新手の詐欺か?同人誌をぺージ数表記無し&ダミーサークルで金儲け 「とらのあな」通販で多数販売
Tuesday 12:24
同人誌をイベントだけでなく、ネット通販で購入するという方も多いですよね。
そんな中、同人通販サイト「とらのあな」にてページ数表記のない同人誌が1,500円前後で売られており、Twitterで波紋を呼んでいます。
Point
- 「pixiv」などでサンプルは見つからない
実際に購入すると表紙込みで10ページ、本文6ページだったという声も
「同人表紙メーカー」の作者もコメント
「とらのあな」通販でぺージ数表記のない同人誌が1,500円前後で多数販売
最近ちょっと不審に思ってることがあるんですけど、🐯で🔥🎴本をチェックしてるとデザイン表紙+サンプル1Pだけのページ数表記のない小説本を見かけることが増えてる。サークルをチェックしてみるとその本以外に登録はなく支部でサンプルも見かけたこともない。そういう本が最新ページだけで4冊ある→
— カイナ❤💚原稿につき低浮上 (@kaina_rntn) January 20, 2023
→そのタイプの本の値段は大体1500円前後で多分同人表紙メーカー的なので表紙作ってる。私は割と支部で小説読んでる方だけど作者の名前を見たこともなくて購入には至らなかったんですけど、これって届いたらページ数少ない本だったみたいな詐欺だったりしない?なんか怖いんですけど・・・
— カイナ❤💚原稿につき低浮上 (@kaina_rntn) January 20, 2023
Twitterにて、同人通販サイト「とらのあな」で、デザイン表紙+サンプル1Pだけのページ数表記のない小説本が1,500円前後で売られていると投稿されました。
投稿主がサークルをチェックしたところ、出品されていたのはページ数表記のない小説本4冊のみ。
投稿主は、「pixiv」などで作者の名前やサンプルを見かけたことがなかったため、購入には至らなかったと綴っています。
また、本投稿を見て投稿主宛に「実際に、1,500円でページ数表記のない同人誌を購入したけど、表紙込みで10ページ・本文6ページだった」という声が寄せられました。
同人誌の価格設定に決まりはないので自由ですが、ページ数を表記せずに1,500円で販売するのは酷いですね。
「同人表紙メーカー」の作者もコメント
同人誌を作る皆様、読む皆様へ。
多くの人に創作を楽しんで欲しい、本を作る楽しさを気軽に味わって貰えたら嬉しい、という願いを込めて、当サイトは作られました。
「表紙メーカー的なツールで作った表紙」そのものをネガティブな言葉で表現することは、お控え下さると嬉しいです。
(中の人より)
— 同人誌表紙メーカー (@covermkrinfo) January 22, 2023
昨夜のツイートの拡散や応援、誠にありがとうございます。しかしながら、該当ツイートを、「当ツールの『悪用』があった」「ツール自体への批判を受けた」という意味で受け取られた方もいらっしゃるようで、日本語の難しさを痛感しております。誤解を与える表現となり申し訳ありません。
— 同人誌表紙メーカー (@covermkrinfo) January 23, 2023
先のツイートは、ひとつの事例をきっかけに、テンプレート素材やデザインツールを利用した同人誌表紙や、その同人誌の作者様について、(当サイト提供のツール・デザインかどうかにかかわらず)軽視や悪印象につながるような発言はご一考下さい、という主旨のものです。宜しくお願いいたします。
— 同人誌表紙メーカー (@covermkrinfo) January 23, 2023
本件に対し、「同人誌表紙メーカー」の作者が「『表紙メーカー的なツールで作った表紙』そのものをネガティブな言葉で表現することは、お控え下さると嬉しいです」とツイートしました。
この一件で、「同人誌表紙メーカー」だけでなく、テンプレート素材やデザインツールを利用した同人誌の表紙や作者を悪く言ったり、軽視したりするのはやめてほしいと綴っています。
実際に、「同人誌表紙メーカー」等を利用して同人誌を作る人は沢山いるので、表紙だけで判断するのはやめましょう。
SNSの反応は?
本件に対し、Twitterでは「金額よりもページ数を表記していないところがダメだよね」「値段は自由だけど金儲けのことしか考えてないんだろうな」と、金額よりもページ数を表記しないで販売するのが酷すぎるという声が寄せられました。
また、「既存のサークル・ペンネームにわざと被せてきているから、気を付けて!」「名前変えて何度も出品してるっぽい」「こんなの新手の詐欺」と、わざと既存のサークル・作者に被せた名前で販売しているそうなので、注意喚起を促す声も。
さらに、「審査とかないのか…?」「とらのあな通販で何とかしてほしい」と、とらのあなに対応を求める声も多く上がりました。
同人誌を買う際は、どういう商品仕様になっているのか、どんな人物が販売しているのかをしっかり確認してから購入しましょう。