話題のイラストレーター・loundrawさん初監督アニメ映画「サマーゴースト」2021年に公開決定!
Friday 17:00
イラストレーターとして各界から注目を集めるloundrawさん(ラウンドロー)の初監督映画作品「サマーゴースト」が2021年に公開決定!
あわせてティザービジュアルも解禁となりました。
透明感・空気感のある色彩と被写界深度を用いた緻密な空間設計で稀有な存在感を放つloundrawさんはイラストレーターとして10代で商業デビュー後、小説「君の膵臓をたべたい」「君は月夜に光り輝く」などの装画で一躍脚光を浴びました。
さらに、監督・脚本・構成・キャラクターデザイン・原画・動画・背景・撮影の全てを自身で務めた卒業制作オリジナルアニメーション「夢が覚めるまで」のYouTubeでのバイラルヒットを経て2019年1月にアニメーションスタジオ「FLATSTUDIO」を設立。
新たな挑戦として短編アニメーション映画の制作を掲げ、イラストレーターから映画監督へ、という異例のキャリアを歩んでいます。
そんなloundrawさんが監督を務める短編アニメーション映画「サマーゴースト」が2021年に公開決定。
loundrawさんは「自分が自分でなくなっていっていく。そんな自分を、どうにかつなぎ止めたくて描いた落書き。映画「サマーゴースト」は、そんな一枚のイラストから生まれた物語」と語られました。
ティザービジュアルには、夜に沈みかける紺碧の空、その彼方で夕日に照り輝く雲、そして憂いを帯びた眼差しでそれぞれ異なる先を見つめる2人の少年「友也」「涼」と1人の少女「あおい」が描かれており、友也が持つ線香花火は勢いよく火花を散らしています。
映画「サマーゴースト」の詳細については今後徐々に明かされていく予定。loundrawさんが映画監督としてスクリーンにどのような世界を描き出すのか、期待が高まりますね。
loundrawさんコメント
映画のタイトルが公開されました。
「サマーゴースト」ひと夏の、ある不思議な日々を過ごした少年少女のお話です。
2018年9月29日。僕は「SummerGhost」という絵を投稿しました。思っていたほど器用に生きられなくて、でも、孤独を楽しめるほど強くもなくて。期待に応えようとするほどに、自分が自分でなくなっていっていく。そんな自分を、どうにかつなぎ止めたくて描いた落書き。映画「サマーゴースト」は、そんな一枚のイラストから生まれた物語です。
ここで生きているということ。作品を通して、それをもう一度確かめてみたいと思いました。正論で語れるほど、僕たちは簡単ではないから。綺麗事でない弱さや身勝手さ、そこまで含めて、生きるということだ。そんな気持ちを、ちゃんと形にして残すべきだと思ったのです。
皆さんの心のどこかに、そっと残り続ける。「サマーゴースト」がそんな作品になるよう願いながら、ずっと制作をしています。楽しみにしていてください。
よろしくお願いいたします。
作品概要
映画「サマーゴースト」
【公開時期】
2021年公開
©サマーゴースト