『坂本ですが？』作者・佐野菜見先生が死去　読者から「本当に残念だな」「遺書がカッコ良すぎる」の声

アニメ化もされた人気漫画『坂本ですが？』、2023年10月にアニメ化予定『ミギとダリ』の作者・佐野菜見先生（36歳）が死去。

 

KADOKAWA「ハルタ」の公式Twitterにて、佐野先生のご家族、ハルタ編集部のコメントと共に訃報が知らされました。

漫画家・佐野菜見先生が死去

 

佐野先生は闘病1ヶ月の末、2023年8月5日（土）に亡くなりました。

 

ご家族は「ご愛読いただきましてありがとうございました」と読者へのメッセージと、「この人生は楽しい人生だったわさ 私はこれから多分もっと自由な世界にいってきます…アバヨ」と遺書より抜粋された言葉を綴っています。

 

 

 

ハルタ編集部もコメントを公開しており、葬儀が8月7日（月）・8月8日（火）に執り行われたことを報告しています。

 

また、新連載の打ち合わせも進めていたそうで、「病気が見つかって入院する前に『これを乗り越えたら、すごい漫画が描ける気がします』と言っていました。とにかく漫画にまっすぐな方でした。面白い漫画を描くため、画家として成長するための努力を楽しんでできる人でした」と、闘病前の先生の様子を綴りました（一部抜粋）。

 

 

Twitterではファンから悲しみの声が寄せられています

 

本発表に対しTwitterでは「闘病1ヶ月」「ミギとダリ」「佐野菜見先生」といった関連ワードがトレンド入り。

 

ファンから「謹んでご冥福をお祈りします」「『坂本ですが？』は大好きな漫画のひとつです」「佐野菜見先生、本当に残念だな…悲しい。ほんと悲しい」「遺書がカッコ良すぎる…」といった声が寄せられています。

 

 

佐野菜見先生の活躍

佐野菜見先生は、2010年に『Fellows!』にて、読み切り作品『ノンシュガーコーヒー』が掲載され漫画家デビューしました。

 

 

 

2013年には『坂本ですが？』がコミックナタリー大賞を受賞。同作は2016年4月から6月まで、緑川光さん主演のTVアニメが放送されました。

 

 

 

2017年7月〜2021年11月にかけて『ハルタ』にて『ミギとダリ』を連載。同作は2023年10月にTVアニメが放送予定です。