『あんスタ』Edenイベント「楽園へ*無垢なる望みのアブソリュート」どんなストーリー?
Thursday 11:10
人気男性アイドル育成ゲーム『あんさんぶるスターズ!!(あんスタ)』。
2024年2月29日(木)〜3月8日(金)まで(Basicは3月9日(土))、Edenのクライマックスイベント「楽園へ*無垢なる望みのアブソリュート」が開催されています!
本記事では、登場カードやストーリーなどをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
最終更新:2024年3月7日(木) ストーリーのポイントを追記
『あんスタ』楽園へ*無垢なる望みのアブソリュート ストーリーあらすじ
SSを散々荒らしまわったゲートキーパーに依頼され、アメリカのアイドルの祭典「アブソリュート」に日本代表として出演することになったEden。
向かったホテルには、ゲートキーパーだけでなく、夢ノ咲学院にいたNEGIも同席していました。
茨は露骨にゲートキーパーを敵視するものの、ビジネスチャンスと割り切って承諾。
「『アブソリュート』に日本代表として出演すること」を始めとした、ゲートキーパーからの三つの依頼を請け負うことになりました。
EdenのES初年度のクライマックスを飾るストーリーです。
イベントあらすじ
『ゲートキーパー』に呼びつけられ、アメリカの地を訪れた凪砂たち。アイドルの祭典【アブソリュート】の日本代表として出演することを要請されるが、その祭典は結成当初の『Eden』が見学したもので……
(引用:『あんさんぶるスターズ!!』ゲームアプリより)
『あんスタ』楽園へ*無垢なる望みのアブソリュート 登場カード
☆5 乱凪砂「楽園の導き」
才能開花前
才能開花後
☆4 七種茨「楽園の番人」
才能開花前
才能開花後
☆3 巴日和「楽園の理想」
才能開花前
才能開花後
☆3 漣ジュン「楽園の進化」
才能開花前
才能開花後
『あんスタ』楽園へ*無垢なる望みのアブソリュート 登場楽曲
本イベントの新曲は、Edenが歌う「Absolute Perfection」。
Edenの持ち味である、高貴でありながらエネルギッシュな雰囲気が存分に発揮された楽曲です。
異国情緒漂う荘厳な舞台のセットや、メンバーのイメージカラーの蝶を使った演出、これまでのEdenのMVを踏襲するようなカメラワークも印象的。
見る人の目も耳も釘付けにするようなMVを、ぜひご覧ください。
PV
『あんスタ』楽園へ*無垢なる望みのアブソリュート ストーリー背景情報
「楽園へ*無垢なる望みのアブソリュート」は、メインストーリー第1.5部、第2部と地続きのストーリーとなっています。
本ストーリーに登場する人物をまとめていますので、ぜひ背景情報を踏まえてストーリーを楽しんでみてください。
※メインストーリー第1.5部、第2部のネタバレを含みます。
ゴッドファーザー:
かつて芸能界を牛耳っていた支配者のような人物で、「使徒」「神父」「門番」と呼ばれる三人の腹心がいました。
凪砂を世間から隔絶された場所で匿っていた養父で、既に亡くなっていますが、その影響力は未だ根強く残っています。
茨は子孫に当たるものの、アイドルに執心していたゴッドファーザーは、自身の血縁者には興味を抱くことはなかったと語られています。
ゲートキーパー:
ゴッドファーザーの子孫であり「門番」。
「SS」運営委員会関係者として「SS」の進行に携わった人物ですが、アイドルに興味はなく、高圧的に振る舞うこともしばしば。
茨の大叔父でもあり、裏社会で生きる人物です。
NEGI:
メインストーリー第1.5部で夢ノ咲学院プロデュース科に所属していた黒根ひつぎの姉。
既に亡くなっているものの、ひつぎの「別人格」として度々登場し、ひつぎの身体を借りてアイドル活動をしていました。
「プロデューサー」の友人でもありますが、とある一件を機に日本からは姿を消しており、ゲートキーパーと共に本ストーリーで再登場しています。
神父:
ゴッドファーザーに心酔する腹心の一人であり、彼の後継者になることを強く望んでいた人物。
あの手この手でその地位を得ようとしており、他者の姿に成り代わるための変装技術を持っていました(その技術は、NEGIを始めとした人物に継承されています)。
しかし、その計画は、「SS」の折に凪砂によって阻止されました。
本ストーリーで、Edenは結成当初に観客として訪れた、アメリカで開催されるアイドルの祭典「アブソリュート」に日本代表として出演することになります。
その際、Edenがゲートキーパーから頼まれたのが、「シャカ」と呼ばれる人物を「アブソリュート」の舞台に立たせるために説得すること。
シャカは「アブソリュート」で連覇を果たしているスターであり、その催しに必要不可欠な存在でした。
しかし彼は、Edenと面談をする直前、凪砂と共に突然姿を消してしまいます。
茨はゲートキーパーに協力を求め、Eveの2人はNEGIの案内で凪砂を捜索することに。
一方、シャカは凪砂を誘拐した先で、自身のことを「神父が人工的に生み出した『完璧な人間』である」と語り、凪砂に「恐らく君も、ゴッドファーザーが同じ技術で生み出した人間だ」と伝えました。
同じ「出自」をもつと思われる2人は、このストーリーで強く対比されています。
『あんスタ』楽園へ*無垢なる望みのアブソリュート ストーリーのポイント
「乱凪砂」として、「Eden」として
本ストーリーの中でも印象的なのは、凪砂がシャカから「容姿を変えて私から『シャカ』の地位を引き継いでほしい。自分をこの現状から救ってほしい」と迫られる場面。
シャカは、凪砂にこんな心情を吐き出します。
私は、私は……誰だ? 私は誰だ? 私は何だ? (極楽浄土/第4話)
凪砂がきちんと自我を育んで、(茨は手を焼いているとはいえ)自身の主張を通したり自主的に行動するようになったのは、彼の周りに「乱凪砂自身」を見てくれる人たち、凪砂と向き合い続け兄のように導いてきた日和を始め、Edenの面々がいたからでした。
対してシャカは、神父に支配され続ける人生を歩んできた存在です。
凪砂は、シャカによって容姿を変えられ、地位を譲り受け、「乱凪砂」という存在がこの世から消えることを「とても怖い」と感じたうえで、その感情を懐く自分に対して「ちょっと嬉しい」と評しました。
……父が去り、私は何もかもを失ったのだと思った。
……けれど。今の私には、こんなにも惜しむべき大事なものがある。 (極楽浄土/第4話)
「完璧なアイドルであることを宿命づけられた天才」の人生ではなく、「Edenというユニットを率いる乱凪砂」としての人生を歩みたいという意志を感じますよね。
このときの凪砂のモノローグは、Eden推し必読です。
事情を抱えるAdam、彼らを気にかけるEve
本ストーリーで主軸になっているのは、凪砂と茨の血縁にまつわるあれこれ。
茨がゲートキーパーとバチバチしたり、凪砂が誘拐された先で自身の出自について向き合うことになったりするなかで、Eveの2人もそんな2人を気にかけます。
印象的だったのは、Adamのいつもとやや違う様子に気を揉むジュンの言葉でした。
仲間なんだから、重たい荷物はみんなで一緒に運びたいです。除けものにされるのは勘弁ですよぉ〜? (厭離穢土/第4話)
ジュンの仲間思いな面が強く表れた台詞ですよね。
そして、その言葉に対して、「ジュンくんは良い子だね」と言う日和もまた、凪砂が誘拐された際には率先して行動を起こすなど、愛情深い様子を強く見せていました。
誰一人欠けてもそのバランスは成り立たない、Edenメンバーの結びつきの強さを感じるストーリーです。
Edenメンバーの絆と信頼関係も見どころ
無事にシャカを取り巻く一件に収拾をつけ、メンバー全員がそろって「アブソリュート」の舞台に挑むことができたEden。
その直前には、茨がゲートキーパーに対してこう打ち明ける場面も。
最初は契約でした。自分は単なる雇用主で、閣下は便利に使える道具に過ぎなかったはずです。
けれど。今はそんな冷たく乾いた関係が、すこしだけ変化してきています。実際、ほんのすこしだけですが (極楽浄土/第11話)
このときの茨はAdamの関係性について淡々と説明していますが、実際、凪砂が誘拐されたときには、ゲートキーパーに「状況はっ? どうなってます!?」と切羽詰まったように質問していたり、普段の茨からは想像もつかないほどの気が気でない様子も見せました。
青年実業家で敏腕プロデューサーでもある茨ですが、年相応に慌てたり焦ったりする姿を見ると、Edenでは年下組だったことを思い出しますよね。
また、本ストーリーの中でも印象深いのが、ジュンに「いつだって茨についてきゃ間違いないんですよぉ~♪」と言われたときの茨の言葉です。
それはどうも。信頼いただけて何よりであります。
本当に…… (極楽浄土/第7話)
ジュンが茨に向ける信頼の厚さはもちろん、茨がメンバーとユニットそのものに注ぐ思いも感じる台詞。
なかなか明かされてこなかった、各々がメンバーやユニットに向ける深い思いについても言及されているので、Eden推しの方には、ぜひ細かい掛け合いまでじっくり読んでいただきたいです。
Edenメンバーの「いちゃいちゃ」は通常運転
本ストーリーは『あんスタ』お得意のシリアスで重めの展開でしたが、そんなときでもEdenメンバーのいちゃいちゃは通常運転です。
例えば、Eveが泊まる部屋にやって来たNEGIが、2人の様子を見て「そういう関係にアタシはべつに偏見はないし……」などと言って気不味そうにする場面。
何かと思えば、ジュンはこんなことを言います。
オレはただ、おひいさんがナギ先輩が心配で眠れないっていうから膝枕をして子守唄を (極楽浄土/第6話)
そういうとこだぞ、Eve……! と思わず悶えたくなるシーンですよね。
また、茨が今回の事件を起こした張本人であるシャカに対して、「始めからこちらと素直に面談して取引していれば、こんな面倒なことにならずに済んだのに」とやんわり責めるシーンでは、凪砂がひと言。
……ふふ。茨が久しぶりに、可愛いドヤ顔をしている (極楽浄土/第13話)
始めはビジネスライクな面が見え隠れしていたEdenでしたが、紆余曲折を経て、こうして和やかな関係性を築いているところも大きな魅力です。
『あんスタ』楽園へ*無垢なる望みのアブソリュート SNSの反応・まとめ
本ストーリーを読んだプロデューサーたちからは、「Edenの信頼関係や家族愛を感じられて幸せ」「最高だった」「各々の繋がりをすごく実感」など、メンバーの関係性に心を持っていかれたという感想が多く見受けられました。
Eden結成当初のどこかぎこちない4人の様子が垣間見えるエピソードも盛り込まれており、メンバーの関係性を対比すると、彼らがどれだけの濃い時間を共に過ごしてきたのかがよく分かります。
「家族」のように互いを思い合うEdenの絆を、ぜひストーリーや楽曲で感じてみてください。
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