「テニプリ」本誌“越知月光”の写植誤字で許斐剛先生が経緯を説明「ファンに真摯すぎる」
Monday 11:35
先日発売された「ジャンプSQ.」1月号にて、連載中の「新テニスの王子様(テニプリ)」に登場するキャラクター・越知月光の漢字に誤字がありました。
これに対し作者・許斐剛先生が自身のTwitterにて誤字の経緯を説明しています。
Point
- 「越知」が「越智」になっていた
原稿に誤字は無く写植でのミス
許斐先生の真摯なツイートに称賛の声
「ジャンプSQ.」1月号の「新テニスの王子様」にて誤字が発見される
どんな誤字だったの?
今回発売された「ジャンプSQ.」1月号では、越知月光の「越知」が「越智」と間違って掲載されていたとのことです。
SNSでは「ここで間違えないでほしいよ…」「越知さん誤植されすぎ」「良いシーンだっただけに悲しい」「単行本までに修正してほしいな」といった一部厳しいコメントが寄せられていました。
「ジャンプSQ.」1月号・越知月光の誤字の経緯を許斐剛先生が説明
昨日発売のジャンプSQ.1月号『新テニスの王子様』でキャラ名の漢字が間違って掲載されていました。原稿上で正しく書いた物が写植で間違われてしまい、大事なシーンなだけに何度も何度も原稿段階の文字を確認したのですが、写植段階のミスは作者も本誌を見るまでチェック出来ず修正しようがありません。
— 許斐剛 (@konomi_takeshi) December 2, 2022
「新テニスの王子様」の作者・許斐剛先生のツイートによると「原稿上で正しく書いた物が写植で間違われて」しまった、と写植での間違いだったことが明らかになっています。
許斐先生は「大事なシーンなだけに何度も何度も原稿段階の文字を確認」しましたが、「写植段階のミスは作者も本誌を見るまでチェック出来ず」先生自身も修正しようがない経緯を説明しました。
写植誤字は毎回SQ本誌で気付いてから編集部にコッソリ指摘していて本来なら今回も内々で改善しなければいけない事ですが、このところ大事な場面で編集部による写植誤字が多く、読者の方から作者の体調不良を心配するお手紙をいくつもいただいてしまっているので、この場で説明させて戴きました。
— 許斐剛 (@konomi_takeshi) December 2, 2022
また、写植誤字について許斐先生は「毎回SQ本誌で気付いてから編集部にコッソリ指摘していて本来なら今回も内々で改善しなければいけない事」と、これまでも作者と編集部内で改善してきたことを明かしています。
さらに、最近「大事な場面で編集部による写植誤字」が多く、「読者の方から作者の体調不良を心配するお手紙をいくつもいただいてしまっている」と、Twitterにて説明するに至った経緯を綴っていました。
編集部にも写植は細心の注意を払って欲しいと伝えていて、勿論編集部も気を付けている筈ですが、特に今回は最終ページの大事な場面だったのでとても残念です。
読者&越知くんファンの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。読者が作品を楽しめるよう編集部と更に改善していかなければいけませんね。— 許斐剛 (@konomi_takeshi) December 2, 2022
許斐先生は続けて「編集部にも写植は細心の注意を払って欲しいと伝えていて、勿論編集部も気を付けている筈ですが、特に今回は最終ページの大事な場面だったのでとても残念です」と、自身も残念に思っているとコメント。
あわせて「読者&越知くんファンの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです」「読者が作品を楽しめるよう編集部と更に改善していかなければいけませんね」と、読者やファンへの想いを綴りました。
越知月光くんの名前は単行本で修正します。その他、少し台詞を変更する予定や巻末企画も考えていますので『新テニスの王子様』38巻も楽しみにしていてください。
これからもテニプリと愛しのキャラ達を宜しくお願いします。— 許斐剛 (@konomi_takeshi) December 2, 2022
最後に許斐先生は「越知月光くんの名前は単行本で修正します」「その他、少し台詞を変更する予定や巻末企画も考えています」と、最新刊「新テニスの王子様」38巻にて名前の修正や台詞変更・巻末企画を報告。
ツイートは「これからもテニプリと愛しのキャラ達を宜しくお願いします」といったコメントで締めくくられていました。
体調不良じゃなくて良かった…SNSではファンから安堵の声
Twitterでは誤字により許斐先生の体調を心配していたファンから「先生の体調が何ともなくてなりよりです」「先生がお元気で良かった」と、安堵したという声が多数寄せられていました。
また「ジャンプSQ.」編集部ではなく許斐先生から説明があったことから「編集部の方からお知らせがあるべき」「編集部も忙しすぎるのでは」「編集部の体調も心配になってきた」「私が担当だったら食事が喉を通らない」といったさまざまなコメントも。
さらに許斐先生のツイートを見て、“作者本人が写植のチェックをできない”ことをはじめて知ったという声も見受けられます。
ほかにも、許斐先生の真摯なツイートに対し「先生本当に律儀」「ファンに真摯すぎる」「信頼しかない先生」「誰よりもキャラ大事にしてる」「ファンより先生の方が残念がってくれてる」といったコメントが多数寄せられていました。
© 許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
©許斐 剛/集英社