『アイナナ』MEZZO”の喧嘩エピソード6選!〜オタクの情緒をぐちゃぐちゃにした軌跡〜
Sunday 13:00
人気アプリ『アイドリッシュセブン(アイナナ)』には、MEZZO”というユニットが登場します。
彼らはデビュー当初、考え方や境遇が真逆で、お互いを理解できないからこそ起きる衝突が多く見られました。
本記事では、そんなMEZZO”の喧嘩エピソードをピックアップ。
いつも喜怒哀楽さまざまな感情を運んできてくれる、彼らの軌跡を一緒に振り返りましょう!
※本記事はアプリ第6部までのストーリー内容を含みます。ネタバレにご注意下さい。
[ライター:八羽汰わちは]
『アイナナ』MEZZO”とは?
「IDOLiSH7」から生まれた「MEZZO”」は、四葉環と逢坂壮五からなる派生ユニットです。
デビュー当初は、お互いがお互いのことを「嫌いなんだろうな」というような、とんでもない思い込みが合間に見られ、「頼む、対話してくれMEZZO”」と渋い顔をしたマネージャーの方も多いのではないでしょうか。
メンバーの和泉一織は、MEZZO”の雲行きが怪しいと察知すると、事前に喧嘩を防ごうとしようとするほど。
先輩グループを含めた周囲からの見守りが耐えない2人組です。
『アイナナ』あらすじ
「小鳥遊事務所」に集められた、未来を担うアイドルの卵たち。
お互いに出会ったばかりの7人は、性格も個性もバラバラ。
けれど、それぞれに異なる魅力を持ち、アイドルとしての未知の可能性を秘めていた。
グループを結成し、共に第一歩を踏み出した彼らの名は「IDOLiSH7」。
光り輝くステージで歌い踊る姿は、やがて人々の心を惹きつけていく。
華やかだが、時に厳しいアイドルの世界で
彼らは夢を抱きながら、その頂点を目指す――!
(引用:『アイドリッシュセブン』公式サイト)
四葉環のプロフィール
声優はKENNさんが担当しています。
天才肌で運動神経がよく、特にダンスパフォーマンスに定評がある。
マイペースで自由奔放に見えるが、他者の気持ちに敏感な面も。
逢坂壮五とともにMEZZO”としても活動中。王様プリンが大好物。
(引用:『アイドリッシュセブン』公式サイト)
逢坂壮五のプロフィール
声優は阿部敦さんが担当しています。
責任感が強く努力家だが、真面目さゆえの絶妙にずれた行動で稀にメンバーを困惑させることもある。
ミュージシャンだった叔父の影響で、自身も同じ道を志した。
四葉環とMEZZO”としても活動しており、作曲にも興味を持っている。
(引用:『アイドリッシュセブン』公式サイト)
『アイドリッシュセブン』MEZZO”の喧嘩エピソードまとめ
①メンバー内初の大きな衝突!?
登場話数:TVアニメ第1期第7話、アプリ第1部第7章
実は、IDOLiSH7メンバー内で初めて大きな衝突をしたのが、環と壮五でした。
もう少しで殴り合いに発展しそうだった2人に、大和からは「このグループ初の殴り合いが、あの2人になると思わなかった」と言われています。
MEZZO”どころか7人でのデビュー前にも関わらず、環と壮五だけにTV出演依頼が舞い込んで来るのですが……。
7人でTV出演をしたい壮五と、とにかく早くTVに出たい環という、ストレートな意見の食い違いで殴り合いの喧嘩に発展。
出演を渋る壮五に対し、「俺が嫌いだからだろ」と環は言い出しますが、壮五もこのときは対話を試みようとせず「付き合いきれないな」の一言で片付けてしまいます。
もうこの時点で、2人の今後の関係から目が離せないじゃないですか!?
②もしかして壮五って怖い人……?
登場話数:TVアニメ第1期第9話、アプリ第1部第9章
IDOLiSH7よりも先に、MEZZO”としてのデビューが決まった頃、小鳥遊事務所では休暇としてキャンプが計画されていました。
キャンプ先では、馬が全く合わないのに2人きりで作業をすることに……そうなると当然、小競り合いが発生してしまいます。
「僕たちが仲良くなった方が、ファンも喜ぶ」と、当人同士の問題を他人事のように発言してしまう壮五ですが、人の言いなりになる態度が気に入らない環は淡々と反論していました。
このときしていた作業は“包丁を使った”ジャガイモの皮むきだったのですが、笑顔で環に包丁を向け黙らせることでこれ以上喧嘩は発展せず。
この時点で、壮五のおっかない片鱗がうかがえますね……!
ちなみにこのエピソード、6部にて笑い話に昇華されています! 成長を感じる一幕ですね。
③TVアニメ版初のスペシャルEDはMEZZO”が担当!
登場話数:TVアニメ第1期第13話、アプリ第1部第13章
一足先にデビューを果たしたMEZZO”ですが、その人気は7人ともがデビューしてからも留まることを知らず。
人気ゆえに発生したファンによるトラブルに巻き込まれた環がMEZZO”の仕事時間に間に合わず、積み重なる環との衝突と仕事の忙しさが重なった壮五は、とうとうストレスで倒れることに……。
突然アイドルを辞めると言い出す壮五に、自分のせいだと自身を責める環でしたが、その本当の理由は大手スポンサー会社である父との仲違い問題でした。
壮五はこれまた自分のせいでIDOLiSH7の成長を阻んでしまうから抜ける、と初めて本音を吐露。
ですが、そんな事情なんて吹き飛ばせるぐらいの人気者になろう!と、環を始めとするIDOLiSH7全員でさらなる団結を固めていきます。
TVアニメ版では直前の第12話にて倒れた壮五のシーンで幕を引き、そのままMEZZO”によるスペシャルED「雨」が導入されるなど、演出面でも話題になりました。
④スクリュードライバー事件
登場話数:TVアニメ第2期第13話、アプリ第2部第13章
あんなに喧嘩が多かったのに、近頃は仲が良いとメンバーやテレビ関係者から評されるようになってきたMEZZO”の2人。
周囲からの賛辞を受け、誰が見ても仲良しなユニットと見られていることを知った環は、今後もMEZZO”として2人で歩んでいく意思をさらに強固なものとします。
しかし、環はずっと探している妹・理(あや)と壮五が実は出会っていたことを知り逆上。
もちろん壮五は環の事情を知っていましたが、せっかく円満な関係で仕事をできるようになった今、環に新たな問題が降り掛かってしまうと仕事を放り出してしまうかもしれないということを恐れ、言い出せないままでいました。
壮五が本心では自分のことを信頼してくれていなかったことに、大きなショックを受ける環……。
なおこの後、部屋に閉じこもって対話しようとしない環に対して、壮五が起こした行動は……“スクリュードライバーで部屋の扉をこじ開ける”です。
怒らせると本当に怖い男、逢坂壮五。
⑤MEZZO”と父と、プレゼン資料
登場話数:TVアニメ第3期第22話、アプリ第3部第16章
お世話になったTRIGGERの窮地を救うため、またMEZZO”の士気のためにも長年続いてきた父との因縁に終止符を打とうとする壮五。
父に会いに行くことを環に伝えますが、環は壮五が実家と和解してしまうと自分の元から離れて行ってしまうのではないかと危惧して不機嫌に。
一方で壮五はというと、なんと自分が父と出会う一大イベントに対してみっちり記述したプレゼン資料を、環が見てくれないことに対して怒っていました。
……そういうとこだぞ~~逢坂壮五~~~!!!
と、言いたいところですが……今までだと一人で抱え込もうとしていた壮五が、自ら告白して環に歩み寄っている点に注目です。
相変わらず因縁の相手との対峙手段ひとつとっても正反対な2人ですが、先ほどのエピソードからの成長を感じますね!
こちらのエピソードもTVアニメ版ではスペシャルEDが使用されています。
ED映像も含めて、ただただ「良かった……良かったね……」と画面の前で拍手すること間違いなし。
⑥絆は喧嘩で結ばれる
登場話数:アプリ第6部第6章
ところで皆様、お気付きでしょうか?
このエピソード選出に4部~5部がないことを。
毎部メンバーや我々をハラハラさせてきたMEZZO”ですが、第3部以降大きな喧嘩がグンと減っています。
合間に「怒った?」「怒ってないよ」というやり取りはあるのですが、ちゃんと対話しているので、ハプニングには発展せず、といった状態が続きます。
うーん、平和だ!いやあ平和ですね!
そんな中、MEZZO”の楽曲「キズナ」が生まれるきっかけとなったエピソードはやっぱり喧嘩です。
これまで喧嘩をしつつも、する度に親交を深めてきたMEZZO”の2人。
しかし、ここへきて……やっぱり自分たちは正反対だから2人でやっていくのは無理と言い出してしまいます。
ひとつの結末を迎える第6部で、こんな第1部のときのような喧嘩が起こるだと……!?
これまでのMEZZO”が巻き起こしてきたドラマ、その全てを詰め込んだような内容が繰り広げられ、涙なしでは見られません。
マネージャーである大神万理のサポートもあり、なんと新たに環が振り付けを担当して「キズナ」は世に放たれます。
ちなみにこのとき、振り付けしたことをメンバーに報告する際の環の反応が……本当に可愛い。乙女か。
『アイナナ』MEZZO”は喧嘩で絆を深めてきた最高の2人!
喧嘩をする度にお互いの理解に繋がり、より仲の良さを深めていくMEZZO”。
改めて振り返ってみると、意見のすれ違いによる喧嘩が多いことがうかがえます。
それもそのはず。何せ彼らは考え方が全く異なる2人で構成されたユニット・MEZZO”なのですから……!
そんな2人ですが、もしユニットを組んでいなければ……ここまで歩み寄ることはなかったのかもしれません。
だからこそ喧嘩してほしくないけど、してほしいって感情が共存してしまう!心がふたつある………。
オタクの情緒をぐちゃぐちゃにしていく、それがMEZZO”です。
©BNOI/アイナナ製作委員会
©アイドリッシュセブン CD:Arina Tanemura