ドラマ『ギヴン』実写キャスト一覧！主要キャラクターの配役・作品詳細を解説

実写ドラマ・映画『ギヴン』は、キヅナツキ先生による同名漫画を原作とした実写作品です。

 

卓越したギターテクニックを持つ高校生・上ノ山立夏が、弦の切れたギターを抱えた同級生・佐藤真冬に出会ったことをきっかけに、それぞれの想いと成長を描いた人気作。

 

実写ドラマ版は鈴木仁さんが上ノ山立夏役、ラップアーティストのさなりさんが佐藤真冬役として出演し、原作の音楽／バンド要素を丁寧に映像化されました。

 

本記事では、ドラマ・映画に登場するキャスト陣を改めて紹介します。

 

 

 

実写ドラマ『ギヴン』とは？

 

実写ドラマ・映画『ギヴン』は、キヅナツキ先生による同名漫画を原作とした実写作品です。

 

バンド活動を通して出会った高校生・上ノ山立夏と佐藤真冬を中心に、音楽に向き合う若者たちの関係と心の変化を描いた青春群像劇。

 

原作は音楽と恋愛を軸に、静かな感情の揺れや痛みを丁寧に描いたことで、多くの読者に長く親しまれています。

 

ドラマ版では、鈴木仁さん（上ノ山立夏役）、さなりさん（佐藤真冬役）などがキャストとして参加。

 

バンドシーンやキャラクターの背景を実写ならではの解釈で表現し、アニメ・映画に続く新たな形での映像化となりました。

 

音楽を通して描かれる“伝えたい想い”と“言葉にならない感情”の余韻が、静かに胸に残る作品です。

 

 

ドラマ『ギヴン』キャスト

givenメンバー

上ノ山立夏(うえのやま りつか)／演：鈴木仁(すずき じん)さん

 

上ノ山立夏は、givenのギター担当を務める高校生です。

 

黒のテレキャスターを使用し、卓越した腕前を持っています。

 

音楽に関しては非常にストイックですが、恋愛には奥手で不器用な一面があります。

 

真冬の歌声に衝撃を受けてバンドに勧誘し、バンド活動を通して彼に惹かれていき、初ライブ後に両想いとなります。

 

バスケットボールも趣味としています。

 

演じる鈴木仁さんは、ドラマ『モトカレ←リトライ』で平子楓役を務め、映画『かくかくしかじか』では今ちゃん役を演じています。

 

 

佐藤真冬(さとう まふゆ)／演：さなりさん

 

佐藤真冬は、givenのボーカル兼ギターを務める高校2年生です。

 

天才的な歌唱力の持ち主で、ギターは赤のギブソンES-330を使用しています。

 

幼児期の虐待が原因で感情表現が苦手ですが、立夏との出会いをきっかけに才能を開花させていきます。

 

中学時代から特別な関係にあった幼馴染の由紀を亡くした過去を持ち、初ライブ後に立夏と付き合うようになります。

 

演じるさなりさんは、中学生の頃からラップアーティストとして活動を続けながら、俳優としても活躍。

 

ドラマ『差出人は、誰ですか？』ではカズタ役を演じています。

 

 

中山春樹(なかやま はるき)／演：栁俊太郎(やなぎ しゅんたろう)さん

 

中山春樹は、givenのリーダーを務める映画専攻の大学院生です。

 

ベースを担当し、フジゲンのネオクラシックシリーズのジャズベースを使用しています。

 

最年長でお人好しな性格のため、まとめ役を買って出ることが多いです。

 

以前から秋彦に恋愛感情を抱いていましたが、彼と雨月の関係を知ったことをきっかけに感情を乱されていきます。

 

演じる栁俊太郎さんは、映画・ドラマ『ゴールデンカムイ』で二階堂浩平／二階堂洋平を演じ、2026年にはドラマ『ちるらん 新撰組鎮魂歌』で原田左之助役を務めることが決定しています。

 

 

梶秋彦(かじ あきひこ)／演：井之脇海(いのわき かい)さん

 

梶秋彦は、givenのドラマーを務める大学生です。

 

幼少から空手とヴァイオリンを習い、大学でもヴァイオリンを専攻している秀才です。

 

さまざまな楽器を一通り演奏できる才能を持っています。

 

強面ですが非常にモテる人物で、恋愛経験も豊富なため、高校生組にアドバイスをすることがあります。

 

かつて恋人関係だった雨月とは別れた現在も同棲しており、互いに行き詰まる関係となっています。

 

演じる井之脇海さんは、ドラマ『ハルとアオのお弁当箱』でアオ（佐藤蒼）役を演じ、映画『帝一の國』では古賀平八郎役を務めています。

 

 

givenの周辺人物

村田雨月(むらた うげつ)／演：稲葉友(いなば ゆう)さん

 

村田雨月は、秋彦の元カレ兼同居人です。

 

世界的に著名なヴァイオリニストのため、国内外問わず演奏活動を行っています。

 

秋彦と別れてからも肉体関係を続けていました。

 

演じる稲葉友さんは、『仮面ライダードライブ』で詩島剛／仮面ライダーマッハを演じ、ドラマ『みなと商事コインランドリー』では佐久間柊役を務めています。

 

 

矢岳光司(やたけ こうじ)／演：岩井拳士朗(いわい けんしろう)さん

 

矢岳光司は、小さな会社で映像編集をしているベース兼ボーカリストです。

 

春樹や秋彦と同じ大学を卒業しており、春樹とは映像専攻で同期だったため仲が良いです。

 

趣味と実益を兼ねて、仲の良いバンドのMVを作ることもあります。

 

演じる岩井拳士朗さんは、映画『サクラダリセット 前篇／後篇』で坂上央介役を務め、ドラマ『こっち向いてよ向井くん』では戸崎佳史役を演じています。

 

 

立夏の級友達

板谷翔吾(いたや しょうご)／演：山崎竜太郎(やまさき りゅうたろう)さん

※画像左奥：武藤潤さん、中央奥：山崎竜太郎さん

 

板谷翔吾は、立夏のクラスメイトでサッカー部のFWです。

 

関東では有名なストライカーで、運動神経が抜群です。

 

サッカーに限らず球技全般が得意で、真冬と出会う前の立夏とは頻繁に昼休みにバスケをしていました。

 

演じる山崎竜太郎さんは、映画『デスノート Light up the NEW world』で竜崎（少年期）を演じ、ドラマ『ソロモンの偽証』では増井望役を務めています。

 

 

植木涼(うえき りょう)／演：武藤潤(むとう じゅん)さん

植木涼は、立夏のクラスメイトでバスケ部のセンターを務めています。

 

1年生の時から立夏や板谷と同じクラスで、2人の影響で音楽に詳しくなりました。

 

真冬と出会う前の立夏とは頻繁に昼休みにバスケをしていました。

 

演じる武藤潤さんは、ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のメンバーとして活動し、ドラマ『ふったらどしゃぶり』で萩原一顕役を演じるなど俳優業にも進出しています。

 

 

笠井朱乃(かさい あやの)／演：永瀬莉子(ながせ りこ)さん

 

笠井朱乃は、立夏のクラスメイトです。

 

立夏に片想いしていましたが、真冬の過去を立夏にアウティングしてしまい自己嫌悪に陥ります。

 

その後は真冬とも良い関係を築き、友人の栗原和果とともにgivenのライブをよく見に行くようになります。

 

演じる永瀬莉子さんは、ドラマ『春は短し恋せよ男子。』で橘柊役を務め、映画『モエカレはオレンジ色』では桐谷紗弓役を演じています。

 

 

真冬の幼馴染

鹿島柊(かしま ひいらぎ)／演：奥野壮(おくの そう)さん

 

鹿島柊は、真冬・玄純・由紀の幼馴染で、現在は玄純と同じバンドでベースを演奏しています。

 

真冬と由紀の関係も知っており、由紀の自殺で不安定になった真冬を気にかけています。

 

真冬が音楽活動を始めてからは相談も受けるようになります。

 

演じる奥野壮さんは、『仮面ライダージオウ』常磐ソウゴ／仮面ライダージオウで俳優デビュー。ドラマ『コスメティック・プレイラバー』で間宮棗役を務めています。

 

 

吉田由紀（よしだ ゆき）：小野寺晃良（おのでら あきら）さん

 

吉田由紀は真冬の幼馴染で、劇中では既に故人となっています。

 

対照的な性格だった真冬とやがて互いを補うような形で付き合い始めますが、他愛ない喧嘩がきっかけで自殺してしまいます。

 

演じる小野寺晃良さんはドラマ『ホリミヤ』で仙石翔役を演じ、映画『賭ケグルイ』では新渡戸九役を務めています。

 

 

givenメンバーの親族ほか

上ノ山弥生(うえのやま やよい)／演：八木アリサ(やぎ ありさ)さん

 

上ノ山弥生は立夏の姉です。秋彦と同じ大学に通っており、読者モデルを務めるほどの美人です。

 

秋彦に気がありましたが失恋しました。

 

演じる八木アリサさんは、ファッション誌「ニコラ」「ViVi」などでモデルとして活動し、ドラマ『フェルマーの料理』ではアネット・バルトリ役を演じています。

 

 

劇中歌・カメオ出演／Panorama Panama Town(パノラマ パナマ タウン)

 

Panorama Panama Townは、2018年にメジャーデビューしたスリーピースバンドです。

 

ドラマ『ギヴン』では劇中歌を担当するほか、本編にも出演。

 

アニメ『十二大戦』オープニングテーマを担当したことでも知られています。

 

 

ドラマ『ギヴン』

 

実写ドラマ『ギヴン』は、2021年7月にFODで配信がスタートし、同年11月にはフジテレビでも放送されました。

 

キヅナツキ先生による人気漫画を原作とした本作は、バンドを通して出会った高校生たちの青春と恋愛を描く物語。

 

アニメ化や映画化に続くメディアミックスとして注目を集め、音楽と感情が交差する繊細な世界観が話題になりました。

 

派手な話題作ではないものの、キャスト陣の真摯な演技と実写ならではの映像表現が支持され、放送後も“隠れた名作”として静かな評価を得ています。

 

 

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