【推し活】レジンでアクスタを自作!コスパや難易度は?使った材料〜作り方を細かく紹介
Saturday 21:00
オタクの必須アイテムと言っても過言ではないアクリルスタンド(アクスタ)。
近年は、お出かけや遠征に持っていき、訪れた場所や食事と一緒に撮影を楽しむ推し活も流行しています。
にじめん編集部は今回、レジンでアクスタを自作してみました!
使った材料から制作手順まで紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Point
- 制作キットを使用してアクスタを自作
制作手順・難しかった工程は?
オタクの必須アイテム“アクリルスタンド”は手作りできる!
アクスタはアクリルフィギュアとも言われており、透明なアクリル板に人物やキャラクターなどの画像を印刷して切り抜き、台座に差して自立できるようにしたグッズです。
最近では、専用の制作キットも販売されており自作も可能!
本記事では、専用の制作キットでのアクスタの作り方を紹介しています。
好きな絵柄のアクスタがない、自ジャンルでアクスタが販売されていないという悩みを持っているオタク必見ですよ。
「レジンでつくるアクスタキット」アクスタの作り方
購入した制作キットはパジコ「レジンでつくるアクスタキット」
にじめん編集部が今回購入したのは、粘土・UVレジンを中心に販売する「PADICO(パジコ)」が展開している「レジンでつくるアクスタキット」です。
レジンでアクスタが作れる商品が入ったキットで、詳しい作り方が載っている冊子付き。
価格は3,850円(税込)となっており、Amazon・楽天などでも購入できます。
キット内容
・UV-LED レジン太陽の雫(30g)
素材を固めるのに使用します。
・UV-LED ハンディライト
レジンを固めるのに使用します。
・クリアボード
レジンを固める時に土台として使用します。
・ライナーモールド
レジン液を流し込む型を作るのに使用します。
・ホワイトマットシール
素材の背面に貼ります。
・スタンドジョインター
アクリルスタンドの土台です。
・調色スティック
レジンに色をつけたり気泡を潰すのに使用します。
・作り方説明書
作り方が書いてある冊子です。
そのほか、カッターマット・ハサミ・やすり・紙・ペン・ドライヤーは自宅にあるものを使用しました。
持っていないという方は、100円均一でも購入することが可能です(ドライヤー以外)。
工程①アクスタにする素材を用意する
まずは素材を用意します!にじめん編集部は公式キャラクター・ぽくりくん(5歳)のアクスタを作ることに。
素材はブロマイドやポスターを切り取ったり、好きな画像をプリントしましょう。
工程②ホワイトマットシールに素材を貼り付ける
キットに入っている、ホワイトマットシールに素材を貼り付けます。
ホワイトマットシールはその名の通りシールになっているので、素材の裏面に貼り、アクスタにしたい形に切り取りましょう。
工程③ライナーモールドで枠を作る
まずは紙とペンで先ほど切り取った素材を縁取りします。また、足となる部分にはスタンドパーツを合わせて縁取りをしましょう。
ライナーモールドはレジンを入れる枠となる素材。
ドライヤーなどで温めると柔らかくなり、好きな形に曲げることが出来ます。
縁取りをした紙の上にクリアボードを載せ、柔らかくしたライナーモールドで型取ります。
下の部分には、スタンドパーツを入れました。余裕を持って少し大きめに枠取りしておくことをオススメします。
注意ポイント
枠を作る工程がアクスタの完成度を左右しますので、隙間ができないようにきっちりと枠を作りましょう!
工程④レジン液と素材を入れる
縁の中にアクスタにする紙素材とレジン液を入れます。スタンドパーツの差し込み口にレジン液がつかないように注意しながら、調色スティックで気泡を潰しましょう。
注意ポイント
レジン液を入れる→気泡を潰す→素材を入れる→レジン液を入れる→気泡を潰す丁寧にこれでもかってほど気泡を潰しましょう!
工程⑤UV-LEDライトで硬化
UV-LEDライトで硬化します。
裏面が固まったことを確認して、表面にもライトを当てましょう。
工程⑥枠を取り外す
レジンが冷えたことを確認して、枠となっていたモールドを取り外します。
き、気泡が出来てしまったああああああ!!!
工程⑦バリをハサミで切り取りやすりで削る
気泡ができていたことにショックを受けましたが、気を取り直していきましょう。
バリができていたら、ハサミやニッパーで切り取り、ざらざらとしている部分はやすりで削ります。
やすりはキットに含まれていないので、筆者は自宅にあった爪やすりを使用しました。
工程⑧台座を作る
余っていたモールドを好きな形に変えたら、真ん中に台座パーツを置いて、レジン液を入れます。
レジン液を裏表からUV-LEDライトで硬化し、完全に冷えたらモールドを外します。
モールドを外す際に、今度は台座が欠けてしまいました…。
アクスタ完成
サイズ約10cmほどのアクスタが完成しました。さっそく台座パーツと組み合わせてみましょう。
ぽくりが立ったああああああ!!!
多少斜めに傾いていますが、無事に台座にはめることが出来ました。何よりも「やり切った!」という達成感でいっぱいです。
アクスタを自作してみての感想&改善できると思ったポイントは?
アクスタを自作してみての感想は、想像よりも簡単に作れるんだなと思いました。
制作時間は約45分ほど。今回は絵柄部分に気泡が入り、台座が欠けてしまいましたが、作れば作るほど上手くなるやつだと確信しました。
一度キットを購入しておけば、LEDライト・クリアボード・調色スティックなどは繰り返し使用可能。
レジン液やライナーモールド、台座パーツは単品で安価で購入できます。
改善できると思ったポイントは、ライナーモールドで枠を作る工程とレジン液を入れる工程。
素材よりも枠を大きめにして、マスキングテープや金属パーツなどを入れるとよりオリジナリティが増すなと感じました。
また、初めてレジンを使用する人は小さめのアクスタから作るのが良いかもしれません。
なお、作業する際は手袋・マスク・換気が必須!筆者は素手で作業してしまったため、手がベトベトになりました。
総合評価
・コスパ:★★★★☆
繰り返し使える道具があるのと、台座パーツは5個付属しておりレジンの量からして数個作れます。
・難易度:★★★☆☆
モールドで枠を作り、レジン液を流し込み気泡を全て消す工程が難しかったです。
・完成品の見た目:★★☆☆☆
今回は気泡が入ってしまいましたが、慣れれば上達しそう!
商品概要
パジコ レジンセット レジンでつくるアクスタキット 403358 日本製 透明
価格:3,180円(税込)
発売日:2022年09月