チップと一緒に個人情報も送信…Twitter「投げ銭機能」テスト実装
Friday 17:26
Twitterで、お金を授受する新しい方法「TipJar」のテスト実装がスタート。
日本では「チップ機能」という名前です。
「TipJar」はいわゆる投げ銭機能で、現在一部のユーザーのみ使用可能ですが、テスト段階とはいえ、すでに様々な問題が発生しているようです。
Point
- Twitter上で金銭の授受が可能に!
チップと一緒に個人情報も一緒に送られちゃってる…
チップを求める(請求)もできるらしい!?
テスト段階では使わないほうが良さそう。
「TipJar」
Twitterが「TipJar」のテストを発表。
同時に公開したデモ動画には、プロフィール画面のアイコンから、「Paypal」など送金に使うサービスを選択してお金を送る様子が描かれています。
https://twitter.com/Twitter/status/1390396166496522247
実際に使ってみた人のツイート
にじめんのTwitterにはまだ実装されておらず試せないので、実際に本機能を利用したサラリーマンクリエイター・吉永龍樹さんのツイートを紹介しながら、機能の紹介をしていきます。
投げ銭機能、決済をツイッターアプリ外で行うのでAppleやGoogleの3割手数料はありません。そのかわりpaypal手数料がかかります。数百円送信してみたら45円くらいの手数料でした。
そして、投げ銭した人の住所、本名、メールアドレスはもらった人に全て見えてしまうので、これはかなり要注意ですね。 pic.twitter.com/oC2Ueu5dTo
— 吉永龍樹(ヨシナガタツキ@僕秩) (@dfnt) May 7, 2021
ツイッターの投げ銭機能、paypalでテストしていただいた結果「払うこと(送信)もできるけど請求もできそう」ということが判明。
これ有名人の場合「投げ銭を設置したはずが、謎の請求が来る」という事態が起きないだろうか…。
(引き続きテストお待ちしています) pic.twitter.com/8kEj6J9BQn
— 吉永龍樹(ヨシナガタツキ@僕秩) (@dfnt) May 7, 2021
【現段階での調査結果】
・paypalでテストしていただいた結果「払うこと(送信)もできるけど請求もできそう」ということが判明。
・投げ銭した人の住所、本名、メールアドレスはもらった人に全て見えてしまう
・決済をツイッターアプリ外で行うのでAppleやGoogleの3割手数料はありません。そのかわりpaypal手数料がかかります。数百円送信してみたら45円くらいの手数料でした。
お友達どうしで送り合う分にはあまり問題なさそうですが、他人同士や有名人となると個人情報ダダ漏れは怖いですね…。
Twitterでは、「無断転載アカウントやパクツイはどうなるんだ」心配する声が上がる一方、「美術館や博物館、アニメの制作会社などのアカウントに実装されれば気軽に応援できていい」という声も見られました。
びっくりしちゃうよね!