【2025年最新版】『薫る花は凛と咲く』キャラクター一覧！登場人物の基本プロフィール・メディアミックス情報を紹介
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『薫る花は凛と咲く』は、三香見サカ先生による青春ラブストーリー漫画です。
主人公の紬凛太郎は、底辺男子校と呼ばれる千鳥高校に通う男子高校生。
ある日、近隣の名門女子校に通う和栗薫子と出会ったことをきっかけに、彼の日常が少しずつ変わり始めます。
異なる環境で育った2人が互いに歩み寄りながら絆を深めていく姿を、繊細に描いた本作。
2025年10月時点で累計発行部数は800万部を突破しており、いま最も注目される学園ラブストーリーのひとつといえるでしょう。
本記事では、そんな『薫る花は凛と咲く』に登場する魅力的なキャラクターたちを一覧で紹介します。
※本記事には、コミックス20巻までの情報が含まれます
『薫る花は凛と咲く』とは【作品あらすじ】
『薫る花は凛と咲く』は三香見サカ先生による漫画で、講談社の公式アプリ『マガジンポケット』にて2021年10月から連載中の青春ラブストーリーです。
主人公の紬凛太郎は、底辺男子校と呼ばれる千鳥高校に通う高校生。
ある日、近くの名門女子校・桔梗女子で特待生として学ぶ和栗薫子と偶然出会い、そこから2人の関係が少しずつ変わり始めます。
異なる環境で育ちながらもまっすぐに向き合い、少しずつ惹かれ合っていく2人の姿を、繊細な心理描写と温かなタッチで描いた作品として人気を博している本作。
恋愛だけでなく、友情や成長、家族とのつながりも丁寧に表現されています。
2025年7〜9月にかけて放送されたTVアニメが話題を呼び、2025年10月時点で累計発行部数は800万部を突破。
柔らかな作画と等身大の感情描写で、多くの読者から支持を集めています。
『薫る花は凛と咲く』キャラクター一覧
紬 凛太郎（つむぎ りんたろう）
声：中山祥徳さん／原涼子さん（小学生時代）／内田雄馬さん（ボイスコミック）
紬凛太郎は千鳥高校の生徒で、金髪ピアスの強面ながら心優しい性格です。
実家はケーキ店「Patisserie Plain」を営んでおり、桔梗女子の特待生・和栗薫子とは店で出会います。
彼女が涙を流す姿に心を動かされ、再会後に次第に惹かれ合い、夏祭りで正式に交際を始めます。
薫子を守りたい思いから金髪をやめ、誕生日にケーキを贈るなど誠実に想いを深めていきます。
和栗 薫子（わぐり かおるこ）
声：井上ほの花さん／和氣あず未さん（ボイスコミック）
和栗薫子は桔梗女子高校の特待生です。
小柄で明るく誰にでも優しいですが、無理をして弱音を隠す一面も持っています。
母・楓子の病で落ち込む中、「Patisserie Plain」で紬凛太郎に励まされ涙します。
以後常連となり、再会後に彼への恋心を自覚します。
校門騒動などを経て不良事件でさらに絆が深まり、夏祭りで正式に交際します。
宇佐美 翔平（うさみ しょうへい）
声：戸谷菊之介さん
宇佐美翔平は千鳥高校の生徒です。
明るく人懐っこい性格でグループのムードメーカーです。
凛太郎と補習で親しくなり、薫子との関係を最初に察知します。
誤解や衝突を経て桔梗女子との交流を広げ、不良襲撃時には昴を守る行動を見せます。
家では弟妹の世話をし、子ども好きです。
進路に迷いますが、短期大学に進学して保育士を目指す意向を持ちます。
仲間を繋ぐ中心的存在です。
依田 絢斗（よりた あやと）
声：石橋陽彩さん
依田絢斗は千鳥高校の生徒で、依田家の四男です。
温厚ですが腕力が強く、仲裁で不良を一人制圧する行動力を持ちます。
兄・省吾に憧れて警察官を志しますが、退職を機に迷いが生じます。
後に通報者として事件を収め、自身も再び志望を固めます。
凛太郎の相談に素直な言葉で応じるなど誠実で、友の支えとなります。
文化祭では実行委員を務め、周囲から信頼を集める存在です。
夏沢 朔（なつさわ さく）
声：内山昂輝さん
夏沢朔は千鳥高校の生徒で、成績優秀で理系科目が得意です。
中学時代の確執から進学校をやめ千鳥へ進みます。
凛太郎らの赤点回避を支える勉強係で、昴との出会いでは辛辣な言葉を放ち後悔しますが、不良事件後に和解します。
海での交流を機に昴を気遣うようになり、共に模試や勉強会に臨みます。
教師・塚田慎から「人に教える仕事」への適性を示され、教育学部志望を明確にします。
保科 昴（ほしな すばる）
声：山根綺さん
保科昴は桔梗女子高校の生徒で、和栗薫子の幼馴染です。
生まれつきの銀髪が特徴で長身です。
男性への恐怖心を抱えていましたが、凛太郎との接触で価値観が揺らぎ、図書館での対立後に彼の人柄を知り謝罪します。
薫子を守る思いから一度彼に絶交を願いますが、誤りを悟って和解し、千鳥の4人と親交を結びます。
夏の海で心を開き、勉強会で夏沢朔と関わりを深めていきます。
周囲を支える優しい性格です。
主要人物の関係者
紬 圭一郎（つむぎ けいいちろう）
声：置鮎龍太郎さん
紬圭一郎は凛太郎の父で、ケーキ店「Patisserie Plain」の店主です。
相手の喜ぶ顔を糧に職人を続けています。
繁忙期も厨房に籠る情熱家で、凛太郎の誕生日ケーキ制作を厳しく指導します。
将来パティシエを志した息子を実家で甘やかさず、外で修行させようとします。
仕事に妥協がないですが家族への愛情も深く持ちます。
紬 杏子（つむぎ きょうこ）
声：日笠陽子さん
紬杏子は凛太郎の母で、高校時代に圭一郎と出会い、味見を通して惹かれ合います。
明るく勘が鋭く、店でも接客を担います。
息子が中学で金髪にすると決めた際、自らも染めて安心させるなど家庭思いです。
薫子が「Patisserie Plain」に通う常連となった後も温かく迎え、凛太郎の恋を優しく見守ります。
薫子を「かおちゃん」と呼び、家族ぐるみの交流を大切にします。
紬 颯太郎（つむぎ そうたろう）
引用：漫画『薫る花は凛と咲く』第11巻より
紬颯太郎は凛太郎の3歳上の兄で美容師です。
学生時代は遅刻が多く、好きなことに一直線でした。
失敗に悩む時期もありますが、弟から「悩むのは真剣な証拠」と励まされ立ち直ります。
実家に帰省した際に金髪をやめた凛太郎と再会し、薫子との交際を知って驚きます。
美容師として「客を笑顔で帰す」を信条に努力を続け、弟の進路を応援します。
家族思いで温かい兄です。
和栗 遥介（わぐり ようすけ）
引用：『薫る花は凛と咲く』第17巻より
和栗遥介は和栗薫子・洸介の父です。
仕事が多忙で帰宅が遅いですが、家族思いです。
薫子が高1のとき倒れた際、凛太郎のケーキで元気を取り戻した話を娘から聞き、彼に感謝を抱きます。
薫子が桔梗女子高校を特待生として志望した決意や、医学部進学を望む意思を尊重します。
強く見守る姿勢で家族を支える静かな父親です。
和栗 楓子（わぐり ふうこ）
引用：『薫る花は凛と咲く』第19巻より
和栗楓子は和栗家の母で体が弱く、たびたび入院しますが家庭の中心的存在です。
薫子と昴に「肉巻きおにぎり」をよく振る舞います。
凛太郎のケーキを心から気に入り、彼氏としての挨拶も快く受け入れます。
薫子の努力と優しさを理解し、温かく支えます。
退院後は「たこ焼きパーティー」を開くなど、家族と友人をつなぐ穏やかな存在です。
和栗 洸介（わぐり こうすけ）
引用：『薫る花は凛と咲く』第8巻より
和栗洸介は薫子の3歳年下の弟です。
明るく好奇心旺盛で、姉としばしば口論します。
凛太郎のケーキを気に入り、姉のデートを目撃して暴走し、母に彼氏の存在を報告してしまいます。
その後凛太郎に懐き、一緒にゲームをするなど交流を深めます。
姉が平気なふりをして苦しむ姿を見て、凛太郎に「弱さを見せられる人でいてほしい」と願います。
宇佐美 空（うさみ そら）
引用：『薫る花は凛と咲く』第17巻より
宇佐美空は、宇佐美翔平の年の離れた弟です。
元気でゲーム好き。双子の舞とよく喧嘩をします。
凛太郎ら千鳥高校のメンバーにもすぐ打ち解ける人懐っこさを持ち、絢斗やまどかとも遊びます。
宇佐美家の賑やかな雰囲気を象徴する存在で、家庭のムードメーカーです。
宇佐美 舞（うさみ まい）
引用：『薫る花は凛と咲く』第17巻より
宇佐美舞は翔平の妹で、空とは双子です。
恋バナが好きで、薫子から宿題を教わるなど慕っています。
きょうだい喧嘩では負けず嫌いで感情的ですが、明るく周囲を和ませます。
勉強会では積極的に話しかける無邪気さがあり、家族や友人の場を温かくします。
依田 省吾（よりた しょうご）
引用：『薫る花は凛と咲く』第13巻より
依田省吾は依田家の長男で、絢斗の14歳上です。
かつて正義感の強い警察官でしたが職務の重圧で退職します。
弟に対して「人と向き合う大切さ」を教え、拳より対話を重んじるよう導きます。
退職を後悔しておらず、絢斗が同じ道を選ぶことも静かに見守ります。
過去に千鳥高校と桔梗女子高校の関係が穏やかだった時代を知る人物です。
夏沢 澪（なつさわ みお）
引用：『薫る花は凛と咲く』第7巻より
夏沢澪は夏沢朔の3歳下の妹です。
明るくショートヘアで、飼い犬「きなこ」の散歩係です。
朔の人付き合いを心配し、勉強会の友人関係を根掘り聞くお節介な性格です。
兄に彼女ができることを期待しており、薫子や昴とも仲良くなろうとします。
朔の変化を敏感に感じ取り、そっと支える存在です。
千鳥高校
塚田 慎（つかだ しん）
声：小林親弘さん
塚田慎は千鳥高校2年1組→3年1組の担任で数学教師。愛称は「塚っちゃん」です。
成績は平凡でしたが教える楽しさから教師になりました。
気さくで生徒人気が高く、赤点常連だった凛太郎と翔平の成長に驚きます。
「人に教える仕事」を評価し、夏沢朔に教育職の適性を伝えるなど、生徒の変化を丁寧に見守ります。
生徒の成長を何よりのやりがいとする人物です。
千草 実和（ちぐさ みわ）
引用：『薫る花は凛と咲く』第11巻より
声：瀬戸麻沙美さん
千草実和は千鳥高校3年2組担任で現代文教師です。
茶髪のショートヘアで快活な性格です。
授業中の居眠りや考え事を鋭く指摘し、凛太郎や翔平をよく注意します。
気が強く明るいですが、時に年齢を感じて落ち込む面もあります。
凛太郎が金髪をやめた際には恋人の存在を察する勘の鋭さを見せます。
生徒からは「実和ちゃん」と呼ばれ親しまれる人気教師です。
桔梗女子高校
沢渡 亜由美（さわたり あゆみ）
引用：『薫る花は凛と咲く』第8巻より
声：水野朔さん
沢渡亜由美は桔梗女子高校の生徒で、薫子・昴のクラスメイトです。
努力家ですが成績不振への劣等感から千鳥高校を見下していました。
凛太郎と薫子の交際を目撃し、複雑な感情を抱きます。
昴の提案した顔合わせでは葛藤の末に参加し、彼らの誠実さに触れて価値観が崩壊します。
自嘲して席を立ちますが凛太郎に励まされ、涙ながらに謝罪し和解。友人を大切にする気持ちを取り戻します。
柚原 まどか（ゆずはら まどか）
引用：『薫る花は凛と咲く』第8巻より
声：土屋李央さん
柚原まどかは桔梗女子高校の生徒で、黒縁眼鏡に三つ編みが特徴です。
明るく社交的な性格で、薫子・昴と親しいです。
凛太郎と薫子の交際を知っても偏見を持たず、むしろ興味を示します。
顔合わせでは率先して謝罪を促し、翔平と連絡を取り合うなど橋渡し役となります。
ゲーム好きで学業は苦手ですが、人を明るくさせる天性のムードメーカーです。
期末試験後の慰労会なども主催する行動派です。
源 千紗（みなもと ちさ）
引用：『薫る花は凛と咲く』第8巻より
声：橘茉莉花さん
源千紗は桔梗女子高校の生徒でショートボブです。
千鳥高校への偏見を持っていましたが、まどかに促され顔合わせに参加し、実際の凛太郎たちの姿に触れて印象を改めます。
恋バナが得意で、薫子の恋を的確に言い当てます。
昔からチェリストを目指しており、音楽大学志望です。
努力を重ねるひたむきな性格で、勉強や演奏にも真剣に取り組みます。
浅倉 すずか（あさくら すずか）
引用：『薫る花は凛と咲く』第8巻より
声：下地紫野さん
浅倉すずかは桔梗女子高校の生徒で、ツインテールが特徴です。
恋愛話が好きで、勉強合宿では薫子と恋バナを交わします。
千鳥高校の生徒をよく思っていませんでしたが、顔合わせで翔平らに謝罪され考えを改めます。
美術学部志望でしたが将来像に迷い、建築学科への変更を決意します。
素直で柔軟な性格で、新しい挑戦を恐れない前向きさを持ちます。
土岐（とき）
引用：『薫る花は凛と咲く』第17巻より
土岐は桔梗女子高校2年A組→3年A組担任で生徒指導も務めます。
右目下の泣きぼくろが特徴です。
校則や伝統を重視し、千鳥高校との交流を「慎むように」と指導する厳格な教師です。
日陰に座る凛太郎を見かけ「柄が悪い人物」と認識するなど偏見を持ちますが、生徒の学業や態度には真剣に向き合います。
桔梗女子の規律を守る存在です。
その他
リュカ・ドゥラン
引用：『薫る花は凛と咲く』第16巻より
リュカ・ドゥランはフランス出身のパティシエで、ケーキ店「Patisserie Noisette」店主です。
国際コンクール金賞受賞歴を持ちます。
明るい性格ですが仕事には厳格で、スタッフに何度も作り直しを命じることもあります。
凛太郎が落ち込む姿を見て声をかけ、ケーキ作りで感じた悔しさを忘れないよう助言します。
のちに凛太郎の修行希望を受け入れ、試用期間を設けて指導します。
菜畑 皐月（なばた さつき）
引用：『薫る花は凛と咲く』第12巻より
菜畑皐月は中学時代の紬凛太郎の同級生です。
黒髪ショートに丸眼鏡の地味な少女でしたが、掃除当番で見せた彼の穏やかな笑顔を忘れられず好意を抱きます。
勇気を出せず想いを伝えられないまま卒業したものの高校進学を期に外見を変え、駅で偶然凛太郎と再会します。
連絡先を聞こうとした矢先に凛太郎が薫子と並ぶ姿を見て失恋を悟り、彼女を「笑顔の素敵な子」と認めて前を向きます。
アニメ『薫る花は凛と咲く』
アニメ『薫る花は凛と咲く』は、2025年7〜9月までTOKYO MXほかにて全13話で放送されました。
原作の繊細な心理描写や空気感が丁寧に再現され、心の距離が少しずつ近づいていく凛太郎と薫子の関係が大きな見どころとなっています。
柔らかな映像表現や光の演出、日常の何気ない仕草まで丁寧に描かれ、キャラクターたちの感情が自然に伝わる仕上がりに。
オープニング・エンディングテーマも作品世界と深く響き合い、穏やかで優しい余韻を残していると好評を博しました。
TVアニメ『薫る花は凛と咲く』本PV│7月5日（土）より放送開始！
©三香見サカ・講談社／「薫る花は凛と咲く」製作委員会
