竿などの道具、さまざまなものを手に取ることができるのですが、初めは距離感が掴めませんでした。しかし、やっていくうちに慣れていくとも感じたので、数をこなせば大丈夫!
それともう一つ重要なのは、本名を呼んでしまわないように気をつけること。
本名はもちろんですが、ついうっかり個人情報などを喋らないようにしないといけないため、リア友以外の人がいるワールドでは会話する時に注意が必要です。
もちろん知り合いのみしかワールドに入れない設定にすることもで、友人たちだけで楽しみたい人も安心して遊べますよ!
VRChatやってみた感想
VRChatやってみた率直な感想は、“「何コレ最高!!」と叫びたくなるほど楽しい!”です。
アバターを選んだ瞬間に「新たな自分になれた」って感覚が全身を駆け巡るし、広大なワールドを巡っているとあっという間に時間が溶けました。
おでん屋台でしっぽり大人気分、釣りワールドでのんびり自然に癒されたり、水族館で幻想的な海の世界に魅了されたり……!
アバターを通じて感じる新しいコミュニケーションや、流れ星が瞬く星空ワールドで味わうロマンティックな一幕は、現実じゃなかなか味わえない特別体験。
もちろん最初は操作に戸惑うこともあるけど、慣れれば全然問題なし!
それにVR酔い対策グッズがあれば、乗り物酔い・映像酔いしやすい人でも安全に楽しめました。
結論:全オタクに一度は体験してほしい
女性・初心者へ向けた「VRChat」始め方ガイドも、あわせてチェックしてみてくださいね。