『文スト』特製キラキラ栞が貰える書店フェア！アニメカバー文庫新刊も発売で「買うっきゃねぇな」

角川文庫冬フェア開催に合わせ、「角川文庫 文豪ストレイドッグスアニメコラボカバーフェア」が開催決定しました！

 

2023年11月30日（木）より、全国のフェア参加店で対象商品を購入すると、特製キラキラ栞が貰えます。

『文豪ストレイドッグス（文スト）』アニメバーを買うと栞がもらえる！

 

本フェアでは、『文スト』アニメコラボカバー作品をフェア参加店店頭でご購入いただくと、特製キラキラ栞が1冊につき1枚もらえます。

 

対象作品はコラボカバー22作品+12月の新刊、立原道造『優しき歌』と坂口安吾『暗い青春』を加えた全24冊。

 

栞は、中島敦『李陵・山月記・弟子・名人伝』、太宰治『人間失格』、国木田独歩『武蔵野』、芥川龍之介『羅生門・鼻・芋粥』、中原中也『汚れつちまつた悲しみに……中原中也詩集』、泉鏡花『高野聖』の6作品のカバーイラストを使用した特製のデザインです。

 

本発表に対しXでは「カッコ良すぎる…」「栞、全部欲しいー」「買うっきゃねぇな」といった反応が寄せられました。

 

この機会に、ぜひ文豪たちの名作をお手に取ってみてください。

 

 

2023年12月22日（金）に『文スト』新作アニメコラボカバーが登場！

立原道造『優しき歌』

 

透明感あふれる抒情詩集、待望の復刊 。

 

「夢みたものはひとつの幸福／ねがつたものはひとつの愛」。二十四歳で夭折した立原道造が遺した詩集『萓草に寄す』『暁と夕の詩』『優しき歌』。

 

音楽的で構築的なソネット形式による、透明感あふれる抒情詩集を全て収録。

 

 

ほか、悩み多き青春が綴られた高等学校時代の習作や旅先での絶筆「南国の空青けれど」など、類なき詩人の純粋な魂と試行錯誤の様を多面的に収める。

 

異能名のもととなった「真冬のかたみに……」も収録。

 

 

 

坂口安吾『暗い青春』

 

青春は暗いものだ。厭世の彼方に希望の光を見いだした、安吾の傑作。

 

青春ほど、死の翳を負ひ、死と背中合せな時期はない――。

 

同人誌を編集するため、あるじが自殺して間もない芥川龍之介の旧宅に通った日々。

 

苦悶がしみついているかのように陰鬱な部屋が思い起こさせるのは、青春時代に死んでいった仲間たちの姿だった。

 

人間の喜怒哀楽の舞台裏に潜む、振り払い難き「死」の存在に、無頼派の旗手が独自の視点から肉迫を試みた。

 

表題作「暗い青春」ほか、火花の如き輝きを放つ短編10編を収録。