【2025年最新版】『弱虫ペダル』キャラクター一覧!登場人物の基本プロフィール・舞台版キャストを紹介
Sunday 20:00

『弱虫ペダル』は、渡辺航先生による自転車ロードレースを題材にした漫画作品で、千葉県にある総北高校を舞台に、アニメや漫画が大好きな高校生・小野田坂道が仲間たちとともにインターハイ優勝を目指して奮闘する物語です。
個性あふれる選手たちが繰り広げる熱いレース展開や、絆と成長を描く青春ドラマが多くのファンの心を掴み、TVアニメ化・舞台化など多方面でのメディアミックスも展開されました。
本記事では、『弱虫ペダル』に登場する魅力的なキャラクターたちを一覧で紹介しています。
※本記事には、『弱虫ペダル』 既刊96巻までのネタバレが含まれます
『弱虫ペダル』とは【作品あらすじ】

引用:Amazon
『弱虫ペダル』は、2008年から『週刊少年チャンピオン』にて連載がスタートした、渡辺航先生による青春スポーツ漫画です。
自転車競技部の名門・総北高校を舞台に、アニメ好きの高校生・小野田坂道が仲間たちとともにインターハイ優勝を目指して奮闘。
坂道が個性豊かなチームメイトやライバルたちと繰り広げる熱いレースと成長のドラマが、多くの読者の心を掴みました。
TVアニメは2013年10月に第1期が放送されて以降、複数シーズンにわたって展開。
劇場版やスピンオフアニメも制作されるとともに、舞台化や実写映画化も行われました。
ロードレースならではの戦略性と、キャラクター同士の熱量あふれるやりとりが作品の大きな魅力となっています。
『弱虫ペダル』キャラクター一覧
総北高校(そうほくこうこう)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
主要メンバー
小野田坂道(おのだ さかみち)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:山下大輝さん
演:村井良大さん(舞台第1・3・4・6弾)、小越勇輝さん(舞台第7・8弾・テレビドラマ)、島村龍乃介さん(舞台第17-20弾)、永瀬廉さん(実写映画)など
小野田坂道は本作の主人公で、天賦の才を持つクライマーです。
眼鏡がトレードマークのオタクで、アニメ『ラブ☆ヒメ』を愛し、小学4年生から片道45km離れた秋葉原にママチャリで通い続けています。
最初はスポーツ部を嫌がっていましたが、今泉や鳴子との出会いで自転車競技部に入部し、2年連続でインターハイ個人優勝を果たします。
今泉俊輔(いまいずみ しゅんすけ)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:鳥海浩輔さん
演:太田基裕さん(舞台第1・3・4・6-8弾)、和田雅成さん(舞台第10・11弾)、砂川脩弥さん(舞台第17-20弾)、伊藤健太郎さん(実写映画)など
今泉俊輔はオールラウンダーで、非常にクールな性格の真面目な努力家です。
どんなフィールドでも安定した走りを見せ、無駄のないフォームが特徴です。
坂道の素質を最初に見抜き裏門坂レースを仕掛けた人物で、中学時代から県内屈指の自転車レーサーとして活躍していました。
世界最速を目標にしている努力の人です。
鳴子章吉(なるこ しょうきち)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:福島潤さん
演:鳥越裕貴さん(舞台第1-8弾)、百瀬朔さん(舞台第10-14弾)、北乃颯希さん(舞台第17-20弾)、坂東龍汰さん(実写映画)など
鳴子章吉は関西出身で、「浪速のスピードマン」の異名を持つスプリンターです。
派手好きな性格で髪や愛車など身の回りのものは赤で統一し、家族や友達思いの人情家でもあります。
秋葉原で坂道と知り合い、後にオールラウンダーへと転向します。
目立つことを信条としており、「天才ロケッター」と名乗ることもあります。
金城真護(きんじょう しんご)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:安元洋貴さん
演:郷本直也さん(舞台第1・3-7弾・テレビドラマ)、川﨑優作さん(舞台第17-20弾)、竜星涼さん(実写映画)など
金城真護は総北高校3年生で、自転車競技部主将を務めるオールラウンダーです。
坊主頭に度入りのスポーツサングラスが特徴で、「石道の蛇」の異名を持ちます。
どんな逆境でも決して勝負を諦めない精神力の持ち主で、無口で厳しい一面もありますが、優しく実直な性格で後輩の素質を引き出そうとしています。
卒業後は洋南大学に進学しました。
巻島裕介(まきしま ゆうすけ)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:森久保祥太郎さん
演:馬場良馬さん(舞台第1弾・テレビドラマ)、廣瀬智紀さん(舞台第3・4・6・7弾)、山本涼介さん(舞台第17-20弾)、栁俊太郎さん(実写映画)など
巻島裕介は総北高校3年生のクライマーで、「頂上の蜘蛛男(ピークスパイダー)」の異名を持ちます。
極端に車体を左右に傾ける独特のダンシング走法が特徴で、口癖は「〜ショ」です。
タマ虫色の髪色と奇抜な私服で知られ、坂道にとっては憧れの先輩で精神的支えでもあります。
インターハイ終了後は、イギリス留学のため途中退部しました。
田所迅(たどころ じん)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:伊藤健太郎さん
演:大山真志さん(舞台第1・3・4弾)、友常勇気さん(舞台第6弾・テレビドラマ)、滝川広大さん(舞台第17-20弾)、菅原健さん(実写映画)など
田所迅は総北高校3年生のスプリンターで、「暴走の肉弾頭」の異名を持ちます。
熊を思わせる巨漢で大食漢、先頭になってチームを引っ張るときは「肉弾列車」とも呼ばれます。
豪快な性格ですが細やかに気を配ることもでき、1・2年の後輩に対する面倒見も良い人物です。
実家はパン屋「田所パン」を営んでおり、卒業後は筑士波大学に進学しました。
手嶋純太(てしま じゅんた)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:岸尾だいすけさん
演:鯨井康介さん(舞台第8‐14弾・テレビドラマ)
手嶋純太は2年次に主将を務めるクライマーです。
自らを凡人と称し、実力はいまひとつですが非常に頭の回転が早い策士でもあります。
長くくせの強いパーマが特徴で、鳴子からは「パーマ先輩」と呼ばれています。
青八木とのコンビネーションは抜群で、面倒見の良い努力家として知られています。
青八木一(あおやぎ はじめ)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:松岡禎丞さん
演:八島諒さん(舞台第8‐14弾・テレビドラマ)
青八木一は2年次に副主将を務めるスプリンターです。
ここぞというところで実力を発揮しますが、マネジメントが下手で芽が出ないタイプです。
無口で暗そうな外見から鳴子に「無口先輩」と呼ばれており、手嶋と2人でインターハイに出場するのが夢でした。
田所に並ぶ大食いで、「!」マークの入ったTシャツを着ていることが多いです。
鏑木一差(かぶらぎ いっさ)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:下野紘さん
演:椎名鯛造さん(舞台第8弾・テレビドラマ・11弾)、江口祐貴さん(舞台第10弾)、原嶋元久さん(舞台第12・13・14弾)
鏑木一差は総北高校1年生で、入学初日に自転車競技部に入部したスプリンターです。
4人兄弟の末っ子で、社会人チーム「チームSS」に所属していた経験者です。
自信家ですが協調性にやや難があり、今泉や鳴子からは「イキリ」と呼ばれています。
オレンジビーナという炭酸飲料が好物で、青八木からのアドバイスを神様の言葉として素直に従っています。
その他のメンバー
杉元照文(すぎもと てるふみ)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:宮田幸季さん
演:山本一慶さん(舞台第8弾)、平井浩基さん(テレビドラマ)、井上瑞稀さん(実写映画)
杉元照文はオールラウンダーで、坂道のクラスメイトです。
中学時代から趣味でロードレーサーに乗っており「ボクは経験者だから」が口癖です。
やや気が小さく自慢屋ですが根は親切で、気になるインターハイ予選より授業を優先するなど真面目な面も見せます。
古賀公貴(こが きみたか)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:中村悠一さん
演:輝馬さん(舞台第8弾・テレビドラマ)、田川大樹さん(舞台第10弾)、本川翔太さん(舞台第11・12・13・14弾)
古賀公貴は、用具の手入れをしていることが多い、眼鏡をかけた優しそうな先輩部員です。
中学生のころは「体力バカ」というあだ名を付けられていましたが、金城には「愚直で一本気な良いあだ名」と褒められました。
1年時のインターハイで怪我をしてしまい、完治するまで時間がかかりました。
段竹竜包(だんちく りゅうほう)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:羽多野渉さん
演:植田慎一郎さん(舞台第8弾・テレビドラマ・舞台第10弾)
段竹竜包は総北高校新1年生で、入学初日に幼馴染の鏑木とともに自転車競技部に入部しました。
3人兄妹の長男で、鏑木と一緒に社会人チームに所属していた経験者です。
無口かつ落ち着いた雰囲気で、鏑木とは対照的ですが良いコンビを組んでおり、常に数歩退いた態度で鏑木をサポートしています。
杉元定時(すぎもと さだとき)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:市来光弘さん
演:中村太郎さん(舞台第8弾・テレビドラマ)
杉元定時は総北高校新1年生で、杉元照文の実弟です。
「照ちゃん」と呼び慕う兄とは似ても似つかぬ容姿で、頭1つ抜きん出るほどの大柄な体格と怪力を有しています。
「おん」が口癖で、他人のフォームのコピーが得意です。
インターハイで活躍した坂道に憧れており、愛車は兄と同一のコルナゴを使用しています。
沢田(さわだ)
声:米内佑希さん
沢田は総北高校新1年生のスプリンターです。
1年生レースで市街地であるにもかかわらず、指示に反してゴリ蔵と2人で飛び出すなど小狡い面もありましたが、2年の杉元に諭されて以降はそのような行動は見られなくなりました。
合宿では150キロメートルで1日目リタイアとなりました。
インターハイではサポートに回っています。
ゴリ蔵(ゴリぞう)
声:かぬか光明さん
ゴリ蔵は総北高校新1年生のスプリンターで、本名は不明です。
沢田より体格が大きく、鳴子曰く口が大きくて大食らいです。
「おほっ」と「ハイペース」が口癖で、犬が好きという特徴があります。
1年生レースでは沢田と共に小狡い行動を取りましたが、その後は改善されています。
合宿では130キロメートルで1日目リタイアとなりました。
桜井剛(さくらい つよし)
声:瀬水暁さん
桜井剛は1年生で、中学時代は野球部のレギュラーでした。
1年生レース4位の成績を残しており、最後に姿が描かれたのは1年生時の個人練習でした。
風邪により欠席した合宿もありましたが、アニメ版では自転車競技部の送別会で金城らの寄せ書きにも名前があることから退部はしていない模様です。
川田拓也(かわだ たくや)
声:下和田ヒロキさん
川田拓也は坂道と同学年で、坂道より先に総北高校自転車競技部に入部していた部員です。
愛車はジャイアント(アニメ版では「GLANT」)を使用していました。
1年生ウェルカムレースのあと退部し、中学の時に所属していたテニス部に転向しました。
短期間の在籍でしたが、初期メンバーの一人として描かれています。
谷口(たにぐち)
谷口は総北高校自転車競技部の部員です。
野球帽をかぶっていてモブキャラクター的に描かれており、合宿のノルマの過酷さゆえに2年生時は出席を辞退し、3年生時も参加していません。
アニメ版の1期・3期では別人と思えるくらいに姿が変わっているのが特徴的です。
関係者
寒咲幹(かんざき みき)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:諏訪彩花さん
演:桜井美南さん(テレビドラマ)、橋本環奈さん(実写映画)
寒咲幹は坂道の隣のクラスの女子生徒で、総北高校自転車競技部のマネージャーです。
大の自転車フリークで、自転車の話になると目の色が変わります。
今泉とは幼少時からの顔見知りで、実家は自転車販売店を営んでおり、兄の通司は部のOBです。
橘綾(たちばな あや)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
※画像手前左:橘綾、画像奥左:Mr.ピエール
声:潘めぐみさん
演:野口真緒さん(テレビドラマ)
橘綾は幹の友人で、いつも行動をともにしています。
テニス部所属で気が短く、本人曰くガサツな性格です。
オタクを見るやすぐ鉄拳を振るい、坂道のことを「メガネ」と呼びますが、自身は坂道からなかなか名前を覚えてもらえません。
自転車への興味は薄いものの、幹たちをサポートしています。
Mr.ピエール
声:堀内賢雄さん
Mr.ピエールは総北高校自転車競技部監督で、外国人ですが国籍は不明です。
英語教師をしており、片言の日本語と大事なことを伝える時の流暢な日本語をうまく使い分けています。
部員たちを温かく見守り、適切な指導を行う監督として描かれています。
寒咲通司(かんざき とおじ)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
※画像右
声:諏訪部順一さん
演:倉貫匡弘さん(舞台第1弾)、安里勇哉さん(舞台第7弾・テレビドラマ)、村上渉さん(舞台第第16弾)、皆川猿時さん(実写映画)
寒咲通司は幹の兄で、総北高校自転車競技部OBです。
初登場時は20歳で、金城らの2学年上にあたり、実家である寒咲自転車店の従業員をしています。
面倒見の良い性格で、移動用車両の運転や競技用自転車のレンタルなど、総北高校自転車競技部を多方面からサポートしています。
3年時には主将を務めていました。
箱根学園(はこねがくえん)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
主要メンバー
福富 寿一(ふくとみ じゅいち)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:前野智昭さん
演:森本亮治さん(舞台第1弾)、滝川英治さん(舞台第3‐7弾・テレビドラマ)、高崎俊吾さん(舞台第17-20弾)など
福富寿一は箱根学園自転車競技部主将兼エースです。
3月3日生まれ・魚座・血液型B型のオールラウンダーで、トゲトゲの金髪と黒く太い眉が特徴です。
ロードレーサーの家系に生まれたサラブレッドで、「オレは強い」が口癖です。
前年度のインターハイで金城との競り合いで落車した経験から、最強のチームを作り上げて正々堂々と勝負することを誓っています。
真波 山岳(まなみ さんがく)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:代永翼さん
演:植田圭輔さん(舞台第2-8弾・テレビドラマ)、谷水力さん(舞台第9-11弾)、杉山真宏さん(舞台第12-14弾)、中島拓人さん(舞台第17-20弾)
真波山岳は箱根学園のクライマーで、5月29日生まれ・双子座・血液型AB型です。
風をよみ羽根が生えたかのように加速する特技があり、「天空の羽根王子(スカイプリンス)」の異名を持ちます。
遅刻魔でルーズな性格ですが、自転車で坂を登ると自然と笑顔になり「俺、生きてる!」と叫びます。
幼いころは病弱でしたが、自転車の楽しさを知り体も元気になりました。
東堂 尽八(とうどう じんぱち)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:柿原徹也さん
演:玉城裕規さん(舞台第1-3弾・テレビドラマSeason2)、北村諒さん(舞台第4-7弾・テレビドラマSeason1)、秋葉友佑さん(舞台第13・14弾)、フクシノブキさん(舞台第17-20弾)など
東堂尽八は箱根学園のエースクライマーで、8月8日生まれ・獅子座・血液型A型です。
ロスのない動きにより音もなく加速する「スリーピングクライム」を得意とし、「山神」の異名を持ちます。
自らを美形と称するナルシストで指をさす決めポーズがあり、「眠れる森の美形(スリーピングビューティー)」を自称します。
総北の巻島とライバル関係にあり、公式戦14戦中7勝7敗の実力者です。
新開 隼人(しんかい はやと)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:日野聡さん、小清水亜美さん(幼少時代)
演:宮崎秋人さん(舞台第2-6・9弾・テレビドラマ)、百成瑛さん(舞台17-20・19・20弾※冒頭のみ)、村上渉さん(舞台第19・20弾)
新開隼人は箱根学園のエーススプリンターで、7月15日生まれ・蟹座・血液型O型です。
青メッシュの入った赤髪に、厚い唇・タレ目が特徴で、猛獣のようなスプリントから「箱根の直線鬼」の異名を持ちます。
飄々とした雰囲気を漂わせる気のいい好漢で、補給食としてパワーバーをよく口にします。
主将の福富とは中学時代からの同級生です。
荒北 靖友(あらきた やすとも)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:吉野裕行さん
演:鈴木拡樹さん(舞台第1-6弾・テレビドラマSeason1)、木戸邑弥さん(舞台第9弾・テレビドラマSeason2)、相澤莉多さん(舞台第17-20弾)など
荒北靖友は箱根学園のオールラウンダーで、4月2日生まれ・牡羊座・血液型A型です。
福富のエースアシストを務める箱学一の「運び屋」で、鋭い三白眼で目つきが悪く、歯茎が見えるほど口を大きく動かす癖があります。
普段は冷めた態度の皮肉屋ですが、チームに対する愛着は誰より強く、「野獣」と称される隠れた獣性を併せ持っています。
中学時代は野球の投手でした。
泉田 塔一郎(いずみだ とういちろう)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:阿部敦さん
演:河原田巧也さん(舞台第2-6・8-14弾)、青木空夢さん(テレビドラマ)、青柳塁斗さん(舞台第18-20弾)
泉田塔一郎はスプリンターで、10月10日生まれ・天秤座・血液型B型です。
「神奈川の最速屋」と呼ばれ、トレーニングで整えた筋肉を持ちます。
自分の大胸筋にアンディ(右)・フランク(左)・後背筋にファビアンという名前をつけており、口癖は腹筋を意味する「アブ」です。
インターハイ終了後、上級生の引退とともに部の主将となり、願懸けの意味で髪を伸ばし始めました。
黒田 雪成(くろだ ゆきなり)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:野島健児さん
演:秋元龍太朗さん(舞台第5-7・9・10弾・テレビドラマ)、伊藤澄也さん(舞台第12-14弾)など
黒田雪成は、クライマーからオールラウンダーに転向した選手です。
中学時代に多くの運動部で助っ人として活躍を見せていた「スポーツの天才」で、高い身体能力とポテンシャルを持ちます。
銀髪と広めの二重まぶたが特徴で、考えごとをする時には人差し指で鼻をこする癖があります。
本気を出すときには「スイッチ」と称して左こめかみのかさぶたを指で潰します。
葦木場 拓斗(あしきば たくと)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:宮野真守さん
演:東啓介さん(舞台第8‐10弾・テレビドラマ)、富永勇也さん(舞台第11-14弾)
葦木場拓斗は、箱根学園史上最長の2メートル2センチメートルの長身を持つクライマーです。
自転車以外にピアノが特技で、交響曲第9番などのクラシック・オーケストラの音楽やリズムに合わせ、長身を左右に揺らし加速する「メトロノーム・ダンシング」を繰り出します。
カールのかかった髪型と右頬のほくろが特徴で、天然ボケな気質があります。
銅橋 正清(どうばし まさきよ)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:小野大輔さん
演:兼崎健太郎さん(舞台第8-13弾・テレビドラマ)、岸本卓也さん(舞台第14弾)
銅橋正清はスプリンターで、いかつい体が特徴です。
いままで出場した大会全てにおいて負けたことがない実力をもち、「怪童銅橋」と呼ばれます。
「箱根学園最速を受け継ぐ男」と自称する自信家で、入部時から3年生を抑えるほどの実力を持ちます。
態度は大きく口調も荒いですが、レースでは力の真っ向勝負で勝利を勝ち取ってきたためファンが多いです。
新開 悠人(しんかい ゆうと)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:内田雄馬さん、矢作紗友里さん(幼少時代)
演:飯山裕太さん(舞台第9-14弾・テレビドラマ)
新開悠人は箱根学園メンバー・新開隼人の実の弟で、クライマーです。
兄と同じく厚い唇とタレ目が特徴で、補給食をよく口にしています。
「頂上のスズメ蜂(ピーク・ホーネット)」のあだ名を持ち、「答えはYesですか?」が口癖です。
入部当初は「新開(隼人)の弟」と言われることにコンプレックスを持っていましたが、葦木場との勝負に負けてから部に馴染むようになりました。
関係者
宮原 すずこ(みやはら すずこ)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:北原知奈さん
演:鈴木裕乃さん(テレビドラマSeason2)
宮原すずこは真波山岳の幼馴染で、おさげ髪にメガネをかけた学級委員長の少女です。
家が隣同士で、部屋のベランダから真波の部屋が見える場所にあります。
真波のことは「さんがく」と呼び、自転車に夢中で遅刻や居眠りばかりしているため手を焼いています。
意図してではないですが、真波を自転車の世界に引き込んだ張本人でもあります。
高田城(たかだじょう)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:花江夏樹さん
高田城は箱根学園の眼鏡をかけた部員です。
1年生時に3年生の追い出しレースにて、3年生と泉田の走りを体験しようと追走しました。
結果は途中で力尽きるものの、黒田にそのガッツを褒められています。
2年目インターハイはメンバーから漏れていますが、チームスタッフとして帯同し、他校の情報の伝達などを任されています。
京都伏見高校(きょうとふしみこうこう)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
御堂筋 翔(みどうすじ あきら)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:遊佐浩二さん/ゆきのさつきさん(幼少時代)
演:村田充さん(舞台第2-6・8弾)/林野健志さん(テレビドラマ・舞台第10-14弾)/新井將さん(舞台第18-20弾)など
御堂筋翔は京都伏見高校のエースで、非常に能力の高いオールラウンダーです。
爬虫類のような不気味な雰囲気を持ち、勝利への異常な執着心を抱いています。
「何があっても前に」という亡き母の遺言を胸に、驚異的なスタミナ・瞬発力・精神力を備え、頭脳戦も得意とする実力者です。
石垣 光太郎(いしがき こうたろう)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:野島裕史さん
演:染谷俊之さん(舞台第4弾)/松村龍之介さん(舞台第6弾・テレビドラマ)/鐘ヶ江洸さん(舞台第19・20弾)など
石垣光太郎は京都伏見高校3年生で、御堂筋入部前のエースでした。
平坦とヒルクライムの双方で御堂筋を牽引するオールラウンダーです。
温厚かつ良識的な性格で、御堂筋の行動を咎める唯一の部員として描かれています。
実家は木工製作所を営んでおり、卒業後は明早大学に進学しました。
水田 信行(みずた のぶゆき)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:鈴木千尋さん
演:桝井賢斗さん(舞台第4‐8・11・12弾・テレビドラマ)/阿部大地さん(舞台第13・14弾)/田口司さん(舞台第19弾)
水田信行は京都伏見高校のオールラウンダーで、歯列矯正器具を着けています。
御堂筋を妄信しており、他人に影響されやすい性格です。
3年に進級後は部のキャプテンとなりましたが、部の実権は相変わらず御堂筋が握っています。
荒北からは「パチエモン」と呼ばれています。
井原 友矢(いはら ともや)
声:菊池幸利さん
井原友矢は京都伏見高校3年生のスプリンターで、石垣とともに走ってきました。
中学3年生の時から伸ばしている長髪が自慢です。
『SPARE BIKE』では「それいけイハラくん」のタイトルで主役を務めており、カワイイ子がたくさんいるという想像で渋谷に憧れを持っています。
山口 紀之(やまぐち のりゆき)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:徳石勝大さん
演:一瀬悠さん(舞台第11‐14弾)
山口紀之は京都伏見高校のスプリンターで、石垣にスカウトされる形で自転車競技部に入部しました。
穏やかな性格で、御堂筋入部以前は「ヤマ」という愛称で親しまれていました。
中学時代はバスケットボール部で自転車競技は高校が初めてです。
3年進級後は副キャプテンとなりました。
辻 明久(つじ あきひさ)
声:小田柿悠太さん
辻明久は京都伏見高校3年生のクライマーです。
東山寺中出身の経験者で1年からレギュラーでした。
インターハイでは水田とともに3日目まで残り、最終的に総合11位でゴールしました。
岸神 小鞠(きしがみ こまり)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:福山潤さん/小岩井ことりさん(幼少時代)
演:天羽尚吾さん(舞台第8・10‐14弾・テレビドラマ)
岸神小鞠は京都伏見高校新1年生のオールラウンダーで、中性的な容姿の新入生です。
天才的なマッサージャーで、他人の筋肉を触りその人の本質や技量を見抜くことができます。
御堂筋とは逆で、先輩たちに基本的な礼儀をわきまえた態度で接し、軍隊的な京都伏見の中で軽やかな走りが特徴です。
船津 和歩(ふなつ かずほ)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:村上喜紀さん
船津和歩は、御堂筋と同学年の京都伏見高校2年生のスプリンターです。
自転車競技の経験者で、ジュニアカップで4位を取った実績があります。
3日目に山口とともに後続集団の速度を上げ、総北と箱学の追走グループに追いついたところでリタイアしています。
木利屋 崇央(きりや たかお)
声:三宅貴大さん
木利屋崇央は、御堂筋と同学年の京都伏見高校2年生のクライマーで、自転車は高校が初めての経験です。
2日目に御堂筋の指示で限界まで自転車を引かされ、山頂の途中でリタイアしました。
ゼッケン番号は115番でした。
広西 作大(ひろにし さくだい)
声:三宅貴大さん
広西作大は京都伏見高校3年生です。
当初はレギュラーメンバーとして登録されていましたが、レース直前で御堂筋から小鞠に交代することを伝えられました。
箱根学園の高田城曰く、鈍足で足の弱いムードメーカーと評されています。
安 浩数(やす ひろかず)
声:四宮豪さん
安浩数は元京都伏見自転車競技部キャプテンで、石垣の一学年上の先輩です。
2年生からエースを務めていました。
インターハイ広島大会では1日目のファーストリザルト・山岳賞を捨て、1日目のゴールに賭けた結果3位に終わりましたが、箱根学園の表彰台独占の牙城を崩した実績があります。
広島呉南工業高校(ひろしまくれみなみこうぎょうこうこう)
待宮 栄吉(まちみや えいきち)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:関智一さん
演:山本侑平さん(舞台第6弾・テレビドラマ)/前田隆太朗さん(舞台第16弾)/元木聖也さん(舞台第20弾)
待宮栄吉は広島呉南工業高校機械科3年生、呉南のエースでスプリンターです。
「呉の闘犬」の異名を持ち、ルールを度外視した凶暴な走りを見せますが、チームメンバーを気遣う情にも熱い一面があります。
ロードレースで勝利するためには「ホシ」が必要不可欠との考えを持っています。
井尾谷 諒(いびたに りょう)
声:下妻由幸さん
演:松本祐一さん(舞台第6弾・テレビドラマ)/田内季宇さん(舞台第16弾)/熊沢学さん(舞台第20弾)
井尾谷諒は、広島呉南工業高校機械科3年生のスプリンターで、呉南の司令塔的存在です。
1年生の途中、待宮の誘いで一緒に自転車競技部に入部しました。
入部前は待宮よりも手の付けられない問題児でしたが、現在は仲間から「イビー」と呼ばれています。
高校卒業後は呉船舶部品中央に就職しました。
東村 尊大(ひがしむら そんだい)
声:濱健人さん
東村尊大は広島呉南工業高校1年生のスプリンターで、青髪で眼鏡をかけています。
実家は寺で高い洞察力を持ち、相手チームが落ちそうになるときは「チェックメイト」と呟きます。
待宮のことは「エグいけれど正しい」と評しており、冷静な分析力を持つ選手です。
塩野(しおの)
声:高橋大輔さん
塩野は広島呉南工業高校2年生、坊主頭で体格がいい選手です。
1年次1日目に針本とともに大落車に巻き込まれて負傷した経験があります。
ゼッケン番号はインターハイでは1年次が33番、KHYレースでは033番でした。
里崎(さとざき)
声:徳石勝大さん
里崎は広島呉南工業高校2年生、茶色い髪で青いカチューシャを装着している選手です。
ゼッケン番号はインターハイでは1年次が34番、KHYレースでは034番でした。
チームメンバーの一員として呉南の戦力を支える存在です。
針本(はりもと)
声:陣谷遥さん
針本は広島呉南工業高校1年生で、東村と同級生です。
里崎と似た容姿をしていますが、白髪にピンクのカチューシャを装着し、右目の下に泣きボクロがあります。
ゼッケン番号はインターハイでは1年次が35番、KHYレースでは035番でした。
浦久保 優策(うらくぼ ゆうさく)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:鈴村健一さん
演:栗原大河さん(舞台第14弾)
浦久保優策は広島呉南工業高校3年生のスプリンターで主将です。
異名は「呉の陸鮫」「空気を割る鮫(エアチョップドシャーク)」です。
子どものころから神経質で人付き合いが苦手ですが、純粋でまっすぐな性格と評されています。
父親が漁師で、自転車競技の道に入ったのは庭妻の誘いがきっかけでした。
庭妻 繁典(にわづま しげのり)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:増田俊樹さん
庭妻繁典は広島呉南工業高校3年生のスプリンターで、「呉のブルドーザー」と呼ばれています。
浦久保の唯一の理解者でもあり、父親が漁をやめて退屈していた浦久保に自転車の道へ誘い込んだ人物です。
手嶋と浦久保のデスバトルではアシストを務めました。
熊本台一高校
田浦良昭(たうら よしあき)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
※画像中央
声:田尻浩章さん
田浦良昭は熊本台一高校3年生で、吉本進が怪我で欠場したためエースを務めています。
大柄な選手で声も大きく、「肥後もっこす」を掛け声として使用しています。
インターハイ2日目では鳴子に「ゴリラ」と呼ばれて動揺し、田所のグリーンゼッケンを「偶然のラッキーゴール」と挑発しました。
決して悪い人間ではなく、3日目には坂道を勇気づける発言もしています。
井瀬慎也(いせ しんや)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:菊池幸利さん(GRANDE ROAD・劇場版)→古川慎さん(GLORY LINE)
井瀬慎也は熊本台一高校2年生で、黒縁のメガネをかけています。
1年目のインターハイ終了後に田浦から部を引き継ぎ、教訓から鬼となって雰囲気が大幅に変わりました。
口調や一人称も変わり、後輩からは「肥後の鬼軍曹」と呼ばれています。
2年目のインターハイでは総北の手嶋から協調を持ちかけられるも、昨年のような目には遭いたくないと拒否しました。
藤原(ふじわら)
声:酒巻光宏さん(GLORY LINE)
藤原は熊本台一高校のクライマーで1年生です。
井瀬からは「マサ」と呼ばれていますが下の名前は不明です。
1年目のインターハイ2日目に落車で怪我をし、3日目には待宮率いる集団に飲み込まれました。
2年目は井瀬のアシストを務めており、3日目は3人に減ったチームの一人として走っています。
ゼッケン番号はインターハイ1年次は54、2年次は82です。
その他の高校
柳田(やなぎだ)
声:徳石勝大さん(1期)→井之上潤さん(NEW GENERATION)
柳田はインターハイ千葉県予選に登場した柏東高校のエースで2年生です。
愛車はBHからGIANTに変更しています。
1年目の県予選では、中盤まで総北に50秒以上の差をつけトップを維持していましたが、終盤に逆転を許しました。
2年目は序盤鏑木のパンクで総北を周回遅れ寸前まで追い込みましたが、手嶋の策略に嵌りペースを乱され、9週目で追い越され敗北を喫しました。
柴田康之(しばた やすゆき)
声:風間勇刀さん
柴田康之は石川県代表・金沢三崎工業高校のスプリンターで、「北陸の疾風」の異名をとります。
愛車はキャノンデール(車体色は赤)で、細面かつロードバイク用のサングラスを着用しています。
インターハイファーストリザルトを狙いましたが、田所・鳴子にアタックを潰され4位に終わりました。
3日目も極度の疲労から、集団に飲み込まれた坂道の協調を断っています。
館林元成(たてばやし もとなり)
声:斉藤壮馬さん
演:稲垣成弥さん(舞台第2・3弾・テレビドラマ)
館林元成は長野県代表・長野中央工業高校3年生のクライマーです。
愛車はTREK(車体色は青x白)で、「アルプスの山守(やまもり)」「鉄壁の館(たて)」の異名をとります。
インターハイの山岳リザルトを狙い一度はトップになりましたが、巻島・東堂に抜き返され3位で通過しました。
「アルプスの山守」の称号は、後輩の粟頭弓親に受け継がれています。
大粒健士(だいつぶ たけし)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
※画像右:大粒健士、画像左:柿本竜大
声:川田紳司さん
大粒健士は奈良県代表・奈良山理学園のスプリンターで、「奈良最速の灼熱のスプリンター」の異名を持ちます。
愛車はリドレー(車体色は黒)で、「仏のカオも3度までだ」が口癖です。
インターハイでは調子の悪かった田所に「グリーンゼッケンも地に落ちたな」と挑発しましたが、「恋のヒメヒメぺったんこ」を歌いながら走る坂道らに抜き返されました。
鳴子が帰阪した際の草レースでも勝負を挑んでいます。
柿本竜大(かきもと りゅうだい)
声:置鮎龍太郎さん
柿本竜大は阪台付属のスプリンターで、「六甲おろしの竜」の異名を持ちます。
愛車はLAPIERRE(アニメ版ではANSWER、車体色は青)で、大阪での草レースでは鳴子と対決しました。
愛車のホイールリムには電飾が施され、「夜の六甲柿本スペシャル」という名前がつけられています。
翌年のインターハイに大阪代表の学校として阪台付属が出場していますが、登場している描写はありません。
川原群平(かわはら ぐんぺい)
声:川原慶久さん
川原群平は山形最上のエースクライマーで、インターハイ2年次での山の最右翼と言われている3年生です。
愛車はGIANT(車体色は黄色、部員は全員同じ車両)で、坂道のマークを稲城に委ねました。
1日目の山岳ライン残り2キロのところまで先行してトップを走りましたが、後ろから追い上げてきた手嶋と真波に追い抜かれました。
ノーマークだった手嶋を「ただの石コロを鳥に変える魔物」と評しています。
稲代文也(いなしろ ぶんや)
声:最上嗣生さん
稲代文也は山形最上高校の山のアシストです。
長野中央と静岡富士川の選手とともに、1日目の山岳ステージで坂道をマークし先に行かせまいとブロックを仕掛けました。
坂道が追い上げを始めた時の『ラブ☆ヒメ』2期のオープニング曲「ヒメのくるくる片想い」の説明を理解できないでいました。
マークから抜け出した坂道を見て追走劇が始まると呟いています。
大観寺春壱(だいかんじ はるいち)
声:蟹江俊介さん
大観寺春壱は静岡富士川のクライマーで、「富士山(フジ)より高い山はねェ」が口癖です。
1日目の山岳ステージで一時は2位まで上り詰めましたが、追い上げてきた手嶋と真波に抜かれました。
5月の大会では、今泉と鳴子がレース中に揉めている間に勝利していることが、作中の会話の中で明かされています。
山際(やまぎわ)
声:宮本誉之さん
山際は山口岩国高校のエースで、愛車はBH(車体色は白/赤、同校の選手は同じ車両)です。
高い分析力と紳士的な考えを持ちます。
2年次のインターハイ1日目では、他校のブロックから抜け出した坂道の追走を塞ごうとするチームメイトを止めに入り、坂道へ進路を譲りました。
「前年度優勝者ゼッケン1は最もリスペクトされる存在」と坂道に対し敬意を表する発言をしています。
奥谷(おくたに)
声:白石兼斗さん
奥谷は山口岩国高校の選手で脚質は不明です。
他校のブロックから抜け出した坂道の追走を見て進路を塞ごうとしましたが、山際に止められました。
ゼッケン番号は144(IH2年次)で、山際とともに同じ車両(BH、車体色は白/赤)を使用しています。
チームメイトと協調して坂道をマークしようとしましたが、山際の紳士的な判断により坂道の進路を譲ることになりました。
その他の登場人物
小野田坂道の母

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:熊谷ニーナさん
小野田坂道の母はパーマヘアーが特徴で、普段は点のような目をしていますが真面目になるときは普通の目になります。
坂道が中学に上がったばかりの時に、ママチャリのスピードが出ないよう改造を依頼した人物で、結果として坂道がハイケイデンスタイプとなるきっかけを作りました。
今泉俊輔の母
声:蓮未エリナさん
今泉俊輔の母は、アニメ版2期の回想に父親共々姿のみ登場しています。
今泉が小学生時代に誕生日プレゼントを決めかねていたところに自転車を勧め、間接的ながら今泉がロードレーサーの道に入るきっかけを作りました。
中学時代の御堂筋にレース中「事故で死んだ」と言われていますが健在です。
息子の自転車競技への道筋を作った重要な人物として描かれています。
御堂筋 翔の母

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式サイト
声:進藤尚美さん
御堂筋 翔の母は故人で、いつも息子の良いところを褒める優しい母親でした。
御堂筋にとっては唯一の心の支えだった存在で、御堂筋がロードレースへ打ち込むきっかけとなりました。
彼女の生前の言葉と死が御堂筋の「勝利」への異常な執着の根底にあったりと、息子に与えた影響は非常に大きいものでした。
御堂筋の人格形成において最も重要な人物として描かれています。
高橋(たかはし)
声:小田柿悠太さん
高橋は今泉家の運転手で、鼻の下に髭を生やした壮年の男性です。
今泉の学校への送り迎えを任されており、ママチャリで裏門坂を登っていた坂道に追突しています。
今泉家に長年仕える忠実な運転手として、今泉の日常生活を支える重要な脇役です。
福来佳奈(ふくき かな)
声:Lynnさん
福来佳奈は待宮の彼女で、聖純館という名門高校から洋南大学に進学しました。
広島訛りが強く、驚くときは頭から抜けたような声で「わぁ」と言います。
待宮がインターハイに集中するために一度別れましたが、密かに応援に駆けつけた神奈川でのインターハイ終了後に再会し関係を戻しました。
のちに待宮に大学進学を勧め、スパルタ式で勉強を教えて一緒に洋南大学に進学しています。
アニメ『ラブ☆ヒメ』のキャラクター
姫野湖鳥(ひめの ことり)

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:田村ゆかりさん
姫野湖鳥は坂道が好きなアニメ『ラブ★ヒメ』の主人公です。実は魔法の国の王女ですが、本人はそのことを知りません。
胸がぺたんこなのがコンプレックスで、坂道が愛してやまないアニメキャラクターとして重要な存在です。
坂道の趣味や性格を表現する重要な要素として作品全体を通して登場し、「恋のヒメヒメぺったんこ」の歌詞にも登場するキャラクターです。
メージュ

引用:TVアニメ『弱虫ペダル』公式X
声:諏訪部順一さん
メージュはヒツジの姿をした執事で、『ラブ★ヒメ』に登場するキャラクターです。
坂道が愛するアニメの重要なキャラクターの一人として描かれており、坂道の趣味や嗜好を表現する要素として作品内に登場します。
坂道がアニメについて語る際や「恋のヒメヒメぺったんこ」を歌う時に関連して言及されるキャラクターです。
有丸シュンヤ(ありまる シュンヤ)
声:梶裕貴さん
有丸シュンヤは『ラブ★ヒメ』のキャラクターの一人です。
こうたろーくん
声:梶裕貴さん
こうたろーくんは第2期シリーズ『ラブ★ヒメ ぺったんこ』から登場したキャラクターです。
アニメ『弱虫ペダル』

引用:Amazon
アニメ『弱虫ペダル』は、テレビ東京系列ほかにて2013年10月から放送がスタートしました。
第1期『弱虫ペダル』(2013年~2014年)を皮切りに、『GRANDE ROAD』(2014年~2015年)、『NEW GENERATION』(2017年)、『GLORY LINE』(2018年)、『LIMIT BREAK』(2022年~2023年)と、これまでに全5期が展開されています。
続編シリーズでは世代交代が進み、新たな主将やライバルたちとの戦いを描写。
特に『LIMIT BREAK』ではインターハイ最終章が描かれ、小野田坂道と真波山岳のクライマックスが話題を呼びました。
TVアニメ「弱虫ペダル」PV第5弾”インターハイ篇”
劇場版『弱虫ペダル』

引用:amazon
アニメ『弱虫ペダル』は、劇場版作品も制作され、物語の世界をさらに広げています。
2015年には完全新作として小野田坂道たちの夏合宿後を描いた『劇場版 弱虫ペダル』が公開され、インターハイ後の新たなロードレースの戦いが描かれました。
また、テレビシリーズを再構成した劇場編集版『弱虫ペダル Re:RIDE』(2014年)、第2期『GRANDE ROAD』の総集編にあたる『弱虫ペダル Re:ROAD』(2015年)が上映。
さらに、巻島裕介と東堂尽八の過去を描くスピンオフエピソード『弱虫ペダル SPARE BIKE』(2016年)も劇場公開され、人気キャラクターの新たな一面がファンの心をつかみました。
8/28(金)公開『劇場版 弱虫ペダル』本予告
舞台『弱虫ペダル』

引用:Amazon
メディアミックスの一環として、舞台『弱虫ペダル』シリーズ(ペダステ)が2012年の初演から2024年まで繰り返し上演され、高い人気を集めました。
2.5次元ミュージカルの代表作として知られ、自転車ロードレースという題材を独自の演出で舞台上に表現。
シリーズ累計観客動員数は100万人を超える人気コンテンツに成長しました(2022年時点)。
主人公・小野田坂道役をはじめとするキャストには若手俳優が起用され、ロードレースの熱量や登場人物たちの絆を熱演。
2024年8〜9月に上演された第20弾『Over the sweat and tears』をもって、12年間の歴史に幕を閉じ、シリーズ最終公演としてファンに感動を届けました。
舞台『弱虫ペダル』(初演) DVD CM
テレビドラマ版『弱虫ペダル』

引用:amazon
舞台『弱虫ペダル(ペダステ)』の人気を受けて、ペダステキャストが出演する連続ドラマ版『弱虫ペダル』が制作・放送されました。
2016年8月からBSスカパー!にて放送されたSeason1は、原作の世界観をベースに、舞台とは異なるカメラワークやロケーション撮影でキャラクターたちの魅力を新たに表現。
小野田坂道役を演じた小越勇輝さんをはじめ、巻島裕介役の馬場良馬さんらペダステ出演者が多数登場し、ファンにとって親しみやすいキャスティングとなりました。
2017年8月にはインターハイ編を描いたSeason2が放送され、新キャストの守屋光治さん(御堂筋翔役)らによる熱い戦いが話題に。
ドラマでは総北高校自転車競技部の結束やライバル校との対決が丁寧に描かれ、ロードレースの熱さや青春のきらめきをリアルな映像で伝えています。
2.5次元舞台の世界観をドラマに橋渡しした作品として、多くの視聴者に支持されました。
The DAY(『BSスカパー! オリジナル連続ドラマ「弱虫ペダル」』EDテーマ)/Winning Tracker 試聴動画
実写映画版『弱虫ペダル』

引用:Amazon
実写映画『弱虫ペダル』は、メディアミックス展開の一環として2020年8月に公開されました。
主人公・小野田坂道役をKing & Princeの永瀬廉さんが演じ、今泉俊輔役を伊藤健太郎さん、鳴子章吉役を坂東龍汰さんが担当。
総北高校自転車競技部に入部した小野田が仲間たちとともにインターハイを目指す姿が、自転車競技ならではの臨場感と共に描かれました。
原作漫画のストーリーを基にしつつ、実写ならではの映像表現が取り入れられた作品となっています。
ゲーム『弱虫ペダル』
『弱虫ペダル』は、ソーシャルゲームやコンシューマーゲームとしても展開されてきました。
スマートフォン向けアプリ『弱虫ペダル ぷちっとレーサーズ』(2015~2017年)、『弱虫ペダル Connect Road』(2017~2018年)、『弱虫ペダル ドリームレース』(2023~2025年)、およびニンテンドー3DS用ソフト『弱虫ペダル 明日への高回転』(2015年)がリリースされ、原作のキャラクターやレースの魅力を活かした作品が展開。
『ドリームレース』はチーム編成やトレーニングで総北高校や箱根学園の絆を表現しましたが、2025年6月19日にサービス終了、現在はすべてのゲームタイトルの配信・販売が終了しています。
『弱虫ペダル』のゲーム作品群は、同作品の青春や熱量を多角的に表現し、メディアミックスの一端を担いました。
弱虫ペダル ドリームレース ティザーPV
©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル製作委員会