「入部してみたい文化系部活漫画」TOP3!「ヒカルの碁」をおさえて1位に輝いたのは?
Saturday 21:00
11月3日は文化の日!ということで、総合電子書籍ストア「ブックライブ」にて、マンガ好きの会員3,512名を対象にした「“文化系部活マンガ”に関する意識調査」が実施されました。
多くの人が「入部してみたい、もしくは好きな文化系部活のマンガ」に選んだのはどの作品だったのでしょうか?早速見ていきましょう!
Point
- 文化部のアツさや青春が詰まった名作TOP3!
ユーザーのコメントにも共感…!
好きなアートや芸術に関する調査結果も出てます!
「入部してみたい、もしくは好きな文化系部活のマンガ」調査結果
第3位:「この音とまれ!」
3位には「筝(こと)」を題材とした「この音とまれ!」がランクインしました。
部員が1名しかおらず、廃部の危機に瀕していた「箏曲部」に、中学時代札付きの不良だった愛(ちか)が入部するところから物語は始まります。
見るからに不良で箏とは縁の無さそうな愛ですが、強い熱意で箏や仲間たちに向き合う姿に、「なにがあっても自分よりも仲間。泣ける」「楽しそうに演奏する彼らをみて私も(一緒に)やってみたいと思うことが多々ある」といった声が寄せられました。
【ブックライブユーザーコメント】
・もう、青春って感じ。なにがあっても自分よりも仲間。泣ける。
・この作品みたいに自分もひとつのことに夢中になれる青春を送りたかった。
・特に演奏している時のキャラの心情がリアルに伝わってくる。楽しそうに演奏する彼らをみて私も(一緒に)やってみたいと思うことが多々ある。
・音を扱う作品は描くのが難しそうですが、合奏がはまったときの表現がひと目でそれとわかるよう描かれていてドキドキし、思わずニヤついてしまいました。もともと憧れていた楽器なので、出身校に箏曲部があったら入ってみたかったです。
第2位:「ヒカルの碁」
2位は「囲碁」を題材とした「ヒカルの碁」となりました。
週刊少年ジャンプで1999年から2003年にかけて連載された作品で、平安時代の天才棋士・藤原佐為の霊に憑かれた少年・ヒカルが、囲碁の世界に足を踏み入れ、才能を開花させて成長していく物語です。
若い世代にはなじみの薄い「囲碁」をテーマにした作品ですが、アニメ放送をきっかけに子どもたちの間で囲碁ブームを巻き起こしました。
今回の調査でも「『ヒカルの碁』に影響を受け、高校時代、友人と同好会を立ち上げた経験がある」「このマンガをきっかけに囲碁が流行って、わざわざクラブを立ち上げた」といった回答が集まり、当時から強い影響力を持っていたことが分かります。
今年はアニメ「ヒカルの碁」放送20周年にあたり、それを記念した特設サイトの開設が話題になるなど、今でも同作品の根強い人気がうかがえます。
【ブックライブユーザーコメント】
・漫画を通して囲碁の奥深さ、(登場人物たちの)囲碁にかけるアツい思いを知った。
・ヒカルの碁に影響を受け、高校時代、友人と同好会を立ち上げた経験がある。
・何も囲碁のことを知らない主人公と一緒に囲碁の世界にひきこまれる感覚が好き。
・ヒカルの碁を見て囲碁に興味を持つようになった。一手一手に緊張感があってドキドキする。藤原佐為が強くてかっこよすぎる!
第1位:「ちはやふる」
1位は「競技かるた」を題材としたマンガ「ちはやふる」となりました。
これまでに3回に渡って実写映画公開もされた人気作品で、原作・アニメ・実写映画のすべてにファンが多く、「熱くなれる青春マンガ」として不動の人気を獲得しています。
今回のアンケートでも、「主人公たちの真っ直ぐ向かっていく姿が素敵で、自分もこんな風になりたい」「(主人公)千早ちゃんがキャプテンのチームに入りたい!仲間になりたい!」と、かるたに情熱を捧げる高校生の主人公・千早(ちはや)をはじめとする登場人物たちへの憧れの声や、同じチームに入って仲間になりたいという声が寄せられました。
【ブックライブユーザーコメント】
・主人公たちの真っ直ぐ向かっていく姿が素敵で、自分もこんな風になりたいと思うから。
・千早ちゃんがとてもかわいくて大好きだから。千早ちゃんがキャプテンのチームに入りたい!仲間になりたい!
・青春の全部をかけている部員みんなの姿、部活と受験の両立とか友情とかライバルとか…青春のすべてが詰まっています!
・文化系部活でもこんなにアツいバトルがあるなんて、「ちはやふる」を読むまで知らなかった。文化系部活だって、スポ根できる!
「好きな、または興味があるアート/芸術」調査結果
「あなたがお好きな、または興味があるアート/芸術は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、1位は「映画」(1,964票)という結果になりました。
コロナ禍をきっかけに映像のサブスクリプションサービスを始めたという声もある一方、「大きなスクリーンで見るときの迫力がたまらない」「映画館で物語に浸る時間が好き」「自宅のテレビでは味わえない臨場感」など、映画館での映画鑑賞への熱い声が集まりました。
また、2位の「ミュージカル・舞台」(1,158票)では、「表現、うた、ダンス、生で見られる、心揺さぶられる感じ」「客席でその空間でその演目にどっぷり集中して浴びる時間が最高に好きです」といったコメントが集まり、3位「絵画(洋画・日本画)」(1,106票)では、「美術館に行くと落ち着くから」「美術館に行くと刺激がある」など、いずれも「本物を直接見られる空間」を切望する声が寄せられました。
調査概要
「文化系部活マンガ」に関するアンケート
【調査方法】
ブックライブ会員に対してアンケートメールを送付。フォームより回答
【有効回答数】
3,512名
【調査時期】
2021年10月8日~10月10日
※総合電子書籍ストア「ブックライブ」調べ