「一番くじ公式ショップ 大阪日本橋店」ラストワン賞を提供しない不正行為で閉店「悪質すぎ」

アニメ作品などのキャラクターグッズが当たるハズレ無しのくじ「一番くじ」公式ショップの大阪日本橋店が、店舗での不正行為により営業終了を発表しました。

 

「一番くじ公式ショップ 大阪日本橋店」不正行為により営業終了

 

「一番くじ」公式ショップの発表によると、大阪日本橋店は「特定の賞がなくなった後の残りのくじ券を、新しいセットのくじ券の中に混ぜて販売」し、本来、最後のくじを引くと貰えるはずの「ラストワン賞」を提供しない不正行為が起こったと報告しています。

 

「一番くじ」公式ショップは本件を重く受け止め、大阪日本橋店の営業終了を発表しました。

 

大阪日本橋店の閉店により、「一番くじ」公式ショップは全国で残り9店舗の展開となっています。

 

また、今回提供されなかった「ラストワン賞」の賞品の行方や、被害対象となるユーザーへの対応は現在発表されていません。

 

さらに、バンダイナムコアミューズメントの一番くじ取り扱い全店舗では、調査の結果、同様の不正行為が行われていなかったと明かしました。

 

 

何が問題になっているの？

「一番くじ」は基本的に約80枚ほど（くじにより異なる）の1ロット単位で発売されており、ロット買い、または最後のくじを引くと「ラストワン賞」が貰える仕組みとなっています。

 

この「ラストワン賞」を目当てに残りのくじを全て購入するユーザーも多数存在しており、本件の不正行為が起こると最後のくじが引けず、いつまでも「ラストワン賞」が当たりません。

 

また、1ロットあたり1賞品しか用意されていない希少価値を利用して、フリマサイトなどで高額で転売される事例も多々見受けられ問題視されています。

 

 

SNSの声

Twitterでは「一番くじ」公式ショップで起きた不正行為に対し「公式がこんなことするとか終わり」「だから当たらないのか」「悪質すぎません？」「詐欺案件では」「いつまでも残るのはそういうことだったのね」「賞品はどこへ？」といった、怒りと落胆の声が寄せられていました。

 

また、不正行為が明らかになった大阪日本橋店の営業終了に対し「謝罪して閉店って都合良すぎでは？」「顧客対応無し？これは逃げ」「バンダイの勝ち逃げ案件」など、店舗を利用したユーザーへの補償が無いことを疑問視する声も。

 

さらに、今後の「一番くじ」発売店舗に対し「少しでも下位賞続くと文句言う人増えそう」といった、コンビニなどほかの発売店舗への影響を予測するコメントが見受けられました。