『最遊記』キャラクター一覧・アニメ声優まとめ 三蔵一行から牛魔王一派まで徹底紹介
Tuesday 18:00
『最遊記』は、峰倉かずや先生による人気コミックで、天竺を目指す旅を描いたアクションファンタジー作品。1997年の連載開始以来、テレビアニメや劇場版、舞台化と幅広く展開され、シリーズ累計発行部数は2500万部を突破しています。
この記事では、『最遊記』に登場するキャラクターを、声優やプロフィール情報とあわせてまとめました。
旅の主役である三蔵一行から、行く手を阻む牛魔王一派、物語を動かす天界の面々まで、順番にチェックしていきましょう。
『最遊記』とは
『最遊記』は、中国の古典『西遊記』をモチーフにしながら、独自の世界観で描かれたダークファンタジーです。物語の舞台は、人間と妖怪が共存していた桃源郷。しかし、封印されていた大妖怪「牛魔王」を、禁忌とされる化学と妖術の合成によって復活させようとする者が現れ、その負の波動によって各地の妖怪たちが自我を失い凶暴化してしまいます。
この事態を重く見た観世音菩薩の命により、玄奘三蔵は孫悟空・沙悟浄・猪八戒の3人を連れて、牛魔王蘇生実験を阻止するため遥か西の天竺を目指すことに。ジープに乗って旅を続ける4人の掛け合いと、それぞれが背負う過去のドラマが丁寧に描かれるのが本作の大きな魅力。
同人誌からスタートした原作は、1997年に『月刊Gファンタジー』で連載を開始しました。以降、続編やアニメ、舞台『最遊記歌劇伝』など多方面へと展開を続ける、長く愛されるシリーズです。
『最遊記』原作漫画
原作は、峰倉かずや先生が同人誌で発表した作品を出発点に、『月刊Gファンタジー』での連載を経てシリーズ化されました。本編の『最遊記』から続編の『最遊記RELOAD』『最遊記RELOAD BLAST』へと物語がつながり、さらに500年前を描いた『最遊記外伝』などの外伝も展開されています。
作者:峰倉かずや
掲載誌:月刊Gファンタジー(エニックス)→コミックZERO-SUM(一迅社)
『最遊記』:1997年~2001年連載、全9巻(全55話)
『最遊記RELOAD』:2002年~2009年連載、全10巻(全49話)
『最遊記RELOAD BLAST』:2009年12月より連載中(シリーズ最終章)
累計発行部数:シリーズ全世界累計2500万部突破(2021年1月時点)
『最遊記』アニメ
引用:『最遊記』公式サイト
アニメは、1999年のOVAを皮切りに、2000年からテレビシリーズが本格的にスタートしました。シリーズを重ねながら原作の物語を映像化し、2017年には最遊記20周年プロジェクトとして『最遊記RELOAD BLAST』が放送されています。
『幻想魔伝 最遊記』:2000年4月~2001年3月放送(全50話/テレビ東京系列ほか)
『劇場版 幻想魔伝 最遊記 Requiem 選ばれざる者への鎮魂歌』:2001年8月公開
『最遊記RELOAD』:2003年10月~2004年3月放送(全25話)
『最遊記RELOAD GUNLOCK』:2004年4月~9月放送(全26話)
『最遊記RELOAD BLAST』:2017年7月~9月放送(最遊記20周年プロジェクト/監督・中野英明)
『最遊記RELOAD -ZEROIN-』:2022年1月~3月放送
『最遊記』キャラクター一覧
ここからは『最遊記』の主要キャラクターを、旅の仲間である三蔵一行、敵対する牛魔王一派、そして物語のカギを握る天界のグループに分けて紹介していきます。それぞれの立場や過去を知ると、バトルや掛け合いがもっと面白く見えてきますよ。
三蔵一行
天竺を目指して旅をする4人組。位の高い僧・三蔵と、彼が連れる3人の妖怪という異色のパーティーで、口は悪いけれど確かな絆で結ばれています。声優陣は、シリーズを通じてお馴染みの豪華メンバーです。
玄奘 三蔵(げんじょう さんぞう) :声優・関俊彦さん

引用:『最遊記』公式サイト
誕生日:11月29日 / 身長:176.5cm / 年齢:24歳
桃源郷に5人しかいない最高僧「三蔵法師」の一人でありながら、飲酒・喫煙・博打を嗜み、仏道に帰依する気はまるでない破戒僧。口癖は「死ね」「殺すぞ」という、お坊さんらしからぬ強烈さです。
プライドが高く自分勝手な一面を持ちながらも、物事を見極める鋭い眼とカリスマ性を兼ね備えた美丈夫。武器は昇霊銃で、この世に五つ存在する経典のひとつ『魔天経文』を身にまとっています。
観世音菩薩から牛魔王蘇生実験の阻止を命じられ、妖怪である悟空・悟浄・八戒を引き連れて西を目指す、旅のまとめ役でもあります。
口の悪さの裏にある仲間への情がにじむ瞬間こそ、三蔵というキャラの沼ポイント。関俊彦さんの低く渋いボイスもハマり役です。
孫 悟空(そん ごくう) :声優・保志総一朗さん

引用:『最遊記』公式サイト
誕生日:4月5日 / 身長:162cm / 年齢:19歳
大地のエネルギーが集まった花果山の岩から生まれた、人間でも妖怪でも神でもない異端の存在。過去に何らかの大罪を犯し、500年もの間岩牢に封印されていました。
三蔵によって救い出されて自由の身になった、明るく純粋でまっすぐな性格の持ち主。底なしの胃袋を持ち、口癖は「腹減った」です。
額の冠「金鈷(きんこ)」は妖力を制御する装置。これが外れると本来の姿である斉天大聖・孫悟空となり、敵味方の区別なく暴れ出してしまいます。武器は如意棒。
三蔵を慕うまっすぐな姿や、本能のままに動く言動に癒される人も多いはず。パーティーのムードメーカー的な存在です。
沙 悟浄(さ ごじょう) :声優・平田広明さん

引用:『最遊記』公式サイト
誕生日:11月9日 / 身長:184cm / 年齢:23歳
桃源郷では禁忌とされる、妖怪と人間のハーフとして生まれた青年。その証として、髪と瞳が紅く染まっているのが特徴です。
女癖が悪く斜に構えて格好つけていますが、実は気遣い屋でお人好し。そのぶん貧乏くじを引きやすく、悟空との子どもじみたケンカも日常茶飯事です。
幼い頃、義理の母に殺されかけたところを異母兄に救われた過去を持ちます。武器はチェーン付きで切れ味抜群の錫杖(しゃくじょう)。
軽そうに見えて実は仲間思いという、三蔵一行の頼れる兄貴分。そのギャップに何度も惹かれます。
猪 八戒(ちょ はっかい) :声優・石田彰さん

引用:『最遊記』公式サイト
誕生日:9月21日 / 身長:181cm / 年齢:23歳
かつては猪悟能(ちょごのう)という人間でしたが、最愛の女性を奪われた怒りと憎しみから千の妖怪を殺し、その返り血を浴びたことで妖怪に転生しました。
普段は温厚で笑顔を絶やさない好青年。反面、怒らせると非常に恐ろしく、他の3人からも「八戒だけは怒らせてはいけない」と思われている、一行の裏番的な存在です。
車に変身する白竜(はくりゅう)の飼い主兼ドライバー。左耳のカフスが妖力制御装置になっており、武器は持たず気功術で攻防をこなします。
穏やかさと危うさを併せ持つ二面性が魅力。石田彰さんの柔らかな声とのギャップもたまりません。
牛魔王一派
三蔵一行の行く手を阻む、牛魔王の復活を目指す勢力。ただの悪役ではなく、それぞれに事情や信念を抱えているのが『最遊記』の敵キャラの奥深いところです。
紅孩児(こうがいじ) :声優・草尾毅さん

引用:『最遊記』公式サイト
誕生日:1月6日 / 身長:約172cm
大妖怪・牛魔王と羅刹女(らせつにょ)の間に生まれた息子。冷酷にふるまいながらも、身内や信頼した仲間には情け深く接する好漢で、自我を保つ妖怪たちの間ではカリスマ的な存在です。
実母・羅刹女への呪縛を解くため、義理の母である玉面公主が目論む牛魔王蘇生実験に協力し、三蔵一行と幾度となく交戦します。母を慕うあまり、玉面公主に「マザコンボウヤ」と呼ばれることも。
体術に加えて火炎妖術や召喚術も操ります。三蔵一行の「自分のために戦う」信念に影響を受け、悟空とはライバル関係になっていきます。
敵ながら憎めない、むしろ推したくなる悪役。仲間思いなところに何度も心を持っていかれます。
独角兕(どくがくじ) :声優・山野井仁さん

引用:『最遊記』公式サイト
身長:約188cm
紅孩児直属の部下で、豪快で男臭い性格の兄貴的な存在。本名は沙爾燕(さ じえん)で、実は沙悟浄の異母兄にあたります。
母親とは違い悟浄との仲は非常に良く、殺されかけた弟を助けるために自らの手で母を手にかけ、出奔した過去を持ちます。放浪の末に紅孩児と出会い、以降は忠誠を誓いました。
今では紅孩児たち仲間を家族のように大切に思っています。悟浄とは互いの信念のもとで戦いながらも気にかけ合う関係で、武器は柄に目玉のついた大刀です。
悟浄との兄弟の因縁は、シリーズ屈指の泣きどころ。敵味方に分かれても消えない絆に胸が熱くなります。
玉面公主(ぎょくめんこうしゅ) :声優・佐藤しのぶさん

引用:『最遊記』公式サイト
牛魔王の現在の夫人で、牛魔王蘇生実験の首謀者。紅孩児の義母であり、李厘の実母でもあります。
強欲かつ非情な考えの持ち主で、実の娘である李厘さえも実験に必要な道具としか見ていません。ただし、最初からそのような性格だったわけではないようです。
牛魔王の正妻・羅刹女を封印し、義理の息子である紅孩児を従わせて実験を進める、桃源郷の異変を引き起こした張本人です。
美しくも恐ろしい、悪女の魅力を凝縮したようなキャラクター。彼女がなぜこうなったのか、その背景も気になるところ。
李厘(りりん) :声優・川上とも子さん
誕生日:8月5日 / 身長:約135cm
牛魔王と玉面公主の娘で、紅孩児の異母妹。一人称は「オイラ」で、見た目は少女ながら巨大な式神を一人で倒すほどの実力者です。
旺盛な食い気と単細胞な性格から、三蔵一行に「女版悟空」と称されるほど。兄の紅孩児をはじめ、八百鼡や独角兕にとても懐いています。
八百鼡(やおね) :声優・皆口裕子さん
誕生日:1月28日 / 身長:約172cm
紅孩児直属の部下で、薬師でもある妖怪の娘。ドジっ娘な一面を見せつつも、根は気丈で心優しい女性です。
両親を百眼魔王に殺され、自身も美しい容貌ゆえに献上されそうになったところを紅孩児に救われ、以来忠誠を誓っています。三蔵一行と敵対しながらも、気遣ってくれた八戒には完全に敵意を示せずにいます。武器は細身の槍と、薬師ならではの爆薬・毒薬です。
你健一(ニィ・ジェンイー) :声優・大塚芳忠さん
牛魔王蘇生実験に携わる科学者で、生命工学の第一人者とも謳われる人物。得体の知れない部分が多く、紅孩児や独角兕からも警戒されています。吠登城(ほうとうじょう)では唯一の人間です。
人を食ったような口調と、ウサギのぬいぐるみを持ち歩く姿が特徴。その正体は三蔵法師の一人・烏哭(うこく)三蔵法師とされ、実験に加担する本当の目的は謎に包まれています。
天界
三蔵一行を旅へと導き、物語を俯瞰する神々のグループ。彼らの思惑もまた、物語の行方に大きく関わってきます。
観世音菩薩(かんぜおんぼさつ) :声優・五十嵐麗さん

引用:『最遊記』公式サイト
天界を司る五大菩薩の一人で、慈愛と慈悲の象徴とされる神。しかしその言葉づかいは荒く、思うままに振る舞う唯我独尊的な性格です。
玄奘三蔵に牛魔王蘇生実験を阻止する命を下し、三蔵一行を西へ向かわせた張本人。旅路を楽しんでいるようにも見えますが、500年前からずっとその生き様を「見守る」役に徹しています。
神さまらしからぬ自由奔放さが魅力。三蔵一行を引っかき回しつつ、どこか温かく見守る視線が印象的です。
二郎神(じろうしん) :声優・伊藤和晃さん

引用:『最遊記』公式サイト
観世音菩薩のお目付け役を務める天界の神。自由気ままに振る舞う観世音菩薩に、いつも振り回されています。
菩薩とのやり取りは、天界パートのちょっとした癒し。二人の掛け合いには思わずクスッとさせられます。
『最遊記』は、個性豊かなキャラクターたちの掛け合いと、それぞれが背負う過去のドラマが何度でも刺さる作品です。三蔵一行はもちろん、敵である牛魔王一派にも感情移入してしまうのがこのシリーズの醍醐味。気になるキャラクターがいたら、ぜひ原作やアニメで彼らの旅路を見届けてみてくださいね。
©峰倉かずや・一迅社/最遊記RB PROJECT























