「鬼滅の刃」2022年に能 狂言化決定!演出&出演は野村萬斎さん「描くには最適の芸能」
Monday 13:01
吾峠呼世晴先生原作の「鬼滅の刃」が、能楽師狂言方和泉流 野村萬斎さん演出・出演で2022年夏・冬に能 狂言化することが発表されました!
Point
- 「鬼滅の刃」能 狂言化!
歴史ある古典芸能との融合
野村萬斎さんのコメントも到着
「鬼滅の刃」2022年夏・冬に能 狂言化決定!
2021年12月19日(日)に幕張メッセにて開催された「ジャンプフェスタ2022」内の「鬼滅の刃」の「ジャンプスーパーステージ」にて、務める能楽師狂言方和泉流 野村萬斎さんが動画コメントにて出演し、「鬼滅の刃」の能 狂言化を発表しました。
野村萬斎さんが演出・出演を担当する本作は、2022年夏に東京、同年の冬に大阪にて公演予定となっています。
この度、「ジャンプフェスタ2022」での野村萬斎さんによるコメントや、公式YouTubeにてコメント動画が公開されましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
その他の出演者・配役・チケット発売日など、今後の情報をお楽しみに。
「ジャンプフェスタ2022」野村萬斎さんコメント全文
「ジャンプフェスタにご来場の皆様、それから配信をご覧の皆様、こんにちは野村萬斎です。
このたび、 吾峠先生の「鬼滅の刃」を 能狂言バージョンとして制作しお送りすることとなりました。
能と狂言、皆様にはあまりおなじみではないかもしれませんけれども、650年くらいの歴史があります。
特に能は 「なぜ人間が鬼になったか」そしてその鬼の魂を鎮めるということに特化した芸能です。
そういう意味では、「鬼滅の刃」を描くには最適の芸能であるとも思います。
そして狂言は笑いの芸能でもあるわけですけれども、炭治郎をはじめとする皆の仲間のシーンなどは、笑いに満ちてお送りすることができるのではないかと思っております。
とにもかくにも「鬼滅の刃」の人間の闇と希望の部分というものは、この能・狂言によって非常にスタイリッシュに、かつ皆さんのイマジネーションに訴える形で、とはいえ、今までの能・狂言とは違ったテイストでお送りできるかと思います。
2022年夏・冬、 東京・大阪で公演があります。
是非、 皆様のご来場をお待ち申し上げております。野村萬斎でした」
野村萬斎さんコメント動画
野村萬斎さんによるツイートも
「能・狂言版『鬼滅の刃』、2022年上演決定!どうぞお楽しみに‼️by萬斎」#鬼滅の刃#野村萬斎 https://t.co/QUNIImPsqC pic.twitter.com/Q6sFBeE4qK
— 野村萬斎@狂言ござる乃座 (@mansai_gozaru) December 19, 2021
「鬼滅の刃」能 狂言化に対するSNSの声
Twitterでは「面白そう!」「めっちゃ気になる」「見てみたい!」「映えそう」といったコメントが多数よせられていました。
また「歌舞伎じゃなく能!?」「無限列車編かな?」など作品に対するコメントも。
さらに「野村萬斎さん誰役になるのかな~!」といった配役に関するコメントも多数見受けられました。
ビジュアルや野村さん以外の配役など、今後の情報が待ち遠しいですね!
能 狂言って?
能は室町時代に成立し、600年を越える歴史を持つ日本の代表的な古典芸能で、芝居、舞、歌の要素を持つ歌舞劇。
狂言も同じく600年以上の歴史を持ち、主に対話を中心とした台詞劇で「笑い」の芸能でもあることが大きな特徴。
能と狂言合わせて「能楽」と呼ばれ、1957年に国の重要無形文化財(芸能)に指定、2008年にユネスコ無形文化遺産に登録され、現存する最古の舞台芸術といわれている。
※なお本公演では「能 狂言」と表記します。
公演概要
「能 狂言『鬼滅の刃』」
【開催】
2022年夏(東京)冬(大阪)
【原作】
「鬼滅の刃」吾峠呼世晴
(集英社ジャンプ コミックス刊)
【演出・出演】
野村萬斎 他
※敬称略
【主催】
OFFICE OHTSUKI
【制作協力】
万作の会
(C)吾峠呼世晴/集英社・OFFICE OHTSUKI