【2025年最新版】『BANANA FISH』キャラクター一覧!登場人物の基本プロフィール・歴代声優・舞台キャストなどを紹介
Saturday 20:00
吉田秋生先生による『BANANA FISH』は、1980年代のアメリカを舞台に描かれたサスペンス×アクション作品です。
緊張感のあるストーリー展開と丁寧な人間ドラマが支持され、今も多くの読者に読み継がれる本作。
コミックスは国内外で高く評価され、アニメ化や舞台化など幅広いメディア展開も行われました。
2018年にはTVアニメが放送され、現代風にアレンジされた演出やスピード感のある映像表現が話題に。
放送後もファン層をさらに広げ、作品の魅力が再注目されるきっかけとなりました。
この記事では、『BANANA FISH』に登場するキャラクターたちを一覧で紹介しています。
『BANANA FISH』とは【作品あらすじ】

引用:Amazon
『BANANA FISH』は、1985〜1994年まで『別冊少女コミック』で連載された吉田秋生先生による作品です。
物語の中心となるのは、ストリートギャングの若きリーダーであるアッシュ・リンクスと、日本から写真取材で訪れた少年・奥村英二。
彼らが、謎の言葉「BANANA FISH」を手掛かりに、犯罪・権力・陰謀が渦巻くアメリカ社会の深層へと迫っていく姿が描かれています。
淡々とした会話や余白を活かした心理描写、そしてスピード感ある展開が本作の大きな魅力。
ハードな題材を扱いながらも、キャラクター同士の絆や想いが繊細に描かれており、読者の心をつかみ続けてきました。
本作は完結後も多くの読者に愛されており、後日談『光の庭』を含む外伝や公式ガイドなど、物語を深く味わうための書籍も刊行されています。
また、舞台化やアニメ化などの展開を経て、作品の魅力がより幅広い読者層へ広がるきっかけにもなりました。
『BANANA FISH』キャラクター一覧
主要人物
アッシュ・リンクス

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:古澤徹さん/内田雄馬さん、塙真奈美さん(幼少期)
演:柄谷吾史さん(2005年、2009年版)、永井樹さん(幼少期 2005年版)、磯村洋祐さん(2012年版)、水江建太さん(2021年版)
アッシュ・リンクスは、ニューヨークのストリートキッズを統括する17歳のボスです。
金髪と緑の瞳を持ち、IQ180以上の頭脳と圧倒的なカリスマ性を兼ね備えています。
兄を廃人にした「バナナフィッシュ」の謎を追ううちに、かつて自分を男娼としていたディノと敵対することになります。
英二と出会い無償の愛を知ることで心が癒されていきますが、英二の存在が彼の最大の弱点ともなります。
奥村英二(おくむら えいじ)

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:井上和彦さん/野島健児さん
演:斎藤准一郎さん(2005年版)、宮下雄也さん(2009年版)、竹内寿さん(2012年版)、岡宮来夢さん(2021年版)
奥村英二は、カメラマン助手として伊部と共にニューヨークを訪れ、アッシュと知り合った大学生です。
島根県出雲市出身で、元棒高跳の選手でしたが怪我で跳べなくなりました。
アッシュが信頼し唯一心を許す人物で、明るく穏やかな性格ながら無鉄砲で頑固な面もあります。
アッシュを真に理解し救いたいという意思を持ち、行動を共にします。
主人公の友人たち
伊部俊一(いべ しゅんいち)

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:池田成志さん→松本保典さん/川田紳司さん
演:山本健史さん(2005年、2009年版)、柳憂怜さん(2012年版)、冨田昌則さん(2021年版)
伊部俊一は、プロのカメラマンとして英二を伴いニューヨークへ取材に訪れた人物です。
英二をモデルとした広告写真で認められプロになりました。
マックスとは友人同士で、英二の兄貴分として時に過保護な面も見せながら、事件に巻き込まれていきます。
怪我でスランプに陥っていた英二を気遣い、ニューヨーク取材に同行させました。
マックス・ロボ

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:生瀬勝久さん→佐戸井けん太さん/平田広明さん
演:松木賢三さん(2005年版)、田中照人さん(2009年版)、比佐一平さん(2012年版)、内田朝陽さん(2021年版)
マックス・ロボは、元ニューヨーク市警の警官で、現在はフリージャーナリストです。
アッシュの兄・グリフィンとはベトナム戦争での戦友でした。
刑務所で知り合ったアッシュと共にバナナフィッシュを追い、後に『ニューズウィーク』の契約記者となります。
アッシュの良き理解者となり、父親のように彼に接する存在です。
グリフィン・カーレンリース

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:橋本じゅんさん/布施川一寛さん
演:武原広幸さん(2005年、2009年版)、田中稔彦さん(2012年版)
グリフィン・カーレンリースは、アッシュの年の離れた兄です。
物静かで詩人タイプの人間でしたが、ベトナム戦争の戦場でバナナフィッシュを投与され、精神を破壊され廃人同然となりました。
アッシュに連れ出され看護を受けながら、10年間後遺症に苦しみましたが、エイブラハムに発見され撃たれて死亡します。
ジョージ・スコット
声:稲垣拓哉さん
ジョージ・スコットは、マックス・ロボの友人である弁護士です。
マックスと元妻ジェシカとの息子マイケルの養育権争いで、マックスの弁護を担当しています。
黒髪で顔一面に髭を生やした男性で、マックスからアッシュの保釈手続きを依頼されます。
ジェシカ・ランディ

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:若葉ひろみさん/深見梨加さん
ジェシカ・ランディは、マックスの元妻で雑誌記者です。
マックスとの間に生まれた息子マイケルを育てています。
非常に気丈かつタフな性格で、ある事件から大きな傷を負うも、後には武器を手に戦闘に加わります。
アッシュらと共にバナナフィッシュを追ううちに、マックスとの愛情を再確認し復縁します。
ジェームズ・カーレンリース

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:大谷亮介さん/星野充昭さん
ジェームズ・カーレンリースは、アッシュとグリフィンの父親で通称ジムです。
ケープコッドでダイナー兼酒場を営んでいます。
当初は久々に帰郷したアッシュを邪険にしましたが、店がゴルツィネの追手に襲われた際、アッシュが追手を射殺した時は指紋をふき取るなど父親らしくアッシュたちを庇いました。
ジェニファ

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:釘宮理恵さん
ジェニファは、ジムの3人目となる内縁の妻で、グリフとアッシュの継母にあたります。
アッシュが唯一好意的に接した優しい性格の持ち主です。
ゴルツィネからの追手に襲撃された際、流れ弾に被弾して絶命してしまいます。
彼女を撃った追手の1人はアッシュによって射殺されました。
コルシカ・マフィア
ディノ・フランシス・ゴルツィネ

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:川久保潔さん/石塚運昇さん
演:田中照人さん(2005年版)、酒井高陽さん(2009年版)、市川勇さん(2012年版)、赤星昇一郎さん(2021年版)
ディノ・フランシス・ゴルツィネは、コルシカ・マフィアのボスで後にアッシュの養父となります。
バナナフィッシュを用いてアメリカ政財界の支配を目論んでいます。
少年愛の性癖があり、アッシュを寵愛し後継者として育てましたが、男娼として利用もしていました。
物語終盤、フォックスに撃たれるもフォックスを射殺し、業火の中に落下して死亡しました。
フレデリック・オーサー

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:武岡淳一さん/細谷佳正さん
演:加藤巨樹さん(2005年、2009年版)、國定拓弥さん(2012年版)
フレデリック・オーサーは、アッシュと敵対する不良少年たちのボスです。
コルシカ・マフィアと手を組み、過去に戦った際に指を傷つけられ銃器が使えなくなったことへの恨みや、ゴルツィネが重用することへの妬みから、卑劣な手段でアッシュを抹殺しようと企みます。
大統領首席補佐官とも堂々と渡り合えるタフさと野望を持つ才覚の持ち主です。
エイブラハム・ドースン

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:大高洋夫さん/林勇さん
演:安藤亮司さん(2012年版)
エイブラハム・ドースンは、アレクシスの弟で科学者です。
優秀な兄へのコンプレックスから、兄が破棄しようとしたバナナフィッシュを密かにゴルツィネに売り渡しました。
ベトナム戦争従軍時、仲間の兵士をバナナフィッシュの実験台にしており、その中にはアッシュの兄グリフィンも含まれていました。
復讐に燃えるアッシュに容赦なく射殺されました。
マナーハイム

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:関根信昭さん/上田燿司さん
演:谷省吾さん(2005年、2009年版)、北出寛さん(2012年版)
マナーハイムは、国立精神衛生センターの所長で典型的なマッド・サイエンティストです。
囚人を使ってバナナフィッシュの人体実験を行いました。
バナナフィッシュの更なる改良のための実験体として、アッシュの優秀な頭脳を欲します。
精神衛生センターでの最終決戦では、ヘリポートへ向かう途中でアッシュに捕まるもフォックスに射殺されました。
エドアルド・L・フォックス

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:佐々木蔵之介さん/堀内賢雄さん
演:タイソン大屋さん(2005年、2009年版)、谷口賢志さん(2021年版)
エドアルド・L・フォックスは、ディノに雇われたフランス傭兵部隊の隊長で、ゲリラ戦のエキスパートです。
人質の耳を切り取るなどサディスト的性質を色濃く有し、同性愛志向を持ちます。
物語終盤、人質となったディノを撃ち、アッシュを含む全てを手にしようと目論みますが、追ってきたディノに撃たれ死亡しました。
グレゴリー
声:志村知幸さん
グレゴリーは、ゴルツィネの側近です。
マービン・クロスビー

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:斎藤暁さん/石塚堅さん
マービン・クロスビーは、ゴルツィネの部下で同性愛者です。
過去に幼かったアッシュを暴行していた過去を持ちます。
オーサーと組んでアッシュたちを攫いますが逃げられ、後に形成が逆転しアッシュを射殺しようとして誤ってスキップを撃ってしまい逃亡します。
その後ゴルツィネに切り捨てられる形で自宅で惨殺体となっているところを、アッシュに発見されました。
ブランカ/セルゲイ・ヴァリシコフ

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:古田新太さん/森川智之さん
演:吉谷光太郎さん(2005年版)、横山敬さん(2009年版)、石垣佑磨さん(2012年版)、藤田玲さん(2021年版)
ブランカは、かつてアッシュに戦闘技術を教えた家庭教師の1人です。
カリブで隠遁生活を送っていましたが、ディノがアッシュを捕らえるために呼び戻されました。
温厚で飄々とした態度を崩さない一方、アッシュすら圧倒するほどの実力があり、作中最強の戦闘能力を持ちます。
物語終盤はアッシュに味方し、シンと共に彼をバックアップします。
華僑
李月龍(リー・ユエルン)

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:大輝ゆうさん→舵一星さん/福山潤さん
演:斎藤准一郎さん(2005年版)、田渕法明さん(2009年版)、木村敦さん(2012年版)、佐奈宏紀さん(2021年版)
李月龍は、アメリカ名ユーシスで、整った顔立ちの長髪から女性に間違えられることもあります。
数万種の薬草や毒・劇薬に関する知識に長けています。
チャイニーズ・マフィアを支配する李家の末弟で、異母兄達を抹殺し実権を握りました。
アッシュに羨望と嫉妬の入り混じった感情を抱き敵対し、英二に対しても強い憎しみを持ち命を狙います。
李王龍(リー・ワンルン)

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:吉田鋼太郎さん/江川央生さん
演:谷省吾さん(2009年版)、加瀬信行さん(2012年版)
李王龍は李家長男で、チャイニーズマフィア各国華僑を束ねる名門李家の総帥です。
表向きは華僑銀行の頭取で、通称李大人と呼ばれています。
最初はアッシュに協力しましたが、後にゴルツィネ側と取引して寝返りました。
最終的には月龍と手を組んだディノの部下に殺害されました。
李華龍(リー・ホアルン)

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:阪口周平さん
演:谷省吾さん(2009年版)
李華龍は李家の五男で、李王龍の弟、ユーシスの兄です。
兄同様かなりの野心家で、ショーターを脅してアッシュたちを捕らえさせるよう協力を要請します。
最終的にはユーシスによって廃人にさせられ、王龍の死後は月龍の策略で華僑銀行の表向きの頭取となりました。
その変わり果てた姿を見たシンは、恐怖とともにバナナフィッシュの実態を確信します。
ストリート・キッズ
ショーター・ウォン

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:橋本じゅんさん/古川慎さん
演:古川貴生さん(2005年版、2009年版)、柏木佑介さん(2012年版)
ショーター・ウォンは、少年刑務所時代からのアッシュの親友で中国系アメリカ人です。
ニューヨークのチャイナタウンにおける不良少年たちのボスで、気さくな性格で仲間想いです。
ゴルツィネたちの手によってバナナフィッシュを投与され、英二を殺すように暗示をかけられてしまい、それを止めようとしたアッシュの手によって止めを刺されました。
シン・スウ・リン

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:あづみれいかさん/千葉翔也さん
演:梅林亮太さん(2005年版)、小野賢章さん(2009年版)、織田和晃さん(2012年版)、椎名鯛造さん(2021年版)
シン・スウ・リンは、ショーター亡き後のチャイニーズたちのボスです。
あどけない子どものような風貌でありながら優れた才気・指導力を持ち、世話好きな性格で俊敏で行動力があります。
ショーターが殺された直後はアッシュを激しく憎悪しましたが、真相を知って以降アッシュ、英二に協力的になります。
本編終了後は急激に背が伸び190.5cmになりました。
ラオ・イェン・タイ

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:橋本じゅんさん/斉藤壮馬さん
演:古川貴生さん(2009年版)
ラオ・イェン・タイは、シンの異母兄で同じくチャイナタウンのストリートキッズです。
親友ショーターの死の真相をシンに聞かされてもなお、アッシュに疑惑と不信感を抱き続けました。
アレックス

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
※画像左からボーンズ、アレックス、コング
声:石谷春貴さん
演:倉冨尚人さん(2012年版)
アレックスは、ニューヨークの不良少年でアッシュの片腕的存在です。
ブロンドに灰色の瞳を持ち、釣り目で鋭い顔立ちが特徴です。
アッシュ不在のときは彼がグループをまとめることもあり、ナンバー・ツーらしく冷静で適切な判断力を見せますが、挑発されるとついカッとなってしまうこともあります。
ボーンズ
声:丹羽正人さん
ボーンズは、痩せ型で背の低いアッシュの子分です。
かつてアッシュを起こそうとして殴られて前歯を折られたことがあります。
コングとは始終行動を共にしています。
コング
声:鷲見昂大さん
コングは、黒短髪の大男でアッシュの子分です。
あまり頭のできは良くないが気が良い性格です。
我慢強い性分ではない事を自覚しており、それが必要な際にはアレックスにもそのことを注意されています。
スキップ

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:冬馬由美さん/村瀬歩さん
演:永井樹さん(2005年版)、山田諒さん(2009年)、千大佑さん(2012年版)
スキップは、アッシュの子分で小柄な黒人の少年です。
年齢的にはまだ10代前半から中頃に見え、仲間たちも認める人柄の良さでアッシュの傍にいる機会が多くありました。
アッシュをかばって撃たれ死亡しました。
ケイン・ブラッド

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:京晋佑さん/三宅健太さん
演:田倉伸紘さん(2005年版)、武原広幸さん(2009年版)
ケイン・ブラッドは、ニューヨーク・ハーレムのアフリカ系アメリカ人のグループ「ブラック・サバス」のボスで「ブラッディ・ケイン」の異名を持ちます。
オーサーの卑怯なやり方を嫌い、アッシュと共同戦線を張ることになりました。
常にサングラスをかけており容姿は強面ですが、人情にも篤く男気があります。
マーディア・ウォン
声:庄司宇芽香さん
マーディア・ウォンは、ショーターの姉です。
ニューヨーク・チャイナタウンで中華料理屋「チャンタイ」を切り盛りしています。
アッシュやシンのことも弟同然にみており、チャーリーと深い仲になっています。
ニューヨーク市警
アントニオ・ジェンキンズ

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:二瓶鮫一さん/小形満さん
演:日ノ西賢一さん(2005年、2009年版)、お宮の松さん(2012年版)
アントニオ・ジェンキンズは、ニューヨーク市警の警部です。
大の甘党で糖尿病に悩む一方、次々と事件を起こすアッシュにも心を痛めますが、性的暴行の被害者であった彼に理解も示し、救おうと奔走します。
刑事コロンボを髣髴とさせる外見が特徴です。
チャールズ・ディキンソン

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:上田燿司さん
演:内藤悠一さん(2005年版)、坂口修一さん(2009年版)、村田賢二郎さん(2012年版)
チャールズ・ディキンソンは、マジメな優等生タイプの21分署刑事です。
ポリス・アカデミー時代からのマックスの友人でもあります。
ジェンキンスらに「坊や」と呼ばれるほど未熟なところがあり、優しくお人好しな性格です。
ショーターの姉マーディアと深い関係になっています。
ウィラード・エヴァンスタイン
声:下山吉光さん
ウィラード・エヴァンスタインは、ニューヨーク市警の警部補です。
ゴルツィネと内通しており、マービンを殺害した虚偽の罪でアッシュを刑務所送りにするのと引き換えに金をもらう取引をしていました。
男娼時代のアッシュを知っており、取り調べでは彼の過去を持ち出して侮辱しました。
ナリス(Norris)
声:越後谷コースケさん
ナリスは、ニューヨーク市警21分室の少年課の刑事です。
目立った活躍は無いですが、原作に登場する刑事の中ではチャーリー、ジェンキンズ警部に次いで登場回数が多い人物です。
その他
アレクシス・ドースン

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:二瓶鮫一さん/宇垣秀成さん
演:仲里勇人さん(2012年版)
アレクシス・ドースンは、カリフォルニア大学に勤務する病理学者です。
医局員時代、同僚と弟エイブラハムと共にバナナフィッシュの原型となる薬物を偶然生成してしまいました。
後に悪性腫瘍の研究者として全米で知られた存在となりますが、バナナフィッシュを巡る陰謀に再び巻き込まれます。
ドクター・メレディス

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:吉田鋼太郎さん/長嶝高士さん
ドクター・メレディスは、ニューヨークのプリンス・ストリート52番地で開業している堕胎手術専門の産婦人科医です。
アッシュに依頼されバナナフィッシュの成分を調べます。
スティーブン・トムソン
声:竹内栄治さん
スティーブン・トムソンは、保険調査員で元米情報将校です。
物語冒頭におけるキーパーソンとして登場します。
弟がエイブラハム・ドースンによるバナナフィッシュの実験の犠牲にされ、執念で調査を行いドースンまで辿り着きます。
致命傷を負い偶然通りすがったアッシュにバナナフィッシュの情報を告げて事切れました。
ウィリアム・キッパード
声:櫛田泰道さん
ウィリアム・キッパードは、タカ派で知られる米共和党保守派系上院議員です。
ゴルツィネと癒着しており、少年性愛の性癖を持ち、ゴルツィネが経営するクラブコットの常連でもありました。
アッシュにそのことをネタに脅され、白状する寸前のところでゴルツィネに切り捨てられる形でブランカによって暗殺されました。
アーサー・スマイルズ

引用:TVアニメ『BANANA FISH』公式サイト
声:佐々木祐介さん
アーサー・スマイルズは、大統領首席補佐官です。
キッパードと共にホルストック大佐をホワイトハウスに強く推しました。
一連の事件に関与した政府・軍部関係者で唯一生存したため、事件後は政府高官による少年の買春の件で証人喚問されることになります。
トーマス・ホルストック
声:松川裕輝さん
トーマス・ホルストックは、米陸軍大佐で中央アメリカ軍事顧問です。
ゴルツィネのバナナフィッシュ計画に関与しています。
キッパードと共にゴルツィネを出しぬき、密に排除しようと根回ししようとしていましたが、最後はゴルツィネの命を受けたブランカによって事故に見せかけて暗殺されました。
スティーブ・ロバート
声:稲田徹さん
演:井吹カケルさん(2012年版)
スティーブ・ロバートは、『ニューズウィーク』の記者でマックスの旧知です。
マックスから話を聞き彼を契約するよう上司に持ち込みました。
ガーベイ
声:松山鷹志さん
ガーベイは、アッシュが収監されていた刑務所で囚人たちの一角を率いていた囚人グループのボスです。
アッシュを集団で暴行し、後にアッシュから報復を受けます。
アニメではゴルツィネの息がかかった刺客という設定が付け加えられており、最終的にはアッシュに股間をフォークで刺され去勢されてしまいます。
フロッグ
声:武蔵真之介さん
フロッグは、本名フランク・サンチェスで、クラブコットに子どもたちを集めて供給する役をしていました。
ゲイバーを経営しているほか、ディノに無断でクラブコットでのネタをもとに要人などを恐喝して、私腹を肥やしていました。
過去にアッシュを暴行していたことがあり、その後フォックスに襲撃され、腕だけがゴミ捨て場で発見されました。
アニメ『BANANA FISH』

引用:Amazon
アニメ『BANANA FISH』は、フジテレビ「ノイタミナ」枠を中心に、2018年7~12月にかけて全24話で放送されました。
原作コミックスの物語をベースにしつつ、舞台設定を現代へ置き換えるアレンジが施され、スマートフォンや現代兵器などが登場する点が特徴です。
時代背景をアップデートしながらも、キャラクターの心情や作品のテーマ性は丁寧に引き継がれており、原作の空気感を崩さない形で再構築されたアニメ化となりました。
アクションシーンのスピード感や緊張感ある描写、そして繊細な感情表現が映像として表現され、視聴者から高い評価を受けた本作。
また、音楽や演出面でも作品世界と強くリンクさせた構成が取られており、物語の余韻をより深めまています。
TVアニメ「BANANA FISH」予告| #01「バナナ・フィッシュにうってつけの日 A Perfect Day for Bananafish」
舞台『BANANA FISH』

引用:amazon
舞台『BANANA FISH』は、メディアミックスのひとつとして上演されてきました。
2005年版を皮切りに、2009年版・2012年版と形を変えながら複数回舞台化されており、公演ごとに脚本・演出チームやキャストを新たに編成しています。
2021年版の前後編構成による再舞台化では、アッシュ・リンクス役として水江建太さん、奥村英二役として岡宮来夢さんが出演。
ふたりの掛け合いや視線のやり取りによって、繊細な感情の揺れや緊張感のある関係性が表現され、映像作品とは異なる舞台ならではの没入感を生み出しました。
「BANANA FISH」The Stage -前編- ダイジェスト映像
ラジオドラマ『BANANA FISH』
ラジオドラマ版『BANANA FISH』は、1994年と1995年にNHK-FM「青春アドベンチャー」枠で放送されました。
アッシュ・リンクス役は古澤徹さん、奥村英二役は井上和彦さんが担当。
音源は当時CD化されましたが、2025年現在では流通していません。
© 吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH

















































