第1話が大絶賛の今期アニメ「スーパーカブ」”圧倒的なリアリティ”に期待が集まる

4月も3週目を迎え2021年春アニメの1話が一通り放送されました。

 

その中で、4月7日(水)に第1話が放送された「スーパーカブ」が話題となっています。

なぜ「スーパーカブ」が話題になっているのでしょうか？

 

それは、親も友達もいない小熊の些末な生活の様子やひとりぼっちさの描写がリアルであったり、BGMや効果音など音へのこだわりが詰まった作品だったからなのです。

 

 

本作は「ひとりぼっちの女の子と、世界で最も優れたバイクが紡ぐ、友情の物語」です。

キービジュアルとこの情報のみだと、興味を持たずスルーする人も多いのではないでしょうか？私もそうでした。

 

1話に登場するのは主人公の女の子・小熊と、バイク屋のおじいさんくらい。

小熊には友達がいないので学校のシーンでもお昼ごはんも1人。

バイクと女子高生以外の取っ掛かりがないのです。

 

しかし、いざ見てみると「なんか良かった」です。

 

朝目を覚ましそそくさと朝食を済ませ、お弁当を用意し家を出る。親はいない、お金もない、趣味もない、友達と呼べる人も将来の目標もない、「ないないづくし」の女子高生「小熊」。

そんな彼女がたまたま立ち寄った場所、「バイクショップ」。

そこで出逢ったのは古びた1台のバイク、後に小熊の生活を一変させる「スーパーカブ」だった。

（公式サイトより引用「1話 ないないの女の子」あらすじ）

 

 

「スーパーカブが面白いらしい」と聞いて1話を視聴したのですが、年頃の女の子であるにも関わらず、感情があまり変化しない。楽しいのか楽しくないかもわからない小熊。

そんな小熊がスーパーカブと出会い、今までと違う行動や感情を見せてくれる様がとても魅力的だなと感じました。

 

基本1人でいるので言葉数は少ないのですが、視線や表情、行動からワクワクや好奇心、不安などが伝わってくるんです。（ちょこちょこめっちゃ可愛い表情とか行動するの）

 

一方、数少ないセリフから”この子、少し変だな”と感じるところもあったり。

バイクショップのおじいさんも多分少し変なんですけど、それが気にならないくらい小熊が変わってるんですよね。

 

2話以降クラスメイトとの交流も出てくるのですが、そこでどういう会話が飛び交うのか、どういう関係を築くのか、とても興味が惹かれました。

 

制作陣のこだわり視点、キャラクターへの興味視点どちらで見ても「スーパーカブ」面白いと思います。

 

ストーリー重視という方は、3話くらい貯めて見たほうがおもしろく感じるかもしれません。

（1話では女子高生がスーパーカブを手に入れただけなので大きな進展はないのです。）