『妖怪ウォッチ』の常設店「ヨロズマート」ついに最後の店舗が閉店へ ブーム一巡後の「定番化」はスマホゲームが鍵?
Tuesday 20:30
“第2のポケモン”といわれ、社会現象にもなった『妖怪ウォッチ』。起死回生の鍵は「スマホ」?
10店舗以上あった『妖怪ウォッチ』の常設店「ヨロズマート」の閉店ラッシュが続き、ついに最後の店舗が2019年2月24日の営業をもって閉店となることが発表されました。
クロスメディア戦略が功を奏し、2014年に人気に火がついた『妖怪ウォッチ』。玩具を手がけたバンダイナムコホールディングスは”妖怪ブーム”の恩恵を受け、15年3月期の知的財産別売上高では『妖怪ウォッチ』が552億円とトップでした。
しかし、以降は低迷が続き17年度はトップ10から漏れて売上高は公表されませんでした。
人気に陰りが見えるいま、『妖怪ウォッチ』を大ヒットに導いたゲーム会社「レベルファイブ」は、スマートフォンに活路を求めています。
『妖怪三国志 国盗りウォーズ』、『妖怪ウォッチ ゲラポリズム』、『ポケモンGO』と同様に位置情報を活用した『妖怪ウォッチ ワールド』と立て続けにスマホ向けゲームを展開。
さらに『妖怪ウォッチ メダルウォーズ』『妖怪ウォッチforスマートフォン』『妖怪大辞典』の3作品もリリース予定となっています。
長寿アニメの特徴
『子ども消費者へのマーケティング戦略』の著書を持つ、関東学院大学の天野恵美子准教授は取材に、広く愛される長寿アニメの特徴を3つ挙げられました。
・子供に買い与えるか、買い与えないかを決定づける子どもの消費のゲートキーパーとしての役割を持つ親や購買力を持つ大人に好かれるコンテンツであること。
・言葉遣いが基本的に丁寧で、親が安心して観せられる、買えるコンテンツであること。
・流行りもののような陳腐化する要素が入っていないコンテンツであること
当時のファン層の中心は小学生。今では中学生となりスマホを持ち始めるタイミングかと思われます。
ブーム一巡後の「定番化」に向けては、スマホゲームが鍵となりそうです。
JCASTニュース
https://www.j-cast.com/2019/02/12350099.html
「ヨロズマート」
公式サイト: http://youkai-world.com/yorozumart/
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レベルファイブもそう長々と商売しようとは思ってないでしょ
その辺はうまいと思うよ
最速放送の翌日に無料配信してたアニメが翌週配信になり
妖怪ウォッチからスナックワールドに客を流そうとしたのかアニメが迷走して(黒い妖怪ウォッチや諸国漫遊など)
シャドウサイドで幼年層と保護者層が完全に離れてグッズ類も買われなくなったって感じですかね
肝心のスナックワールドもアニメは面白かったけどあまりハネなかったですし
ゲームの4も全体的にそうじゃない感が…1~3の世界観が好きだっただけに残念です
売れなくなったのはシャドウサイド前からですよ
逆にシャドウサイドのグッズがもっとあったら買ってたかもしれんわ
レベルファイブの話だけでなく、他のアニメや乙女ゲーム業界全てがいつ潰れるかわからない状態にあるよね。
好きな作品がある会社に少しでも売り上げに貢献したいわ
「子供向け」に振り切りすぎて、ポケモンみたいに大人や可愛いもの好きの女子を取り込めなかったのもあるんじゃない