明石家さんまさんプロデュースのアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」2021年初夏公開決定！花江夏樹さんの出演も明らかに

第152回直木賞を受賞した西加奈子先生のベストセラー小説「漁港の肉子ちゃん」が、明石家さんまさんプロデュースで2021年初夏に劇場アニメ化決定！

 

この度、キービジュアルと特報映像が公開されました。

本作は、漁港の船に住む二人きりの母娘・肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長を描いた物語。

 

この度公開されたビジュアルには、洗濯物が掛かる船の上にいるお団子をもった笑顔の母・肉子ちゃんと、読書に集中する娘・キクコが描かれています。

 

また映像には、「おおきくて、まんまるで底抜けに明るい肉子ちゃんがみんなに幸せを運んでくれる」というナレーションや数枚の絵コンテが描かれ、すべてを包み込んでくれそうな優しくて大らかな肉子ちゃんの姿が確認できます。

 

監督は「ドラえもんのび太の恐竜2006」「海獣の子供」で監督を務めた渡辺歩さん、「かぐや姫の物語」「海獣の子供」で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一さんがキャラクターデザイン・総作画監督を担当。

 

脚本は「凪のお暇」などの大島里美さん、アニメーション制作は圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持ち、「鉄コン筋クリート」「海獣の子供」「映画 えんとつ町のプペル」のアニメーション制作をしたSTUDIO4℃が手がけます。

 

さらに主要ボイスキャストとして、物語を支える重要な少年役の声を花江夏樹さんが担当することも発表！1月2日に放送されたバラエティ番組「新春大売り出し！さんまのまんま」内にて明らかとなりました。

 

ボイスキャストとしての出演を花江さんが快諾してくれたことについて、明石家さんが感謝の気持ちを伝えると、下野紘さんもオーディションがあれば受けたいというまさかの展開で作品についてのトークが広がりました。

 

アニメーションとなることで、肉子ちゃんがよりいっそうパワフルでハートフルなキャラクターとして描かれる期待の膨らむ仕上がりとなっていますので、そのほかの続報をお楽しみに！

 

“生きてるだけで丸儲け”の明石家さんまさんが、日本中に元気を届けます！

 

 

コメント

企画・プロデュース：明石家さんまさん

西加奈子さんが直木賞を受賞された直後、本屋さんに「サラバ！」が置いてあって、それでパッと本をめくったら、エジプトの人間は「かわいいね」「儲かりまっか」「明石家さんま」という日本語を知っているみたいなことが書いてあったので、これは“明石家さんま”が出てくる話やなと思って買って読んだら、その1行しかでてこなくて（笑）。

 

その後に西さんの作品を何冊か読ませていただいて、そこで「漁港の肉子ちゃん」に出会いました。大偶然の出会いです。大阪弁の使い方がめちゃくちゃうまいなと。

 

「漁港の肉子ちゃん」はすごく良い感動的な作品なので、映像として残したいと思い、（映像化の）オファーをしたところ西さんがすぐOKしてくださって。最初にお話してから5年くらい待っていただいてようやく実現しました。

 

今回のアニメ映画化は、エネルギーが引き寄せた産物です。ご期待ください。

 

 

原作：西加奈子先生

Q：さんまさんプロデュースでアニメ映画化のお話を最初に聞かれた際について

A：さんまさんは、自分が小さな頃から知ってる、いわばお札の中の人みたいな存在だったので、信じられない思いでした。

 

Q：さんまさんとはじめてお会いになった際のさんまさんの印象について

A：直木賞をいただいた後に、「さんまのまんま」という番組に出演させていただきました。

 

初めてお会いしたさんまさんは人間ならざる存在感で、近距離で「めちゃくちゃ大きな祭」を見ているような気持ちになりました。

 

Q：小説「漁港の肉子ちゃん」をどのような思いで書かれましたか。

A：私の理想の世界を描きました。自分で書きながら、全ての登場人物を愛さずにいられませんでした。

 

 

監督：渡辺歩さん

さんまさんがアニメーションにチャンスを下さったのが何よりも嬉しいです。

 

さんまさんは、お打ち合わせさせていただく度に「気付き」を下さいます。「大切なのは作り手が面白いと思うこと」この御言葉を常に胸に勤しんでます。

 

西先生の書かれる小説はどれも映像的要素が満載で好きです。肉子ちゃんのある意味ファンタジー味すら感じる強烈なキャラクターに魅了されました。

 

観てくださった方が、他の誰かに教えたくなる様な映画を目指したいです。