『ダンジョン飯』ライオス&マルシルの絶妙な距離感の正体は……「安易な恋愛至上主義に走らない脚本」
Sunday 13:00
襲い来る魔物たちを食べながらダンジョン踏破を目指す人気アニメ『ダンジョン飯』。
本作の主人公・ライオスとマルシルの距離感を分析した投稿がXで話題になっています。
『ダンジョン飯』に登場するライオスは剣士でパーティーの頼れるリーダー。一方、マルシルは魔術師で可愛いエルフの女の子。
そのキャラクター説明だけ聞くと恋愛に発展しそうですが、そうならない理由を考察した投稿が注目を集めています。
投稿主はマルシルについて、ヒロインではないし、恋愛フラグは立たないし、かといって相棒とも違うと前置きをし、「『妹の友達』と知ると、ポンと手を叩き納得できる距離感の子だよな」と語りました。
「ダンジョン飯」のマルシルって、ヒロインではないし恋愛フラグは立たないし、かといって相棒とかとも違うし、とはいえただのパーティーメンバーなだけでない固執もあって、「妹の友達」と知ると、ポンと手を叩き納得できる距離感の子だよな。 pic.twitter.com/SdZred5hdR
— SOW@ (@sow_LIBRA11) April 14, 2024
ライオスにとってマルシルはパーティーの仲間でありながらも、ライオスの妹・ファリンの友達。
レッドドラゴンに食べられてしまったファリンを救うためのパーティーなので、マルシルは妹の友達という感覚のほうが強いのかもしれません。
“妹の友達”であれば普通の異性の知り合いより距離は近いといえど、相棒のような距離感ではないというのも納得です!
漫画やアニメでは、“妹の友達”という立場は恋愛フラグが立つことも多いですが、現実では絶妙な距離感ですよね。
本投稿に対しXでは「安易な恋愛至上主義に走らない脚本は良いと思う」「この距離感が見ていて心地いい」「そう仲間なんだよ」といった反応が寄せられました。
近年、恋愛関係ではない男女がメインキャラクターとして描かれている作品が増えていますが、ライオスとマルシルは“妹の友達”という関係をリアルに描写する事で、この流れに乗ったのかも知れません。
これからも、このような自然な男女の関係性が描かれるアニメや漫画が増えるのか注目していきましょう。