『呪術廻戦』禪院直哉(ぜんいんなおや)のプロフィールまとめ!性格や能力・術式などを徹底解剖【ネタバレ注意】
Saturday 18:00
芥見下々先生により、『週刊少年ジャンプ』にて連載された『呪術廻戦』は、2026年1月8日(木)からアニメ第3期となる「死滅回游」前編が放送中です。
同作品に登場するキャラクターの中でも、強烈な印象を残した存在として語られるのが禪院直哉。
「愛されるクズ」「ドブカス」といった呼ばれ方をされることもあり、その言動はたびたびネット上で話題になってきました。
そして禪院直哉はクズキャラとしての認知にとどまらず、最終回時の公式人気投票では5位にランクインするなど、確かな存在感を残しています。
なぜ、彼はこれほどまでに語られ続けるキャラクターとなったのでしょうか?
本記事では、禪院直哉の基本プロフィールや性格・能力を整理しつつ、その魅力を紐解いていきます。
※本編のネタバレを含みます。原作を読んでいない方は注意してください。
『呪術廻戦』乙骨憂太のプロフィールまとめはこちら
『呪術廻戦』禪院直哉のプロフィール

引用:Amazon
| 声優 | 遊佐浩二(ゆさ こうじ)さん |
| 年齢 | 27歳→28歳(五条悟より1歳下) |
| 誕生日 | 不明 |
| 身長 | 180cm以上(呪術廻戦展による) |
| 出身地 | 京都府 |
| 術式 | 投射呪法 |
| 等級 | 特別1級呪術師 |
禪院直哉は常に薄笑いを浮かべ、京都弁で話す美形の青年です。
呪術界の御三家のひとつである禪院家の出身で、「炳(へい)」と呼ばれる精鋭部隊の筆頭を務めていました。
伏黒甚爾、禪院真希・真依とは、いとこ同士に当たる関係。
特別1級呪術師に認定されており、呪術師としての能力は作中でも高く評価されています。
禪院直哉の性格・人物像
金髪美形×関西弁(京都弁)のギャップ

引用:『呪術廻戦』公式サイト
禪院直哉の外見は、金髪の美形という軽やかな印象を与えるものです。
しかし、その第一印象とは裏腹に、口を開けば辛辣で攻撃的な言葉が次々と飛び出すのが特徴。
関西弁(京都弁)特有の語調も相まって、煽るような言動がより強調されており、このギャップが直哉の印象を一層強いものにしています。
男尊女卑・ルッキズムの旧弊的思想
禪院直哉には、血統や性別による序列意識、そして外見の優劣で判断するルッキズムなどの偏った価値観が色濃く見られます。
とくに女性に対する発言については、作中でも強い違和感を伴って描かれており、一部の読者からは厳しい受け止め方をされてきました。
一方で、こうした思想は直哉個人のものというより、強者至上主義・術式重視がはびこる禪院家という環境の中で形作られてきた価値観として描かれている点も見逃せないところです。
「鋼のメンタル」で、最後までブレない悪役としての魅力
禪院直哉は、作中を通して一切の改心や反省を見せません。
誰かの言葉で考えを改める場面は描かれず、最後まで一貫した立ち位置を保っています。
そのブレなさが悪役としての存在感を高め、印象深いキャラクター像につながっていると言えるでしょう。
幼少期から性悪だったエピソード
幼少期の回想でも、禪院直哉はすでに他者を見下す姿勢をのぞかせています。
呪力ゼロの禪院甚爾(伏黒甚爾)について「どんな惨めな顔しとんのやろ」と、嬉々として会いに行く描写は象徴的です。
整った容姿とは裏腹に歪んだ優越感が前面に出ており、天才児として持ち上げられ、強者至上主義がはびこる禪院家で育った直哉らしさがうかがえるエピソードではないでしょうか。
なぜ禪院直哉は「面白がられただけで終わらなかった」のか
禪院直哉は、その過激な言動によりネット上でミーム化され、“ネタ感”や“面白さ”を入口に多くの人の目に触れたキャラクターです。
一方で、2024年の第4回キャラクター人気投票で5位にランクインするなど、賛否を含めて強い印象を残しました。
改心や救済のない嫌われ役として一貫した立ち位置を貫いたことが、「面白がられただけで終わらなかった」理由だと言えるでしょう。
アニメ第3期での描写によって存在感が補強され、より語り継がれる悪役となっていきそうですね。
術式「投射呪法」

引用:『呪術廻戦』公式サイト
禪院直哉の術式「投射呪法」は、自身の視界を画角として1秒間の動きを24コマに分割し、その動きをあらかじめ設定して現実にトレースするという、禪院家相伝の特殊な能力です。
高速戦闘と相性が良く、連続使用によって亜音速に達するほどの加速も可能ですが、動きの設定を誤ると一瞬フリーズしてしまうのがリスク。
常に次の動きや相手のカウンターまで計算し続ける必要がある理論的な術式であり、圧倒的なセンスと努力がなければ使いこなせません。
短気で自己中心的な性格とは対照的に、難易度の高い術式を我が物にしているという事実が、直哉というキャラクターに独特の説得力を与えています。
伏黒甚爾への「クソデカ感情」

引用:『呪術廻戦』公式サイト
禪院直哉が抱く感情の中でもとりわけ大きく描かれているのは、伏黒甚爾への「クソデカ感情」とでも呼ぶべき強い執着ではないでしょうか。
呪力を持たずに禪院家を離れながらも、圧倒的な存在感と実力を示した甚爾は、直哉にとって特別な存在だったことが示されています。
幼少期にその強さを目の当たりにした経験から、直哉は甚爾に対して憧れにも近い感情を抱くようになり、「自分もいずれその領域に立つ人間である」という思いを強めていきました。
同時に、「真に強い者の価値を理解できないことこそが弱さ」という考え方を持つようになったとも読み取れます。
こうした意識は、甚爾と同じ天与呪縛を持つ禪院真希を受け入れられず、距離を取る態度として表れていきました。
本来は実力を冷静に見極める一面を持ちながらも、甚爾への強い思いと禪院家の価値観が重なり判断が揺らいでいった点は、直哉という人物の複雑さを感じさせます。
劣等感にも似た複雑な心情と憧れが入り混じった感情は、直哉が物語の中で取る選択にも少なからず影響を与えていたのかもしれません。
禪院直哉の名言・迷言集
「三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ」(原作・第138話)
父・禪院直毘人が生死の境をさまよう中、遅刻して現れた直哉が禪院真希を評した発言です。
続けて発された真依を評価する言葉も含め、直哉が持つ女性蔑視的な価値観が強く示されており、登場早々に攻撃的なキャラクター性を強く印象づけました。
TVアニメ第48話(第3期第1話)ではこの場面が再現され、草履を履かせてもらうアニメオリジナル演出なども相まって大きく話題となっています。
直哉という人物を理解するうえで、象徴的な台詞のひとつと言えるでしょう。
「禪院家当主は 俺や」(原作・第138話)
直毘人の死を受け、次期当主について議論が交わされる中で、直哉が当然のように言い放った一言です。
自らを禪院家の正統な後継者だと疑っていない姿勢や、血統主義に根差した自己認識の強さが端的に表れるこのセリフはアニメでも強調して描かれ、公式PVなどでも印象的に使われるフレーズとして定着しました。
直哉のプライドと、禪院家という制度への執着を象徴する台詞です。
「人の心とかないんか?」(原作・第150話)
覚醒した禪院真希が禪院家を壊滅させた後、直哉が真希に向けて発した煽り文句です。
家族を殺した非道さを指摘する形の言葉ですが、直哉自身のこれまでの言動との落差から、読者からは主に「お前が言うな」という意味合いで受け取られました。
その皮肉さから読者のツッコミとしてミーム化し、直哉を語る際の定番フレーズとして広く知られるようになっています。
「~~ざっ けんなや!!(呪力が練れん……!!)ドブカス……がぁ!!」(原作・第152話)
真希との戦闘の末、瀕死となった直哉が、呪力を練ることすらできない屈辱の中で叫んだ最期の言葉です。
強者として振る舞ってきた直哉が、完全に追い詰められた末に見せた姿として、強い印象を残しました。
調整すれば七五調にもなる(=「ざけんなや 呪力が練れん ドブカスが」)ことからファンの間では「辞世の句」のように語られることもあり、直哉というキャラクターの結末を象徴する台詞として扱われています。
かつて「三歩後ろを歩け」と語っていた直哉が、最期には女性に背後から刺されるという展開は、結果的に強い皮肉を感じさせるものとなりました。
担当声優は遊佐浩二さん
TVアニメでは、禪院直哉の声優を遊佐浩二さんが担当しました。
遊佐さんの主な出演作は『BLEACH』市丸ギン、『鬼灯の冷徹』白澤、『黒執事』劉、『弱虫ペダル』御堂筋翔など。
軽妙さと不気味さを併せ持つ演技に定評があり、クセの強いキャラクターを印象深く演じてきた声優さんです。
また京都府出身であることから、関西弁キャラにも定評のある遊佐さん。
遊佐さんの演技が加わったことで、直哉の印象がより強固なものになったと言えるでしょう。
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禪院直哉は、決して「好かれるため」のキャラクターではありません。
しかし不快さや強烈さを含めて、作品世界を象徴する存在として語られ続けました。
面白さと嫌悪感の両方を引き受けた、どこか抗えない魅力を有するキャラクター像。
それこそが、禪院直哉が『呪術廻戦』の中で残した最大の爪痕なのかもしれません。

























