『弱虫ペダル SPARE BIKE』の魅力を解説!人気キャラの過去が明らかになるスピンオフ作品◎
Sunday 12:30
渡辺航先生による人気漫画『弱虫ペダル(弱ペダ)』のスピンオフ作品『弱虫ペダル SPARE BIKE』。
「弱ペダのスピンオフってどんな話だろう?」「気になっていたけど読んだことがなくて…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は『弱虫ペダル SPARE BIKE』の魅力や、おすすめのストーリーなどを紹介していきます!
※本記事は「弱虫ペダル」コミックス62巻まで・『弱虫ペダル SPARE BIKE』コミックス12巻までのネタバレを含みます。
[ライター:渡辺美咲]
『弱虫ペダル SPARE BIKE』とは?
『弱虫ペダル SPARE BIKE』は、渡辺航先生による漫画作品です。
現在「別冊少年チャンピオン」にて連載されており、単行本は13巻まで発売中。
本作は『弱虫ペダル』のスピンオフ作品で、連載開始時に3年生だったキャラクターたちの過去や卒業後の大学生活に焦点を当てています。
『弱虫ペダル』とは?
『弱虫ペダル』は『弱虫ペダル SPARE BIKE』と同じく、渡辺航先生による漫画作品です。
現在「週刊少年チャンピオン」にて大人気連載中で、単行本は87巻まで発売中。
またアニメ化もされており、現在5期まで放送されています。
主人公・小野田坂道とその仲間たちが「ロードレース」の世界で成長していく姿を描いた物語で、白熱したバトルやドラマが魅力。
あらすじ
気弱でアニメオタクな主人公、小野田坂道。
彼は、大好きなアニメグッズを買う為、
毎週、千葉から秋葉原まで往復90kmの道のりを、
ママチャリで通っていた。
そんな小野田の才能に目を付けた自転車店の娘、寒咲幹や、
同級生で自転車レーサーの今泉俊輔によって、
小野田は高校の自転車競技部に入部。
ロードレースの楽しさに魅了され、その才能を開花させていく。
(引用:アニメ「弱虫ペダル」公式サイト)
『弱虫ペダル SPARE BIKE』の魅力!
人気キャラクターの知られざる過去
『弱虫ペダル』の人気キャラクター・荒北靖友や、京都伏見高校の主将・石垣光太郎の過去など、本編ではあまり語られなかったお話が盛り沢山の作品。
連載当時、3年生のキャラクターを推しているファンはもちろん、『弱虫ペダル』のことをさらに知りたい方にとって見逃せない内容になっています!
その他にも、新開が箱根学園の校舎裏で飼っているウサギ「ウサ吉」のエピソードなどもありますよ。
卒業した先輩たちの大学生活が明らかに!
金城・荒北・待宮は静岡にある「洋南(ようなん)大学」、福富・新開・石垣は東京の「明早(めいそう)大学」、田所・東堂は茨城の「筑士波(つくしば)大学」に進学します。
『弱虫ペダル』本編ではあまり描かれない、それぞれの大学生活や私服などを見ることができるのもポイント。
高校の時は敵同士だったキャラクターが同じチームになり、レースに挑む姿もアツすぎる!!
自転車での白熱したバトル!
『弱虫ペダル』の見どころといえば、なんといっても迫力のある自転車でのバトルシーン!
『弱虫ペダル SPARE BIKE』での大学レースも本編同様、ドキドキハラハラさせられます。
新たな仲間との協力や対決は、一瞬たりとも目が離せません。
『弱虫ペダル SPARE BIKE』おすすめストーリーランキングTOP5
筆者が選んだ『弱虫ペダル SPARE BIKE』おすすめのストーリーを5つ紹介します。
第5位「巻島裕介1〜4(コミックス1巻収録)」
独特なダンシングが特徴的なクライマー・巻島の過去を描いたストーリー。
総北高校・自転車競技部に入部した巻島が自分のスタイルを極め、レースで結果を残すまでの経緯が明かされます。
自分のスタイルを人に認めてもらえない巻島の悔しさや決意が感じられる物語は、『弱虫ペダル』コミックス5巻と一緒に読むとより楽しめるかも!?
巻島の過去を聞いた小野田が、目を輝かせる様子にも注目です!
第4位「待宮栄吉0〜7(コミックス4巻収録)」
呉南工業高校に入学した待宮と井尾谷が、自転車競技部に入部するまでの物語が描かれています。
彼女との約束を守るために部活に入ろうとする待宮と、その姿を見て共に自転車競技部へ入部することを決めた井尾谷。
問題児の二人が正式に入部するために出された条件は、一ヶ月間の部室の掃除と部品磨き、そして「暴力沙汰を起こさないこと」でした。
果たして二人は無事入部することができるのか!?
『弱虫ペダル SPARE BIKE』ではあまり描かれない「喧嘩」や「恋愛要素」が詰まったストーリーは必見です!
第3位「明早大学1〜4(コミックス7巻収録)」
東京にある「明早大学」に入学した石垣。大学でも自転車を続けるため上京したものの、うまく馴染めずにいました。
そんな石垣が同じく明早大学に進学した福富・新開と再開し、自転車部に入部するまでを描いた物語です。
自転車部への入部届を出せずにいた石垣が新開との食事によって勇気づけられ、新開のことを「隼人」と呼ぶシーンは胸を打たれます。
作者の渡辺先生が「描いていて当時の自分と重なった」と語るストーリーを、ぜひ単行本で確かめてみてくださいね。
第2位「金城真護1〜5(コミックス2巻収録)」
『弱虫ペダル』コミックス62巻で、尊敬していた先輩が遠くへ行ってしまったと小野田に語った金城。
そんな金城の過去が深掘りされたストーリーは、『弱虫ペダル』本編ではなかなか見られない金城の表情に注目して読むとより一層楽しめます。
憧れの先輩「小関さん」との別れやその後の金城の苦悩・成長を描いた回は、『弱虫ペダル SPARE BIKE』史上一番の感動回といっても良いのではないでしょうか。
「金城真護エピローグ(コミックス2巻収録)」や「小関将1『再会』(コミックス12巻収録)」と合わせて、ぜひ読んでみてください。
第1位「東堂尽八9〜17(コミックス8巻収録)」
『弱虫ペダル』本編で長らく明かされなかった東堂の進学先や、イギリスの大学へと進学する巻島との別れが描かれています。
大学では巻島と同じチームで走ることを望んだ東堂。
巻島の進学先を聞き涙を流す東堂ですが、友人・糸川から思いも寄らぬ情報を聞き、わずかな可能性にかけて進路を決めました。
巻島の進学先が国内であれば、北海道や九州でも追いかけたであろう東堂の行動力には驚かされますね。
アニメ『弱虫ペダル SPARE BIKE』について
過去にアニメ映像化もされている『弱虫ペダル SPARE BIKE』。
こちらではインターハイでアツい戦いを見せてくれた巻島・東堂の過去を観ることができます。
現在、各動画配信サイトで好評配信中。ぜひチェックしてみてくださいね。
あらすじ
「弱虫ペダル」本編の連載開始時に3年生だった
キャラクターたちの知られざる過去のドラマを描く、
渡辺航自らが手掛ける大人気シリーズ「弱虫ペダル SPARE BIKE」。
チームを引っ張る、頼れる存在の3年生たち。
しかし彼らにも、そのポジションに上り詰めるまでの軌跡があった。
この度、多くのファンの声に応える形で、初めてアニメーションとして走り出す!
今回映像化されるのは、総北高校の巻島裕介編と箱根学園の東堂尽八編の2編。
作中屈指の2大クライマーである彼らの過去とは…!?
自転所に全てをかけた男たちの
記憶の物語が始まる____。
(引用:アニメ『弱虫ペダル SPARE BIKE』公式サイト)