手指がない人間だけ狙わない鬼の話「手指の鬼」がおもしろい!
Tuesday 20:00
無料で読める編集部おすすめの読み切り作品をご紹介!
本記事でおすすめするのは、鏡ハルカ先生による「手指の鬼」。
アフタヌーン主催の新人賞「四季賞」の2020秋に準入選した本作は、講談社のモーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト「モアイ」にて無料公開中です!
本作は、宿場に住み着き人を襲うが、なぜか手指がない人間だけ狙わない鬼が討伐隊に捕まり、まさにいま首が落とされるという場面から始まり、なぜ手指がない人間を襲わないか、その理由が明らかになっていきます。
適当なことを言い襲わない理由を話さなかったのにも関わらず、なぜ気が向いたのか。
なぜ襲わないのか。
捨への気持ちは何だったのか。
よく練られたお話、すべてを語りすぎず説明しすぎない考え込まれた素晴らしい構成で作り上げられた本作は、ページ数の少ない短編読切作品とは思えない満足感を与えてくれます。
お時間ある方はぜひ読んでみてください!
絵は上手いしつまらなくはないんだけど、その設定なら過去こういうことがあってオチはこうでしょうねっていうテンプレ通りの展開なので、期待しすぎるとアレ?それだけ??って思ってしまうと思う。
あと、青年誌(?)の賞なのに女性キャラに色気が無さ過ぎてBL系かと思った(表紙イケメンだなと思ったら、女性だとは・・・)
読み終えた後、こう何とも言えない気持ちになるのは何でだろうか?