「ブルーサーマル」劇場アニメ化!大学航空部の青春物語に島﨑信長さん&榎木淳弥さん出演
Thursday 16:08
青く澄み渡る大空を舞台に躍動する大学航空部を描いた青春漫画「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」のアニメーション映画化が決定しました!
本作は2022年3月に全国公開予定。主演を務めるのは若手実力派女優の堀田真由さん、さらに超人気声優の島﨑信長さん、榎木淳弥さんの出演も発表されました。
Point
- 大学航空部が舞台の青春物語
ティザービジュアル&特報解禁
キャストコメント到着
大学航空部が舞台の青春物語
本作は、大学航空部を舞台に主人公・都留たまき(通称・つるたま)とその仲間達が繰り広げる活躍を描いた青春物語。
高校までスポーツ一筋で頑張ってきた女の子・つるたま役は若手実力派女優の堀田真由さん、つるたまを青凪大学体育会航空部に勧誘し、航空部の主将かつ絶対的エースの倉持潤役は島﨑信長さん、はじめはつるたまと反発し合うものの育成担当として面倒見の良い先輩・空知大介役は榎木淳弥さんが演じます。
スタッフ情報
本作の舵を取るのは、「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズでは演出、「ばらかもん」では監督を務め、高いクオリティの映像と繊細なキャラクター表現に定評がある橘正紀監督。
多彩な仕事でクリエイターたちの信頼やリスペクトを得ている橘監督によって命を吹き込まれた登場人物たちが、空を駆ける映像は心躍るものになること間違いありません。
そんな橘監督とタッグを組むのは「ルパン三世カリオストロの城」を代表作に持つ、1975年設立の老舗アニメーションスタジオ「テレコム・アニメーションフィルム」。
世界的ヒットを果たした配信TVアニメ「神之塔–TowerofGod-」はじめTVアニメ「ルパン三世」シリーズ、「orange」、など幅広いヒット作品を世に送り出し、スタジオジブリ作品の作画協力でも知られています。
ティザービジュアル&特報映像
あわせて、ティザービジュアルと特報映像も解禁となりました!ティザービジュアルでは、澄み渡った青々とした空が印象的に描かれています。
弾けんばかりの笑顔でこちらに向かって手を差し伸べる主人公・つるたまと、そんなつるたまを優しく見守るように立っている先輩の倉持と空知。
そして3人の頭上高くを、まさに彼らが青春を燃やす「グライダー」が飛行しています。
真ん中に添えられた「この空に恋をする。」というキャッチコピーにふさわしい美しい空が広がっており、思わず空を見上げたくなるような爽やかなビジュアルに仕上げられました。
特報映像冒頭では堀田さんのナレーションとともに、これから始まる大学生活に心躍らせるつるたまが描かれています。
普通の大学生活を送りたかったはずなのに、倉持や空知といった航空部の仲間と出会い、キラキラした表情で空を見上げる様子に期待が高まりますね。
また、映像中盤で雲を突き抜けた先に印象的に映る「空」は、まるで自分が飛んでいるような高揚感を味わえますよ。
コメント
都留たまき役:堀田真由さん
「いつかは声のお仕事をやってみたい」と思っていたので、オーディションの結果を聞いたときはとにかくうれしかったです。
この作品のテーマにもなっている“綺麗な空の青”をイメージして、オーディションには思いを込めてブルーの洋服を着て挑みました。
島﨑さん、榎木さんはじめ第一線で活躍されている方々とアフレコをご一緒させていただき、毎日が学びの連続でした。
初めてのことも多く難しかったですが、皆さんのおかげでとても楽しくお芝居ができました。
私が演じた都留たまきは、コロコロ表情を変える天真爛漫で何事にも一生懸命な女の子。見ていてみんなが笑顔になれるような素敵なヒロインです。
そんなたまきのまっすぐな思いに寄り添いながら、精いっぱい演じました。思わず空を見上げたくなるような、前向きにさせてくれる作品になっています。
ぜひ劇場の大きなスクリーンで、“美しい空“を楽しんでいただきたいです!
倉持潤役:島﨑信長さん
原作も、今作の脚本も面白くて、夢中で一気に読んでしまいました。空への憧れみたいなものって、誰しもが一度は持ったことがあると思うのですが、ここに来て改めて空を飛んでみたくなりましたね。
これまでの自分の価値観を変えてくれるほどの景色を、僕もグライダーの中から感じることができたりするのかなって。
僕が演じた倉持潤は、いつも余裕があって飄々としていて、才能と環境にも恵まれた、完璧超人…かと思いきや、彼は彼で込み入った事情がありまして。
重めの事情を抱えた、バックボーンがしっかりしている役どころは大好物なので、非常に楽しく演じさせていただきました。
実際の収録はとっても楽しくて、僕ら自身が、良い作品だな、面白いな、楽しいなって思ったものは、見てくださった皆様にもきっと伝わると信じておりまして。
めちゃくちゃ良い作品なので、ぜひ劇場で、自身の感性に任せてまっすぐ楽しんでみて欲しいです。きっと素敵な何かが、貴方の心に残るはず。
空知大介役:榎木淳弥さん
原作や今作の脚本を読んで、グライダーというスポーツを通してチームの絆やキャラクターそれぞれの成長が描かれつつ、そこに恋愛も絡んできて爽やかな青春を描いている作品だなと感じました。
自分の大学生だった頃を思い出しながらやろうと思ったんですが、僕はこんなにまぶしい青春を経験していなかったので、難しかったです。(笑)
僕が演じた空知大介は主人公のつるたま(都留たまき)に突っかかっていくことの多いキャラクター。それも憧れの倉持(倉持潤)やグライダーへの情熱からくる反発なので、ツンツンしているけど実は熱い心を持った良い子なんです。
そして、アフレコの段階から今作の舞台となる大空がどのように描かれるのか楽しみでした。皆さんも是非グライダーの迫力、風景描写を楽しみにしていて下さい!
橘正紀監督
原作を読ませていただき、明るく爽やかなタッチで航空部という一風変わった部活動を描きながらも、何者でもないたまきが回りを巻き込みながら「自分の居場所」を見つけるためにもがく、等身大の物語だなと感じました。
たまきを演じる堀田さんはオーディションの時から、お芝居の指示に対して呑み込みもとても早くて音響監督の山口貴之さん共々満場一致で決まりました。
堀田さんならではの明るさでたまきの純朴さや快活さを演じて頂き、こちらの無茶振りにすぐに反応してくれる勘の良さに舌を巻きました。
全力でお芝居に取り組む姿がたまきと重なって、スタッフも声に負けないよう生き生きと描かねばという活力をもらい、作画もとても表情豊かになっています。
映画を見終わった後に、元気になって「前向きに一歩踏み出そう」という気持ちになれるような作品になればいいなと思っています。
物語の魅力はもちろん、アニメーションだからこその“空を飛んでいるかのような爽快感”や、“空の魅力”を体感してもらえるように制作に励んでいます。ご期待ください。
原作者:小沢かな先生
「ブルーサーマル」は、未熟で荒削りなでも当時の自分の全てをかけて描いた宝物です。
その大切な世界に、この大変な状況の中橘監督をはじめたくさんの方々が力を合わせて新しい命を吹き込んでいただけることを、本当に幸せに思います。
丁寧に携わってくださっているみなさまそして、これまで読んで支えてきてくださったみなさま、ありがとうございます。
大好きな真っ白いグライダーが、スクリーンの中の青空を駆ける日をたぶん私がいちばん楽しみにしています!
どうぞよろしくお願いいたします。
「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」とは
原作の小沢かな先生による「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」は、2015年4月から「月刊コミック@バンチ」(新潮社)にて連載開始。
“エンジンを搭載せずに上昇気流(サーマル)を捉えることで飛翔する航空機・グライダー“で飛行スピードを競う部活・体育会航空部という新鮮なテーマが注目されています。
繊細な空の表現や青春のすべてを賭けるまっすぐなキャラクターたちの心理描写から、新たな青春漫画として「第2回次にくるマンガ大賞」、「NEXTブレイク漫画RANKING 2016」に上位ランクインしました。
作品概要
劇場アニメ「ブルーサーマル」
【公開時期】
2022年3月全国公開
【スタッフ】
原作:小沢かな『ブルーサーマル ―青凪大学体育会航空部―』(新潮社バンチコミックス)
監督:橘正紀
脚本:橘正紀、高橋ナツコ
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作:「ブルーサーマル」製作委員会
配給:東映
【出演】
堀田真由
※敬称略
© 2022「ブルーサーマル」製作委員会