『呪術廻戦』人外魔境新宿決戦編 第254話の感想・考察!ミゲル登場に「五条悟と渡り合った男は熱すぎ」
Monday 16:03
本日2024年3月25日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ 17号』には、『呪術廻戦』第254話が掲載されています。
本記事では第254話のストーリーをネタバレありで解説!
本誌の展開がどうなっているのか、最新話の内容を知りたい方は要チェックです。
※本記事には『呪術廻戦』第254話のネタバレを含みます。
『呪術廻戦』第253話のあらすじ
禪院真希との戦いで、呪術を捨てた天与呪縛のフィジカルギフテッドに宿儺は興味を持ち、戦闘を楽しんでいました。
テンションが上ってきた宿儺は真希に「黒閃」を決め、真希は吹っ飛ばされてしまいます。
1人残った日下部篤也は、不安げに刀に手を添えたのでした。
『呪術廻戦』第254話のストーリー
宿儺とタイマン勝負になった日下部。
シン・陰流簡易領域で日下部オリジナルの全自動反射を披露し、宿儺の攻撃を切っていきます。
そのことに宿儺は感心しつつ、どんなものか試すように攻撃を続けました。
宿儺の攻撃に日下部の刀が耐えられず折れてしまい、肉弾戦に切り替えて日下部は恩のある夜蛾正道や、結界「コロニー」にいる三輪霞たちのことを考えながら必死に戦います。
呪力で折れた刀の部分を補い、心臓めがけて刺そうとしたことを読まれて日下部はやられてしまい、すぐさま憂憂が怪我の手当をするため現れました。
しかし、宿儺が「鬱陶しい」と憂憂に手を伸ばしたところで、最強相手に耐えきった男が憂憂を助けます。
『呪術廻戦』第254話ポイント
日下部のシン・陰流簡易領域
宿儺とタイマン勝負をすることになった日下部は、自身のオリジナル全自動反射を組み込んだ、シン・陰流簡易領域を発動させました。
居合「夕月」の構えをする日下部に、宿儺は斬撃を飛ばせる自分の攻撃を“居合”で対抗するつもりなのかと驚きます。
試すように宿儺が攻撃をすると、素早い動きで反射的に攻撃を弾く日下部を見て感心した素振りを見せ、更に試すようにノーモーションで攻撃をし日下部はビビりました。
ノーモーションでも全自動反射のおかげで日下部は宿儺の攻撃を弾き、なんとか無傷で済みます。
日下部の強さ
冥冥は馬力で言えば自分や七海建人の方が日下部より上だとキャンプ場でくつろぎながら話しました。
応用の効く便利さを持っている日下部は、無人島に持っていきたい術師だと評価。
一方で七海は日下部に対して負けるイメージが湧かないと話します。
技のバリエーションも豊富で分析と判断力も強味だと評価。
最強呪術師である五条悟も、簡易領域は縛りを作って成立させるけど、日下部は縛りなしで成立させていて範囲も広いと話しました。
場面は冥冥に戻り、シン・陰流はカウンターで相手を誘い込むのが基本と言いますが、日下部はあとから範囲を広げて相手を引き込めると続けます。
七海もさらに続け、術式なしで一級術師になり脳ではなく背骨で考えて襲ってくるからたまったもんじゃない、と話しました。
文句の中にある優しさ
簡易領域の範囲を広げて宿儺の攻撃を弾くと、宿儺にも攻撃が届いて切られていきます。
驚いた表情を見せた宿儺ですが、日下部も刀が折れて驚いた表情を見せましたが、すぐさま肉弾戦に切り替えて間を空けません。
らしくないと考えつつ、日下部は恩のある夜蛾のせいだと思いますがその夜蛾はもういないため、「いたらなんと言うか」と考えを巡らせます。
文句を言いつつも戦う日下部の姿は、冥冥・七海・五条からすると「優しい」の一言。
うだうだと考えていた日下部は、コロニー内にいる三輪たちが宿儺に狙われてしまうこと、子供たちが命張って戦っているのに大人の自分が必死にならなくてどうするんだ、と言い聞かせます。
五条相手に耐えきった男、登場
折れた刀の部分を呪力で補った日下部は、シン・陰流「朧月」を仕掛けました。
宿儺が今1番弱っている心臓部を狙った攻撃できたが、宿儺にバレていて刀の先を掴まれて防がせてしまいます。
日下部は「クソッ」と呟き、宿儺にやられて倒れたところに憂憂が現れ連れて行こうとしました。
そこに「そろそろ鬱陶しくなってきた」と、宿儺が憂憂に襲いかかります。
やられそうになり焦った憂憂でしたが、次の瞬間攻撃を交わしていました。
「知らん顔だな」と宿儺が声をかけた相手は、「俺を知らないとはモグリだネ」と返します。
かつて五条相手に耐えきったミゲルが登場し、憂憂を助けました。
SNSの反応は?
Xでは、「日下部さんの頑張る理由が『生徒たちが命をかけて戦ったから。大人の俺が頑張らないでどうする』っていう理由なの優しくてカッコいいって感想しか出てこない」「大人オブ大人の七海も、お金大事な冥さんも、性格以外完璧と言われてる五条ですらみんな認める日下部さんの優しさ。」と、日下部の優しさに対する反応が寄せられていましたよ。
また、「五条、鹿紫雲、日車、乙骨、真希といった作中でも上澄み中の上澄みが宿儺の前に力及ばず散っていった惨状を目の当たりにしてもなお『俺を知らないとはモグリだネ』って宿儺を煽れるミゲル、マジモンの”強者”」「五条悟と渡り合った男は熱すぎ」など、最後に登場したミゲルの凄さを物語る人も多数。
ほかにも、憂憂に対して「そろそろ鬱陶しくなってきた」と言った宿儺のことを「回収してこれ以上戦線に復帰されると困る、という宿儺の焦りにも感じれる」と、考察しているポストも投稿されていました。
『呪術廻戦』人外魔境新宿決戦編 第254話 まとめ
七海が他人を褒めるのは納得できますが、冥冥までもあそこまで他人を褒めるのは意外でした!
日下部がそれだけ凄い呪術師であることがわかりますが、宿儺相手ではなかなか通用しません。
全自動反射で宿儺の攻撃を弾くのは日下部だからできたことだと思いますが、それでもここまで通用しない宿儺の強さ……それでいて本気ではないのが絶望的な状況です。
しかし、『呪術廻戦0』で最強の五条と戦って時間稼ぎに成功したミゲルが登場!
五条と戦って無事だったミゲルがここで登場するのは、テンションがあがってしまいますね。
宿儺の「黒閃」で倒れてしまった真希がどうなったか気になるところですが、ミゲルと宿儺の戦いが始まるのかと思うと、そちらの展開も気になるところです。
呪術廻戦 26 (ジャンプコミックス)
価格:528円(税込)
発売日:2024年04月
© 芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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