『忍たま乱太郎』六年生のおすすめ段をピックアップ!「同室シリーズ」など尊い回をご紹介◎
Sunday 20:30
大人気アニメ『忍たま乱太郎(忍たま)』。
子供向けアニメとしては異色の女性人気を誇っている作品でもあり、その中でも特に人気が高いのが、忍術学園の六年生たちです。
本記事では、六年生が登場するおすすめ回をまとめました。
「同室シリーズ」など、六年生がメインのシリーズについてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
『忍たま』六年生とは?
『忍たま』の六年生とは、忍術学園の六年に在籍する六人の生徒たちのこと。
学園外でも隠密活動をするなど、若手プロ忍者と遜色のない能力を持っており、それぞれが委員会の委員長をしています。
上級生の中でも極めてキャラの濃い、個性的な面々が揃い踏み。
忍術学園では、上級生になるにつれ脱落者が増えていくと言われており、六年生の人数が六人と少ないのも、それが原因とされています。
い組
潮江文次郎(しおえもんじろう)
声優:成田剣さん
「ギンギン、ギ〜ン」が口ぐせの熱い性格で、常に鍛練を欠かさない。
似たもの同士の留三郎とは「犬猿の仲」。重さ10キロのそろばんを使っている。会計委員会委員長。
立花仙蔵(たちばなせんぞう)
声優:保志総一朗さん
学園一クールな優等生だが、怒るとこわい。火薬や火器のあつかいが得意。
しんべヱ・喜三太といっしょに行動すると、なぜか振り回されてしまう結果に…。作法委員会委員長。(引用:NHKアニメワールド『忍たま乱太郎』公式サイト)
ろ組
中在家長次(なかざいけちょうじ)
声優:渋谷茂さん
学園一無口で無表情。笑っているときは逆に不気味で怖い。
根は優しくて、後輩思い。図書委員会委員長。
(引用:NHKアニメワールド『忍たま乱太郎』公式サイト)
七松小平太(ななまつこへいた)
声優:神奈延年さん
「いけいけどんどーん!!」でいつもやたら明るく、元気。
細かいことは気にしない豪快な性格で、並外れた体力の持ち主。たまに調子にのりすぎてしまうことも…。
体育委員会委員長。
(引用:NHKアニメワールド『忍たま乱太郎』公式サイト)
は組
善法寺伊作(ぜんぽうじいさく)
声優:置鮎龍太郎さん
穏やかで面倒見が良く、忍たまたちのお兄さんのような存在。
ケガ人を見ると放っておけない、優しい性格。薬草に詳しい。保健委員会委員長。
(引用:NHKアニメワールド『忍たま乱太郎』公式サイト)
食満留三郎(けまとめさぶろう)
声優:鈴木千尋さん
戦うのが大好きな武闘派。
「学園一忍者している」文次郎とはライバルで、いつもケンカばかりしている。
用具委員会委員長。
(引用:NHKアニメワールド『忍たま乱太郎』公式サイト)
『忍たま』六年生おすすめシリーズ
厳禁シリーズ
「厳禁シリーズ」とは、六年い組の立花仙蔵、一年は組のしんべヱ、同じく一年は組の喜三太の三人が中心となるシリーズのことです。
サブタイトルにどれも「厳禁」と付いているため「厳禁シリーズ」と呼ばれており、いずれもアニメオリジナルのお話。
火薬の扱いに長けている分、火薬の敵である「湿り気」とは相性が悪い仙蔵が、鼻水・よだれという「湿り気」が武器のしんべヱ、ペットのナメクジを愛しており「湿り気」と相性の良い喜三太に振り回されるところが見どころです。
しんべヱ・喜三太は、純粋に仙蔵を慕っており悪気はなく、当の仙蔵も、二人に遭遇すると「げっ……」とつぶやくものの、心底から嫌っているわけではない模様。
この三人のてんやわんやに巻き込まれる周囲の面々の様子にも注目です。
おすすめの回は第27シリーズ第70話「フォロー厳禁の段」。
仙蔵と文次郎の実習をきっかけに始まるお話。
仙蔵の様々な表情を見ることができる回で、仙蔵推しの方は必見です。
アルバイトシリーズ
「アルバイトシリーズ」とは六年い組の潮江文次郎、六年は組の七松小平太・中在家長次、そしてきり丸がメインになっているシリーズです。
時には、登場する六年生の三人組の名前である「鍛錬トリオ」から取って「鍛錬シリーズ」と呼ばれることも。
潮江文次郎・七松小平太・中在家長次の三人が、きり丸が請け負う様々なアルバイトを手伝う様子が描かれています。
先輩たちは、それぞれがもつ能力の本領を発揮したり、時には女装をしたりと、きり丸を振り回しながらもアルバイトに協力。
暑苦しくも個性豊かで、後輩思いな三人の様子が見どころのシリーズです。
おすすめの回は、第17シリーズ第69話の「六年生のお留守番の段」。
四人が、とあるお屋敷の留守番を頼まれるお話です。
しかし、六年生の三人は、留守番の最中に「おまんじゅう」のことで喧嘩を始め、さらに、この屋敷の様子を盗賊がうかがっており……戦闘力が高い六年生たちが本領発揮(?)をするので、ぜひ見て見てください。
同室シリーズ
「同室シリーズ」は、六年は組の善法寺伊作、同じく六年は組の食満留三郎、そして一年は組の乱太郎がメインで登場するシリーズ。
委員会の委員長でもある伊作を慕う乱太郎、何かと不運を引き寄せる伊作、そして、そんな二人の行動にいつも巻き込まれる留三郎の様子が描かれています。
自分の不運に留三郎を巻き込んでしまった伊作が、「すまない留三郎~!!」と謝り、そのたびに留三郎が「なあに、同室じゃないか」と返すのはお約束。
どんな不運に見舞われても「同室じゃないか」で済ませる留三郎の懐の深さと面倒見のよさ、伊作の不運体質っぷりがとても印象的です。
おすすめは、第27シリーズ第65話の「同室の幸運の段」。
伊作が自らの不運体質を憂いて、忍術学園を出て行こうとする……というお話。
伊作の内面にフォーカスが当てられており、二人の「同室である」以上の絆も感じられる印象的な回です。
『忍たま』六年生おすすめ回
潮江文次郎
「潮江文次郎のチェックの段」
会計委員会委員長の潮江文次郎は、顧問の安藤先生からお茶に呼ばれる。安藤先生は、配った予算でおいしいものを食べたりする委員会があるかもしれないからと、各委員会の予算の使われ方をチェックするよう促す。(引用:NHKアニメワールド『忍たま乱太郎』公式サイト)
第19シリーズ第68話「潮江文次郎のチェックの段」は、文次郎が会計委員長として各委員会の予算の使い方をあの手この手で調査するお話。
文次郎の魅力がぎゅっと詰まっており、ファン人気も高い回です。
立花仙蔵
「鍛錬のはじまりの段」
いつも自分にきびしい潮江文次郎先輩。冬でも温かい食事をとらずに、冷やしてから食べている。だが、立花仙蔵先輩は、そんな潮江先輩が実は一番他人に甘いかもしれないと言い、乱太郎たちに一年生のときの訓練の話をする。(引用:NHKアニメワールド『忍たま乱太郎』公式サイト)
第30シリーズ第31話「鍛錬のはじまりの段」は、仙蔵と文次郎が一年生のときの思い出が描かれており、仙蔵が一人の忍者としてスタート地点に立つ様子がとても印象的。
現在よりもずっと幼い二人の姿や、この回で描かれた二人の関係性の尊さから、放送時は大きな話題を呼びました。
中在家長次
「無口なわけの段」
忍術学園にカメ子がやってきた。しんべヱたちがいそがしいため、カメ子は中在家長次先輩といっしょに図書室の掃除(そうじ)をすることに。だがそこへ、かし出しシリーズ限切れの本をかかえた七松小平太先輩がやってくる!(引用:NHKアニメワールド『忍たま乱太郎』公式サイト)
第30シリーズ第36話「無口なわけの段」は、長次のカッコいい魅力がぎゅっと詰まった回。
同じろ組である小平太との関係性も垣間見ることができ、長次推しの方は必見です。
七松小平太
「六年ろ組の挑戦の段」
最近、七松先輩が、どこかへ出かけては、ボロボロになって帰ってくる。どうやら、裏々々山からちょっと離れた横の山で、どうしてもやりたいことがあるらしい。七松先輩が何をしているか気になった中在家先輩が、後を追うと――。(引用:NHKアニメワールド『忍たま乱太郎』公式サイト)
第26シリーズ第36話の「六年ろ組の挑戦」は、小平太の底抜けの明るさと無邪気さが印象的な回で、ろ組の二人の絆を強く感じるお話。
前述の「無口なわけの段」と併せて見ると、情緒が全て六年ろ組に持っていかれます。
食満留三郎
「似た者同士の段」
放課後、六年生の食満先輩が、乱太郎たちの部屋へかけこんできた。用具委員会の後輩で、編入生の浜先輩から逃げているのだと言う。いったい何があったのか、乱太郎たちが話を聞くと……。(引用:NHKアニメワールド『忍たま乱太郎』公式サイト)
留三郎と四年ろ組の浜守一郎の兄弟がメインのお話である、第27シリーズ第31話の「似た者同士の段」。
「くだらないダジャレ」に対しては笑いの沸点がことごとく低い守一郎と、「ちょっと高度なダジャレ」に対しては大笑いしてしまう留三郎の対比が印象的な、和やかで笑える回です。
善法寺伊作
「伊作の調合の段」
包帯や薬をもって、合戦場へ行ったときのこと。乱太郎と善法寺伊作先輩は、タソガレドキ忍者の雑渡昆奈門(ざっとこんなもん)に会った。2人はたのまれて、虫さされの薬を分けてあげることにしたのだが……。(引用:NHKアニメワールド『忍たま乱太郎』公式サイト)
第30シリーズ第65話「伊作の調合の段」は、視聴者の投票で「乱太郎のベストコンビ」に一位に選ばれた伊作を中心に、二位、三位に選ばれたキャラクターも登場するお話。
伊作のかわいい姿が見られる回なので、伊作推しの方必見です。
『忍たま』六年生は個性豊かで魅力満載!
『忍たま』には、本記事でご紹介した回以外にも、六年生が登場する魅力的な回がたくさん存在しています。
ぜひアニメを見返して、推しを見つけたり、他の登場人物たちとの関係性についても深堀りしてみてくださいね!
© 尼子騒兵衛/NHK・NEP